JPH0739914Y2 - ホースリール装置 - Google Patents

ホースリール装置

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JPH0739914Y2
JPH0739914Y2 JP1989043929U JP4392989U JPH0739914Y2 JP H0739914 Y2 JPH0739914 Y2 JP H0739914Y2 JP 1989043929 U JP1989043929 U JP 1989043929U JP 4392989 U JP4392989 U JP 4392989U JP H0739914 Y2 JPH0739914 Y2 JP H0739914Y2
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JP
Japan
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hose
reel
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stopper
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実 村田
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Yamada Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ガソリンスタンド等において使用されるホー
スリール装置である。
(従来の技術) 第3図には、ホースリール装置の逆止機構が示されてい
るが、ホースリール装置は、装置本体に対し、ホース巻
取用のリールと一体のストッパ24が回動自在に設けら
れ、このストッパ24に対し、装置本体の所定取付角に枢
着された逆止爪34がホース引出リール動作によって逆止
解除自在に係合されている。装置本体には、このホース
リール装置を取付けるための装置取付部と、リールから
引出されるホースを案内するホース引出口部とが一体的
に取付けられている。
そして、従来は、ホース引出角を変更する場合、装置本
体に対しホース引出口部の取付位置または向きを付け替
えていた。
(考案が解決しようとする課題) この場合、次のように問題が生ずる。装置本体に対しホ
ース引出口部の取付角が変更されるので、装置本体に設
けられた逆止爪34の取付角と、ホース引出口部の取付角
とが相対的に変化し、このホース引出口部の取付角変化
に基きホース最大引出時のリール角(ストッパ24の停止
角)が逆止爪34の取付角に対し相対的に変化する。これ
により、ホース最大引出時にストッパ24と逆止爪34とが
第3図に示される係合状態となる場合も生じ、そのよう
な場合はホース引出により係合を解除することができな
い。
そこで、従来は、ホース最大引出時に第3図に示される
係合状態とならないように、ホース引出口部の付け替え
時に、ストッパ24の取付角を調整しているが、そのため
に、ホースリール装置を分解しなければならず、調整が
容易でなかった。
本考案は、ホース引出口部の向き、取付角を容易に変更
できるホースリール装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、装置本体11に対し、ホース巻取用のリール23
およびこのリール23と一体のストッパ24が回動自在に設
けられ、このストッパ24に対し、装置本体11の所定取付
角に枢着された逆止爪34がホース引出リール動作によっ
て逆止解除自在に係合され、装置本体11に装置取付部51
と、リール23から引出されるホース41を案内するホース
引出口部42とが一体的に取付けられたホースリール装置
において、ホース引出口部42が装置本体11と一体に形成
されるとともに、この装置本体11の両側面の全周にわた
って一定の取付角ピッチで多数のボルト挿入部が設けら
れ、その一側面のボルト挿入部の少なくとも二つおよび
他側面のボルト挿入部の少なくとも二つに挿入されたボ
ルト52により、リール23を跨ぐ形で装置本体11の両側面
にわたって設けられた装置取付部51が、装置本体11に対
し一定の取付角ピッチで付け替え可能に取付けられたも
のである。
(作用) 本考案は、装置本体11に対し装置取付部51の取付位置ま
たは向きを変えることにより、この装置取付部51を基準
として、装置本体11と一体のホース引出口部42の取付角
または向きを変更する。このようにすることで、逆止爪
34の取付角とホース引出口部42の取付角とが相対的に変
化せず、ホース引出口部42の取付角によって決まるホー
ス最大引出時のリール角(ストッパ24の停止角)と、逆
止爪34の取付角とが相対的に変化しないので、装置製造
時に調整されたストッパ24の取付角を後で調整する必要
がない。
(実施例) 以下、本考案を図面に示される実施例を参照して詳細に
説明する。
第2図に示されるように、左右側板から成る装置本体11
の中心部に通液シャフト12がボルト13およびナット14に
よって一体に設けられている。この通液シャフト12には
通液孔15が設けられ、外部からエルボ16を介しこの通液
孔15に液体が供給される。
前記通液シャフト12の外周面に、ベアリング21を介し回
転軸22が回転自在に嵌合され、この回転軸22に、ホース
巻取用のリール23およびホース引出時逆止用のストッパ
24が、スタット25およびネジ26により一体的に設けられ
ている。
装置本体11の左側板にはスプリングケース31が取付けら
れ、このスプリングケース31の内部にぜんまいスプリン
グ32が装着されている。このぜんまいスプリング32は、
第1図に示されるように、外端32aがスプリングケース3
1に止着され、内端32bが回転軸22の係合溝27(第3図)
に止着されている。
第2図に戻って、装置本体11の右側板には、その所定取
付角に設けられた逆止爪支持ピン33を介して逆止爪34が
枢着され、この逆止爪34の上端に対し前記右側板に固定
されたL形板35から引張スプリング36が接続されてい
る。前記逆止爪34は、第3図に示されるように、前記ス
トッパ24に対しホース引出リール動作によって逆止解除
自在に係合されている。詳細は後の第3図の説明で述べ
る。
前記通液シャフト12の通液孔15の内端は、回転軸22の内
周面に設けられた環状溝37を介してホース継手38に連通
