JPH0739699B2 - ラチス構造物の接合用型材 - Google Patents
ラチス構造物の接合用型材Info
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- JPH0739699B2 JPH0739699B2 JP20853987A JP20853987A JPH0739699B2 JP H0739699 B2 JPH0739699 B2 JP H0739699B2 JP 20853987 A JP20853987 A JP 20853987A JP 20853987 A JP20853987 A JP 20853987A JP H0739699 B2 JPH0739699 B2 JP H0739699B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ラチス構造物の接合用型材に関し、パネル構
造物における壁材、床材、屋根材等の接合用ジョイント
部材として、また、トラス構造物における骨組材の接合
用ジョイント部材として、或いは、柱構造物や梁構造物
や桁構造物等の接合用ジョイント部材として多様な使途
に有用に対処するものである。
造物における壁材、床材、屋根材等の接合用ジョイント
部材として、また、トラス構造物における骨組材の接合
用ジョイント部材として、或いは、柱構造物や梁構造物
や桁構造物等の接合用ジョイント部材として多様な使途
に有用に対処するものである。
(先願の技術) 本発明者は、先に、特願昭61-37716号の明細書及び図面
にて数種の好ましい構造物の接合用型材を提案してい
る。
にて数種の好ましい構造物の接合用型材を提案してい
る。
その内、特に、ジョイント部材の放射方向に凸状嵌合爪
と凹状嵌合爪を交互に設け、その内、一方の凸状嵌合爪
を2条で一組の板ばね部と、その先端部に形成した係合
爪と、板ばね部の基端部に形成した突き合わせ部とで構
成し、他方の凹状嵌合爪を2条で一組の接続板部と、そ
の内側部に形成した係合爪と、接続板部の先端部に形成
した突き合わせ部とで構成し、前記接続板部の間隔を板
ばね部の間隔より広い幅に構成したタイプの構造物の接
合用型材を提案し、これにてパネル構造物、トラス構造
物、柱構造物等における芯材機能のジョイント部材とし
て、その嵌合強度の点、接合性の点、組立施工性の点等
における有用性の向上に対処し得るようにしている。
と凹状嵌合爪を交互に設け、その内、一方の凸状嵌合爪
を2条で一組の板ばね部と、その先端部に形成した係合
爪と、板ばね部の基端部に形成した突き合わせ部とで構
成し、他方の凹状嵌合爪を2条で一組の接続板部と、そ
の内側部に形成した係合爪と、接続板部の先端部に形成
した突き合わせ部とで構成し、前記接続板部の間隔を板
ばね部の間隔より広い幅に構成したタイプの構造物の接
合用型材を提案し、これにてパネル構造物、トラス構造
物、柱構造物等における芯材機能のジョイント部材とし
て、その嵌合強度の点、接合性の点、組立施工性の点等
における有用性の向上に対処し得るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記の接合用型材の場合には、構造物におけ
る芯材として機能するジョイント部材の本体部が、中空
円筒状又は中空角柱状(例外的には中実円柱状)等に形
成され、その本体外周の放射方向に凸状嵌合爪と凹状嵌
合爪を交互に突設するか、或は、交互に凹凸設した構成
としている。その為、ジョイント部材に占める本体部の
大きさが必要以上に大きな割合を占めており、此種の接
合用型材としての強度を損なうことなく一層の小型コン
パクト化と、材料経済の節減の必要性を感ずるに至っ
た。
る芯材として機能するジョイント部材の本体部が、中空
円筒状又は中空角柱状(例外的には中実円柱状)等に形
成され、その本体外周の放射方向に凸状嵌合爪と凹状嵌
合爪を交互に突設するか、或は、交互に凹凸設した構成
としている。その為、ジョイント部材に占める本体部の
大きさが必要以上に大きな割合を占めており、此種の接
合用型材としての強度を損なうことなく一層の小型コン
パクト化と、材料経済の節減の必要性を感ずるに至っ
た。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明者は、斯る自己の先行技術を踏まえた上
で、此種の接合用型材としての強度を損なうことなく材
料経済の一層の節減に対処すべく、パネル部材P、ビー
ム部材、マスト部材等の連結部材の2以上を、ジョイン
ト部材Jの放射方向に形成した連結爪により、60度又は
60度の倍数の角度に連結し、その連結爪の1組を、少な
くとも、60度の角度で隣合う凹状嵌合爪Bと凸状嵌合爪
Aで形成してなるラチス構造物において、前記ジョイン
ト部材Jの本体部を、頂部2、2a側を丸めて3辺の本体
隔壁1の長さを同じくする略正三角形の中空三角柱状と
するか、1辺又は2辺の本体隔壁1を前記正三角形の各
辺と長さを略同じく構成される中空多角柱状のいずれか
の構造とし、その内、本体隔壁1には、間隔を隔てて突
設した2条で1組の接続板部3を有する前記凹状嵌合爪
Bを配設し、また、本体頂部2、2a側には、間隔を隔て
て突設した2条で1組の接続板部8を有する前記凸状嵌
合爪Aを配設し、当該凸状嵌合爪Aの基端部を、前記凹
状嵌合爪Bにおける接続板部3、3aの外側位置に接合
し、当該接続板部3の板幅を前記凸状嵌合爪Bの接続板
部8の板幅より広い幅としてなるラチス構造物の接合用
型材を提供したのである。
