JPH1099222A - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents
浴槽湯の清浄化装置Info
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- JPH1099222A JPH1099222A JP8275483A JP27548396A JPH1099222A JP H1099222 A JPH1099222 A JP H1099222A JP 8275483 A JP8275483 A JP 8275483A JP 27548396 A JP27548396 A JP 27548396A JP H1099222 A JPH1099222 A JP H1099222A
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Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】浴槽湯をコストを安くしかも誤動作なく確実に
加熱する浴槽湯の清浄化装置。 【課題解決手段】濾過タンク5、循環ポンプ6、紫外線
殺菌装置15等の清浄化処理機器をまとめて配備した装
置本体4に吸湯管3及び噴湯管9を接続し清浄化管路1
4を形成し、清浄化管路から切換弁25を介して分岐し
た入水管24から流入する浴槽湯を熱湯として貯める熱
湯タンク18を配備し、混合器の熱湯口28には熱湯タ
ンクからの出水管26を、湯流入口29には切換弁25
の上流で清浄化管路から分岐した浴槽湯流入管31を、
湯流出口30には切換弁の下流で清浄化管路に接続する
浴槽湯流出管32を各々接続し、混合器で清浄化管路か
らの浴槽湯を熱湯タンクからの熱湯を混合して加熱した
後清浄化管路を経て浴槽1に噴出する。
加熱する浴槽湯の清浄化装置。 【課題解決手段】濾過タンク5、循環ポンプ6、紫外線
殺菌装置15等の清浄化処理機器をまとめて配備した装
置本体4に吸湯管3及び噴湯管9を接続し清浄化管路1
4を形成し、清浄化管路から切換弁25を介して分岐し
た入水管24から流入する浴槽湯を熱湯として貯める熱
湯タンク18を配備し、混合器の熱湯口28には熱湯タ
ンクからの出水管26を、湯流入口29には切換弁25
の上流で清浄化管路から分岐した浴槽湯流入管31を、
湯流出口30には切換弁の下流で清浄化管路に接続する
浴槽湯流出管32を各々接続し、混合器で清浄化管路か
らの浴槽湯を熱湯タンクからの熱湯を混合して加熱した
後清浄化管路を経て浴槽1に噴出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風呂装置に係り、特
に浴槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、殺菌等の清
浄化処理すると同時に入浴設定温度に湯温を調節し、浴
槽湯を絶えず清浄かつ適温に保ち24時間何時でも好み
の時に入浴できるようにしたいわゆる24時間風呂装置
に関するものである。
に浴槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、殺菌等の清
浄化処理すると同時に入浴設定温度に湯温を調節し、浴
槽湯を絶えず清浄かつ適温に保ち24時間何時でも好み
の時に入浴できるようにしたいわゆる24時間風呂装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、浴槽内の湯を絶えず清浄かつ適温
に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の
節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置、すなわち24時間
風呂の利用が盛んになつてきた。
に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の
節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置、すなわち24時間
風呂の利用が盛んになつてきた。
【0003】このような浴槽湯の清浄化装置の1例は図
5に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内
の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み
上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて
配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴
槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
5に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内
の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み
上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて
配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴
槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
【0004】装置本体4には、浴槽湯中の汚れを取り除
くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の
各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して
装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環
ポンプ6、湯を加熱するための電気ヒータ7、湯に対す
るオゾン殺菌装置としてのオゾナイザ8等の清浄化処理
機器が配備されている。
くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の
各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して
装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環
ポンプ6、湯を加熱するための電気ヒータ7、湯に対す
るオゾン殺菌装置としてのオゾナイザ8等の清浄化処理
機器が配備されている。
【0005】10は大きな汚れを装置本体4に汲み上げ
る前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプ
レフイルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流
速の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管1
2がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
る前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプ
レフイルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流
速の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管1
2がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
【0006】ジエツトノズル11のエジェクタ部に接続
する吸気管12の先端には管路を開閉するための電磁弁
13が設けられ、途中にオゾナイザ8が配備されてい
て、電磁弁13を開くとジェットノズル11の吸気力で
吸気管12から空気が吸い込まれ、この空気がエジェク
タ部で湯に混入されジェットノズル11からジェット流
が浴槽1内に噴出して泡風呂となり、さらにオゾナイザ
8を作動させると吸気管12に吸い込まれた空気がオゾ
ン化されて浴槽1内に噴出され湯2がオゾン殺菌され
る。
する吸気管12の先端には管路を開閉するための電磁弁
13が設けられ、途中にオゾナイザ8が配備されてい
て、電磁弁13を開くとジェットノズル11の吸気力で
吸気管12から空気が吸い込まれ、この空気がエジェク
タ部で湯に混入されジェットノズル11からジェット流
が浴槽1内に噴出して泡風呂となり、さらにオゾナイザ
8を作動させると吸気管12に吸い込まれた空気がオゾ
ン化されて浴槽1内に噴出され湯2がオゾン殺菌され
る。
【0007】したがつて浴槽1内の湯2は、プレフイル
タ10が先端に取り付けられた吸湯管3からジエットノ
ズル11が先端に取り付けられた噴湯管9に至る清浄化
管路14を循環ポンプ6により強制循環され、濾過、殺
菌、湯温調節等の所定の清浄化の処理が行われる。
タ10が先端に取り付けられた吸湯管3からジエットノ
ズル11が先端に取り付けられた噴湯管9に至る清浄化
管路14を循環ポンプ6により強制循環され、濾過、殺
菌、湯温調節等の所定の清浄化の処理が行われる。
【0008】ところで以上のように構成される装置では
湯の加熱は電気ヒータで行っているのでランニングコス
トが高くなり、またこの電気ヒータの容量は配線容量の
関係では800W程度とするのが限度なので、200リ
ットルもの浴槽湯を加熱するには容量が不足で加熱速度
が遅くなる。
湯の加熱は電気ヒータで行っているのでランニングコス
トが高くなり、またこの電気ヒータの容量は配線容量の
関係では800W程度とするのが限度なので、200リ
ットルもの浴槽湯を加熱するには容量が不足で加熱速度
が遅くなる。
【0009】この結果、入浴の際に湯の温度を上げたく
てもなかなか上がらず、さらに湯の交換をした際や装置
の運転を長時間止めていたために湯温が大幅に下がって
しまった際には、湯を入浴温度まで加熱するのに非常に
長い時間が掛かってしまう。
てもなかなか上がらず、さらに湯の交換をした際や装置
の運転を長時間止めていたために湯温が大幅に下がって
しまった際には、湯を入浴温度まで加熱するのに非常に
長い時間が掛かってしまう。
【0010】そこで浴槽湯の一部を深夜電力、太陽熱、
灯油等の安い熱源で加熱して熱湯として熱湯タンクに貯
めて置き、この熱湯タンクに貯められた熱湯を混合して
湯を素早く設定温度まで加熱する図6に示すような装置
も開発された。
灯油等の安い熱源で加熱して熱湯として熱湯タンクに貯
めて置き、この熱湯タンクに貯められた熱湯を混合して
湯を素早く設定温度まで加熱する図6に示すような装置
も開発された。
