JP3744584B2 - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は風呂装置に係り、特に浴槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、殺菌等の清浄化処理すると同時に入浴者が設定した温度に保温し、浴槽湯を絶えず清浄かつ適温保ち24時間何時でも好みの時に入浴できるようにしたいわゆる24時間風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、浴槽内の湯を絶えず清浄かつ適温に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置、すなわち24時間風呂の利用が盛んになつてきた。
【0003】
このような浴槽湯の清浄化装置の一例は図6に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
【0004】
装置本体4には、浴槽湯中の汚れを取り除くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環ポンプ6、湯を適温に保つための保温用の電気ヒータ7、湯に対するオゾン殺菌装置としてのオゾナイザ8等の清浄化処理機器が配備されている。
【0005】
10は大きな汚れを装置本体4に汲み上げる前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプレフイルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流速の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管12がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
【0006】
ジエツトノズル11のエジエクタ部に接続する吸気管12の先端には管路を開閉するための電磁弁13が設けられ、途中にオゾナイザ8が配備されていて、電磁弁13を開くとジエツトノズル11の吸気力で吸気管12から空気が吸い込まれ、この空気がエジエクタ部24で湯に混入されジエツトノズル11からジエツト流が浴槽1内に噴出して泡風呂となり、さらにオゾナイザ8を作動させると吸気管12に吸い込まれた空気がオゾン化されて浴槽1内に噴出され湯2がオゾン殺菌される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のように構成される装置では湯の加熱を電気ヒータで行っているのでランニングコストが高くなり、またこの電気ヒータの容量は配線容量の関係では800W程度とするのが限度なので、200リットルもの浴槽湯を加熱するには容量が不足で加熱速度が遅くなる。
【0008】
この結果、入浴の際に湯の温度を上げたくてもなかなか上がらず、さらに湯の交換をした際や装置の運転を長時間止めていたために湯温が大幅に下がってしまった際には、湯を入浴温度まで加熱するのに非常に長い時間が掛かってしまう。
【0009】
本発明は前記したような従来技術の欠点を解消し、加熱費を安くすると共に急速に湯を入浴者が設定した温度まで加熱し、設定温度に達した後には設定温度で正確に保温できるようにした浴槽湯の清浄化装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、浴槽内の湯を循環ポンプにより吸湯管から汲み上げ清浄化管路を強制循環させて濾過タンクによる濾過処理、殺菌装置による殺菌処理をした後噴湯管から浴槽に再び噴出させる浴槽湯の清浄化装置において、清浄化管路に湯温調節器を配備し、前記湯温調節器は、貯湯タンクからの熱湯供給管が接続して貯湯タンクに貯えた熱湯を流入させる熱湯流入口と、清浄化管路が接続して清浄化管路を循環する浴槽湯を流入させる浴槽湯流入口と、浴槽湯と熱湯とが流入し、浴槽湯に熱湯が混合される混合室と、清浄化管路が接続して熱湯が混合された浴槽湯を清浄化管路に流出させる浴槽湯流出口と、混合室に装着された混合室内に位置するサーモエレメントの混合室内の湯温に応じてピストンを上下動し、ピストンに固着した弁が開閉するサーモスタット式流量調整弁とからなり、浴槽湯流入口は混合室と直接連通し、熱湯流入口は前記サーモスタット式流量調整弁を介して混合室と連通し、清浄化管路から直接流入した浴槽湯に、熱湯流入口からサーモスタット式流量調節弁により浴槽湯の湯温に応じて流量を調節して流入した熱湯を混合させて浴槽湯の湯温を調節し、浴槽湯流出口から清浄化管路に流出させ、且つ、湯温設定キーにより入力された設定温度に応じて前記サーモスタット式流量調整弁のピストンの作動範囲を自動的に規制して湯温を設定する自動湯温設定装置を備えるよう構成して、前記課題を解決した。
