JPH09299261A - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents
浴槽湯の清浄化装置Info
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- JPH09299261A JPH09299261A JP8143643A JP14364396A JPH09299261A JP H09299261 A JPH09299261 A JP H09299261A JP 8143643 A JP8143643 A JP 8143643A JP 14364396 A JP14364396 A JP 14364396A JP H09299261 A JPH09299261 A JP H09299261A
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Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】浴槽湯をコストを安くしかも急速かつ精密な温
度制御で加熱する浴槽湯の清浄化装置。 【課題解決手段】濾過タンク5、循環ポンプ6、紫外線
殺菌装置14等の清浄化処理機器をまとめて配備した装
置本体4に吸湯管3及び噴湯管9を接続し、循環ポンプ
の作動により吸湯管で吸い込んだ浴槽1内の湯2を清浄
化処理した後噴湯管9から再び浴槽に噴出できるように
し、また浴槽内の湯を深夜電力、太陽熱、灯油等の安い
熱源で加熱して熱湯として貯める熱湯タンク16を設
け、湯温センサ15が検知した湯温に基づいて切換弁2
9で管路を切り換えて熱湯タンク16に吸水管20から
清浄化処理の終わった湯を吸い込み、吸い込まれた湯と
同量の熱湯を出水管21及び噴湯管を経て浴槽に噴出さ
せ湯を加熱する。
度制御で加熱する浴槽湯の清浄化装置。 【課題解決手段】濾過タンク5、循環ポンプ6、紫外線
殺菌装置14等の清浄化処理機器をまとめて配備した装
置本体4に吸湯管3及び噴湯管9を接続し、循環ポンプ
の作動により吸湯管で吸い込んだ浴槽1内の湯2を清浄
化処理した後噴湯管9から再び浴槽に噴出できるように
し、また浴槽内の湯を深夜電力、太陽熱、灯油等の安い
熱源で加熱して熱湯として貯める熱湯タンク16を設
け、湯温センサ15が検知した湯温に基づいて切換弁2
9で管路を切り換えて熱湯タンク16に吸水管20から
清浄化処理の終わった湯を吸い込み、吸い込まれた湯と
同量の熱湯を出水管21及び噴湯管を経て浴槽に噴出さ
せ湯を加熱する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風呂装置に係り、特
に浴槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、殺菌等の清
浄化処理すると同時に入浴温度に保温し、浴槽湯を絶え
ず清浄かつ適温保ち24時間何時でも好みの時に入浴で
きるようにしたいわゆる24時間風呂装置に関するもの
である。
に浴槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、殺菌等の清
浄化処理すると同時に入浴温度に保温し、浴槽湯を絶え
ず清浄かつ適温保ち24時間何時でも好みの時に入浴で
きるようにしたいわゆる24時間風呂装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、浴槽内の湯を絶えず清浄かつ適温
に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の
節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置、すなわち24時間
風呂の利用が盛んになつてきた。
に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の
節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置、すなわち24時間
風呂の利用が盛んになつてきた。
【0003】このような浴槽湯の清浄化装置の1例は図
8に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内
の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み