【0011】この図6に示す熱湯加熱式装置も清浄化管
路14の構成は前記図5に示した電気ヒータ加熱式の装
置とほぼ同一であり、殺菌装置としてオゾンナイザ8に
代わって紫外線殺菌装置15を配備したが、勿論噴湯管
9の先端に吸気管12を接続したジエットノズル11を
取り付ければ泡風呂を楽しめる。
路14の構成は前記図5に示した電気ヒータ加熱式の装
置とほぼ同一であり、殺菌装置としてオゾンナイザ8に
代わって紫外線殺菌装置15を配備したが、勿論噴湯管
9の先端に吸気管12を接続したジエットノズル11を
取り付ければ泡風呂を楽しめる。
【0012】また熱湯加熱では熱湯タンクの容量によっ
て厳冬期に加熱不足が起きる危険があるので補助ヒータ
16が配備され、湯温を検知するための湯温センサ17
も配備してある。
て厳冬期に加熱不足が起きる危険があるので補助ヒータ
16が配備され、湯温を検知するための湯温センサ17
も配備してある。
【0013】18が浴槽湯2を熱湯として貯えておく熱
湯タンクであり、この熱湯タンク18は、下面に浴槽湯
2を吸い込むための入水口19が、上面には熱湯を排出
する出水口20が各々設けられ、又この熱湯タンクは1
8は電熱式としているので貯える湯を加熱する熱源とし
ての蓄熱ヒータ21が下方部に配備されている。
湯タンクであり、この熱湯タンク18は、下面に浴槽湯
2を吸い込むための入水口19が、上面には熱湯を排出
する出水口20が各々設けられ、又この熱湯タンクは1
8は電熱式としているので貯える湯を加熱する熱源とし
ての蓄熱ヒータ21が下方部に配備されている。
【0014】熱湯タンク18の湯は、前記したように蓄
熱ヒータ21で加熱する電熱式の他に、太陽熱加熱式、
灯油加熱式、或いはこれらの併用加熱式等で加熱でき、
勿論電熱式の場合には電力費の安い深夜電力を極力利用
するようにする。
熱ヒータ21で加熱する電熱式の他に、太陽熱加熱式、
灯油加熱式、或いはこれらの併用加熱式等で加熱でき、
勿論電熱式の場合には電力費の安い深夜電力を極力利用
するようにする。
【0015】また熱湯タンク18には上下の2カ所に下
部湯温センサ22と上部湯温センサ23の2つの湯温セ
ンサが配備され、下部湯温センサ22に基づいて85℃
程度に貯える熱湯の湯温調節をし、上部湯温センサ23
に基づいて熱湯が全て流出し終わったのを検知する。
部湯温センサ22と上部湯温センサ23の2つの湯温セ
ンサが配備され、下部湯温センサ22に基づいて85℃
程度に貯える熱湯の湯温調節をし、上部湯温センサ23
に基づいて熱湯が全て流出し終わったのを検知する。
【0016】24が浴槽湯2を熱湯タンク18に入水さ
せるための一端が清浄化管路14に切換弁25を介して
接続した入水管であり、26は熱湯タンク18に貯めら
れた熱湯を入水管24からの入水に伴って流出するため
の出水管である。
せるための一端が清浄化管路14に切換弁25を介して
接続した入水管であり、26は熱湯タンク18に貯めら
れた熱湯を入水管24からの入水に伴って流出するため
の出水管である。
【0017】27が流量調節弁が湯温に応じて開閉する
混合器であり、この混合器27には熱湯口28、湯流入
口29、及び湯流出口30が設けられ、熱湯口28には
前記熱湯タンク18からの出水管26が接続している。
混合器であり、この混合器27には熱湯口28、湯流入
口29、及び湯流出口30が設けられ、熱湯口28には
前記熱湯タンク18からの出水管26が接続している。
【0018】31は混合器27の湯流入口29に接続す
る浴槽湯流入管であり、この浴槽湯流入管31は噴湯管
9から切換弁25を介して分岐している熱湯タンク18
への入水管24から分岐している。
る浴槽湯流入管であり、この浴槽湯流入管31は噴湯管
9から切換弁25を介して分岐している熱湯タンク18
への入水管24から分岐している。
【0019】32は混合器27の湯流出口30に接続す
る浴槽湯流出管であり、噴湯管9に接続し、浴槽湯流入
管31から混合器27に流入した浴槽湯を熱湯を混合し
て加熱した後噴湯管9を経て浴槽1に戻す。
る浴槽湯流出管であり、噴湯管9に接続し、浴槽湯流入
管31から混合器27に流入した浴槽湯を熱湯を混合し
て加熱した後噴湯管9を経て浴槽1に戻す。
【0020】33は安全弁であり、何らかの異常により
混合器27から高温の浴槽湯が流出し浴槽1に噴出する
のを防ぐため、浴槽湯流出管32から流出する湯の温度
が60℃程度以上の高温になると弁を閉じて湯の流出を
止める。
混合器27から高温の浴槽湯が流出し浴槽1に噴出する
のを防ぐため、浴槽湯流出管32から流出する湯の温度
が60℃程度以上の高温になると弁を閉じて湯の流出を
止める。
【0021】また熱湯タンク18の入水管24には逆止
弁34が設けられ、切換弁25が入水管24方向に切り
換えられ状態で濾過タンク5の蓋を開けた場合に、熱湯
タンク18から逆流した熱湯でやけどするのを防ぐ。
弁34が設けられ、切換弁25が入水管24方向に切り
換えられ状態で濾過タンク5の蓋を開けた場合に、熱湯
タンク18から逆流した熱湯でやけどするのを防ぐ。
【0022】以上のように構成される装置では、湯温が
適温の場合には切換弁25は噴湯管9の非加熱側方向に
切り換えられ、入水管24方向への湯の流れを完全に断
っているので、浴槽1内の湯2は、図6に矢印に示すよ
うに清浄化管路14のみを循環し殺菌と濾過の処理が行
われる。