【0011】
このような構成により、浴槽湯を温度に応じて熱湯供給手段からの適量の熱湯を混合して設定温度に急速に加熱し、浴槽に熱湯が直接噴出することが絶対ない安全な状態で噴出させられるようになり、しかも設定温度に応じて流量調節弁の作動範囲を自動的に調節することにより設定温度に応じて流量調節弁の作動範囲が正確に調節され浴槽湯を設定温度を超えて熱すぎる状態にならない状態で正確に調節できるようになる。
【0012】
この際、湯温調節器の熱湯流入口に対して配備する流量調節弁を、サーモエレメントの浴槽湯の湯温に応じた体積変化に基づいてピストンを作動し弁を開閉するサーモスタット式とし、自動湯温設定装置を温度設定手段で設定された設定温度に応じてピストンの作動範囲を自動的に規制するようにし、コストが安く汚れが付いて誤動作したりしないで正確に浴槽湯の温度を調節できるようにする。
【0013】
又熱湯供給手段を所定温度の熱湯を貯蔵する貯湯タンクとし、貯湯タンクには深夜電力、太陽熱、灯油、ガス等様々な安い熱源で加熱した熱湯を貯えるようにして加熱のコストを安くする。
【0014】
さらに清浄化手段の清浄化管路に循環する浴槽湯を加熱する電気ヒータを湯温調節器の上流側に配備し、厳冬季に貯湯タンクに貯めた加熱用の熱湯が不足しても電気ヒータで補助的に加熱して浴槽湯の温度を設定温度に保てるようにする。
【発明の詳細な説明】
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について、図1の実施例の配管図に基づいて説明するが、従来例と同一の構成要素には同一の符号を付けてある。
【0016】
清浄化管路14には、湯を清浄化の場合の逆に流して濾過タンク5に充填された濾材を洗浄するいわゆる逆洗の管路を形成するために、L字型及びT字型の切換弁15及び16が配備されている。
【0017】
また殺菌装置として紫外線殺菌装置17を配備したが、勿論従来例のように吸気管12を噴湯管9の先端に取り付けたジエットノズル11に接続し泡風呂を楽しめるようにしたり、吸気管12の途中にオゾナイザ8を配備してオゾン殺菌できるようにしても良い。
【0018】
18が後に詳細な構成を説明する湯温調節器であり、この湯温調節器18には浴槽湯流入口19、熱湯流入口20及び浴槽湯流出口21が設けられると同時に、浴槽湯流入口19から流入した浴槽湯の温度に応じて弁が開閉する流量調節弁22が熱湯流入口20に対して配備してある。
【0019】
23が熱湯供給手段としての貯湯タンクであり、この貯湯タンク23は、上面に熱湯供給管24を、底面に入水管25を接続し、熱湯供給管24を湯温調節器18の熱湯流入口20に接続し、入水管25を清浄化管路14の湯温調節器18の上流で接続し、又底部に加熱源として深夜電力利用のヒータ26が配備されている。
【0020】
なおこの実施例では、貯湯タンク23には浴槽湯が深夜電力を利用してヒータ26により加熱されて熱湯となって貯められるようになっているが、浴槽湯を太陽熱を利用して加熱したり、場合によっては通常電力によって加熱して熱湯として貯めておいても良い。
【0021】
27が自動湯温設定装置であり、入浴者が湯温を設定する湯温設定キー28、湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備された流量調節弁22の作動範囲の調節部材を駆動するパルスモータ29、及び湯温設定キー28で設定された温度に応じてパルスモータ29の駆動を制御するマイクロコンピユータであるパルスモータ駆動制御装置30とから成り、湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備された流量調節弁22の作動範囲を湯温設定キー28での設定温度に応じて自動的に調節する。
【0022】