上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて
配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴
槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
8に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内
の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み
上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて
配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴
槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
【0004】装置本体4には、浴槽湯中の汚れを取り除
くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の
各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して
装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環
ポンプ6、湯を適温に保つための保温用の電気ヒータ
7、湯に対するオゾン殺菌装置としてののオゾナイザ8
等の清浄化処理機器が配備されている。
くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の
各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して
装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環
ポンプ6、湯を適温に保つための保温用の電気ヒータ
7、湯に対するオゾン殺菌装置としてののオゾナイザ8
等の清浄化処理機器が配備されている。
【0005】10は大きな汚れを装置本体4に汲み上げ
る前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプ
レフイルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流
速の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管1
2がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
る前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプ
レフイルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流
速の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管1
2がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
【0006】ジエツトノズル11のエジエクタ部に接続
する吸気管12の先端には管路を開閉するための電磁弁
13が設けられ、途中にオゾナイザ8が配備されてい
て、電磁弁13を開くとジエツトノズル11の吸気力で
吸気管12から空気が吸い込まれ、この空気がエジエク
タ部24で湯に混入されジエツトノズル11からジエツ
ト流が浴槽1内に噴出して泡風呂となり、さらにオゾナ
イザ8を作動させると吸気管12に吸い込まれた空気が
オゾン化されて浴槽1内に噴出され湯2がオゾン殺菌さ
れる。
する吸気管12の先端には管路を開閉するための電磁弁
13が設けられ、途中にオゾナイザ8が配備されてい
て、電磁弁13を開くとジエツトノズル11の吸気力で
吸気管12から空気が吸い込まれ、この空気がエジエク
タ部24で湯に混入されジエツトノズル11からジエツ
ト流が浴槽1内に噴出して泡風呂となり、さらにオゾナ
イザ8を作動させると吸気管12に吸い込まれた空気が
オゾン化されて浴槽1内に噴出され湯2がオゾン殺菌さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成される装置では湯の加熱を電気ヒータで行っ
