JPH0739890A - 風呂ユニット - Google Patents

風呂ユニット

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JPH0739890A
JPH0739890A JP5188259A JP18825993A JPH0739890A JP H0739890 A JPH0739890 A JP H0739890A JP 5188259 A JP5188259 A JP 5188259A JP 18825993 A JP18825993 A JP 18825993A JP H0739890 A JPH0739890 A JP H0739890A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽中の湯水を浄化する浄化装置と、自動給
湯風呂装置を機能的に何等問題なく有機的に合体させ
て、浴槽中の湯水の浄化、保温、給湯等を効率良く行え
るようにする。 【構成】 浴槽2やカラン8への給湯、浴槽2中の湯水
の追い焚き等を行う自動給湯風呂装置6を並設し、この
自動給湯風呂装置6の浴槽2中の湯水の追い焚き等を行
う加熱循環流路44を浄化装置4を構成する浄化循環流
路14の途中に接続する一方、自動給湯風呂装置6を経
由して浴槽2中へ給湯を行う風呂給湯モードの設定に応
じて、浄化循環流路14から自動給湯風呂装置6内への
湯水の流入を阻止する流入阻止手段33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽中の湯水を循環し
ながら浄化する浄化装置と、浴槽やカランへの給湯、浴
槽中の湯水の追い焚き等を行う自動給湯風呂装置とを組
み合わてなる風呂ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂ユニットには、浴槽中の湯水
を循環しながら浄化する浄化装置と、浴槽中の湯水の温
度が低下するのを防止するための保温装置とを設け、一
日中、いつでも入浴を楽しめるようにしたものが提供さ
れている。
【0003】ところで、浄化装置としては、微生物の作
用によって雑菌の繁殖源となる有機物を除去する、いわ
ゆる生物濾床槽を設けたものがあるが、このような生物
濾床槽を用いたものでは、微生物を生存させる上で溶存
酸素を常時確保しておく必要がある。そのため、生物濾
床槽と浴槽とを経由する浄化循環流路の途中に浄化循環
ポンプを設け、空気混じりの湯水が生物濾床槽内を流れ
るようにしている。
【0004】一方、浴槽中の湯水を保温する保温装置と
しては、電気ヒータを加熱源として用いたものがある
が、このような電気ヒータを使用する場合には、ランニ
ングコストが高くなる。
【0005】そこで、ガス燃焼により浴槽やカランへの
給湯、浴槽中の湯水の追い焚き等を行うことができる既
存の自動給湯風呂装置を、上記の風呂ユニットの保温装
置として利用することが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】浴槽水浄化装置と自動
給湯風呂装置とを並設する場合に、各装置をそれぞれ独
立して浴槽に取り付ける構成では、浴槽に対して各装置
ごとの配管接続口を形成する必要があり、浴槽の見栄え
が悪くなるばかりでなく、接続作業等の施工性も悪いと
いう不具合を生じる。
【0007】そのため、従来の浄化装置を構成する浄化
循環流路の途中に自動給湯風呂装置を接続して配管接続
口の数を削減することが考えられるが、単に自動給湯風
呂装置を浄化循環流路の途中に接続した場合には、次の
問題を生じる。
【0008】すなわち、自動給湯風呂装置は、上述のよ
うに、カランやシャワーへ湯水を給湯する一般給湯、浴
槽中に湯水を給湯する風呂給湯、浴槽中の湯温が低下し
た場合の追い焚き等の各種の機能がある。特に、上記の
風呂給湯の場合には、給水路からの冷水がこの自動給湯
風呂装置内の熱交換器で加熱された後、浴槽側に向けて