湯温調節器18の構成について図2及び図3に基づいて詳細を説明すると、図2において、31が混合室であり、この混合室31は、上面が中央に弁穴33を設けた弁座32となっており、1つの側面には浴槽湯流入口19が、他の側面には弁穴33に対して流量調節弁22を配備した弁座32に通じた熱湯流入口20が設けられ、下面には浴槽湯流出口21が設けられている。
【0023】
流量調節弁22の構成を説明すると、弁軸34は、下端に弁座32の弁穴33を開閉するための弁筒35が固定して取り付けられ、内部に混合室31に流入した浴槽湯の湯温に応じて体積が変化するサーモエレメントとしてのワックス37が充填され、このワックス37に下端が当たるピストン38が上下動自在にはめられたサーモスタット36が固定してはめられている。
【0024】
39は流量調節弁22の弁軸34を上下動自在にはめるため混合室31の上方に延びた案内管であり、40は案内管39の上端にはめられ浴槽湯の設定温度に応じてピストン38の作動範囲を調節する押さえ軸であり、41は流量調節弁22を上の方に押し上げるための複数の押さえばねである。
【0025】
前記したピストン38の上端を押さえて流量調節弁22の作動範囲を調節する部材である押さえ軸40に対しては自動湯温設定装置27のパルスモータ29が取り付けられていて、湯の設定温度に応じて自動的に押さえ軸40の位置が決められるようになっている。
【0026】
流量調節弁22の弁軸34の下端に固定して取り付けられる弁筒35は図3に示す通りであり、上半分は弁座32の弁穴33を塞ぐ円筒である閉湯筒42となっており、下半分は所定の間隔で複数の切り欠き溝44を通湯溝として設けた円筒である通湯筒43となっており、中央に弁軸34に取り付けるための取付穴45が設けられている。
【0027】
したがって流量調節弁22は、弁筒35を取付穴45を介して弁軸34の下端に取り付けた後、混合室31に対して、弁筒35を弁座32の弁穴33に、弁軸34を案内管39に上下動自在にはめ、複数の押さえばね41で上に向かって押し上げ、ピストン38の上端を押さえ軸40で上から押さえながら配備する。
【0028】
このようにして流量調節弁22を混合室31に対して配備すると、弁筒35は上の方に押し上げられていて弁座32の弁穴33の位置には弁筒35の切り欠き溝44が設けられた下方の通湯筒43が位置するので弁は開いた状態となっている。
【0029】
また自動湯温設定装置27は、湯温設定キー28で設定された湯温に基づきパルスモータ駆動制御装置30の制御の下にパルスモータ29を作動し、ピストン38の上端を押さえる押さえ軸40を設定された湯温に応じた位置まで上下に自動的に動かし、流量調節弁22の作動範囲を設定温度に応じて調節する。
【0030】
以上のような構成の湯温調節器18を用いて清浄化管路14を強制循環する浴槽湯の湯温を貯湯タンク23に貯められた熱湯で加熱し適温を保つ状態を図4に基づいて説明する。
【0031】
まず装置の運転を開始する際には、湯温調節器18は、(a)図に示すように、流量調節弁22が押さえばね41により上の方に押されて弁筒35は通湯筒43が混合室31の弁穴33に位置していて弁が開き、しかも自動湯温設定装置27により流量調節弁22の作動範囲を湯温設定キー28で設定された温度に応じて調節した初期設定状態になっている。
【0032】
この状態で装置の運転が開始されると、切換弁15及び16が清浄化の処理の方向に切り換えられているので、循環ポンプ6で吸湯管3から汲み上げられた浴槽1内の湯2は、紫外線殺菌装置17で殺菌された後濾過タンク5で濾過され電気ヒータ7を経て清浄化管路14を流れて行く。
【0033】
この際外気温と貯湯タンク23の貯湯量の関係で電気ヒータ7による補助的な加熱が必要と装置を全体的に制御する制御装置としとてのマイクロコンピュータが判断した場合には電気ヒータ7による加熱が行われる。
【0034】
また前記したように湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備された流量調節弁22は弁が開き熱湯が熱湯供給管24から混合室31に流入できる状態になっており、さらに貯湯タンク23の底面に一端が接続する吸水管25の他の一端が電気ヒータ7と湯温調節器18との間で清浄化管路14に接続している。
【0035】
したがって清浄化管路14を循環し電気ヒータ7を経た湯2は、湯温調節器18に向かって清浄化管路14を流れると同時に吸水管25から貯湯タンク23に向かっても流れる。
【0036】