で、此種の接合用型材としての強度を損なうことなく材
料経済の一層の節減に対処すべく、パネル部材P、ビー
ム部材、マスト部材等の連結部材の2以上を、ジョイン
ト部材Jの放射方向に形成した連結爪により、60度又は
60度の倍数の角度に連結し、その連結爪の1組を、少な
くとも、60度の角度で隣合う凹状嵌合爪Bと凸状嵌合爪
Aで形成してなるラチス構造物において、前記ジョイン
ト部材Jの本体部を、頂部2、2a側を丸めて3辺の本体
隔壁1の長さを同じくする略正三角形の中空三角柱状と
するか、1辺又は2辺の本体隔壁1を前記正三角形の各
辺と長さを略同じく構成される中空多角柱状のいずれか
の構造とし、その内、本体隔壁1には、間隔を隔てて突
設した2条で1組の接続板部3を有する前記凹状嵌合爪
Bを配設し、また、本体頂部2、2a側には、間隔を隔て
て突設した2条で1組の接続板部8を有する前記凸状嵌
合爪Aを配設し、当該凸状嵌合爪Aの基端部を、前記凹
状嵌合爪Bにおける接続板部3、3aの外側位置に接合
し、当該接続板部3の板幅を前記凸状嵌合爪Bの接続板
部8の板幅より広い幅としてなるラチス構造物の接合用
型材を提供したのである。
以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
(ラチス構造物1) 先ず、第1図に示すラチス構造物は、雌雄の連結爪を有
する本発明の接合用ジョイント部材Jを核点位置に配設
し、これに対してパネル部材P、ビーム部材、マスト部
材等の連結爪を有する連結部材を連結接合することで組
立られる。
する本発明の接合用ジョイント部材Jを核点位置に配設
し、これに対してパネル部材P、ビーム部材、マスト部
材等の連結爪を有する連結部材を連結接合することで組
立られる。
その内、ジョイント部材Jに対する連結部材としては、
パネル部材Pをその代表例として以下説明するが、当該
パネル部材Pに対するジョイント部材Jは、その本体部
を中空三角柱状又は中空多角柱状の外殻構造とし、その
本体中心Oから放射方向に向かう本体外周部に、雌雄の
連結爪が交互に突設されている。
パネル部材Pをその代表例として以下説明するが、当該
パネル部材Pに対するジョイント部材Jは、その本体部
を中空三角柱状又は中空多角柱状の外殻構造とし、その
本体中心Oから放射方向に向かう本体外周部に、雌雄の
連結爪が交互に突設されている。
この雌雄の連結爪としては、ジョイント部材Jの本体全
周360度を6等分した位置に最大6爪形成してなる6爪
タイプJ1と、ジョイント部材Jの使用部所の如何によっ
て、連結爪によって形成される爪側の最小角度θが60度
で2爪タイプJ7と、120度で3爪タイプJ5、J6と、180度
で4爪タイプJ4と、240度で5爪タイプJ2、J3のものが
構成されている。
周360度を6等分した位置に最大6爪形成してなる6爪
タイプJ1と、ジョイント部材Jの使用部所の如何によっ
て、連結爪によって形成される爪側の最小角度θが60度
で2爪タイプJ7と、120度で3爪タイプJ5、J6と、180度
で4爪タイプJ4と、240度で5爪タイプJ2、J3のものが
構成されている。
従って、斯る数種のジョイント部材J1〜J7によって連結
されるパネル部材Pには、その両端部にジョイント部材
Jと同一構造の雌雄の連結爪が構成され、此等の連結爪
を雌雄嵌合することによって、種々のラチス構造物が組
立られる。
されるパネル部材Pには、その両端部にジョイント部材
Jと同一構造の雌雄の連結爪が構成され、此等の連結爪
を雌雄嵌合することによって、種々のラチス構造物が組
立られる。
(ジョイント部材) 先ず、ラチス構造物の構成部材であるジョイント部材J
を説明するに、これは頂部側を丸めて三辺を同じくする
略正三角形の中空三角柱状の本体構造とするか、或は、
1辺又は2辺を前記正三角形の各辺と長さを略同じくし
て構成される中空多角柱状の本体構造としている。
を説明するに、これは頂部側を丸めて三辺を同じくする
略正三角形の中空三角柱状の本体構造とするか、或は、
1辺又は2辺を前記正三角形の各辺と長さを略同じくし
て構成される中空多角柱状の本体構造としている。
1は正三角形を呈する本体各辺を構成する斜辺と底辺、
つまりジョイント部材Jの本体隔壁である。また、2、
2aは正三角形の角部を丸めた頂部、即ち、ジョイント部
材Jの本体頂部である。
つまりジョイント部材Jの本体隔壁である。また、2、
2aは正三角形の角部を丸めた頂部、即ち、ジョイント部
材Jの本体頂部である。
(ジョイント部材の第1例) ジョイント部材Jの第1例を示す第2図において、A、
Bはジョイント部材J1の断面正三角形の本体部を6等分
する6放射方向に雌雄交互に一体突設した嵌合爪であ
る。
Bはジョイント部材J1の断面正三角形の本体部を6等分
する6放射方向に雌雄交互に一体突設した嵌合爪であ
る。
その内、一方の嵌合爪Bは雌機能の凹状爪構造(以下、
凹状嵌合爪という)としている。
凹状嵌合爪という)としている。
この凹状嵌合爪Bは、第3図の拡大図に示すようにジョ
イント部材J1の本体隔壁1の両側部から放射方向へ突設
した2条で一組の平行な接続板部3と、その内側位置の
基端部寄りに向かい合わせて突設した楔状の係合段部4
と、同じく係合段部4と本体隔壁1との間に向かい合わ
せて凹設した係合溝5と、接続板部3の先端位置の内側
部に突設した差し込み爪6(その先端部を鋭角的とする
か、或は、丸くするかは不問)と、同じく接続板部3の
先端位置の外側部を切り欠いて形成した鋭角的な突き合
わせ爪7とで構成している。