ているのでランニングコストが高くなり、またこの電気
ヒータの容量は配線容量の関係では800W程度とする
のが限度なので、200リットルもの浴槽湯を加熱する
には容量が不足で加熱速度が遅くなる。
ように構成される装置では湯の加熱を電気ヒータで行っ
ているのでランニングコストが高くなり、またこの電気
ヒータの容量は配線容量の関係では800W程度とする
のが限度なので、200リットルもの浴槽湯を加熱する
には容量が不足で加熱速度が遅くなる。
【0008】この結果、入浴の際に湯の温度を上げたく
てもなかなか上がらず、さらに湯の交換をした際や装置
の運転を長時間止めていたために湯温が大幅に下がって
しまった際には、湯を入浴温度まで加熱するのに非常に
長い時間が掛かってしまう。
てもなかなか上がらず、さらに湯の交換をした際や装置
の運転を長時間止めていたために湯温が大幅に下がって
しまった際には、湯を入浴温度まで加熱するのに非常に
長い時間が掛かってしまう。
【0009】本発明は前記したような従来技術の欠点を
解消し、加熱費を安くすると共に急速に湯を入浴温度ま
で加熱できるようにした浴槽湯の清浄化装置を提供する
ことを目的とする。
解消し、加熱費を安くすると共に急速に湯を入浴温度ま
で加熱できるようにした浴槽湯の清浄化装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、浴槽
湯を循環ポンプにより吸湯管から汲み上げ汚れを取り除
くための濾過タンク及びオゾン或いは紫外線等で殺菌す
る殺菌装置を配備した装置本体内を強制循環させ清浄化
処理した後噴湯管から浴槽に再び噴出する浴槽湯の清浄
化装置において、前記装置本体に対して熱湯を混合して
湯温を調節するため浴槽湯を熱湯として貯える熱湯タン
クを接続し、熱湯タンクに熱湯として貯えられている浴
槽湯を湯温に応じて適量混合し、加熱速度を速すると同
時に深夜電力、太陽熱、灯油等を熱源として利用して加
熱費を安くできるように構成する。
湯を循環ポンプにより吸湯管から汲み上げ汚れを取り除
くための濾過タンク及びオゾン或いは紫外線等で殺菌す
る殺菌装置を配備した装置本体内を強制循環させ清浄化
処理した後噴湯管から浴槽に再び噴出する浴槽湯の清浄
化装置において、前記装置本体に対して熱湯を混合して
湯温を調節するため浴槽湯を熱湯として貯える熱湯タン
クを接続し、熱湯タンクに熱湯として貯えられている浴
槽湯を湯温に応じて適量混合し、加熱速度を速すると同
時に深夜電力、太陽熱、灯油等を熱源として利用して加
熱費を安くできるように構成する。
【0011】また熱湯タンクの浴槽湯を流入させる吸水
管の一端並びに熱湯を流出させる出水管の一端を装置本
体の管路に各々接続し、しかも吸水管の接続部に切換弁
を出水管の接続部に混合器を配備し、湯温に応じて切換
弁を切り換えたり或いは混合器の流量調節弁を開閉する
ことにより装置本体の循環ポンプの作動だけで円滑に熱
湯タンクの熱湯を湯に混合し、湯温の調節を正確にでき
るように構成する。
管の一端並びに熱湯を流出させる出水管の一端を装置本
体の管路に各々接続し、しかも吸水管の接続部に切換弁
を出水管の接続部に混合器を配備し、湯温に応じて切換
弁を切り換えたり或いは混合器の流量調節弁を開閉する
ことにより装置本体の循環ポンプの作動だけで円滑に熱
湯タンクの熱湯を湯に混合し、湯温の調節を正確にでき
るように構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の基本的な実施の形態
について、図1の第1の実施例の配管図に基づいて説明
するが、従来例と同一の構成要素には同一の符号を付け
てある。
について、図1の第1の実施例の配管図に基づいて説明
するが、従来例と同一の構成要素には同一の符号を付け
てある。
【0013】本実施例では装置本体4には殺菌装置とし
て紫外線殺菌装置14を配備したので従来例のように吸
気管12が図示されていないが、勿論、噴湯管9の先端
に従来例と同様に吸気管12を接続したジエットノズル
11を取り付けて泡風呂を楽しめるようにする。
て紫外線殺菌装置14を配備したので従来例のように吸
気管12が図示されていないが、勿論、噴湯管9の先端
に従来例と同様に吸気管12を接続したジエットノズル
11を取り付けて泡風呂を楽しめるようにする。
【0014】15が清浄化管路に配備された湯温センサ
であり、この湯温センサ15が浴槽湯の温度を絶えず検
知し、制御装置はこの湯温センサ15が検知した湯温に