この結果、湯温調節装置18には清浄化管路14を流れた浴槽湯2が浴槽湯流入口19から入ると同時に、貯湯タンク23に貯められていた熱湯が底部から入った浴槽湯分だけ熱湯供給管24に押し出されて熱湯流入口20から入る。
【0037】
そこで湯温調節器18では混合室31で清浄化管路14を循環して湯温調節器18に入った浴槽湯2には貯湯タンク23に貯められていた熱湯が混合されて加熱され浴槽湯流出口21から再び清浄化管路14に出て、浴槽1に噴湯管9から戻る。
【0038】
このようにして(a)図に示すように湯温調節器18の熱湯流入口20に対する流量調節弁22が開き、混合室31で貯湯タンク23に貯められた熱湯が混合され加熱される状態が続くと、清浄化管路14を循環し湯温調節器18に流入する浴槽湯2の温度は上がり続ける。
【0039】
すると湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備された流量調節弁22は、サーモスタット36に充填されたサーモエレメントであるワックス37の温度が上がって体積が膨張しピストン38を上に押し上げるようになる。
【0040】
ところがピストン38は設定された湯温に応じた位置で押さえ軸40で上端が押さえられているので、流量調節弁29は徐々に下に向かって弁を閉じる方向に動き出し、やがて浴槽湯2の温度が入浴者が設定した温度と同じになると、(b)図に示すような、弁が閉じた瞬間の状態になる。
【0041】
すなわち浴槽湯2の温度が上がり流量調節弁22がサーモスタット36のワックス37の体積が膨張し下がり続けると、混合室31の弁座32の弁穴33にはめられている弁筒35が下がり続け、浴槽湯2と設定温度とが同じになった瞬間には、閉湯筒42の下端が丁度弁穴33の位置に来て弁を閉じ熱湯流入口20からは熱湯が入らな状態になる。
【0042】
流量調節弁22の弁が閉じると、清浄化管路14を循環する浴槽湯2は電気ヒータ7を経た後貯湯タンク22の方向には流れないで全てが湯温調節器18方向に向かって流れ、湯温調節器18では熱湯が全く混合されなくなり、加熱されることなくそのまま浴槽1に戻って行く。
【0043】
(b)図に示すように、湯温調節器18の熱湯流入口20に対する流量調節弁22の弁が閉じ、浴槽湯2は加熱されないで清浄化管路14を循環し続けるとやがて温度が下がり出す。
【0044】
すると流量調節弁22は、サーモスタット36のワックス37の体積が収縮し出しピストン38を上に押す力は弱くなるので上に上がり、弁筒35は通湯筒43が弁座31の弁穴33に対して位置し弁が開いた(a)図の状態に再び戻り、清浄化管路14を循環している浴槽湯2は、湯温調節器18で貯湯タンク23に貯められている熱湯が混合されて再び加熱されてから浴槽1に戻るようになる。
【0045】
以上のようにして湯温調節されながら清浄化管路14を循環している浴槽湯2は、前記したように温度が設定温度と同じになった瞬間に湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備した流量流量調節弁22の弁が閉じるので、設定温度より高くなり過ぎることはない。
【0046】
しかも流量調節弁22の作動範囲が設定された湯温に応じて自動湯温設定装置27により正確に調節されているので、湯は一層正確に設定温度に保たれる。
【0047】
すなわち目盛りを目安にしてつまみを手で廻して湯温を設定して流量調節弁22の作動範囲を手動調節する場合には、あまり正確に湯温が設定できない。
【0048】
すると流量調節弁22は、浴槽湯の温度に基づいて正確に弁の開閉をしても、設定温度が正確に設定できていないので、設定温度に応じて位置決めされる押さえ軸40の位置がばらつき作動範囲が設定温度に対して正確に調節されていないので、浴槽湯の温度は入浴者が設定したと思う温度に対してかなりばらついてしまう。
【0049】
ところが流量調節弁22は、作動範囲を自動湯温設定装置27により調節するすると、先ず入浴者は湯温設定キー28で正確に湯温を設定でき、次いでこの正確に設定した湯温に基づいて押さえ軸40が正確に位置決めされて作動範囲が正確に調節されるので、浴槽湯は正確に設定温度に保たれる。
【0050】
しかしながら、浴槽湯2が何らかの原因で加熱され過ぎて設定温度よりも高くなってしまっても、(c)図に示すように、湯温調節器18の熱湯流入口20に対する流量調節弁22が完全に閉じ、浴槽湯2は、温度が設定温度よりも下がるまでは熱湯が絶対混ざらないでそれ以上温度が高くなり過ぎることは絶対にない状態になる。