イント部材J1の本体隔壁1の両側部から放射方向へ突設
した2条で一組の平行な接続板部3と、その内側位置の
基端部寄りに向かい合わせて突設した楔状の係合段部4
と、同じく係合段部4と本体隔壁1との間に向かい合わ
せて凹設した係合溝5と、接続板部3の先端位置の内側
部に突設した差し込み爪6(その先端部を鋭角的とする
か、或は、丸くするかは不問)と、同じく接続板部3の
先端位置の外側部を切り欠いて形成した鋭角的な突き合
わせ爪7とで構成している。
また、他方の嵌合爪Aは雄機能の凸状爪構造(以下、凸
状嵌合爪という)としている。
状嵌合爪という)としている。
この凸状嵌合爪Aは、第4図の拡大図に示すようにジョ
イント部材J1の頂部2側に、前記凹状嵌合爪Bの接続板
部3の爪間隔より狭い間隔で、且つ、当該接続板部3の
途中から放射方向へ突設した2条で一組の接続板部8
と、その先端部を外向きに曲成した係合フック9と、接
続板部8の基端外側部寄りに凹設した差し込み溝10と、
当該差し込み溝10を隔てて接続板部8の基端外側部の接
続板部3の途中から突設した鋭角的な突き合わせ爪11と
で構成され、この突き合わせ爪11の爪間隔と凹状嵌合爪
Bの接続板部3の板間隔とを同一幅wとしている。
イント部材J1の頂部2側に、前記凹状嵌合爪Bの接続板
部3の爪間隔より狭い間隔で、且つ、当該接続板部3の
途中から放射方向へ突設した2条で一組の接続板部8
と、その先端部を外向きに曲成した係合フック9と、接
続板部8の基端外側部寄りに凹設した差し込み溝10と、
当該差し込み溝10を隔てて接続板部8の基端外側部の接
続板部3の途中から突設した鋭角的な突き合わせ爪11と
で構成され、この突き合わせ爪11の爪間隔と凹状嵌合爪
Bの接続板部3の板間隔とを同一幅wとしている。
従って、第2図に示すジョイント部材J1の場合には、略
正三角形の本体隔壁1側の両端部から鉛直方向に3体の
凹状嵌合爪Bが各辺毎に突設され、その本体頂部2側と
その両側部にかけて、「く」字状の120度の開き具合と
した凹状嵌合爪Bの接続板部3の途中に、基端部を一体
接合した3体の凸状嵌合爪Aの合計6体の連結爪が放射
方向に構成されている。
正三角形の本体隔壁1側の両端部から鉛直方向に3体の
凹状嵌合爪Bが各辺毎に突設され、その本体頂部2側と
その両側部にかけて、「く」字状の120度の開き具合と
した凹状嵌合爪Bの接続板部3の途中に、基端部を一体
接合した3体の凸状嵌合爪Aの合計6体の連結爪が放射
方向に構成されている。
前記の場合には、凸状嵌合爪Aの接続板部8を平行に形
成したが、必ずしも平行状態とすることはなく、その先
端部の係合フック9側を基端部側に比して僅かに外向き
拡開状に形成することもできる。
成したが、必ずしも平行状態とすることはなく、その先
端部の係合フック9側を基端部側に比して僅かに外向き
拡開状に形成することもできる。
(ジョイント部材の第2例) 次に、第5図に示すジョイント部材J2の第2例の場合に
は、第1例のジョイント部材J1から1体の凸状嵌合爪A
を削除した構成とし、その他の構成は第1例と同一であ
る為、その説明は省略する。
は、第1例のジョイント部材J1から1体の凸状嵌合爪A
を削除した構成とし、その他の構成は第1例と同一であ
る為、その説明は省略する。
従って、この場合は連結爪側のなす角度が240度で、そ
れを4等分した5放射方向の本体隔壁1側に3本の凹状
嵌合爪Bを、その本体頂部2側に2体の凸状嵌合爪Aの
合計5体の連結爪を構成している。
れを4等分した5放射方向の本体隔壁1側に3本の凹状
嵌合爪Bを、その本体頂部2側に2体の凸状嵌合爪Aの
合計5体の連結爪を構成している。
(ジョイント部材の第3例) また、第6図に示すジョイント部材J3の第3例の場合
は、前記第2例とは逆に、第1例のジョイント部材J1か
ら1体の凹状嵌合爪Bを削除した構成としている。
は、前記第2例とは逆に、第1例のジョイント部材J1か
ら1体の凹状嵌合爪Bを削除した構成としている。
従って、この場合も連結爪側のなす角度が240度で、そ
れを4等分した5放射方向の本体隔壁1側の2斜辺に2
体の凹状嵌合爪Bを、その本体頂部2側に3体の凸状嵌
合爪Aの合計5体の連結爪を構成し、その底辺側には、
隣合う凸状嵌合爪Aの基端部の突き合わせ爪11の外側面
を結ぶ120度の面形態とする連結隔壁12を形成してい
る。この連結隔壁12は、その中央部を本体隔壁1の底辺
側に向かって窪ませた「く」字状で120度の開き具合に
形成され、その両側部は凹状嵌合爪Bの先端部を切り落
とした接続板部3a、つまり凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪
11より先端部が欠落した接続板部3aに接合一体化してい
る。
れを4等分した5放射方向の本体隔壁1側の2斜辺に2
体の凹状嵌合爪Bを、その本体頂部2側に3体の凸状嵌
合爪Aの合計5体の連結爪を構成し、その底辺側には、
隣合う凸状嵌合爪Aの基端部の突き合わせ爪11の外側面
を結ぶ120度の面形態とする連結隔壁12を形成してい
る。この連結隔壁12は、その中央部を本体隔壁1の底辺
側に向かって窪ませた「く」字状で120度の開き具合に
形成され、その両側部は凹状嵌合爪Bの先端部を切り落
とした接続板部3a、つまり凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪
11より先端部が欠落した接続板部3aに接合一体化してい
る。
(ジョイント部材の第4例) また、第7図に示すジョイント部材J4の第4例の場合