適温の場合には切換弁25は噴湯管9の非加熱側方向に
切り換えられ、入水管24方向への湯の流れを完全に断
っているので、浴槽1内の湯2は、図6に矢印に示すよ
うに清浄化管路14のみを循環し殺菌と濾過の処理が行
われる。
【0023】一方湯温が設定温度より下がったと湯温セ
ンサ17が検知した場合には、浴槽1内の湯2は図7に
矢印で示すように循環し、殺菌及び濾過した後に熱湯タ
ンク18の熱湯で加熱される。
ンサ17が検知した場合には、浴槽1内の湯2は図7に
矢印で示すように循環し、殺菌及び濾過した後に熱湯タ
ンク18の熱湯で加熱される。
【0024】すなわち湯温センサ17が湯温が設定温度
以下になったと検知すると、切換弁25は、殺菌と濾過
の終わった湯が噴湯管9方向への流れを断ち入水管24
方向へ流れる加熱側に切り換わる。
以下になったと検知すると、切換弁25は、殺菌と濾過
の終わった湯が噴湯管9方向への流れを断ち入水管24
方向へ流れる加熱側に切り換わる。
【0025】ところで入水管24からは浴槽湯流入管3
1が分岐しているので、入水管24に流れ込んだ湯は、
入水管24を経て熱湯タンク18方向へと、浴槽湯流入
管31を経て混合器27方向へとに分かれて流れる。
1が分岐しているので、入水管24に流れ込んだ湯は、
入水管24を経て熱湯タンク18方向へと、浴槽湯流入
管31を経て混合器27方向へとに分かれて流れる。
【0026】この結果混合器27には、浴槽湯流入管3
1方向に流れた浴槽湯が流入すると同時に、熱湯タンク
18から入水管24を経て流入した浴槽湯に相当する量
だけ出水管26に流出した熱湯とが流入する。
1方向に流れた浴槽湯が流入すると同時に、熱湯タンク
18から入水管24を経て流入した浴槽湯に相当する量
だけ出水管26に流出した熱湯とが流入する。
【0027】この結果混合器27の浴槽湯流出管32か
らは熱湯を混合して加熱した浴槽湯が流出し、噴湯管9
を経て浴槽1に噴出し、この熱湯タンク18からの熱湯
を混合しての浴槽湯の加熱は、湯温センサ17が清浄化
管路14を循環する浴槽湯の湯温が設定温度になったと
検知し、切換弁25が入水管24方向への浴槽湯の流れ
を断つ非加熱側に切り換えられるまで続く。
らは熱湯を混合して加熱した浴槽湯が流出し、噴湯管9
を経て浴槽1に噴出し、この熱湯タンク18からの熱湯
を混合しての浴槽湯の加熱は、湯温センサ17が清浄化
管路14を循環する浴槽湯の湯温が設定温度になったと
検知し、切換弁25が入水管24方向への浴槽湯の流れ
を断つ非加熱側に切り換えられるまで続く。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うに構成される装置においては、切換弁25を入水管2
4方向への浴槽湯の流れを断つ非加熱側に切り換えた状
態が長く続くと、切換弁を加熱側に切り換えても安全弁
33が作動してしまい湯が流れず、浴槽湯を熱湯で加熱
できなくなってしまう。
うに構成される装置においては、切換弁25を入水管2
4方向への浴槽湯の流れを断つ非加熱側に切り換えた状
態が長く続くと、切換弁を加熱側に切り換えても安全弁
33が作動してしまい湯が流れず、浴槽湯を熱湯で加熱
できなくなってしまう。
【0029】すなわち前記装置では入水管24、熱湯タ
ンク18混合器27及び浴槽湯流入管31が閉じた管路
を形成され、しかもこの閉じた管路内には高温の湯が貯
まった熱湯タンク18と出水管26とが配備され、入水
管24及び浴槽湯流入管31内の湯との間に大きな温度
差がある。
ンク18混合器27及び浴槽湯流入管31が閉じた管路
を形成され、しかもこの閉じた管路内には高温の湯が貯
まった熱湯タンク18と出水管26とが配備され、入水
管24及び浴槽湯流入管31内の湯との間に大きな温度
差がある。
【0030】したがつて切換弁25を非加熱側に切り換
えた状態が長く続くと、閉じた管路内で対流が起き浴槽
湯流入管31の湯の温度がかなり高くなってしまう。
えた状態が長く続くと、閉じた管路内で対流が起き浴槽
湯流入管31の湯の温度がかなり高くなってしまう。
【0031】このような状態で湯温センサ17が清浄化
管路14を循環する浴槽湯の湯温が設定温度より下がっ
たと検知して切換弁25を加熱側に切り換えると、混合
器27には出水管26を経ての熱湯タンク18からの熱
湯と、浴槽湯流入管31に貯まっていた高温の浴槽湯と
が流入する。
管路14を循環する浴槽湯の湯温が設定温度より下がっ
たと検知して切換弁25を加熱側に切り換えると、混合
器27には出水管26を経ての熱湯タンク18からの熱
湯と、浴槽湯流入管31に貯まっていた高温の浴槽湯と
が流入する。
【0032】すると当然のことながら、浴槽湯流出管3
2から高温の浴槽湯が流出することとなるので安全弁3
3が閉じてしまい清浄化管路14を循環する浴槽湯を熱
湯タンク18に貯まった熱湯で加熱できなくなってしま
う。
2から高温の浴槽湯が流出することとなるので安全弁3
3が閉じてしまい清浄化管路14を循環する浴槽湯を熱
湯タンク18に貯まった熱湯で加熱できなくなってしま
う。
【0033】本発明は前記したような従来技術の欠点を
解消し、清浄化管路14を循環する浴槽湯の湯温が設定
温度より下がったことを湯温センサ17が検知し切換弁
25を加熱側に切り換えたなら、切換弁が25がどれほ
どの時間非加熱側に切り換えられていようとも安全弁3
3が作動することなく、直ちに混合器27で浴槽湯流入