【0051】
すなわち浴槽湯2の温度が設定温度よりも高くなると、湯温調節器18の流量調節弁22は、サーモスタット36のワックス37の膨張が続くので下がり続け、やがて混合室31の弁座32の弁穴33は弁筒35の閉湯筒42の上端で塞がれ完全に弁が閉じた状態になる。
【0052】
このようになると浴槽湯2が、加熱されないで清浄化管路14を循環し続けて温度が次第に下がり、湯温調節器18の流量調節弁22が、サーモスタット36のワックス37が収縮しピストン38を上に押す力が弱くなって徐々に上がり出し、やがて設定温度と同じになって(b)図に示すような状態を経た後、設定温度よりも下がって(a)図に示すような弁が再び開いた状態になるまでは、貯湯タンク23に貯められた熱湯では絶対に加熱されない。
【0053】
以上のように湯温調節器18は、浴槽湯の温度が設定温度と同じになると同時に熱湯流入口20対して配備した流量調節弁22が閉じられて貯湯タンク23に貯められた熱湯を混合しての加熱が止められるので、浴槽湯2は必ず設定温度かそれ以下になっていて、高くなり過ぎることは殆どない。
【0054】
仮に浴槽湯2が設定温度よりも高くなったとしても、流量調節弁22は浴槽湯の温度が上がるにつれて弁をしっかりと閉じる方向に動き、設定温度より下がるまでは絶対に弁を開かないので、この間にさらに熱湯が混合されてやけどの危険があるような熱すぎる状態には決してならない。
【0055】
また湯温調節器18は、浴槽湯2の清浄化管路14の途中に流量調節弁22を熱湯流入口20に対して設けた状態で配備され、常に低温の浴槽湯2が流入し続け、浴槽湯2の湯温が設定温度より下がった場合に限って弁を開いて貯湯タンク23に貯められた熱湯を混合して浴槽湯2の温度を調節するようにしているので、仮に弁が故障しても浴槽1に熱湯が噴出することがなくて安全である。
【0056】
すなわち流量調節弁22が故障して、弁が閉じた状態のままになると、浴槽湯2は貯湯タンク23に貯められた熱湯を混合して加熱されないで設定温度より低い状態で浴槽1に噴出し続けるだけで危険はなく、弁が開いた状態のままになっても、必ず低温の浴槽湯2と熱湯とが混合された状態でとなるので、設定温度より高かくなり過ぎても決してやけどの危険がないような温度の浴槽湯2が浴槽1に噴出されるだけで、貯湯タンク23に貯められた熱湯だけが浴槽1に噴出してしやけどしてしまうような危険はない。
【0057】
なお湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備する流量調節弁22をサーモスタット式とすると、弁が浴槽湯2の温度に応じて上下して開閉するので、所定の温度で単にON−OFFするだけの電磁弁式よりもはるかに精密な温度制御ができる。
【0058】
また流量調節弁22は、図5に示すように単に弁蓋46で弁穴33を開閉する構成としても良いが、実施例に示すように、閉湯筒42と通湯筒43とに2分した弁筒35を弁穴33に上下動自在にはめた構成にすると、弁の開閉が一層精密になって正確な温度調節ができるようになる。
【0059】
すなわち、浴槽湯2の温度が設定温度より低すぎる場合に流量調節弁22は通湯溝としての切り欠き溝44を設けた通湯筒43が弁座32の上に出て弁を開くようになるが、この弁座32の上に出る通湯筒43の長さすなわち通湯面積である弁を開く量は浴槽湯2の温度に応じて変わるようになっている。
【0060】
このため湯温調節器18は、浴槽湯2が設定温度よりも低く流量調節弁22を開いて加熱する際に、混合室31には設定温度と浴槽湯2との温度差に比例した量の貯湯タンク23に貯められた熱湯が熱湯流入口20から入るようになり、浴槽湯2を素早くしかも正確に設定湯温まで加熱する。
【0061】
しかも浴槽湯2が設定温度に達した瞬間には弁が閉じられ混合室31には熱湯が入らないようになるので、浴槽湯2が設定温度以上になることは殆どない。
【0062】
一方浴槽湯の温度が設定温度よりも高くなり過ぎ流量調節弁22を閉じる際には、弁座31の下に出る閉湯筒42の長さすなわち弁を閉じる量も浴槽湯2と設定温度との温度差に比例していて、浴槽湯2が設定温度よりも高過ぎれば高か過ぎるほど弁を完全に閉じた状態にして、浴槽湯2が設定温度以下になるまでは決して開かないで温度調節を正確にすると同時に浴槽湯2が熱くなりすぎるのを完全に防いでいる。