は、連結爪側のなす角度が180度で、それを3等分した
4放射方向の本体隔壁1側の2辺に2体の凹状嵌合爪B
を、その本体頂部2、2a側に2体の凸状嵌合爪Aの合計
4体の連結爪を構成し、更に、この連結爪の両側部に位
置する一方の凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面と、他
方の凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面とを直線状
に結ぶ連結隔壁13で接合一体化している。14は他方の凸
状嵌合爪Aの片側基端部に折曲形成してなる折曲隔壁で
あって、凹状嵌合爪Bの本体隔壁1を当該凸状嵌合爪A
の方へそのまま直線状に延設してはみ出し、その末端部
を折曲して当該凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11と直交状
となるように折曲しているが、それを第7図の想像線に
示すような接続板部3a、即ち、第3例と同様に凸状嵌合
爪Aの突き合わせ爪11より先端部を切り落とした接続板
部3aとすることもできる。この場合におけるジョイント
部材J4の本体構造は、2体の凹状嵌合爪Bの基端部の本
体隔壁1を2辺として、その開放端部を仮想線1aで結ぶ
ことで、正三角形が描出されるが、全体としては、一側
部の本体隔壁1側又は当該本体隔壁1側と他方の折曲隔
壁14側とを、連結隔壁13に直交状とする直角4角形の多
角柱体の本体構造としている。
は、連結爪側のなす角度が180度で、それを3等分した
4放射方向の本体隔壁1側の2辺に2体の凹状嵌合爪B
を、その本体頂部2、2a側に2体の凸状嵌合爪Aの合計
4体の連結爪を構成し、更に、この連結爪の両側部に位
置する一方の凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面と、他
方の凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面とを直線状
に結ぶ連結隔壁13で接合一体化している。14は他方の凸
状嵌合爪Aの片側基端部に折曲形成してなる折曲隔壁で
あって、凹状嵌合爪Bの本体隔壁1を当該凸状嵌合爪A
の方へそのまま直線状に延設してはみ出し、その末端部
を折曲して当該凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11と直交状
となるように折曲しているが、それを第7図の想像線に
示すような接続板部3a、即ち、第3例と同様に凸状嵌合
爪Aの突き合わせ爪11より先端部を切り落とした接続板
部3aとすることもできる。この場合におけるジョイント
部材J4の本体構造は、2体の凹状嵌合爪Bの基端部の本
体隔壁1を2辺として、その開放端部を仮想線1aで結ぶ
ことで、正三角形が描出されるが、全体としては、一側
部の本体隔壁1側又は当該本体隔壁1側と他方の折曲隔
壁14側とを、連結隔壁13に直交状とする直角4角形の多
角柱体の本体構造としている。
(ジョイント部材の第5例) また、第8図に示すジョイント部材J5の第5例の場合
は、連結爪側のなす角度が120度で、それを2等分した
3放射方向の本体隔壁1側の2辺に2体の凹状嵌合爪B
を、その本体頂部2側に1体の凸状嵌合爪Aの合計3体
の連結爪を構成し、更に、この連結爪の両側部に位置す
る一方の凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面と、他方の
凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面とを結んで120度に
折曲形成してなる連結隔壁15で接合一体化している。
は、連結爪側のなす角度が120度で、それを2等分した
3放射方向の本体隔壁1側の2辺に2体の凹状嵌合爪B
を、その本体頂部2側に1体の凸状嵌合爪Aの合計3体
の連結爪を構成し、更に、この連結爪の両側部に位置す
る一方の凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面と、他方の
凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面とを結んで120度に
折曲形成してなる連結隔壁15で接合一体化している。
この場合におけるジョイント部材J5の本体構造は、2体
の凹状嵌合爪Bの基端部の本体隔壁1を2辺として、そ
の開放端部を仮想線1aで結ぶことで、その連結爪側に正
三角形が描出されるが、全体としては4等辺4角形とで
もいうべき多角柱体の本体構造としている。
の凹状嵌合爪Bの基端部の本体隔壁1を2辺として、そ
の開放端部を仮想線1aで結ぶことで、その連結爪側に正
三角形が描出されるが、全体としては4等辺4角形とで
もいうべき多角柱体の本体構造としている。
(ジョイント部材の第6例) また、第9図に示すジョイント部材J6の第6例の場合
は、連結爪側のなす角度が120度で、それを2等分した
3放射方向の本体隔壁1側の底辺に1体の凹状嵌合爪B
を、その本体頂部2a側の左右に2体の凸状嵌合爪Aの合
計3体の連結爪を構成し、この連結爪の両側部に位置す
る一方の凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面と、他
方の凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面とを結んで
