JPH09169264A - モノレール車両用台車 - Google Patents
モノレール車両用台車Info
- Publication number
- JPH09169264A JPH09169264A JP33216995A JP33216995A JPH09169264A JP H09169264 A JPH09169264 A JP H09169264A JP 33216995 A JP33216995 A JP 33216995A JP 33216995 A JP33216995 A JP 33216995A JP H09169264 A JPH09169264 A JP H09169264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- bogie
- fixed
- wheel
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、軽量、簡潔な駆動システムを
持つモノレール車両用台車を提供することである。 【解決手段】台車枠ブラケット７に固定された非回転車
軸２にステータを設け、輪新にロータを設けてモータ１
を構成し、輪芯３に直接タイヤリム５を固定することに
より走行輪軸を構成している。前記タイヤリム５はクサ
ビ６によって輪芯３に固定され、該輪芯３の端部側には
ブレーキディスク８が取付けられている。ハブモータを
走行輪内部に組み込むことにより、減速機を無くし、大
幅な台車重量低減が実現できる。
持つモノレール車両用台車を提供することである。 【解決手段】台車枠ブラケット７に固定された非回転車
軸２にステータを設け、輪新にロータを設けてモータ１
を構成し、輪芯３に直接タイヤリム５を固定することに
より走行輪軸を構成している。前記タイヤリム５はクサ
ビ６によって輪芯３に固定され、該輪芯３の端部側には
ブレーキディスク８が取付けられている。ハブモータを
走行輪内部に組み込むことにより、減速機を無くし、大
幅な台車重量低減が実現できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノレール用台車
に関するもであり、特に駆動システムの簡略化、軽量化
の点で優れたダイレクトドライブモータを用いたモノレ
ール車両用台車に関するものである。
に関するもであり、特に駆動システムの簡略化、軽量化
の点で優れたダイレクトドライブモータを用いたモノレ
ール車両用台車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のモノレール車両用台車では、車軸
に直角な軸を持つモータの回転力を、継手を介し２段減
速機により回転方向を変え駆動軸を駆動している。前記
駆動軸の回転力は、台車枠に圧入された非回転車軸に軸
受で支持された輪芯、更に輪芯にくさび止めされたタイ
ヤリムに伝えられ、走行輪を回転させる構造となってい
た。なお、この種のモノレール車両の台車としては、例
えば特公昭５４−２３０５７号に記載のものが挙げられ
る。
に直角な軸を持つモータの回転力を、継手を介し２段減
速機により回転方向を変え駆動軸を駆動している。前記
駆動軸の回転力は、台車枠に圧入された非回転車軸に軸
受で支持された輪芯、更に輪芯にくさび止めされたタイ
ヤリムに伝えられ、走行輪を回転させる構造となってい
た。なお、この種のモノレール車両の台車としては、例
えば特公昭５４−２３０５７号に記載のものが挙げられ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のモノレール
車両用台車においては、減速機の重量が大きく台車に占
める重量比率が約２０％に達している。また、走行輪の
組立機構が非常に複雑なものとなっている。
車両用台車においては、減速機の重量が大きく台車に占
める重量比率が約２０％に達している。また、走行輪の
組立機構が非常に複雑なものとなっている。
【０００４】本発明の目的は、主電動機の駆動力を走行
輪タイヤに直接伝達する構成とすることによって、減速
機を無くし駆動系の構造を簡略化するとともに台車を構
成する部品点数を削減して台車重量を大幅に軽減するこ
とにある。
輪タイヤに直接伝達する構成とすることによって、減速
機を無くし駆動系の構造を簡略化するとともに台車を構
成する部品点数を削減して台車重量を大幅に軽減するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、モノレール用台車において、主電動機として
ハブモータを使用する。該ハブモータをアウタロータ方
式として、走行輪内部に設置されたハブモータのインナ
ステータを非回転車軸として用いる構成としたことわ特
徴とするものである。
本発明は、モノレール用台車において、主電動機として
ハブモータを使用する。該ハブモータをアウタロータ方
式として、走行輪内部に設置されたハブモータのインナ
ステータを非回転車軸として用いる構成としたことわ特
徴とするものである。
【０００６】このような構成によれば、モノレール用台
車において主電動機の出力トルクを直接走行輪駆動トル