管31から流入した浴槽湯に熱湯タンク18の熱湯を混
合し加熱できるようにした熱湯加熱式の浴槽湯の清浄化
装置を提供することを目的とする。
解消し、清浄化管路14を循環する浴槽湯の湯温が設定
温度より下がったことを湯温センサ17が検知し切換弁
25を加熱側に切り換えたなら、切換弁が25がどれほ
どの時間非加熱側に切り換えられていようとも安全弁3
3が作動することなく、直ちに混合器27で浴槽湯流入
管31から流入した浴槽湯に熱湯タンク18の熱湯を混
合し加熱できるようにした熱湯加熱式の浴槽湯の清浄化
装置を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、浴槽
内の湯を循環ポンプで吸湯管から汲み上げ濾過タンク、
殺菌装置等の清浄化処理機器を配備した装置本体内で清
浄化処理した後噴湯管から浴槽に再び噴出させる清浄化
管路を強制循環させる浴槽湯の清浄化装置において、熱
湯タンクに浴槽湯を熱湯として貯え、清浄化管路を循環
する浴槽湯を湯温に応じて前記熱湯タンクら流出た熱湯
を混合器を介して混合して加熱し、安価にしかも急速に
まず浴槽湯を加熱できるように構成する。
内の湯を循環ポンプで吸湯管から汲み上げ濾過タンク、
殺菌装置等の清浄化処理機器を配備した装置本体内で清
浄化処理した後噴湯管から浴槽に再び噴出させる清浄化
管路を強制循環させる浴槽湯の清浄化装置において、熱
湯タンクに浴槽湯を熱湯として貯え、清浄化管路を循環
する浴槽湯を湯温に応じて前記熱湯タンクら流出た熱湯
を混合器を介して混合して加熱し、安価にしかも急速に
まず浴槽湯を加熱できるように構成する。
【0035】また熱湯タンクの下方の入水口に清浄化管
路から切換弁を介して分岐した入水管が、上方の出水口
に入水に伴って熱湯を流出する出水管をそれぞれ接続
し、混合器の熱湯口に前記熱湯タンクからの出水管を、
湯流入口には清浄化管路からの浴槽湯流入管を、湯流出
口には清浄化管路への浴槽湯流出管をそれぞれ接続し、
熱湯タンクが清浄化管路を循環する浴槽湯の湯温に応じ
ての切換弁の切換による入水管からの入水に伴って熱湯
を出水管に流出し、混合器が浴槽湯湯流入管から流入し
た清浄化管路からの浴槽湯に熱湯を混合して加熱し浴槽
湯流出管から清浄化管路へ流出し、正確でしかも熱湯が
浴槽に直接噴出することがない安全な状態で浴槽湯を熱
湯で加熱できるよう構成する。
路から切換弁を介して分岐した入水管が、上方の出水口
に入水に伴って熱湯を流出する出水管をそれぞれ接続
し、混合器の熱湯口に前記熱湯タンクからの出水管を、
湯流入口には清浄化管路からの浴槽湯流入管を、湯流出
口には清浄化管路への浴槽湯流出管をそれぞれ接続し、
熱湯タンクが清浄化管路を循環する浴槽湯の湯温に応じ
ての切換弁の切換による入水管からの入水に伴って熱湯
を出水管に流出し、混合器が浴槽湯湯流入管から流入し
た清浄化管路からの浴槽湯に熱湯を混合して加熱し浴槽
湯流出管から清浄化管路へ流出し、正確でしかも熱湯が
浴槽に直接噴出することがない安全な状態で浴槽湯を熱
湯で加熱できるよう構成する。
【0036】さらに混合器の湯流入口に接続する浴槽湯
流入管が、熱湯タンクへの連結を断った状態、好ましく
は熱湯タンクへの入水管が分岐する切換弁の上流側で清
浄化管路から分岐して配管し、切換弁を非加熱側に切り
換えた際に浴槽湯流入管が熱湯タンクと共に閉じた管路
を形成しないよう構成する。
流入管が、熱湯タンクへの連結を断った状態、好ましく
は熱湯タンクへの入水管が分岐する切換弁の上流側で清
浄化管路から分岐して配管し、切換弁を非加熱側に切り
換えた際に浴槽湯流入管が熱湯タンクと共に閉じた管路
を形成しないよう構成する。
【0037】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0038】図1及び図2に本発明の装置の構成を示す
配管図が示されており、図6及び図7に示した熱湯加熱
式の従来例の装置と基本的には同一の構成で同一の構成
要素には同一の符号を付してある。
配管図が示されており、図6及び図7に示した熱湯加熱
式の従来例の装置と基本的には同一の構成で同一の構成
要素には同一の符号を付してある。
【0039】この実施例では混合器27の湯流入口29
に接続する浴槽湯流入管31が熱湯タンク18への入水
管24が接続する切換弁25の上流で清浄化管路14か
ら分岐した配管となつており、他の配管は従来例と全く
同一である。
に接続する浴槽湯流入管31が熱湯タンク18への入水
管24が接続する切換弁25の上流で清浄化管路14か
ら分岐した配管となつており、他の配管は従来例と全く
同一である。
【0040】このような配管とした場合に切換弁25を
非加熱側に切り換えた状態の湯の流れが図1に矢印で示
され、清浄化管路14で殺菌と濾過との処理が終わった
湯は入水管24方向には全く流れないで噴湯管9を経て
浴槽へ噴出する。
非加熱側に切り換えた状態の湯の流れが図1に矢印で示
され、清浄化管路14で殺菌と濾過との処理が終わった
湯は入水管24方向には全く流れないで噴湯管9を経て
浴槽へ噴出する。
【0041】また切換弁25を加熱側に切り換えた状態
の湯の流れは図2に矢印で示す通りであり、装置本体4
内で殺菌と濾過とが行われて噴湯管9に流出した浴槽湯
は浴槽湯流入管31方向と切換弁25方向とに分かれて
流れる。
の湯の流れは図2に矢印で示す通りであり、装置本体4