120度に折曲形成してなる連結隔壁16で接合一体化して
いる。
は、連結爪側のなす角度が120度で、それを2等分した
3放射方向の本体隔壁1側の底辺に1体の凹状嵌合爪B
を、その本体頂部2a側の左右に2体の凸状嵌合爪Aの合
計3体の連結爪を構成し、この連結爪の両側部に位置す
る一方の凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面と、他
方の凸状嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面とを結んで
120度に折曲形成してなる連結隔壁16で接合一体化して
いる。
この場合におけるジョイント部材J6の本体構造は、凹状
嵌合爪Bの基端部の本体隔壁1を底辺として、その上部
側に斜辺を60度の仮想線1aで結ぶことで、その連結爪側
に正三角形が描出されるが、全体としては4等辺5角形
とでもいうべき多角柱体の本体構造としている。
嵌合爪Bの基端部の本体隔壁1を底辺として、その上部
側に斜辺を60度の仮想線1aで結ぶことで、その連結爪側
に正三角形が描出されるが、全体としては4等辺5角形
とでもいうべき多角柱体の本体構造としている。
(ラチス構造物2) 次に、第10図に示すラチス構造の柱構造物は、雌雄の連
結爪を有する接合用ジョイント部材J7を角部に配設し、
これに対してパネル部材P、ビーム部材、マスト部材等
の連結爪を有する連結部材を嵌合連結することで組立ら
れ、ラチス構造の柱や梁や桁等としての使途に対処する
ものである。この場合のジョイント部材J7は、次の第7
例に示す構成としている。
結爪を有する接合用ジョイント部材J7を角部に配設し、
これに対してパネル部材P、ビーム部材、マスト部材等
の連結爪を有する連結部材を嵌合連結することで組立ら
れ、ラチス構造の柱や梁や桁等としての使途に対処する
ものである。この場合のジョイント部材J7は、次の第7
例に示す構成としている。
(ジョイント部材の第7例) また、第11図に示すジョイント部材J7の第7例の場合
は、連結爪側のなす角度が60度で、その本体隔壁1側の
1辺に1体の凹状嵌合爪Bを、その一方の本体頂部2a側
に1体の凸状嵌合爪Aの合計2体の連結爪を構成し、一
方の凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面と、他方の凸状
嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面とを結ぶ60度のコー
ナー角度としてなるコーナー隔壁17と、その角部17aを
切り落とした面取隔壁18とで構成している。
は、連結爪側のなす角度が60度で、その本体隔壁1側の
1辺に1体の凹状嵌合爪Bを、その一方の本体頂部2a側
に1体の凸状嵌合爪Aの合計2体の連結爪を構成し、一
方の凹状嵌合爪Bの接続板部3の外側面と、他方の凸状
嵌合爪Aの突き合わせ爪11の外側面とを結ぶ60度のコー
ナー角度としてなるコーナー隔壁17と、その角部17aを
切り落とした面取隔壁18とで構成している。
この場合におけるジョイント部材J6の本体構造は、凹状
嵌合爪Bの本体隔壁1を1辺として、その一方に斜辺を
60度の仮想線1aで結ぶことで、正三角形が描出される
が、全体としては変形5角形とでもいうべき多角柱体の
本体構造としている。
嵌合爪Bの本体隔壁1を1辺として、その一方に斜辺を
60度の仮想線1aで結ぶことで、正三角形が描出される
が、全体としては変形5角形とでもいうべき多角柱体の
本体構造としている。
(パネル部材の第1例) 次に、前記のような数種のジョイント部材J1〜J7にて連
結されるパネル部材Pの構成を、第12図〜第15図に基づ
いて説明する。
結されるパネル部材Pの構成を、第12図〜第15図に基づ
いて説明する。
先ず、パネル部材P1の第1例の断面構造を示す第12図に
おいて、パネル部材P1の全体構成は、その本体部を適宜
幅の中空箱枠状とし、表裏両面を平行とするプレート本
体20と、その左右両側部を閉成した本体隔壁21と、その
両側部に一体形成した雌雄の嵌合爪C、Dと、必要に応
じて第12図の想像線に示すように左右の本体隔壁21の間
を区画形成する補強隔壁22とからなる。その内、一方の
嵌合爪Dは雌機能の凹状爪構造(以下、凹状嵌合爪とい
う)としている。
おいて、パネル部材P1の全体構成は、その本体部を適宜
幅の中空箱枠状とし、表裏両面を平行とするプレート本
体20と、その左右両側部を閉成した本体隔壁21と、その
両側部に一体形成した雌雄の嵌合爪C、Dと、必要に応
じて第12図の想像線に示すように左右の本体隔壁21の間
を区画形成する補強隔壁22とからなる。その内、一方の
嵌合爪Dは雌機能の凹状爪構造(以下、凹状嵌合爪とい
う)としている。
この凹状嵌合爪Dは、第13図の拡大図に示すようにパネ
ル部材P1のプレート本体20と同一幅のまま本体隔壁21の
外側方向へ延設した2条で一組の平行な接続板部23と、
その内側位置の基端部寄りに向かい合わせて突設した楔
状の係合段部24と、同じく係合段部24と本体隔壁21との
間に向かい合わせて凹設した係合溝25と、接続板部23の
先端位置の内側部に突設した差し込み爪26(その先端部
を鋭角的とするか、或は、丸くするかは不問)と、同じ
く接続板部23の先端位置の外側部を切り欠いて形成した
鋭角的な突き合わせ爪27とで構成している。
ル部材P1のプレート本体20と同一幅のまま本体隔壁21の
外側方向へ延設した2条で一組の平行な接続板部23と、
その内側位置の基端部寄りに向かい合わせて突設した楔