落とし込まれるようになっている。しかも、この風呂給
湯を自動的に行うためには、浴槽中に所要量の湯水が満
たされたか否かを検知する必要があるので、浴槽に連通
する流路の途中に、浴槽中の湯水の水位を検出する水位
センサが配置されている。なお、この場合の水位センサ
としては、たとえば、浴槽に貯溜された湯水の水頭圧を
検出するための半導体圧力センサ等が使用されている。
【0009】ここで、前述のように、たとえば浄化装置
を構成する浄化循環流路の吐出側の途中に自動給湯風呂
装置を単純に接続した場合には、上記の風呂給湯を行う
ために、水位センサでもって浴槽中の水位を検出しよう
とすると、その際に、浄化装置の浄化循環ポンプから吐
き出された湯水が、浄化循環流路から自動給湯風呂装置
内の浴槽に連通する流路を経由して水位センサが設置さ
れている箇所まで流入する。その結果、この流水圧が余
分に水位センサに加わることになるため、水位センサの
検出出力は、浴槽中に貯溜される湯水の実際の水位に対
応しなくなり、水位検出に誤差を生じ、所望の湯量が浴
槽に貯溜されなくなる。さらに、水位センサで浴槽の水
位を検出しない場合でも、浄化循環ポンプから吐き出さ
れた湯水が浄化循環水路から自動給湯風呂装置内の浴槽
に連通する流路に流れ込んでくるので、これが風呂給湯
の流れに逆らうことになるため、風呂給湯を円滑に行え
ないという問題もある。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、浄化装置と自動給湯風呂装置とを機能
的にも問題なく有機的に合体させて、浴槽水の浄化、浴
槽への風呂給湯、浴槽中の湯水の保温等を円滑に行える
ようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、浴槽中の湯水を循環しながら浄化する
浄化装置を備えた風呂ユニットにおいて、次の構成を採
る。
【0012】すなわち、本発明に係る風呂ユニットで
は、浴槽やカランへの給湯、浴槽中の湯水の追い焚き等
を行う自動給湯風呂装置を並設し、この自動給湯風呂装
置の浴槽中の湯水の追い焚き等を行う加熱循環流路を前
記浄化装置を構成する浄化循環流路の途中に接続する一
方、自動給湯風呂装置を経由して浴槽中へ給湯を行う風
呂給湯モードの設定に応じて、前記浄化循環流路から前
記自動給湯風呂装置内への湯水の流入を阻止する流入阻
止手段を設けたものである。
【0013】
【作用】上記構成の風呂ユニットにおいて、風呂給湯モ
ードが設定された場合には、これに応じて、流入阻止手
段は、浄化装置の浄化循環流路から吐き出された湯水が
前記自動給湯風呂装置の浴槽に向かう流路内へ流入する
のを阻止するので、自動給湯風呂装置の水位センサによ
って浴槽の水位を正確に検出することができるばかりで
なく、自動給湯風呂装置から湯水が円滑に浴槽内に落と
し込まれる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る風呂ユニットの
構成図である。
【0015】同図において、符号1は風呂ユニットの全
体を示し、2は浴槽、4は浴槽中の湯水を循環しながら
浄化する浄化装置、6は浴槽2やカラン8への給湯、浴
槽2中の湯水の追い焚き等を行う自動給湯風呂装置、1
0は各種のモード設定に応じて両装置4,6の動作を制
御するためのコントローラである。
【0016】浴槽2の一箇所には、複合ノズル12が取
り付けられており、この複合ノズル12は、図2に示す
構成ように、内筒部12aと外筒部12bとからなる二重
管構造になっており、内筒部12aに後述の浄化装置4
を構成する浄化循環流路14の吐出口14outとエアー
噴気用のエアー配管15の一端がそれぞれ接続され、外
筒12bには浄化循環流路14の吸込口14inが接続さ
れており、内筒部12aからは気泡混じりの湯水が浴槽
2内に噴出され、浴槽2内の湯水が内筒部12aと外筒
部12bとの間を通じて浄化循環流路14内に吸い込ま
