JP4350816B2 - 蓄熱型24時間風呂 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、別の保温手段である蓄熱タンクを備えた蓄熱型24時間風呂の蓄熱タンク及び浴水浄化循環ユニットを、ユニットバスのエプロン内や洗い場等の空きスペースに設置可能な自由度のある形状として、浴室と一体化した蓄熱型24時間風呂に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、24時間いつでも入浴できる便利さゆえに市場に普及しつつある。また、深夜電力等を利用した電気代節約型の蓄熱タンクを応用した蓄熱型24時間風呂は既に出願人が開発している。この蓄熱型24時間風呂は、ステンレス製大型円筒タンクを組込むため、装置全体が大型化し、外置きタイプとなり、設置可能なスペースのある一戸建ての家にのみ設置されている。また、蓄熱タンクを備えない通常タイプの24時間風呂においては、保温,浄化を備えたユニットを浴槽内に組付けた開発が出願人により成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、設置場所のないマンションや一戸建ての家では、蓄熱タンクが一般にステンレス製の大型円形型のタンクであるため、このタンクを備えた蓄熱型24時間風呂を設置することができず、その設置が要望されていた。
【0004】
そこで、本発明は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、浴水を蓄えた浴槽と、該浴槽から浴水を汲み上げて循環させるための循環ポンプと、浴水を殺菌する殺菌装置と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過する濾過装置が直列状に連結管を介して浴水が連通するように構成され前記浴槽と連結された浴水浄化循環ユニットと、前記連結管に切り換え手段を介して連結されて、浴水の温度低下に対して浴槽からの浴水を取り込んで、加熱した蓄熱湯を前記連結管内の浴水に混合して浴槽に供給するために浴槽からの水を加熱して蓄熱湯として蓄える蓄熱タンクと、前記浴槽の周囲と前記浴槽が配置された浴室壁との間又は下面に形成された空きスペースを備え、該空きスペースに組込み可能な形状の前記蓄熱タンクと前記浴水浄化循環ユニットを収納するようにしたことを特徴とする蓄熱型24時間風呂としたことにより、上記課題を解決した。
【0005】
【実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1乃至図4に基づいて説明する。浴水浄化循環ユニットAは、図1に示すように、浴水を循環させるための循環ポンプ1と、浴水を殺菌する殺菌装置2と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過する濾過装置3とから構成されている。その循環ポンプ1,殺菌装置2,濾過装置3は、相互に直列状に連結管4を介して浴水が連通するように構成されている。実施形態では、図1及び図4に示すように、循環ポンプ1,殺菌装置2,濾過装置3の順であるが、この順序には必ずしも限定されない。
【0006】
前記殺菌装置2としては、オゾン発生器,オゾン水注入手段,紫外線殺菌手段等が存在している。そのオゾン発生器は、オゾナイザー部と、オゾンを混入するオゾン混入部とから構成されている。また、オゾン水注入手段は、オゾン水発生部と、これから殺菌管路にオゾン水を注入し溜めるタンク部とから構成されている。紫外線殺菌手段は、ケース内部に紫外線ランプが設けられ、該紫外線ランプの照射を受けながら浴水が通過するように構成されている。
【0007】
その濾過装置3に使用するフィルタの種類としては、精密フィルタ又は普通フィルタであり、活性石,活性炭を充填したものとして吸着剤濾材フィルタ材として使用したり、或いは、織布又は不織布からなりフィルタ素材から構成するものもある。何れにしても、不純物なる微細なるごみ及び汚れを除去する。
【0008】
上記のように浴水浄化循環ユニットAの入力側には、ユニットバス等の浴槽9内から浴水を流入する入力側循環配管5が連結され、且つ浴水浄化循環ユニットAの出力側には、浴槽9内に浴水を流出させる出力側循環配管6が設けられている。その入力側循環配管5の吸込み側(入力側)には、比較的粗いごみ等を除去可能なプレフィルタ7が設けられ、その出力側循環配管6の排出口にはジェット噴流が出るように噴出部8が必要に応じて設けられている。
【0009】
蓄熱タンク11としての具体的構成としては、水を蓄熱媒体とした電気温水器であって、合成樹脂製でブロー成形等により成形されて耐熱性を有し、前記浴槽9の浴槽本体9aの周囲又は下面側に形成された空きスペース10に組込み可能な形状をなしている。該空きスペース10は、前記浴槽9の周囲と浴室30壁との間に形成されるものである。さらに、前記蓄熱タンク11は、タンク本体11aと、該タンク本体11a内に設けた電力利用のヒーター11bとから構成され、この中には、タンク本体11aの下側から、水道等の水源から給水され、上部側から出力側蓄熱配管13から給湯されるものである。このような電気温水器の原理としては、対流方式(自然対流,強制対流)や、熱交換器方式等があり、湯の中に水が入ってもその混合層(分離層)から上側が湯としてなり充分に温水器として使用できる。また、温度検知器11cも設けられ、所望の設定温度にて制御されるようになっている。
【0010】
蓄熱タンク11(温水器)について、深夜電力を利用すると、電力使用料が比較的安価にできる。その深夜電力には、深夜電力甲,乙(午後11時から翌朝7時の時間帯に温水のために使う電力)、第2深夜電力(午前1時から午前6時の時間帯に温水のために使う電力)等が存在し、その割引料金は、各電力会社によってそれぞれ異なっている。
【0011】