状の係合段部24と、同じく係合段部24と本体隔壁21との
間に向かい合わせて凹設した係合溝25と、接続板部23の
先端位置の内側部に突設した差し込み爪26(その先端部
を鋭角的とするか、或は、丸くするかは不問)と、同じ
く接続板部23の先端位置の外側部を切り欠いて形成した
鋭角的な突き合わせ爪27とで構成している。
また、他方の嵌合爪Cは雄機能の凸状爪構造(以下、凸
状嵌合爪という)としている。
状嵌合爪という)としている。
この凸状嵌合爪Cは、第14図の拡大図に示すように他方
の本体隔壁21側に、前記凹状嵌合爪Dの接続板部23の爪
間隔より狭い間隔で、当該本体隔壁21の前後部から突設
した2条で一組の接続板部28と、その先端部を外向きに
曲成した係合フック29と、接続板部28の基端外側部寄り
に凹設した差し込み溝30と、当該差し込み溝30を隔てて
接続板部28の基端外側部にプレート本体20から延設した
鋭角的な突き合わせ爪31とで構成され、この突き合わせ
爪31の爪間隔と凹状嵌合爪Dの接続板部23の板間隔とを
同一幅wとしている。
の本体隔壁21側に、前記凹状嵌合爪Dの接続板部23の爪
間隔より狭い間隔で、当該本体隔壁21の前後部から突設
した2条で一組の接続板部28と、その先端部を外向きに
曲成した係合フック29と、接続板部28の基端外側部寄り
に凹設した差し込み溝30と、当該差し込み溝30を隔てて
接続板部28の基端外側部にプレート本体20から延設した
鋭角的な突き合わせ爪31とで構成され、この突き合わせ
爪31の爪間隔と凹状嵌合爪Dの接続板部23の板間隔とを
同一幅wとしている。
従って、第12図に示すパネル部材P1の場合には、横長矩
形のプレート本体20の本体隔壁21の左右位置に雌雄の凹
状嵌合爪Dと凸状嵌合爪Cが突設されている。
形のプレート本体20の本体隔壁21の左右位置に雌雄の凹
状嵌合爪Dと凸状嵌合爪Cが突設されている。
前記の場合には、凸状嵌合爪Cの接続板部28を平行に形
成したが、必ずしも平行状態とすることはなく、その先
端部の係合フック29側を基端部側に比して僅かに外向き
拡開状に形成することもできる。
成したが、必ずしも平行状態とすることはなく、その先
端部の係合フック29側を基端部側に比して僅かに外向き
拡開状に形成することもできる。
(パネル部材の第2例) 次に、第15図に示すパネル部材P2の場合には、第1例の
パネル部材P1から裏面側のプレート本体20を削除し、そ
れに代えて本体隔壁21の開放端部側の内面と補強隔壁22
の開放端部側にコ字状又はL字状の補強桟32を一体構成
し、その他の構成は第1例と同一である為、その説明は
省略する。
パネル部材P1から裏面側のプレート本体20を削除し、そ
れに代えて本体隔壁21の開放端部側の内面と補強隔壁22
の開放端部側にコ字状又はL字状の補強桟32を一体構成
し、その他の構成は第1例と同一である為、その説明は
省略する。
前記のような本発明に係る数種のジョイント部材J1〜J7
を第1図や第10図に示すように種々のラチス構造物の核
点位置に配設し、その凸状嵌合爪Aにパネル部材Pの凹
状嵌合爪Dを、また、ジョイント部材J1〜J7の凹状嵌合
爪Bにパネル部材Pの凸状嵌合爪Cを、相互に突き合わ
せて嵌合することで組立構成される。
を第1図や第10図に示すように種々のラチス構造物の核
点位置に配設し、その凸状嵌合爪Aにパネル部材Pの凹
状嵌合爪Dを、また、ジョイント部材J1〜J7の凹状嵌合
爪Bにパネル部材Pの凸状嵌合爪Cを、相互に突き合わ
せて嵌合することで組立構成される。
具体的には、ジョイント部材Jの凹状嵌合爪Bの係合段
部4とパネル部材Pの凸状嵌合爪Cの係合フック29とを
係合させ、ジョイント部材Jの凹状嵌合爪Bの差し込み
爪6をパネル部材Pの凸状嵌合爪Cの差し込み溝30に差
し込み、ジョイント部材Jの凹状嵌合爪Bの突き合わせ
爪7とパネル部材Pの凸状嵌合爪Cの突き合わせ爪31と
を突き合わせ、また、ジョイト部材Jの凸状嵌合爪Aの
係合フック9とパネル部材Pの凹状嵌合爪Dの係合段部
24とを係合させ、ジョイント部材Jの凸状嵌合爪Aの差
し込み溝10にパネル部材Pの凹状嵌合爪Dの差し込み爪
26を差し込み、ジョイント部材Jの凸状嵌合爪Aの突き
合わせ爪11とパネル部材Pの凹状嵌合爪Dの突き合わせ
爪27とを突き合わせることで、垂直方向への壁材、水平
方向への床材、傾斜方向への屋根材等として有用なラチ
ス構造のパネル構造物や柱構造物や梁構造物が得られ
る。
部4とパネル部材Pの凸状嵌合爪Cの係合フック29とを
係合させ、ジョイント部材Jの凹状嵌合爪Bの差し込み
爪6をパネル部材Pの凸状嵌合爪Cの差し込み溝30に差
し込み、ジョイント部材Jの凹状嵌合爪Bの突き合わせ
爪7とパネル部材Pの凸状嵌合爪Cの突き合わせ爪31と
を突き合わせ、また、ジョイト部材Jの凸状嵌合爪Aの
係合フック9とパネル部材Pの凹状嵌合爪Dの係合段部
24とを係合させ、ジョイント部材Jの凸状嵌合爪Aの差
し込み溝10にパネル部材Pの凹状嵌合爪Dの差し込み爪
26を差し込み、ジョイント部材Jの凸状嵌合爪Aの突き
合わせ爪11とパネル部材Pの凹状嵌合爪Dの突き合わせ
爪27とを突き合わせることで、垂直方向への壁材、水平
方向への床材、傾斜方向への屋根材等として有用なラチ
ス構造のパネル構造物や柱構造物や梁構造物が得られ
る。
尚、前記の場合には、パネル部材Pを連結部材の代表例
とした場合について説明したが、斯るパネル部材Pに代
えて両端部に凸状嵌合爪Cと凹状嵌合爪Dを形成した梁
