JPH0739919Y2 - ホイストの走行装置 - Google Patents

ホイストの走行装置

Info

Publication number
JPH0739919Y2
JPH0739919Y2 JP5722689U JP5722689U JPH0739919Y2 JP H0739919 Y2 JPH0739919 Y2 JP H0739919Y2 JP 5722689 U JP5722689 U JP 5722689U JP 5722689 U JP5722689 U JP 5722689U JP H0739919 Y2 JPH0739919 Y2 JP H0739919Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
bearing
body supporting
outside
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5722689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02147493U (ja
Inventor
達哉 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5722689U priority Critical patent/JPH0739919Y2/ja
Publication of JPH02147493U publication Critical patent/JPH02147493U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0739919Y2 publication Critical patent/JPH0739919Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、ホイストに関し、特にその走行装置の改良に
関する。
B.考案の概要 この考案は、ホイストの片側の本体支持部で、走行車輪
を支持する支持軸やベアリングをスラスト方向に対して
固定するホイストの走行装置の改良に関し、特に前記ベ
アリングを輪みぞ付ベアリングとして、この輪みぞを本
体支持部の外側に配設して、輪みぞに止め輪を嵌み込
み、且つベアリングの外側に小蓋を当接してこの小蓋を
ボルトで本体支持部に取り付けて構成し、車輪部のスラ
スト方向の固定を、外側に設けた止め輪と小蓋で行うよ
うにして組立が簡単で、且つ全体の寸法を小さくできる
ようにしたものである。
C.従来の技術 第2図および第3図は、ダブルレール形ホイストの上面
図および側面図を示し、20はホイスト本体で、このホイ
スト本体20は、巻ドラム、該巻ドラムを減速機を介して
駆動する電動機21,巻ドラムに巻回されたワイヤロープ
により上下動されるフックブロック22および荷重を吊る
フック23,巻ドラムに制動をかけるブレーキ,等から成
る。24,25は支持軸で、両端側に夫々車輪26,27および2
8,29を有し、前記ホイスト本体20の本体支持部33,33′
に支持され、ホイスト本体20をレール30および31に走行
自在に支持する。32は走行駆動用電動機で、支持軸24を
回転駆動させる。なお、Sはホイスト操作用の押釦スイ
ッチを示す。前記の支持軸24および25による走行車輪部
は、第4図に示すように構成されている。なお、第4図
(A)は駆動用の支持軸24を、また第4図(B)は、従
動用の支持軸25部分の詳細を示し、第2図および第3図
と同一符号は同一部分を示している。しかして、33,3
3′はホイスト本体1の本体支持部で、両支持軸24およ
び25の両端部を、ベアリング34,35および36,37を介して
支持している。38は、左右の本体支持部33,33′を固定
する固定部材、39および40は内小蓋および外小蓋で、支
持軸24および25の片方のベアリング34および36の内側お
よび外側に当接してボルト、ナットの締め付け手段41に
よって本体支持部39に取り付けられ、片側の本体支持部
33で走行車輪部を、スラスト方向に対して固定する。な
お、第4図(A)の42は電動機32によって駆動される歯
車、43は車輪26に設けられた歯で、歯車42と噛合し、車
輪26および支軸軸24を回転させる。
D.考案が解決しようとする課題 第4図に示すように、フレーム等の本体支持部33,33′
を固定する固定部材38の取り付け位置は、内小蓋39の取
り付け,取り外し作業を考慮して、これと離した位置に
取り付けなければならず、取付位置に制限を受ける。特
に第2図のようなホイストにおいて、固定部材38を車軸
中心に近づけて取り付けたい場合は本体支持部の寸法を
大きくしない限り困難である。
また、固定部材38を第2図に示すように車軸中心の両側
38,38′として設けて補強したい場合には、内小蓋39が
取り付けることができない等の問題がある。
E.課題を解決するための手段 上記の課題を解決するための手段は、走行車輪を支持す
る支持軸の両端部をベアリングを介して本体支持部で支
持し、前記支持軸を本体支持部の外側に延設してこの延
設部に走行車輪を取り付けるとともに、本体支持部の片
方のベアリングでスラスト方向の力を受けるようにした
ホイストにおいて、前記スラスト方向の力を受けるベア
リングを輪みぞ付ベアリングとなし、この輪みぞを本体
支持部の外側に配設して該輪みぞに止め輪を嵌合し、且
つこのベアリングの外側に小蓋を当接して該小蓋を本体
支持部にボルトで取り付ける。
F.作用 支持軸の内側に対するスラストは、輪みぞに嵌め込んだ
止め輪で受け、外側に対するスラストは、小蓋で受けて
車輪部をスラスト方向に対して固定するので、従来の内
小蓋が無くとも十分固定できる。従って内小蓋は不要と
なる。
また、小蓋の取り付け、取り外しは、本体支持部の外側
で、ボルト操作によって行うことができる。
G.実施例 以下、本考案を第1図示す一実施例に基づいて説明す
る。
本考案は、第4図の点線で囲んだA部分およびB部分を
改良したもので、以下A部分の改良について説明する
が、B部分についてはA部分とほとんど同じなので説明
を省略する。
しかして、1は支持軸、2は支持軸1に取り付けられた
走行車輪、3は本体支持部、4は支持軸1を本体支持部
3に回転自在に支持するためのベアリングで、このベア
リング4には、その外周に輪みぞ5を有するものを使用
する。そしてベアリング4は、輪みぞ5を本体支持部3