内で殺菌と濾過とが行われて噴湯管9に流出した浴槽湯
は浴槽湯流入管31方向と切換弁25方向とに分かれて
流れる。
【0042】浴槽湯流入管31方向に流れた浴槽湯は混
合器27に流入し、切換弁25方向に流れた浴槽湯は切
換弁25が入水管24方向に切り換えられているので入
水管24を経て熱湯タンク18に流入する。
合器27に流入し、切換弁25方向に流れた浴槽湯は切
換弁25が入水管24方向に切り換えられているので入
水管24を経て熱湯タンク18に流入する。
【0043】すると浴槽湯流入管31から混合器27に
流入した浴槽湯は、熱湯タンク18からの熱湯で加熱さ
れた後浴槽湯流出管32から流出し、噴湯管9を経て浴
槽1に噴出する。
流入した浴槽湯は、熱湯タンク18からの熱湯で加熱さ
れた後浴槽湯流出管32から流出し、噴湯管9を経て浴
槽1に噴出する。
【0044】さてこの実施例に示した配管では浴槽湯流
入管31は清浄化管路14から直接分岐しているので熱
湯タンク18との連結が断たれており、切換弁25が非
加熱側に切り換えられている状態においても浴槽湯流入
管31が熱湯タンク18と閉じた管路を形成しない。
入管31は清浄化管路14から直接分岐しているので熱
湯タンク18との連結が断たれており、切換弁25が非
加熱側に切り換えられている状態においても浴槽湯流入
管31が熱湯タンク18と閉じた管路を形成しない。
【0045】したがって切換弁25がいくら長い時間非
加熱側に切り換えられていても、浴槽湯流入管31内の
浴槽湯が加温されることはないので、従来のように切換
弁25を加熱側に切り換えた際に混合器27に高温の浴
槽湯が流入したために浴槽湯流出管32に配備した安全
弁が作動してしまうようなことは起きない。
加熱側に切り換えられていても、浴槽湯流入管31内の
浴槽湯が加温されることはないので、従来のように切換
弁25を加熱側に切り換えた際に混合器27に高温の浴
槽湯が流入したために浴槽湯流出管32に配備した安全
弁が作動してしまうようなことは起きない。
【0046】次に前記したように構成される装置の湯温
の制御について図3の制御ブロツク図に基づいて説明す
る。
の制御について図3の制御ブロツク図に基づいて説明す
る。
【0047】34がキー入力装置であり、このキー入力
装置34には装置を運転させたり或いは停止させたりす
る運転/停止キーを含めて装置の運転条件を設定する各
種のキーが配備され、勿論湯温を設定するための湯温設
定キー35も配備されている。
装置34には装置を運転させたり或いは停止させたりす
る運転/停止キーを含めて装置の運転条件を設定する各
種のキーが配備され、勿論湯温を設定するための湯温設
定キー35も配備されている。
【0048】17は前記した湯温を制御するため清浄化
管路14に配備された湯温センサであり、36は補助ヒ
ータ16を外気温に応じて作動させるために外気温を検
知するために配備された外気温センサ、37は安全弁3
3を作動せるために浴槽湯流出管32に流出した湯温を
検出するために配備した安全センサである。
管路14に配備された湯温センサであり、36は補助ヒ
ータ16を外気温に応じて作動させるために外気温を検
知するために配備された外気温センサ、37は安全弁3
3を作動せるために浴槽湯流出管32に流出した湯温を
検出するために配備した安全センサである。
【0049】38が装置を全体的に制御するための制御
装置であり、この制御装置38は、中央演算処理装置と
してのCPU39、制御プログラムを含む各種の制御デ
ータを記憶した記憶装置としてのROM40、演算処理
のためデータの一時記憶装置としてのRAM41より成
るマイクロコンピュータである。
装置であり、この制御装置38は、中央演算処理装置と
してのCPU39、制御プログラムを含む各種の制御デ
ータを記憶した記憶装置としてのROM40、演算処理
のためデータの一時記憶装置としてのRAM41より成
るマイクロコンピュータである。
【0050】42は循環ポンプ6を駆動するための循環
ポンプ駆動回路、43は熱湯タンク18が電気加熱式の
場合に熱湯タンクヒータ21に電力を供給するための熱
湯タンクヒータ駆動回路である。
ポンプ駆動回路、43は熱湯タンク18が電気加熱式の
場合に熱湯タンクヒータ21に電力を供給するための熱
湯タンクヒータ駆動回路である。
【0051】44は外気温に応じて作動する補助ヒータ
16に電力を供給するための補助ヒータ駆動回路、45
は切換弁25を駆動するための切換弁駆動回路、46は
安全弁33を駆動するための安全弁駆動回路である。
16に電力を供給するための補助ヒータ駆動回路、45
は切換弁25を駆動するための切換弁駆動回路、46は
安全弁33を駆動するための安全弁駆動回路である。
【0052】このように構成される装置において制御装
置38は、先ずキー入力装置34により運転が開始され
た場合には循環ポンプ6の運転を開始させ、湯温センサ
17が検知した清浄化管路14を循環する浴槽湯の湯温
が湯温設定キー35で設定された温度よりも低いか否か
を判別する。
置38は、先ずキー入力装置34により運転が開始され
た場合には循環ポンプ6の運転を開始させ、湯温センサ
17が検知した清浄化管路14を循環する浴槽湯の湯温
が湯温設定キー35で設定された温度よりも低いか否か
を判別する。
【0053】浴槽湯の湯温が設定温度より低いと判別さ
れた場合には切換弁25を加熱側すなわち入水管24側