れるようになっている。なお、17は空気配管15の途
中に設けた開閉弁である。
【0017】浄化装置4は、その浄化循環水路14の途
中に、吸込側から吐出側に向かって、浄化循環ポンプ1
6、開閉弁18、濾過槽20、2つの三方弁22a,2
2b、一対の生物濾床槽24a,24b、殺菌装置26、
および流路遮断弁28が順次配置されている。さらに、
浄化循環回路14の吐出側の殺菌装置26と流路遮断弁
28との中間位置と、浄化循環ポンプ16の吸込側との
間がバイパス流路30を介して互いに接続されており、
このバイパス路30の途中にはバイパス弁32が設けら
れている。
【0018】そして、本例では、上記の流路遮断弁2
8,バイパス弁32、バイパス流路30、およびコント
ローラ10によって、特許請求の範囲における流入阻止
手段33が構成されている。
【0019】また、上記の濾過槽20は、容器内にガラ
スビーズ等を充填して構成され、髪の毛、塵埃、垢等の
比較的大きな浮遊物を除去するようになっている。ま
た、生物濾床槽24a,24bは、容器内に活性アルミナ
等の粒子を充填し、この粒子の表面に自然に付着する微
生物によって、微細な垢や石鹸分などの有機物を除去す
るようになっている。さらに、殺菌装置26は、たとえ
ば紫外線ランプで構成される。
【0020】なお、34,36a,36b,38は上記の
濾過槽20および各生物濾床槽24a,24bの各底部に
設けられた排水弁、40は濾過槽20を逆洗する場合に
使用される排水弁である。
【0021】一方、自動給湯風呂装置6は、図3に示す
ように、浴槽2やカラン8への給湯加熱を行う給湯流路
42と、浴槽2中の湯水の追い焚き用の加熱循環流路4
4と、両流路42,44を連結する落とし込み流路46
とを有している。
【0022】そして、給湯流路42は、その2つの接続
口a,bの一方aが図外の給水配管に、また、他方bがカラ
ン8にそれぞれ接続され、さらに給湯流路42の途中に
は、給湯加熱用の熱交換器48とガスバーナ50が設け
られている。
【0023】また、加熱循環流路44は、その2つの接
続口c,dが共に浄化循環流路14の吐出側の開閉弁28
と吐出口14outとの中間位置において並列に接続され
ており、加熱循環流路44の途中には、風呂加熱用の熱
交換器52およびガスバーナ54が設けられ、さらに、
熱交換器52と一方の接続口cとの間には、浴槽2の湯
水を強制循環するための自吸式のポンプ59、三方弁5
6、および浴槽2の湯水の水位を検出する水位センサ5
8が設けられている。
【0024】落とし込み流路46は、その一端が給湯流
路42の熱交換器48の吐出側に、その他端が三方弁5
6にそれぞれ接続されており、その途中に水量センサ6
0、落とし込み水電磁弁61、および縁切り弁62が設
けられている。そして、この縁切り弁62は、落とし込
み水電磁弁61と連動していて、落とし込み水電磁弁6
1が開くと、これに応じて落とし込み流路46を大気か
ら遮断し、落とし込み水電磁弁61が閉じると、これに
応じて落とし込み流路46を大気に連通させるようにな
っている。
【0025】次に、上記構成の風呂ユニット1の動作に
ついて説明する。
【0026】この風呂ユニット1では、次の各種のモー
ドを選定することができる。
【0027】(1)自動運転モード (a)自動給湯モード (b)自動補水モード (c)自動保温モード (2)一般運転モード (a)追焚モード (b)補水モード (c)降温モード 上記(1)の自動運転モードは、自動運転スイッチの入力
に応じて起動され、24時間以上継続して運転動作を継
続するもので、予め運転停止時間を設定できるようにな
っている。そして、(1)(a)の自動給湯モードでは、自
動給湯スイッチ入力に応じて、給湯流路42、落とし込
み流路46、および加熱循環流路44を経由して浴槽2
への給湯が開始され、水位センサ58によって浴槽2中
に所定量の湯水が満たされたことが検出され場合に給湯
が停止される。(1)(b)の自動補水モードでは、予め設