の外側に位置させて配置し、輪みぞ5には、止め輪6を
嵌め込む。
この止め輪6は、輪みぞ5の深さ寸法より大きい輪幅寸
法を有し、内周側が輪みぞ5に嵌め込まれたとき、外周
側が輪みぞから突出するようになし、その突出部を本体
支持部3の外側に当接させて、支持軸1の内側に対する
スラストをこの止め輪6で受け止めさせる。7はベアリ
ングの小蓋で、該小蓋7はベアリング4と本体支持部3
に亘る部材から成り、そのベアリング側は、ベアリング
4の外側から、該ベアリング4に当接し、本体支持部側
は、本体支持部3に、止め輪6当接部の外周側をボルト
8により締付固定され、支持軸1の外側に対するスラス
トを受け止めさせる。
なお、この小蓋7は本体支持部の外側にのみ設け、内側
には設けない。
H.考案の効果 本考案は以上のように、内方向のスラストは止め輪で受
け、外方向のスラストは外側の小蓋で受けるようにした
ので、内側の小蓋を不要となり次の効果を奏する。
(1) 両本体支持部を固定する固定部材の位置を従来
のものに比して、車軸中心に近づけることができるの
で、全体寸法,(例えば第3図の車輪26と28の車輪間
隔)を小さくすることが可能となる。
(2) 固定部材を支持軸に対して、両側に設けること
ができ、剛性を大きくすることができる。
(3) 本体支持部の外側からのみ、ボルト操作をする
ので、組立,分解が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例たる要部断面図、第2図
は、ダブルレールホイストの上面図、第3図は、第2図
の側面図、第4図は、車輪部の従来例における要部断面
図で、その(A)は駆動側、(B)は従動例を示してい
る。 1……支持軸、2,26,27,28,29……走行車輪、33,33′…
…本体支持部、34,35,36,37……ベアリング、4……輪
みぞ付ベアリング、5……輪みぞ、6……止め輪、7…
…小蓋、8……ボルト、38,38′……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車輪を支持する支持軸の両端部をベア
    リングを介して本体支持部で支持し、前記支持軸を本体
    支持部の外側に延設してこの延設部に走行車輪を取り付
    けるとともに、本体支持部の片方のベアリングでスラス
    ト方向の力を受けるようにしたホイストにおいて、前記
    スラスト方向の力を受けるベアリングを外周に輪みぞを
    有する輪みぞ付ベアリングとなし、このベアリングを輪
    みぞが本体支持部の外側になるように配設するととも
    に、該輪みぞに、輪みぞの深さ寸法より大きい輪幅寸法
    を有する止め輪を嵌合して外周側を輪みぞから突出さ
    せ、この突出部を本体支持部の外側に当接し、且つ前記
    ベアリングの外側に小蓋を当接して該小蓋を本体支持部
    に、その止め輪当接部の外周側にボルトで取り付けたこ
    とを特徴としたホイストの走行装置。
JP5722689U 1989-05-18 1989-05-18 ホイストの走行装置 Expired - Lifetime JPH0739919Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722689U JPH0739919Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 ホイストの走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722689U JPH0739919Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 ホイストの走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02147493U JPH02147493U (ja) 1990-12-14
JPH0739919Y2 true JPH0739919Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31581747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5722689U Expired - Lifetime JPH0739919Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 ホイストの走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739919Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02147493U (ja) 1990-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2550426B2 (ja) 床上運搬車用の駆動ユニット
JPH0338883U (ja)
JP2008513277A5 (ja)
JP2685315B2 (ja) 電気自動車
JPH09169265A (ja) モノレール車両用台車
JPH09502957A (ja) ゴムタイヤ付き車輪等で移動するクレーンの横行装置
JPH0739919Y2 (ja) ホイストの走行装置
JP2835997B2 (ja) ギヤードトロリ
JP2000063063A (ja) エレベータ用巻上機
JPH08289502A (ja) 電気駆動装置
JP2557426Y2 (ja) 電気ホイスト
JPS586865Y2 (ja) ホイスト
JP2525030Y2 (ja) 電動式車両の駆動輪
JP2021084469A (ja) 車輪とその車輪を備えた台車
JP2579508Y2 (ja) 履帯駆動装置の配管構造
JPH0249134Y2 (ja)
JPS6210311Y2 (ja)
JPH09169264A (ja) モノレール車両用台車
JPH0513850B2 (ja)
JPH0613019Y2 (ja) 産業車両用のデイスクブレ−キ装置
JPS641334Y2 (ja)
JP3214204B2 (ja) レール締結ロボットにおける走行台車
JPS61139876U (ja)
JPS6259348U (ja)
JPH0711107Y2 (ja) 手動式チェンブロックの操作装置