クとするため、台車重量の内、約２０％を占めていた減
速機を無くすることができる。更に、モノレール用台車
では走行輪内部に空間が存在するため、アウタロータ方
式ではこの部分にハブモータを設置してアウタロータに
タイヤリムを固定することにより、従来の複雑な組立機
構を簡略化することができ、また、メンテナンスも非常
に簡単にできる。
車において主電動機の出力トルクを直接走行輪駆動トル
クとするため、台車重量の内、約２０％を占めていた減
速機を無くすることができる。更に、モノレール用台車
では走行輪内部に空間が存在するため、アウタロータ方
式ではこの部分にハブモータを設置してアウタロータに
タイヤリムを固定することにより、従来の複雑な組立機
構を簡略化することができ、また、メンテナンスも非常
に簡単にできる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図１により詳
細に説明する。図１は本発明によるモノレール用台車に
アウタロータ式ハブモータを用いた走行輪軸の断面図で
ある。同図において、１はハブモータ、２は非回転車
軸、３は輪芯、４は走行輪タイヤ、５はタイヤリム、６
はクサビ、７は台車枠ブラケット、８はブレーキディス
クである。前記モータ１は非回転軸２に固定子（ステー
タ）を固定しており、前記輪芯３の内周に回転子（アウ
ターロータ）を固定した構造となっている。前記非回転
軸２は台車枠ブラケット７に一端を圧入して固定されて
おり、他端は前記台車ブラケット７の反対側の台車枠に
固定されている。該非回転軸２の他端の台車枠への固定
部の構造は、該台車枠部から前記非回転車軸２の他端側
へ突出した構成をなす軸固定具を備え、該軸固定具は台
車枠に対して着脱可能に設置され、かつ、非回転車軸２
の他端に連結される構成となっている。また、前記非回
転車軸２の他端と台車枠との間には、走行タイヤ４を交
換するため、隙間が設けられており、前記軸固定具はこ
の隙間に相当する長さを有した構成となっている。ま
た、前記軸固定具は、台車枠に対して非回転車軸２の他
端部の垂直荷重を支持する強度を備えている。前記非回
転車軸２は、中空軸となっており、一方の端部から前記
固定子まで冷却水路１０が形成されており、他方の端部
から前記固定子へ給電用の配線１１が設置されてる。こ
れらの配線および配管は、非回転車軸２の軸端から台車
枠に設置され、車体に設置された冷却水循環装置および
電源装置に接続されいる。なお、前記冷却水路１０には
着脱式の配管が設置される構成となっている。
細に説明する。図１は本発明によるモノレール用台車に
アウタロータ式ハブモータを用いた走行輪軸の断面図で
ある。同図において、１はハブモータ、２は非回転車
軸、３は輪芯、４は走行輪タイヤ、５はタイヤリム、６
はクサビ、７は台車枠ブラケット、８はブレーキディス
クである。前記モータ１は非回転軸２に固定子（ステー
タ）を固定しており、前記輪芯３の内周に回転子（アウ
ターロータ）を固定した構造となっている。前記非回転
軸２は台車枠ブラケット７に一端を圧入して固定されて
おり、他端は前記台車ブラケット７の反対側の台車枠に
固定されている。該非回転軸２の他端の台車枠への固定
部の構造は、該台車枠部から前記非回転車軸２の他端側
へ突出した構成をなす軸固定具を備え、該軸固定具は台
車枠に対して着脱可能に設置され、かつ、非回転車軸２
の他端に連結される構成となっている。また、前記非回
転車軸２の他端と台車枠との間には、走行タイヤ４を交
換するため、隙間が設けられており、前記軸固定具はこ
の隙間に相当する長さを有した構成となっている。ま
た、前記軸固定具は、台車枠に対して非回転車軸２の他
端部の垂直荷重を支持する強度を備えている。前記非回
転車軸２は、中空軸となっており、一方の端部から前記
固定子まで冷却水路１０が形成されており、他方の端部
から前記固定子へ給電用の配線１１が設置されてる。こ
れらの配線および配管は、非回転車軸２の軸端から台車
枠に設置され、車体に設置された冷却水循環装置および
電源装置に接続されいる。なお、前記冷却水路１０には
着脱式の配管が設置される構成となっている。
【０００８】さらに、前記非回転車軸２の他端側にはブ
レーキディスク８が設置されている。該ブレーキディス
ク８に対応して台車枠に支持されたブレーキ装置１２も
設置されている。このブレーキディスク８は、走行輪タ
イヤ４のタイヤリム５と同様に前記輪芯３に取付けられ
ており、該ブレーキディスク８はボルト，ナット、タイ
ヤリム５はクサビ６によって固定されている。
レーキディスク８が設置されている。該ブレーキディス
ク８に対応して台車枠に支持されたブレーキ装置１２も
設置されている。このブレーキディスク８は、走行輪タ
イヤ４のタイヤリム５と同様に前記輪芯３に取付けられ
ており、該ブレーキディスク８はボルト，ナット、タイ
ヤリム５はクサビ６によって固定されている。
【０００９】このような構成において、前記走行輪タイ
ヤ４は非固定車軸２と輪芯３との間に設置されたモータ
１によって直接駆動される。したがって、従来のような
駆動系の減速機或いは継ぎ手を用いることがなく構造の