が開くように切り換え、清浄化管路14を循環している
浴槽湯を浴槽湯流入管31から混合器27に流入させる
と同時に入水管24から熱湯タンク18に流入させる。
れた場合には切換弁25を加熱側すなわち入水管24側
が開くように切り換え、清浄化管路14を循環している
浴槽湯を浴槽湯流入管31から混合器27に流入させる
と同時に入水管24から熱湯タンク18に流入させる。
【0054】これにより混合器27で流入した浴槽湯に
熱湯タンク18から浴槽湯の流入に伴って流出した熱湯
を混合して加熱する。
熱湯タンク18から浴槽湯の流入に伴って流出した熱湯
を混合して加熱する。
【0055】また湯温センサ17が検知した浴槽湯の湯
温が設定温度に達したと判別された場合には切換弁25
を非加熱側に切り換え、清浄化管路14を循環している
浴槽湯を浴槽湯入湯管31が並びに入水管24側への流
れを断って、加熱しないでそのまま噴湯管9を経て浴槽
1に噴出させる。
温が設定温度に達したと判別された場合には切換弁25
を非加熱側に切り換え、清浄化管路14を循環している
浴槽湯を浴槽湯入湯管31が並びに入水管24側への流
れを断って、加熱しないでそのまま噴湯管9を経て浴槽
1に噴出させる。
【0056】また外気温センサ36が検知した外気温に
基づいて補助ヒータ16による加熱が必要と判別した場
合には、浴槽湯を所定の時間だけ補助ヒータ16で加熱
し、安全センサ37が混合器27で加熱され浴槽湯流出
管32に流出した浴槽湯の湯温が60℃以上であると検
知した場合には、安全弁33を閉じて高温の湯が浴槽1
に噴出しないようにする。
基づいて補助ヒータ16による加熱が必要と判別した場
合には、浴槽湯を所定の時間だけ補助ヒータ16で加熱
し、安全センサ37が混合器27で加熱され浴槽湯流出
管32に流出した浴槽湯の湯温が60℃以上であると検
知した場合には、安全弁33を閉じて高温の湯が浴槽1
に噴出しないようにする。
【0057】以上、安全弁として電磁力で作動する電磁
弁を適用した場合について説明した。次に、ワックスが
湯温に応じて膨張、収縮するサーモエレメントを利用し
た機械式の安全弁について、図4により説明する。この
場合、混合器を一体化している。
弁を適用した場合について説明した。次に、ワックスが
湯温に応じて膨張、収縮するサーモエレメントを利用し
た機械式の安全弁について、図4により説明する。この
場合、混合器を一体化している。
【0058】このサーモスタット型の混合器27の熱湯
口28には熱湯タンク18からの出水管26が、湯流入
口29には浴槽湯流入管31が、湯流出口30には浴槽
湯流出管32が各々接続することは前記した通りであ
る。混合水の温度が50〜55℃となるように熱湯口2
8と湯流入口29の断面積の比率を決めてある。
口28には熱湯タンク18からの出水管26が、湯流入
口29には浴槽湯流入管31が、湯流出口30には浴槽
湯流出管32が各々接続することは前記した通りであ
る。混合水の温度が50〜55℃となるように熱湯口2
8と湯流入口29の断面積の比率を決めてある。
【0059】47がサーモエレメントとしてのワックス
48が充填され湯温に応じたワックス48の体積の膨張
或いは収縮に基づいてピストン49が上下動して弁50
を開閉するサーモスタット式の安全弁である。ワックス
の検知温度は60℃としてある。
48が充填され湯温に応じたワックス48の体積の膨張
或いは収縮に基づいてピストン49が上下動して弁50
を開閉するサーモスタット式の安全弁である。ワックス
の検知温度は60℃としてある。
【0060】弁50が開いて浴槽湯を加熱する状態は
(a)図に示す通りであり、通常の場合は混合水は55
℃なので、湯温が低くワックス48が収縮した状態では
弁49は押さえばね51で下方に押されて開いている。
(a)図に示す通りであり、通常の場合は混合水は55
℃なので、湯温が低くワックス48が収縮した状態では
弁49は押さえばね51で下方に押されて開いている。
【0061】したがってこの状態では混合器27には湯
流入口29からは浴槽湯が、熱湯口28からは熱湯タン
ク18からの熱湯が共に流入し、湯流出口30から加熱
された55℃以下の浴槽湯が流出する。
流入口29からは浴槽湯が、熱湯口28からは熱湯タン
ク18からの熱湯が共に流入し、湯流出口30から加熱
された55℃以下の浴槽湯が流出する。
【0062】次に浴槽湯流入管31がつまるなどで混合
水の温度が60℃を超えると湯温が上がり、流量調節弁
47のサーモエレメントとしてのワックス48は温度が
上昇して体積が膨張するのでピストン49を下に押す。
水の温度が60℃を超えると湯温が上がり、流量調節弁
47のサーモエレメントとしてのワックス48は温度が
上昇して体積が膨張するのでピストン49を下に押す。
【0063】するとピストン49により弁50は浴槽湯
の湯温の上昇に伴って徐々に上の方に動かされて閉じる
ようになり、やがて湯温が所定の温度以上になると
(b)図に示すように完全に閉じるようになる。
の湯温の上昇に伴って徐々に上の方に動かされて閉じる
ようになり、やがて湯温が所定の温度以上になると
(b)図に示すように完全に閉じるようになる。
【0064】したがって高温の浴槽湯が浴槽1に噴出し
てしまう心配は全くなく安全である。
てしまう心配は全くなく安全である。
【0065】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、浴槽湯