基づいて入浴者が設定した設定湯温を保持するよう制御
をする。
であり、この湯温センサ15が浴槽湯の温度を絶えず検
知し、制御装置はこの湯温センサ15が検知した湯温に
基づいて入浴者が設定した設定湯温を保持するよう制御
をする。
【0015】16が浴槽湯2を熱湯として貯えておく熱
湯タンクであり、この熱湯タンク16は、下面に浴槽湯
2を吸い込むための吸水口17が、上面には熱湯を排出
する出水口18が各々設けられ、又この熱湯タンクは1
6は電熱式としているので貯える湯を加熱する熱源とし
てのヒータ19が下方部に配備されている。
湯タンクであり、この熱湯タンク16は、下面に浴槽湯
2を吸い込むための吸水口17が、上面には熱湯を排出
する出水口18が各々設けられ、又この熱湯タンクは1
6は電熱式としているので貯える湯を加熱する熱源とし
てのヒータ19が下方部に配備されている。
【0016】熱湯タンク16の湯は、前記したようにヒ
ータ19で加熱する電熱式の他に、太陽熱加熱式、灯油
加熱式、或いはこれらの併用加熱式等で加熱でき、勿論
電気加熱式の場合には電力費の安い深夜電力を極力利用
するようにする。
ータ19で加熱する電熱式の他に、太陽熱加熱式、灯油
加熱式、或いはこれらの併用加熱式等で加熱でき、勿論
電気加熱式の場合には電力費の安い深夜電力を極力利用
するようにする。
【0017】20が浴槽湯2を熱湯タンク16に吸い込
むための一端が熱湯タンク16の吸水口17に接続した
吸水管であり、21は熱湯タンク16に貯められた熱湯
を流出するための一端が出水口18に接続した出水管で
あり、この吸水管20並びに出水管22の他の一端は噴
湯管9に接続している。
むための一端が熱湯タンク16の吸水口17に接続した
吸水管であり、21は熱湯タンク16に貯められた熱湯
を流出するための一端が出水口18に接続した出水管で
あり、この吸水管20並びに出水管22の他の一端は噴
湯管9に接続している。
【0018】この場合に出水管21の他の一端は流量調
節弁が湯温に応じて開閉する混合器22を介して噴湯管
9に接続させ、湯温に応じて熱湯タンク16に貯められ
た熱湯を流出し出水管21を経て噴湯管9で湯に適量混
合できるようにする。
節弁が湯温に応じて開閉する混合器22を介して噴湯管
9に接続させ、湯温に応じて熱湯タンク16に貯められ
た熱湯を流出し出水管21を経て噴湯管9で湯に適量混
合できるようにする。
【0019】すなわち混合器22としては、制御モータ
による駆動に基づくモータ駆動式、或いはサーモエレメ
ントとしてのワックスの湯温に応じた膨張、収縮に基く
サーモスタット式等の湯温に応じて流量調節弁が開閉す
る構成のものを用い、湯には温度に応じて適量の熱湯を
混合して正確に温度制御できるようにする。
による駆動に基づくモータ駆動式、或いはサーモエレメ
ントとしてのワックスの湯温に応じた膨張、収縮に基く
サーモスタット式等の湯温に応じて流量調節弁が開閉す
る構成のものを用い、湯には温度に応じて適量の熱湯を
混合して正確に温度制御できるようにする。
【0020】特にサーモスタット式の混合器を利用する
と装置が簡単でしかも湯温に応じた正確な温度制御がで
き好都合でるので、図2により混合器22としてサーモ
スタット式混合器を利用して前記実施例の配管において
湯を加熱する状態を説明する。
と装置が簡単でしかも湯温に応じた正確な温度制御がで
き好都合でるので、図2により混合器22としてサーモ
スタット式混合器を利用して前記実施例の配管において
湯を加熱する状態を説明する。
【0021】このサーモスタット式混合器22には湯流
入口23、熱湯流入口24及び湯流出口25が設けら
れ、熱湯流入口24に熱湯タンク16からの出水管21
が接続し、湯流入口23と湯流出口25には噴湯管9が
接続する。
入口23、熱湯流入口24及び湯流出口25が設けら
れ、熱湯流入口24に熱湯タンク16からの出水管21
が接続し、湯流入口23と湯流出口25には噴湯管9が
接続する。
【0022】26がサーモエレメントとしてのワックス
が充填され湯温に応じたワックスの体積の膨張或いは収
縮に基づいてピストンが上下動して弁27で弁穴28を
開閉するサーモスタット式の流量調節弁である。
が充填され湯温に応じたワックスの体積の膨張或いは収
縮に基づいてピストンが上下動して弁27で弁穴28を
開閉するサーモスタット式の流量調節弁である。
【0023】まず装置の運転を開始する際には湯温は当
然設定温度よりも低いのでサーモスタット式混合器22