部材や桁部材を採択して嵌合すれば、種々のラチス構造
の骨組構造物が得られる。
とした場合について説明したが、斯るパネル部材Pに代
えて両端部に凸状嵌合爪Cと凹状嵌合爪Dを形成した梁
部材や桁部材を採択して嵌合すれば、種々のラチス構造
の骨組構造物が得られる。
(発明の効果) 本発明は、前記のようにパネル部材P、ビーム部材、マ
スト部材等の連結部材の2以上を、ジョイント部材Jの
放射方向に形成した連結爪により、60度又は60度の倍数
の角度に連結し、その連結爪の1組を、少なくとも、60
度の角度で隣合う凹状嵌合爪Bと凸状嵌合爪Aで形成し
てなるラチス構造物において、前記ジョイント部材Jの
本体部を、頂部2、2a側を丸めて3辺の本体隔壁1の長
さを同じくする略正三角形の中空三角柱状とするか、1
辺又は2辺の本体隔壁1を前記正三角形の各辺と長さを
略同じく構成される中空多角柱状のいずれかの構造と
し、その内、本体隔壁1には、間隔を隔てて突設した2
条で1組の接続板部3を有する前記凹状嵌合爪Bを配設
し、また、本体頂部2、2a側には、間隔を隔てて突設し
た2条で1組の接続板部8を有する前記凸状嵌合爪Aを
配設し、当該凸状嵌合爪Aの基端部を、前記凹状嵌合爪
Bにおける接続板部3、3aの外側位置に接合し、当該接
続板部3の板幅を前記凸状嵌合爪Bの接続板部8の板幅
より広い幅に構成したラチス構造物の接合用型材を提供
したので、各種のラチス構造物における壁材、床材、屋
根材等の接合用ジョイント部材として、また、トラス構
造物における骨組材の接合用ジョイント部材として、或
は、柱構造物の接合用ジョイント部材等として多様な使
途に有用に対処し得る。
スト部材等の連結部材の2以上を、ジョイント部材Jの
放射方向に形成した連結爪により、60度又は60度の倍数
の角度に連結し、その連結爪の1組を、少なくとも、60
度の角度で隣合う凹状嵌合爪Bと凸状嵌合爪Aで形成し
てなるラチス構造物において、前記ジョイント部材Jの
本体部を、頂部2、2a側を丸めて3辺の本体隔壁1の長
さを同じくする略正三角形の中空三角柱状とするか、1
辺又は2辺の本体隔壁1を前記正三角形の各辺と長さを
略同じく構成される中空多角柱状のいずれかの構造と
し、その内、本体隔壁1には、間隔を隔てて突設した2
条で1組の接続板部3を有する前記凹状嵌合爪Bを配設
し、また、本体頂部2、2a側には、間隔を隔てて突設し
た2条で1組の接続板部8を有する前記凸状嵌合爪Aを
配設し、当該凸状嵌合爪Aの基端部を、前記凹状嵌合爪
Bにおける接続板部3、3aの外側位置に接合し、当該接
続板部3の板幅を前記凸状嵌合爪Bの接続板部8の板幅
より広い幅に構成したラチス構造物の接合用型材を提供
したので、各種のラチス構造物における壁材、床材、屋
根材等の接合用ジョイント部材として、また、トラス構
造物における骨組材の接合用ジョイント部材として、或
は、柱構造物の接合用ジョイント部材等として多様な使
途に有用に対処し得る。
殊に、此種の建築構造物の接合用型材として、嵌合強度
の点、接合性の点、組立施工性の点等における有用性は
頗る顕著である。
の点、接合性の点、組立施工性の点等における有用性は
頗る顕著である。
然も、自己の先行技術に比して、此種の接合用型材とし
ての強度を損なうことなく材料経済の一層の節減に寄与
する等の諸効果を齋す。
ての強度を損なうことなく材料経済の一層の節減に寄与
する等の諸効果を齋す。
第1図はラチス構造物の組立状態を示す平断面図、第2
図はジョイント部材の放射方向に6爪を配設した第1例
を示す断面図、第3図はジョイント部材における凹状嵌
合爪の要部を示す拡大半断面図、第4図は同じく凸状嵌
合爪の要部を示す拡大半断面図、第5図は連結爪を5爪
とするジョイント部材の第2例を示す断面図、第6図は
連結爪を5爪とするジョイント部材の第3例を示す断面
図、第7図は連結爪を4爪とするジョイント部材の第4
例を示す断面図、第8図は連結爪を3爪とするジョイン
ト部材の第5例を示す断面図、第9図は連結爪を3爪と
するジョイント部材の第6例を示す断面図、第10図はラ
チス構造の柱構造物又は梁構造物等への第2使用例を示
す平断面図、第11図は連結爪を2爪とするジョイント部
材の第7例を示す断面図、第12図はパネル部材の第1例
を示す断面図、第13図はパネル部材における凹状嵌合爪
の要部を示す拡大半断面図、第14図は同じく凸状嵌合爪
の要部を示す拡大半断面図、第15図はパネル部材の第2
例を示す断面図である。 符号表 J……ジョイント部材、P……パネル部材 A、C……凸状嵌合爪、B、D……凹状嵌合爪 O……中心 1……本体隔壁、2……本体頂部 3、23……接続板部、4、24……係合段部 5、25……係合溝、6、26……差し込み爪 7、27……突き合わせ爪、8、28……接続板部 9、29……係合フック、10、30……差し込み溝 11、31……突き合わせ爪 12、13、15、16……連結隔壁、14……折曲隔壁 17……コーナー隔壁、18……面取隔壁 20……プレート本体、21……本体隔壁 22……補強桟
図はジョイント部材の放射方向に6爪を配設した第1例
を示す断面図、第3図はジョイント部材における凹状嵌
合爪の要部を示す拡大半断面図、第4図は同じく凸状嵌
合爪の要部を示す拡大半断面図、第5図は連結爪を5爪
とするジョイント部材の第2例を示す断面図、第6図は
連結爪を5爪とするジョイント部材の第3例を示す断面
図、第7図は連結爪を4爪とするジョイント部材の第4
例を示す断面図、第8図は連結爪を3爪とするジョイン
ト部材の第5例を示す断面図、第9図は連結爪を3爪と