12は入力側蓄熱配管であって、前記蓄熱タンク11の入力側に連結され、前記出力側蓄熱配管13の一端は、蓄熱タンク11の出力側に連結されている。その入力側蓄熱配管12の他端(流入側)は、前記浴水浄化循環ユニットAの循環ポンプ1の後位の連結管4に、循環路切換手段14を介して連結されている。
【0012】
また、出力側蓄熱配管13の他端(流出側)は、前記出力側循環配管6の中間に設けた排出側切換手段15に連通されている(図1等参照)。この場合には、適宜の所望の設定温度範囲内(約40乃至42℃)では、循環路切換手段14の流路は、入力側蓄熱配管12に流出せず、浴水浄化循環ユニットA内のみを通過するように構成され、且つ排出側切換手段15の流路も浴水浄化循環ユニットA内のみが通過するように構成されている〔図4(A)参照〕。また、僅かに温度低下した場合(約数度以内)には、循環路切換手段14の流路は、入力側蓄熱配管12側から蓄熱タンク11を通過し、且つ浴水浄化循環ユニットA内をも通過するように構成され、且つ排出側切換手段15を介して蓄熱タンク11内の蓄熱湯と、浴水浄化循環ユニットA内の浴水とが混合されつつ前記出力側循環配管6を通過するように構成されている〔図4(B)参照〕。さらに、大きく温度低下した場合(約数度以上)には、循環路切換手段14の流路としては、浴水浄化循環ユニットA内の通過を遮断し、入力側蓄熱配管12側から蓄熱タンク11のみを通過するように構成され、且つ排出側切換手段15の流路も浴水浄化循環ユニットA内の浴水通過を遮断し、蓄熱タンク11内のみの蓄熱湯を前記出力側循環配管6から通過するように構成されている〔図4(C)参照〕。
【0013】
前記浴水浄化循環ユニットAとしての入力側循環配管5の途中には、中央演算処理装置21に接続された温度計測手段22が設けられ、その浴水浄化循環ユニットAの内の浴水の温度に応じて、弁制御手段23の動作により、浴水等の流路が適宜切り換えられ、所定の温度制御可能に構成されている。また、設定温度記憶手段24には予め所望温度が記憶されている。この設定温度は適宜変更可能にRAMとして構成されている。また、計測した温度と設定温度とを比較する温度比較手段25も中央演算処理装置21に設けられている。また、別の水源からの給水弁も、浴水の温度を下げるために、弁制御手段23にて制御可能に設けられている。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、前記蓄熱タンク11は、従来のステンレス製大型円筒形タンクと異なり、浴槽本体9aの周囲又は下面側の空きスペース10に、前記蓄熱タンク11及び前記浴水浄化循環ユニットAを収納することで、浴室の空間を有効利用し広々とした浴室を確保できる最大の利点があり、これよって、設置場所のないマンションや一戸建ての家でも設置が可能にできる。また、蓄熱媒体として水を用いているため蓄熱タンク11の装置設置の際、蓄熱材を容易にセットできるし、引火性が無く安全である。さらには、熱交換器に穴などがあいても浴槽水の汚染の心配がなく、腐食性が低い等の利点がある。
【0015】
また、請求項2の発明においては、前記出力側蓄熱配管13の取付構成では、その他端は該出力側蓄熱配管13の途中に、浴水浄化循環ユニットA側からの浴水のみを、又は該浴水と前記蓄熱タンク11の蓄熱湯をそれぞれ流通させるように切り換える排出側切換手段15を介して連通させるようにしており、特に、温度が下がったときに、浴槽9側に流入されるものが浴水と蓄熱湯との混合されたものであり、略適温のものを得ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の略示図
【図2】本発明の一部断面とした略示平面図
【図3】本発明の要部略示側面図
【図4】(A)は本発明の弁制御の状態図
(B)は本発明の弁制御の状態図
(C)は本発明の弁制御の状態図
【符号の説明】
A…浴水浄化循環ユニット
1…循環ポンプ
2…殺菌装置
3…濾過装置
9…浴槽
9a…浴槽本体
10…空きスペース
11…蓄熱タンク

Claims (2)

  1. 浴水を蓄えた浴槽と、該浴槽から浴水を汲み上げて循環させるための循環ポンプと、浴水を殺菌する殺菌装置と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過する濾過装置が直列状に連結管を介して浴水が連通するように構成され前記浴槽と連結された浴水浄化循環ユニットと、
    前記連結管に切り換え手段を介して連結されて、浴水の温度低下に対して浴槽からの浴水を取り込んで、加熱した蓄熱湯を前記連結管内の浴水に混合して浴槽に供給するために浴槽からの水を加熱して蓄熱湯として蓄える蓄熱タンクと、
    前記浴槽の周囲と前記浴槽が配置された浴室壁との間又は下面に形成された空きスペースを備え、該空きスペースに組込み可能な形状の前記蓄熱タンクと前記浴水浄化循環ユニットを収納するようにしたことを特徴とする蓄熱型24時間風呂。
  2. 浴水を蓄えた浴槽と、該浴槽から浴水を汲み上げて循環させるための循環ポンプと、浴水を殺菌する殺菌装置と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過する濾過装置が直列状に連結管を介して浴水が連通するように構成され前記浴槽と連結された浴水浄化循環ユニットと、
    前記連結管に循環路切換手段を介して連結されて、浴水の温度低下に対して浴槽からの浴水を入力側蓄熱配管を介して取り込んで、加熱した蓄熱湯を出力側蓄熱配管から排出側切換手段を介して前記連結管内の浴水に混合して浴槽に供給するために浴槽からの水を加熱して蓄熱湯として蓄える蓄熱タンクと、
    前記浴槽の周囲と前記浴槽が配置された浴室壁との間又は下面に形成された空きスペースを備え、該空きスペースに組込み可能な形状の前記蓄熱タンクと前記浴水浄化循環ユニットとを収納するようにしたことを特徴とする蓄熱型24時間風呂。
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