定された時間ごとに浴槽2内の水位を検出し、水位が許
容量以上に低下しておれば給湯を行う。(1)(c)の自動
保温モードでは、所定時間ごとに水温を検出し、水温が
許容温度以下に低下しておれば加熱循環流路44の自吸
式のポンプ59が起動されるとともに、ガスバーナ54
が点火されて、浴槽2の湯水が追い焚きされる。
【0028】また、上記(2)の一般運転モードでは、運
転開始スイッチ入力から所定時間(たとえば4時間)経過
後、あるいはその期間経過するまでの運転停止スイッチ
入力に応じて動作を停止するようになっている。そし
て、(2)(a)の追焚モードでは、加熱循環流路44の自
吸式のポンプ59が起動されるとともに、ガスバーナ5
4が点火されて、浴槽2の湯水が追い焚きされる。(2)
(b)の補水モードでは、給湯流路42、落とし込み流路
46、および加熱循環流路44を経由して所定量の湯が
浴槽2に供給される。また、(2)(c)の降温モードで
は、給湯流路42、落とし込み流路46、および加熱循
環流路44を経由して所定量の水が浴槽2に供給される
ことにより、浴槽2の湯水の温度が低下される。
【0029】そして、(1)(a),(b)、および(2)(a),
(b),(c)の各モードにおいては、浴槽2に対して湯水を
供給する関係上、その際に流入阻止手段33が動作す
る。
【0030】すなわち、いま、(1)(b)の自動補水モー
ドを例にとって説明すると、コントローラ10は、浴槽
2の湯水の浄化を行うために、浄化装置4の浄化循環ポ
ンプ16を稼働状態に維持し、また、流路遮断弁28を
開に、バイパス弁32を閉にしている。この状態では、
浴槽2中の湯水が浄化循環流路14の吸込口14inから
吸い込まれて浄化循環ポンプ16によって加圧流出さ
れ、この湯水は、濾過槽20、生物濾床槽24a,24b
内、および殺菌装置26を順次通過して浄化された後、
さらに流路遮断弁28を通過して吐出口14outから浴
槽2内に流出される。また、流路遮断弁28を通過した
湯水の一部は、自動給湯風呂装置6の加熱循環流路44
内にも流入する。
【0031】コントローラ10は、所定時間(たとえば
15分)ごとに、流路遮断弁28を閉じるとともに、バ
イパス弁32を開く。すると、浄化循環ポンプ16から
流出された湯水は、濾過槽20、生物濾床槽24a,2
4b内、および殺菌装置26を順次通過して浄化が行わ
れた後、バイパス流路33を経由して浄化循環流路14
の吸込側に合流して再度循環ポンプ16によって流出す
るようになる。
【0032】つまり、この状態では、流路遮断弁28に
よって、これよりも下流側の浄化循環流路14が遮断さ
れて浄化装置4内でショートサイクルが生じるので、自
動給湯風呂装置6の加熱循環流路44内に浄化循環ポン
プ16で加圧された湯水が流入しなくなる。したがっ
て、加熱循環流路44に配置した水位センサ58には余
分な流水圧が加わらず、浴槽2中の湯水の水頭圧のみが
加わることになる。
【0033】そこで、コントローラ10は、このショー
トサイクルが生じた時点から所定時間(たとえば15秒)
後に、水位センサ58の検出出力を取り込み、浴槽2中
の水位を検出する。
【0034】この水位検出によって、浴槽2中に所定量
の湯水が貯溜されているならば、浴槽2への給湯は不要
であるから、流路遮断弁28を開くとともに、バイパス
弁32を閉じる。
【0035】一方、水位センサ58によって、浴槽2中
の湯水が不足していることが検出されたならば、コント
ローラ10は、浄化装置4の流路遮断弁28を閉じてバ
イパス弁32を開くというショートサイクルを維持した
状態で、自動給湯風呂装置6を起動する。すなわち、自
動給湯風呂装置6の三方弁56を切り換えて加熱循環流
路44と落とし込み流路46とを互いに連通するととも
に、落とし込み流路46の落とし込み水電磁弁61を開
き、ガスバーナ50を点火する。これにより、給水配管
からの冷水が熱交換器48を通過する際に加熱され、こ