するジョイント部材の第6例を示す断面図、第10図はラ
チス構造の柱構造物又は梁構造物等への第2使用例を示
す平断面図、第11図は連結爪を2爪とするジョイント部
材の第7例を示す断面図、第12図はパネル部材の第1例
を示す断面図、第13図はパネル部材における凹状嵌合爪
の要部を示す拡大半断面図、第14図は同じく凸状嵌合爪
の要部を示す拡大半断面図、第15図はパネル部材の第2
例を示す断面図である。 符号表 J……ジョイント部材、P……パネル部材 A、C……凸状嵌合爪、B、D……凹状嵌合爪 O……中心 1……本体隔壁、2……本体頂部 3、23……接続板部、4、24……係合段部 5、25……係合溝、6、26……差し込み爪 7、27……突き合わせ爪、8、28……接続板部 9、29……係合フック、10、30……差し込み溝 11、31……突き合わせ爪 12、13、15、16……連結隔壁、14……折曲隔壁 17……コーナー隔壁、18……面取隔壁 20……プレート本体、21……本体隔壁 22……補強桟
Claims (3)
- 【請求項1】パネル部材P、ビーム部材、マスト部材等
の連結部材の2以上を、ジョイント部材Jの放射方向に
形成した連結爪により、60度又は60度の倍数の角度に連
結し、その連結爪の1組を、少なくとも、60度の角度で
隣合う凹状嵌合爪Bと凸状嵌合爪Aで形成してなるラチ
ス構造物において、 前記ジョイント部材Jの本体部を、頂部2、2a側を丸め
て3辺の本体隔壁1の長さを同じくする略正三角形の中
空三角柱状とするか、1辺又は2辺の本体隔壁1を前記
正三角形の各辺と長さを略同じく構成される中空多角柱
状のいずれかの構造とし、 その内、本体隔壁1には、間隔を隔てて突設した2条で
1組の接続板部3を有する前記凹状嵌合爪Bを配設し、
また、本体頂部2、2a側には、間隔を隔てて突設した2
条で1組の接続板部8を有する前記凸状嵌合爪Aを配設
し、 当該凸状嵌合爪Aの基端部を、前記凹状嵌合爪Bにおけ
る接続板部3、3aの外側位置に接合し、 当該接続板部3、3aの板幅を、前記凸状嵌合爪Aの接続
板部8の板幅より広い幅に構成したことを特徴とするラ
チス構造物の接合用型材。 - 【請求項2】凹状嵌合爪Bを、本体隔壁1の両側部から
突設した2条で1組の適宜幅の接続板部3と、その内側
基端部寄りに向かい合わせて突設した係合段部4と、接
続板部3の先端部に突設した差し込み爪6と突き合わせ
爪7とで構成してなる特許請求の範囲第1項に記載のラ
チス構造物の接合用型材。 - 【請求項3】凸状嵌合爪Aを、凹状嵌合爪Bの接続板部
3から突設した2条で1組の接続板部8と、その先端部
に形成した係合フック9と、接続板部8の外側基端部寄
りに設けた差し込み溝10と突き合わせ爪11とで構成して
なる特許請求の範囲第1項に記載のラチス構造物の接合
用型材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20853987A JPH0739699B2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 | ラチス構造物の接合用型材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20853987A JPH0739699B2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 | ラチス構造物の接合用型材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6452939A JPS6452939A (en) | 1989-03-01 |
JPH0739699B2 true JPH0739699B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=16557861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20853987A Expired - Lifetime JPH0739699B2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 | ラチス構造物の接合用型材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739699B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4883552B2 (ja) * | 2005-01-07 | 2012-02-22 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチ操作補助装置及びそれを備えた車両 |
CN105297888A (zh) * | 2015-10-14 | 2016-02-03 | 杨大刚 | 一种地下车库支撑结构 |
CN109878916A (zh) * | 2019-04-22 | 2019-06-14 | 杨少东 | 全接液蜂巢结构浮盘 |
-
1987
- 1987-08-22 JP JP20853987A patent/JPH0739699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6452939A (en) | 1989-03-01 |
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