は、(a)図に示すように、流量調節弁26が図示しな
い押さえばねにより上の方に押されて弁27が開いた状
態になっている。
然設定温度よりも低いのでサーモスタット式混合器22
は、(a)図に示すように、流量調節弁26が図示しな
い押さえばねにより上の方に押されて弁27が開いた状
態になっている。
【0024】この状態で循環ポンプ6が作動されると装
置本体4を循環して清浄化処理された浴槽1内の湯2
は、噴湯管9で混合器22の流量調節弁26の弁の開き
具合に応じて吸水管20の方にも流れる。
置本体4を循環して清浄化処理された浴槽1内の湯2
は、噴湯管9で混合器22の流量調節弁26の弁の開き
具合に応じて吸水管20の方にも流れる。
【0025】すると熱湯タンク16に貯められていた例
えば80℃程度に加熱して貯えられていた熱湯が出水管
20から流入したのと同じ量だけ流出するので、この熱
湯タンク16から流出した熱湯が出水管21を経て混合
器22に熱湯流入口24から入り湯流入口23から入っ
た湯に混合され、清浄化処理されしかも熱湯が混合され
て加熱された湯が湯流出口25から出て噴湯管9から浴
槽1に噴出するようになる。
えば80℃程度に加熱して貯えられていた熱湯が出水管
20から流入したのと同じ量だけ流出するので、この熱
湯タンク16から流出した熱湯が出水管21を経て混合
器22に熱湯流入口24から入り湯流入口23から入っ
た湯に混合され、清浄化処理されしかも熱湯が混合され
て加熱された湯が湯流出口25から出て噴湯管9から浴
槽1に噴出するようになる。
【0026】このようにして清浄化処理した湯を熱湯を
混合して加熱し続けると流量調節弁26は、ワックスが
温度が上昇して体積が膨張するので下がり続け、やがて
湯の温度が設定された温度になると、(b)図に示すよ
うに、弁が閉じた状態にになる。
混合して加熱し続けると流量調節弁26は、ワックスが
温度が上昇して体積が膨張するので下がり続け、やがて
湯の温度が設定された温度になると、(b)図に示すよ
うに、弁が閉じた状態にになる。
【0027】このように混合器22の弁が閉じると装置
本体4で清浄化処理された浴槽1内の湯2は吸水管21
の方向には一切流れず熱湯が混合されない状態になり、
噴湯管9から熱湯で加熱されない状態で浴槽1に噴出す
る。
本体4で清浄化処理された浴槽1内の湯2は吸水管21
の方向には一切流れず熱湯が混合されない状態になり、
噴湯管9から熱湯で加熱されない状態で浴槽1に噴出す
る。
【0028】このように清浄化処理された湯が熱湯で加
熱されないで浴槽1に噴出する状態が続いて温度が設定
温度よりも下がると混合器22の流量調節弁26は、ワ
ックスの体積が収縮して上に動いて弁を開くので再び熱
湯で加熱されるようになる。
熱されないで浴槽1に噴出する状態が続いて温度が設定
温度よりも下がると混合器22の流量調節弁26は、ワ
ックスの体積が収縮して上に動いて弁を開くので再び熱
湯で加熱されるようになる。
【0029】しかもこのサーモスタット式混合器22で
は湯温に応じて流量調節弁26が開く量が調節されてい
るので、湯温に応じて熱湯が流入する量が調節され湯の
加熱が正確にできる。
は湯温に応じて流量調節弁26が開く量が調節されてい
るので、湯温に応じて熱湯が流入する量が調節され湯の
加熱が正確にできる。
【0030】次に第2の実施例について図3及び図4に
基づいて説明すると、この第2の実施例では吸水管20
を切換弁29を介して噴湯管9に接続した。
基づいて説明すると、この第2の実施例では吸水管20
を切換弁29を介して噴湯管9に接続した。
【0031】図3は湯温が設定温度より下なので切換弁
29を吸水管20側に開き熱湯タンク16に貯められた
熱湯で湯を加熱する状態が示されている。
29を吸水管20側に開き熱湯タンク16に貯められた
熱湯で湯を加熱する状態が示されている。
【0032】この状態で循環ポンプ6が作動されると、
浴槽1内の湯2は、吸湯管3から吸い込まれ、装置本体
4で清浄化処理され噴湯管9に流出した後、際切換弁2
9が吸水管20側に開いているので吸水管20に流れ、
熱湯タンク16に吸水口17から流入する。
浴槽1内の湯2は、吸湯管3から吸い込まれ、装置本体
4で清浄化処理され噴湯管9に流出した後、際切換弁2
9が吸水管20側に開いているので吸水管20に流れ、
熱湯タンク16に吸水口17から流入する。
【0033】熱湯タンク16は、湯が流入すると、流入