の湯水が落とし込み流路46から三方弁56および加熱
循環流路44の接続口cを経由して浄化循環流路14の
吐出口14outから複合ノズル12の内筒部12a内を通
り浴槽2内に給湯される。この場合も、自動給湯風呂装
置6の加熱循環流路44内に浄化循環ポンプ16で加圧
された湯水が流入しないので、浴槽2への落とし込みが
円滑に行われる。
【0036】そして、コントローラ10は、自動給湯風
呂装置6を起動して浴槽2への湯水の落とし込みを開始
した時点から略連続的(たとえば100mm秒)ごとに、水
位センサ58の検出出力を取り込み、浴槽2中の水位を
検出する。
【0037】この水位検出によって、浴槽2中に所定量
の湯水が貯溜されたならば、自動給湯風呂装置6の落と
し込み水電磁弁61を閉じるとともに、三方弁56を切
り換えて加熱循環流路44と落とし込み流路46との連
通を遮断する一方、浄化装置4の流路遮断弁28を開く
とともに、バイパス弁32を閉じる。
【0038】なお、浴槽2中の湯温は、図外の温度セン
サによって所定時間(たとえば15分)ごとに検出されて
おり、湯温が所定値よりも低下したならば、コントロー
ラ10は、浄化装置4の浄化循環ポンプ16の稼働状態
を維持したままで、自動給湯風呂装置6の三方弁56に
よって加熱循環流路44と落とし込み流路46との連通
を遮断し、加熱循環流路44のガスバーナ54を点火す
る。これにより、浄化循環流路14の吐出側から加熱循
環流路44の一方の接続口cを経由して湯水が流入し、
これが熱交換器52で追い焚きされた後、他方の接続口
dから浄化循環流路14の吐出側に還流されて、吐出口
14outから浴槽2内に流出される。この場合、浴槽2
中の湯水は、浄化装置4の浄化循環流路14を流れるこ
とによっても撹拌されるので、湯温が精度良く検出され
る。
【0039】上記の実施例では、浄化循環流路14の吐
出側に自動給湯風呂装置6の加熱循環流路44の接続口
c,dを接続しているが、浄化循環流路14の吸込側に接
続することも可能である。
【0040】また、上記の実施例では、流入阻止手段3
3を上記の流路遮断弁28,バイパス弁32、バイパス
流路30、およびコントローラ10で構成しているが、
バイパス流路30およびバイパス弁32を省略して、水
位センサ58で浴槽2中の湯水の水位を検出する場合、
および、自動給湯風呂装置6を起動して湯水を浴槽2に
落とし込む際に、それぞれ浄化循環ポンプ16の稼働を
停止することによっても、同様に目的を達成することが
できる。すなわち、水位センサ58で浴槽2中の湯水の
水位を検出する場合、および自動給湯風呂装置6を起動
して湯水を浴槽2に落とし込む場合に要する時間は、比
較的短くて済むので、その際に浄化循環ポンプ16を停
止させても生物濾床槽24a,24bへの影響は殆ど無い
一方、浄化循環ポンプ16を停止させれば、自動給湯風
呂装置6の加熱循環流路44内に加圧された湯水が流入
しないので、浴槽2の水位検出と落とし込みが円滑に行
われる。
【0041】さらに、流入阻止手段33としては、図1
に示す構成に代えて図4に示す構成とすることも可能で
ある。すなわち、図4の実施例では、自動給湯風呂装置
6の加熱循環流路44の一方の接続口cと浄化循環流路
44との間が三方弁60を介して、また、加熱循環流路
44の他方の接続口dと浄化循環流路44との間が流路
遮断弁62を介してそれぞれ接続されており、さらに、
浴槽2に取り付けられた複合ノズル12の内管部12a
には、図1のエアー配管15に代えて湯水の落とし込み
と水位検出とを兼用する兼用流路64の一端が接続さ
れ、この兼用流路64の他端が三方弁60に接続されて
いる。
【0042】図4の構成において、水位センサ58で浴
槽2中の湯水の水位を検出する場合には、三方弁60が
切り換えられて循環流路44の一方の接続口cが兼用流
路64に連通されるとともに、流路遮断弁62が閉じら
れる。すると、浴槽2中の湯水は浄化循環ポンプ16と