【0063】
なお湯温調節器18の熱湯流入口20に対して配備する流量調節弁としては、前記実施例に示すようなサーモスタット式が好ましいが、バイメタル式或いは形状記憶合金式等の浴槽湯の温度に応じて自動的に弁を開閉できるなら他の形式の弁を利用しても良いことは言うまでもないことである。
【0064】
またサーモスタット式の流量調節弁においてもサーモエレメントとして、ワックス以外の例えば気体や低融点合金といった熱に敏感に感応して大きく体積変化する材料を利用しても良い。
【0065】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され、浴槽湯に湯温に応じて貯湯タンク23に貯めた熱湯を混合して加熱するために配備した湯温調節器18は、極めて構造が簡単でコストが安く、正確に温度を調節できる。
【0066】
また清浄化管路14の途中で湯温調節器18を介して浴槽湯2を湯温に応じて貯湯タンク23に貯めた熱湯を混合して加熱すると、絶対に熱湯が浴槽1に噴出しない安全な状態でコストを安くし、しかも急速に浴槽湯を設定温度まで加熱できる。
【0067】
さらに流量調節弁22は、自動湯温設定装置27が配備されているて入浴者が湯温設定キー28で温度を設定すると、設定温度に応じて作動範囲が正確に調節され、この結果設定温度に一層正確に湯温が調節される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例配管図、
【図2】 流量調節弁第1実施例縦断面図、
【図3】 流量調節弁第1実施例弁筒斜視図、
【図4】 流量調節弁第1実施例弁開閉状態縦断面図、
【図5】 流量調節弁第2実施例縦断面図、
【図6】 流量従来例配管図。
【符号の説明】
1 浴槽
2 湯
3 吸湯管
4 装置本体
5 濾過タンク
6 循環ポンプ
7 電気ヒータ
9 噴湯管
14 清浄化管路
18 湯温調節器
19 浴槽湯流入口
20 熱湯流入口
21 浴槽湯流出口
22 流量調節弁
23 貯湯タンク
24 熱湯供給管
27 自動湯温設定装置
28 湯温設定キー
29 パルスモータ
30 パルスモータ駆動制御装置
31 混合室
32 弁座
33 弁穴
34 弁軸
35 弁筒
36 サーモスタット
37 ワックス(サーモエレメント)
38 ピストン
40 押さえ軸
41 押さえばね
42 閉湯筒
43 通湯筒
44 切り欠き溝
Claims (1)
- 浴槽内の湯を循環ポンプにより吸湯管から汲み上げ清浄化管路を強制循環させて濾過タンクによる濾過処理、殺菌装置による殺菌処理をした後噴湯管から浴槽に再び噴出させる浴槽湯の清浄化装置において、清浄化管路に湯温調節器を配備し、前記湯温調節器は、貯湯タンクからの熱湯供給管が接続して貯湯タンクに貯えた熱湯を流入させる熱湯流入口と、清浄化管路が接続して清浄化管路を循環する浴槽湯を流入させる浴槽湯流入口と、浴槽湯と熱湯とが流入し、浴槽湯に熱湯が混合される混合室と、清浄化管路が接続して熱湯が混合された浴槽湯を清浄化管路に流出させる浴槽湯流出口と、混合室に装着された混合室内に位置するサーモエレメントの混合室内の湯温に応じてピストンを上下動し、ピストンに固着した弁が開閉するサーモスタット式流量調整弁とからなり、浴槽湯流入口は混合室と直接連通し、熱湯流入口は前記サーモスタット式流量調整弁を介して混合室と連通し、混合室内で、清浄化管路から直接流入した浴槽湯に、熱湯流入口からサーモスタット式流量調節弁により浴槽湯の湯温に応じて流量を調節して流入した熱湯を混合させて浴槽湯の湯温を調節し、浴槽湯流出口から清浄化管路に流出させ、且つ、湯温設定キーにより入力された設定温度に応じて前記サーモスタット式流量調整弁のピストンの作動範囲を自動的に規制して湯温を設定する自動湯温設定装置を備えることを特徴とする浴槽湯の清浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04673096A JP3744584B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04673096A JP3744584B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Publications (2)
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