したと同じ量の熱湯が出水口18から流出し、出水管2
1及び噴湯管9を経て浴槽1に噴出し浴槽1内の湯2を
加熱する。
したと同じ量の熱湯が出水口18から流出し、出水管2
1及び噴湯管9を経て浴槽1に噴出し浴槽1内の湯2を
加熱する。
【0034】以上のようにして浴槽1内の湯2は、熱湯
タンク16に貯められた熱湯を混合して加熱し続けると
やがて設定温度になり、湯温が設定温度になったなら、
図4に示すように、切換弁29を吸水管20側を閉じ噴
湯管9側に開くように切り換える。
タンク16に貯められた熱湯を混合して加熱し続けると
やがて設定温度になり、湯温が設定温度になったなら、
図4に示すように、切換弁29を吸水管20側を閉じ噴
湯管9側に開くように切り換える。
【0035】すると浴槽1内の湯2は、吸湯管3から吸
い込まれ、装置本体4で清浄化処理され吸水管20方向
には全く流れず全てがそのまま噴湯管9から浴槽1に噴
出する。
い込まれ、装置本体4で清浄化処理され吸水管20方向
には全く流れず全てがそのまま噴湯管9から浴槽1に噴
出する。
【0036】吸水管20に湯が全く流れないと熱湯タン
ク16からは全く熱湯が流出しないので、浴槽1内の湯
2は熱湯で加熱されない。
ク16からは全く熱湯が流出しないので、浴槽1内の湯
2は熱湯で加熱されない。
【0037】次に第3の実施例について図5に基づいて
説明すると、この第3の実施例では第2の実施例と同様
に吸水管20を切換弁29を介して噴湯管9に接続する
と同時に、出水管21は第1の実施例と同様に混合22
を介して噴湯管9に接続した。
説明すると、この第3の実施例では第2の実施例と同様
に吸水管20を切換弁29を介して噴湯管9に接続する
と同時に、出水管21は第1の実施例と同様に混合22
を介して噴湯管9に接続した。
【0038】これは第2の実施例では切換弁29が吸水
管側に切り換えられた場合には熱湯タンク16に貯めた
熱湯が直接浴槽1に噴出して湯2を加熱するので加熱速
度は速くなるものの安全性にやや問題がある。
管側に切り換えられた場合には熱湯タンク16に貯めた
熱湯が直接浴槽1に噴出して湯2を加熱するので加熱速
度は速くなるものの安全性にやや問題がある。
【0039】ところが出水管21を混合器22を介して
噴湯管9に接続してあると湯温に応じて出水管21から
流出する熱湯の量が調節され、しかも必ず湯と混合され
てから浴槽に噴出するので湯温が正確に調節できるよう
になると同時に安全にもなる。
噴湯管9に接続してあると湯温に応じて出水管21から
流出する熱湯の量が調節され、しかも必ず湯と混合され
てから浴槽に噴出するので湯温が正確に調節できるよう
になると同時に安全にもなる。
【0040】以上のように構成される装置の制御につい
て、図6の制御ブロック図と図7のフローチャートに基
づいて次に説明する。
て、図6の制御ブロック図と図7のフローチャートに基
づいて次に説明する。
【0041】30がキー入力装置であり、このキー入力
装置30には装置を運転させたり或いは停止させたりす
る運転/停止キーを含めて装置の運転条件を設定する各
種のキーが配備され、勿論湯温を設定するための湯温設
定キー31も配備されている。
装置30には装置を運転させたり或いは停止させたりす
る運転/停止キーを含めて装置の運転条件を設定する各
種のキーが配備され、勿論湯温を設定するための湯温設
定キー31も配備されている。
【0042】15は前記した湯温を制御するため湯の温
度を検知するために配備された湯温センサであり、装置
の安全を図るため、管路から水が抜けたのを循環ポンプ
6の吸水側と吐出側との圧力差で検知するための差圧セ
ンサ32や、装置が転倒するのを検知する転倒センサ3
3も配備されている。
度を検知するために配備された湯温センサであり、装置
の安全を図るため、管路から水が抜けたのを循環ポンプ
6の吸水側と吐出側との圧力差で検知するための差圧セ
ンサ32や、装置が転倒するのを検知する転倒センサ3
3も配備されている。
【0043】34が装置を全体的に制御するための制御
装置であり、この制御装置34は、中央演算処理装置と
してのCPU35、制御プログラムを含む各種の制御デ
ータを記憶した記憶装置としてのROM36、演算処理
のためデータの一時記憶装置としてのRAM37より成
るマイクロコンピュータである。
装置であり、この制御装置34は、中央演算処理装置と
してのCPU35、制御プログラムを含む各種の制御デ
ータを記憶した記憶装置としてのROM36、演算処理