浄化循環流路14によって循環されるが、浄化循環ポン
プ16で加圧された湯水は、三方弁60と流路遮断弁6
2によって自動給湯風呂装置6の加熱循環流路44内に
は流入しなくなる。したがって、加熱循環流路44に配
置した水位センサ58には余分な流水圧が加わらず、兼
用流路64を通じて浴槽2中の湯水の水頭圧のみが加わ
ることになる。このため、水位センサ58で精度良く浴
槽2の水位を検出することができる。
【0043】また、自動給湯風呂装置6を起動して湯水
を浴槽2に落とし込む場合にも、上記と同様に、三方弁
60が切り換えられて循環流路44の一方の接続口cが
兼用流路64に連通されるとともに、流路遮断弁62が
閉じられる。すると、自動給湯風呂装置6の給湯流路4
2で加熱された湯水は、落とし込み流路46、加熱循環
流路44の接続口c、三方弁60、兼用流路64を順次
経由して浴槽2に落とし込まれる。この場合も、自動給
湯風呂装置6の加熱循環流路44内に浄化循環ポンプ1
6で加圧された湯水が流入しないので、浴槽2への落と
し込みが円滑に行われる。
【0044】さらに、浴槽2の湯水を保温するため、追
い焚きを行う場合には、三方弁60が切り換えられて加
熱循環流路44の一方の接続口cが浄化循環流路14に
連通されるとともに、流路遮断弁62が開かれて浄化循
環流路14に連通される。つまり、加熱循環流路44の
両接続口c,dが共に浄化循環流路14に連通される。こ
れにより、浄化循環流路14の吐出側から三方弁60、
加熱循環流路44の一方の接続口cを順次経由して湯水
が流入し、これが熱交換器52で追い焚きされた後、他
方の接続口dから流路阻止弁62を経由して浄化循環流
路14の吐出側に還流されて、吐出口14outから複合
ノズル12の内筒部12bを経由して浴槽2内に流出さ
れる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、浄化装置と自動給湯風
呂装置とを機能的に何等問題なく有機的に合体させてい
るので、浴槽への配管接続等の作業性も改善されるばか
りでなく、浴槽中の湯水の浄化、浴槽への風呂給湯、浴
槽中の湯水の保温等を円滑に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る風呂ユニットの構成図で
ある。
【図2】本発明の実施例において使用される複合ノズル
の詳細を示す断面図である。
【図3】図1の風呂ユニットを構成する自動給湯風呂装
置の構成図である。
【図4】風呂ユニットを構成する自動給湯風呂装置の配
置接続の変形例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…風呂ユニット、2…浴槽、4…浄化装置、6…自動
給湯風呂装置、10…コントローラ、14…浄化循環流
路、33…流入阻止手段、44…加熱循環流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽中の湯水を循環しながら浄化する浄
    化装置を備えた風呂ユニットにおいて、 浴槽やカランへの給湯、浴槽中の湯水の追い焚き等を行
    う自動給湯風呂装置を並設し、この自動給湯風呂装置の
    浴槽中の湯水の追い焚き等を行う加熱循環流路を前記浄
    化装置を構成する浄化循環流路の途中に接続する一方、 前記自動給湯風呂装置を経由して浴槽中へ給湯を行う風
    呂給湯モードの設定に応じて、前記浄化循環流路から前
    記自動給湯風呂装置内への湯水の流入を阻止する流入阻
    止手段を設けたことを特徴とする風呂ユニット。
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JPH03181307A (ja) * 1989-12-07 1991-08-07 Noritz Corp 給湯追焚き付き濾過装置

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