流入管31は清浄化管路14から直接分岐しているので
熱湯タンク18との連結が断たれているから、安全弁が
作動してしまうことがなく、切換弁の作動に基づいて浴
槽湯と熱湯とが直ちに混合し加熱できる。すなわち、浴
槽湯の清浄化装置において誤動作することなく確実に浴
槽湯を急速に設定温度まで加熱できるようになり、同時
に加熱源として安い深夜電力、太陽熱、灯油等が利用で
きるようになるので加熱費が安くなる。
流入管31は清浄化管路14から直接分岐しているので
熱湯タンク18との連結が断たれているから、安全弁が
作動してしまうことがなく、切換弁の作動に基づいて浴
槽湯と熱湯とが直ちに混合し加熱できる。すなわち、浴
槽湯の清浄化装置において誤動作することなく確実に浴
槽湯を急速に設定温度まで加熱できるようになり、同時
に加熱源として安い深夜電力、太陽熱、灯油等が利用で
きるようになるので加熱費が安くなる。
【図1】 実施例配管図(加熱状態)、
【図2】 実施例配管図(非加熱状
態)、
態)、
【図3】 制御ブロック図、
【図4】 混合器縦断面図、
【図5】 電気加熱式従来例配管図、
【図6】 熱湯加熱式従来例配管図(非
加熱状態)、
加熱状態)、
【図7】 熱湯加熱式従来例配管図(加
熱状態)。
熱状態)。
【図8】 従来例配管図。
1 浴槽 2 湯 3 吸湯管 4 装置本体 5 濾過タンク 6 循環ポンプ 9 噴湯管 14 清浄化管路 17 湯温センサ 18 熱湯タンク 24 入水管 25 切換弁 26 出水管 27 混合器 31 浴槽湯流入管 32 浴槽湯流出管 47 サーモスタット式安全弁
Claims (4)
- 【請求項1】浴槽内の湯を循環ポンプで吸湯管から汲み
上げ濾過タンク、殺菌装置等の清浄化処理機器を配備し
た装置本体内で清浄化処理した後噴湯管から浴槽に再び
噴出させる清浄化管路を強制循環させる浴槽湯の清浄化
装置において、熱湯タンクに浴槽湯を熱湯として貯え、
清浄化管路を循環する浴槽湯を湯温に応じて前記熱湯タ
ンクら流出た熱湯を混合器を介して混合して加熱するこ
とを特徴とする浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項2】熱湯タンクの下方の入水口に清浄化管路か
ら切換弁を介して分岐した入水管が、上方の出水口に入
水に伴って熱湯を流出する出水管をそれぞれ接続し、混
合器の熱湯口に前記熱湯タンクからの出水管を、湯流入
口には清浄化管路からの浴槽湯流入管を、湯流出口には
清浄化管路への浴槽湯流出管をそれぞれ接続し、熱湯タ
ンクが清浄化管路を循環する浴槽湯の湯温に応じての切
換弁の切換による入水管からの入水に伴って熱湯を出水
管に流出し、混合器が浴槽湯湯流入管から流入した清浄
化管路からの浴槽湯に熱湯を混合して加熱し浴槽湯流出
管から清浄化管路へ流出することを特徴とする請求項1
記載の浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項3】混合器の湯流入口に接続する浴槽湯流入管
が、熱湯タンクへの連結を断った状態で配管されたこと
を特徴とする請求項2記載の浴槽湯の清浄化装置。 - 【請求項4】混合器の湯流入口に接続する浴槽湯流入管
が、浴槽湯が循環する清浄化管路の熱湯タンクへの入水
管が分岐する切換弁の上流側で分岐し配管されたことを
特徴とする請求項3記載の浴槽湯の清浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8275483A JPH1099222A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8275483A JPH1099222A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099222A true JPH1099222A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17556159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8275483A Pending JPH1099222A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1099222A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109631341A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-04-16 | 中山市思源电器有限公司 | 一种可以节约水资源的热水器 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8275483A patent/JPH1099222A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109631341A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-04-16 | 中山市思源电器有限公司 | 一种可以节约水资源的热水器 |
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