のためデータの一時記憶装置としてのRAM37より成
るマイクロコンピュータである。
【0044】38は循環ポンプ6を駆動するための循環
ポンプ駆動回路、39は熱湯タンク16が電熱加熱の場
合に熱湯タンクヒータ19に電力を供給するための熱湯
タンクヒータ駆動回路である。
ポンプ駆動回路、39は熱湯タンク16が電熱加熱の場
合に熱湯タンクヒータ19に電力を供給するための熱湯
タンクヒータ駆動回路である。
【0045】40は切換弁29を駆動するための切換弁
駆動回路であり、41は表示装置駆動回路で、表示装置
42に湯温を含めて各種の装置の運転状態を表示するた
めの回路である。
駆動回路であり、41は表示装置駆動回路で、表示装置
42に湯温を含めて各種の装置の運転状態を表示するた
めの回路である。
【0046】43は流量調節弁駆動回路であり、混合器
22が制御モータによる駆動に基づいて流量調節弁を開
閉するするモータ駆動式の場合に流量調節弁を駆動する
ための回路であり、混合器22がサーモスタット式の場
合には勿論不要である。
22が制御モータによる駆動に基づいて流量調節弁を開
閉するするモータ駆動式の場合に流量調節弁を駆動する
ための回路であり、混合器22がサーモスタット式の場
合には勿論不要である。
【0047】このように構成される装置においては、制
御装置34は、先ず第1ステップS1でキー入力装置3
0により運転が開始されたか否かを判別し、運転が開始
されたと判別された場合には第2ステップS2で循環ポ
ンプ6の運転を開始させ、第3ステップS3で湯温セン
サ15が検知した湯温が湯温設定キー31で設定された
湯温よりも低いか否かを判別する。
御装置34は、先ず第1ステップS1でキー入力装置3
0により運転が開始されたか否かを判別し、運転が開始
されたと判別された場合には第2ステップS2で循環ポ
ンプ6の運転を開始させ、第3ステップS3で湯温セン
サ15が検知した湯温が湯温設定キー31で設定された
湯温よりも低いか否かを判別する。
【0048】湯温が設定湯温より低いと判別された場合
には第4ステップS4で切換弁29を吸水管20側が開
くように切り換え、さらに混合器22がモータ駆動式の
場合には第5ステップS5で流量調節弁を湯温に応じて
開き、熱湯が混合器22に流入するようにする。
には第4ステップS4で切換弁29を吸水管20側が開
くように切り換え、さらに混合器22がモータ駆動式の
場合には第5ステップS5で流量調節弁を湯温に応じて
開き、熱湯が混合器22に流入するようにする。
【0049】第3ステップS3で湯温が設定温度以上に
なったと判別された場合には第6ステップS6で切換弁
29を吸水管管20側が閉じるように切り換え、同時に
第7ステップS7で流量調節弁も閉じ混合器22に熱湯
が流入しないようにする。
なったと判別された場合には第6ステップS6で切換弁
29を吸水管管20側が閉じるように切り換え、同時に
第7ステップS7で流量調節弁も閉じ混合器22に熱湯
が流入しないようにする。
【0050】制御装置34によるこのような制御によ
り、浴槽1内の湯2は装置本体4で清浄化処理されると
同時に熱湯タンク16に貯めた熱湯を適量混合して加熱
され設定温度に保たれるようになる。
り、浴槽1内の湯2は装置本体4で清浄化処理されると
同時に熱湯タンク16に貯めた熱湯を適量混合して加熱
され設定温度に保たれるようになる。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、装置本
体で清浄化処理された浴槽湯は、装置本体に配備した循
環ポンプを作動させるだけで熱湯タンクに予め熱湯とし
て貯えておいた浴槽湯を円滑に混合して加熱される。
体で清浄化処理された浴槽湯は、装置本体に配備した循
環ポンプを作動させるだけで熱湯タンクに予め熱湯とし
て貯えておいた浴槽湯を円滑に混合して加熱される。
【0052】このように熱湯混合式の加熱方式とする
と、湯を急速に設定温度まで加熱できるようになり、同
時に加熱源として安い深夜電力、太陽熱、灯油等が利用
できるようになるので加熱費が安くなる。
と、湯を急速に設定温度まで加熱できるようになり、同
時に加熱源として安い深夜電力、太陽熱、灯油等が利用
できるようになるので加熱費が安くなる。
【0053】さらに熱湯を湯温に応じて流量調節弁が開
閉する混合器を利用しながら清浄化処理された湯に混合
するようにすると、熱湯が直接浴槽に噴出しないで安全