簡略化と重量の軽減が図れる。また、前記減速機を設け
ないことから、騒音を大幅に減少させることができる。
さらに、前記モータ１が水冷方式であるため、該モータ
１自体の騒音も小さく、モノレール車両全体の低騒音化
に有利である。また、ブレーキディスク８を輪芯３に設
置しており、台車枠の外側に設置する場合に比べて、台
車全体の小型化が図れる。
ヤ４は非固定車軸２と輪芯３との間に設置されたモータ
１によって直接駆動される。したがって、従来のような
駆動系の減速機或いは継ぎ手を用いることがなく構造の
簡略化と重量の軽減が図れる。また、前記減速機を設け
ないことから、騒音を大幅に減少させることができる。
さらに、前記モータ１が水冷方式であるため、該モータ
１自体の騒音も小さく、モノレール車両全体の低騒音化
に有利である。また、ブレーキディスク８を輪芯３に設
置しており、台車枠の外側に設置する場合に比べて、台
車全体の小型化が図れる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、モノレール台車におい
て、継手、減速機を介さずに走行輪タイヤを直接駆動す
るために、従来台車重量の約 20 ％近くを占めていた減
速機を無くすことができ、大幅に台車重量を軽減するこ
とができる。
て、継手、減速機を介さずに走行輪タイヤを直接駆動す
るために、従来台車重量の約 20 ％近くを占めていた減
速機を無くすことができ、大幅に台車重量を軽減するこ
とができる。
【図１】本発明によるモノレール車両用台車の一実施例
における走行輪軸の断面図である。
における走行輪軸の断面図である。
【符号の説明】 １…モータ、２…非回転車軸、３…輪芯、４…走行輪タ
イヤ、５…タイヤリム、６…クサビ、７…台車枠ブラケ
ット、８…ブレーキディスク。
イヤ、５…タイヤリム、６…クサビ、７…台車枠ブラケ
ット、８…ブレーキディスク。
Claims (1)
- 【請求項１】モノレール用台車において、台車枠に固定
されたインナステータを持つハブモータのアウタロータ
にタイヤリムを固定して走行輪タイヤを回転させること
を特徴とするモノレール車両用台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33216995A JPH09169264A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | モノレール車両用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33216995A JPH09169264A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | モノレール車両用台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09169264A true JPH09169264A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18251933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33216995A Pending JPH09169264A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | モノレール車両用台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09169264A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102910174A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-02-06 | 秦保常 | 空轨吊挂电车 |
| CN107618520A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-01-23 | 通号轨道车辆有限公司 | 一种跨座式单轨列车及其转向架 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33216995A patent/JPH09169264A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102910174A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-02-06 | 秦保常 | 空轨吊挂电车 |
| CN102910174B (zh) * | 2012-10-31 | 2015-09-16 | 秦保常 | 空轨吊挂电车 |
| CN107618520A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-01-23 | 通号轨道车辆有限公司 | 一种跨座式单轨列车及其转向架 |
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