されている。環状溝37の両側に設けられたOリング39に
よってシャフト12・回転軸22間の液密が保たれている。
第1図および第2図に示されるように、装置本体11に、
リール23から引出されるホース41を案内するホース引出
口部42が、装置本体11と一体形成のアーム部43を介して
設けられている。このホース引出口部42には、4個のロ
ーラ44が□形に配置されており、このローラ44のいずれ
かを経てホース41が外部に引出される。
また、第2図に示されるように、リール23を跨ぐ形で装
置本体11の両側面にわたって設けられた装置取付部51
が、多数の6角ボルト52およびナット53によって装置本
体11に取付けられている。各々の6角ボルト52は、装置
本体11の両側面の全周にわたって設けられた対応位置の
ボルト挿入部にそれぞれ挿入されている。なお、このボ
ルト挿入部はネジ穴としてもよく、その場合はナット53
がなくてもよい。この6角ボルト52およびナット53は、
第1図に示されるように、一定の取付角ピッチ(45°)
で装置本体11の外周部に8組(両側では16組)配置され
ており、そのいずれか2組(両側では4組)の6角ボル
ト52およびナット53が装置取付部51の取付に使用され
る。したがって、この6角ボルト52を外して、装置取付
部51を一定の取付角ピッチ(45°)で付け替えることが
可能である。
そうして、第3図に示されるように、ホース引出時は、
前記ストッパ24が時計方向に回動し、このとき、逆止爪
34は、引張スプリング36による中立姿勢34aへの復元性
に抗して、ピン33を支点に反時計方向へ逃げるように回
動する。図示されるように逆止爪34がストッパ24と係合
する状態でホース引出力を解除すると、その係合状態が
維持され、ぜんまいスプリング32による巻取が係止され
る。ホース41をリール23に巻取るときは、ホース41をや
や引出すことにより、逆止爪34を一対のストッパ24の間
に(中立姿勢34aで)解放してから、ホース引出力を解
除することにより、ぜんまいスプリング32の復元力でス
トッパ24が反時計方向に回動され、このストッパ24と一
体回動のリール23がホース41を巻取る。このとき、逆止
爪34はストッパ24により押出されるようにピン33を支点
に逃げ位置34bまで回動する。
次に、ホース引出口部42の取付角または向きを変更する
場合は、装置本体11に対する装置取付部51の取付位置ま
たは向きを変えることにより、この装置取付部51を基準
として、装置本体11と一体のホース引出口部42の取付角
または向きを変更する。このようにすることで、逆止爪
34の取付角とホース引出口部42の取付角とが相対的に変
化させず、ホース引出口部42の取付角によって決まるホ
ース最大引出時のリール角(ストッパ24の停止角)と、
逆止爪34の取付角との相対的関係が変化しないので、装
置製造時に調整されたストッパ24の取付角を後で調整す
る必要がない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ホース引出口部が装置本体と一体に形
成されるとともに、装置取付部が装置本体に対し一定の
取付角ピッチで付け替え可能に取付けられたから、この
装置本体とホース引出口部との相対的関係を壊さないこ
とにより、逆止爪の取付角とホース最大引出時のストッ
パの停止角とが相対的に変化せず、被覆製造時に調整さ
れたストッパの取付角を後で調整する必要がない。その
結果として、ホース引出口部の向き、角度を容易に変更
できる。
特に、装置本体の全周にわたって一定の取付角ピッチで
設けられた多数のボルト挿入部に対するボルトの脱着に
より、装置本体の全周にわたる多方向のなかから取付角
を選択して装置取付部を使用状況に応じた位置に付け替
えることができ、しかも、どの取付角においても装置本
体の両側面にて装置取付部の両側部をそれぞれ少なくと
も二つのボルトにより確実に一体化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のホースリール装置の正面図、第2図は
その断面図、第3図はその逆止機構を示す正面図であ
る。 11……装置本体、23……リール、24……ストッパ、34…
…逆止爪、41……ホース、42……ホース引出口部、51…
…装置取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に対し、ホース巻取用のリールお
    よびこのリールと一体のストッパが回動自在に設けら
    れ、このストッパに対し、装置本体の所定取付角に枢着
    された逆止爪がホース引出リール動作によって逆止解除
    自在に係合され、装置本体に装置取付部と、リールから
    引出されるホースを案内するホース引出口部とが一体的
    に取付けられたホースリール装置において、 ホース引出口部が装置本体と一体に形成されるととも
    に、この装置本体の両側面の全周にわたって一定の取付
    角ピッチで多数のボルト挿入部が設けられ、その一側面
    のボルト挿入部の少なくとも二つおよび他側面のボルト
    挿入部の少なくとも二つに挿入されたボルトにより、リ
    ールを跨ぐ形で装置本体の両側面にわたって設けられた
    装置取付部が、装置本体に対し一定の取付角ピッチで付
    け替え可能に取付けられたことを特徴とするホースリー
    ル装置。
JP1989043929U 1989-04-14 1989-04-14 ホースリール装置 Expired - Lifetime JPH0739914Y2 (ja)

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JPH02135580U JPH02135580U (ja) 1990-11-09
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JPS519020U (ja) * 1974-07-10 1976-01-23
SE432414B (sv) * 1983-04-08 1984-04-02 Nederman Bill P Ph Anordning for att forflytta sperrelement vid upprullare

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