になると同時に湯温の調節が一層正確にできるようにな
る。
閉する混合器を利用しながら清浄化処理された湯に混合
するようにすると、熱湯が直接浴槽に噴出しないで安全
になると同時に湯温の調節が一層正確にできるようにな
る。
【図1】 第1実施例配管図、
【図2】 サーモスタット式混合器、
【図3】 第2実施例配管図(加熱状
態)、
態)、
【図4】 第2実施例配管図(非加熱状
態)、
態)、
【図5】 第3実施例配管図、
【図6】 制御ブロック図、
【図7】 フローチャート、
【図8】 従来例配管図。
【符号の説明】 1 浴槽 2 湯 3 吸湯管 4 装置本体 5 濾過タンク 6 循環ポンプ 9 噴湯管 14 紫外線殺菌装置 15 湯温センサ 16 熱湯タンク 20 吸水管 21 出水管 22 混合器 29 切換弁
Claims (5)
- 【請求項1】浴槽湯を循環ポンプにより吸湯管から汲み
上げ汚れを取り除くための濾過タンク及びオゾン或いは
紫外線等で殺菌する殺菌装置を配備した装置本体内を強
制循環させ清浄化処理した後噴湯管から浴槽に再び噴出
する浴槽湯の清浄化装置において、前記装置本体に対し
て熱湯を混合して湯温を調節するため浴槽湯を熱湯とし
て貯える熱湯タンクを接続して配備したことを特徴とす
る浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項2】熱湯タンクが、下方の吸水口に一端を接続
し浴槽湯を流入させる吸水管並びに出水口に一端を接続
し熱湯を流出させる出水管の他の一端を装置本体の管路
に各々接続して配備されたことを特徴とする請求項1記
載の浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項3】熱湯タンクの出水管が装置本体の管路に湯
温に応じて弁が開閉する流量調節弁の配備された混合器
を介して接続したことを特徴とする請求項2記載の浴槽
湯の清浄化装置。 - 【請求項4】熱湯タンクの吸水管が湯温に応じて管路を
切り換える切換弁を介して装置本体の管路に接続したこ
とを特徴とする請求項2記載の浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項5】熱湯タンクの吸水管が湯温に応じて管路を
切り換える切換弁を介して装置本体の管路に接続したこ
とを特徴とする請求項3記載の浴槽湯の清浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8143643A JPH09299261A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8143643A JPH09299261A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299261A true JPH09299261A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15343559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8143643A Pending JPH09299261A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299261A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7026410B2 (en) | 2002-10-17 | 2006-04-11 | Henkel Corporation | Solventless method for preparation of carboxylic polymers |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP8143643A patent/JPH09299261A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7026410B2 (en) | 2002-10-17 | 2006-04-11 | Henkel Corporation | Solventless method for preparation of carboxylic polymers |
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