JPH073946Y2 - Oa機器用机 - Google Patents

Oa機器用机

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Publication number
JPH073946Y2
JPH073946Y2 JP1990098198U JP9819890U JPH073946Y2 JP H073946 Y2 JPH073946 Y2 JP H073946Y2 JP 1990098198 U JP1990098198 U JP 1990098198U JP 9819890 U JP9819890 U JP 9819890U JP H073946 Y2 JPH073946 Y2 JP H073946Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
desk
mounting table
top plate
display
leg
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990098198U
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English (en)
Other versions
JPH0456030U (ja
Inventor
鉱十郎 田川
久男 高橋
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、OA機器用机に関する。
【従来の技術】 オフィスオートメーション化が進み、どのような小さな
事務所においても、パーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサ等のOA機器が1台や2台はある。 これらのOA機器は、通常机の上に載せられ使用されてい
るが、ディスプレイ、機器本体等など大きな面積を占め
る機器があり、どうしても大きなスペースを取ってしま
い、これら機器が載置された机では、別の事務作業等が
ほとんどできなくなっている。 したがって、OA機器用の机と他の事務作業用の机と2種
類用意しなければならず。机の数が増え非常に事務所等
が狭くなってしまう。 一方、別の場所に保管してあるOA機器を使用時にのみ机
の所まで持ってくるのでは非常に手間である。 そこで、例えば、実公昭58−26576号公報にみられるよ
うな机が提案されている。 この机は、机板が固定された前方机板部と下面に受像機
を備えた後方机板部とに区分されていて両机板部を普通
の事務机と同様にして使用できるとともに、受像機の使
用時に、前記受像機の底部に台座を介して連結された昇
降機の昇降動作により受像機と後方机板とを一体的に上
昇させて前方机板より上方に突出させるようにしてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記机は、受像機の前面側が高くなるように傾
けて上方に突出させるようになっており、受像機の画面
が斜め上方を向くようになっている。したがって、設置
場所によっては天井照明の反射光が目に入り却って受像
機が見にくい場合があり、設置できない場所もあった。 また、使用時に受像機が斜めに保持されることから受像
機の位置がずれないように保持機構により保持しなけれ
ばならないので、機器のセットが面倒であるとともに、
装置自体の強度も大きくしなければならないと言う問題
もあった。 本考案は、このような事情に鑑みて、上記問題を全て解
決する新規なOA機器用机を提供することを目的としてい
る。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の考案者らは、鋭意
検討を重ねた結果、ディスプレイを載置した状態で水平
を保ちつつ上下動することができる載置台およびディス
ク装置を箱状の脚部に収納し、脚部の上部開口部を開放
自在な天板で覆うような構造のOA機器用机を開発した。 この机によれば、天板を開放状態にしたのち、載置台を
上昇させれば、載置台とともにディスプレイが上昇し、
使用者の前方に画面を略垂直状態にしてあらわれるの
で、天井照明が反射して画面がみにくいと言った問題が
なくなるとともに、水平状態を保ちつつ載置台が上下す
るため、ディスプレイを特殊な固定具等で固定する必要
もなくなると言うものである。 ところが、この机には、ディスプレイとディスク装置と
を接続する配線が、弛んで載置台の下方に入り込み、下
がって来た載置台の下部と脚部の底部との間などに挟ま
れたて傷んだりする虞れがあった。 そこで、本考案者らは、さらに研究を重ね、この考案を
完成するに到った。 すなわち、本考案は、上面に開口部を有する筒状の脚部
と、前記開口部を開閉自在に覆う天板とを備え、前記脚
部内に、前記天板が開放された状態でディスプレイを載
置して水平状態を保ちつつ脚部上端縁まで昇降自在な載
置台と、ディスク装置を収容する収容部とが隣合うよう
に設けられているとともに、この収容部と前記載置台と
が仕切り板を介して隔離されており、かつ、この仕切り
板に前記ディスプレイとディスク装置とを接続する配線
の通路となる長孔が上下方向に設けられていることを特
徴とするOA機器用机を要旨としている。
【作用】
上記構成により、たとえば、載置台にディスプレイを載
置し、機器の不使用時には載置台を脚部の下方まで下降
させておき、天板で脚部の開口部を閉塞しておく。そし
て、天板を通常の机と同様に机板として使用する。 機器の使用時には、天板を脚部上部から取り除いて脚部
上部を開放したのち、載置台を上昇させると、ディスプ
レイは載置台とともに水平を保ちながら上昇して脚部上
部に完全に露出することになる。 また、ディスプレイとディスク装置とは、長孔を介して
配線で接続されるようになっていて、弛んだ配線が仕切
り板によって収容部側から載置台側へ入り込まないよう
にされる。
【実施例】
以下に、この考案を、この実施例にあらわす図面を参照
しつつ詳しく説明する。 第1図〜第5図は、この考案にかかるOA機器用机(以
下、「机」とのみ記す)の1実施例をあらわす。 図にみるように、この机1は、脚部2,天板3および固定
机板4を備えている。 脚部2は、上面開口の直方筒状をしていて、天板3がこ
の上面開口を開放自在に覆うようになっているととも
に、ディスプレイAを載置する載置台5、ディスク装置
Bを収容する収容部6、および、仕切り板8がその内部
に設けられている。 天板3は、脚部2の固定机板4とは反対側、すなわち、
キーボード操作側から見て背面側の内壁21に沿って設け
られた軸受板31に回動自在に軸止されているとともに、
その表面に把手33が設けられている。 軸受板31は、2つの定荷重ぜんまいばね(定常ばね)32
(図では片側したあらわしていない)を介して脚部2内
部に設けられた横桟22から吊り下げられており、天板3
を内壁21と平行になるまで回動させれば、脚部2の下方
へ内壁面21に沿って下方へ降下させることができるよう
になっている。すなわち、天板3が、軸受板31側を下方
にして脚部2内に収納されるようになっている。 なお、定荷重ぜんまいばね32は、天板3および軸受板31
の重量と略釣り合う程度の強度のものを用いることが好
ましい。また、定荷重ぜんまいばね32の代わりにガスば
ね等の他の付勢手段を用いても構わない。 把手33は、天板3の一部を溝状に穿いたように形成され
ている。すなわち、天板3の表面には突出部がないよう
にしてある。 載置台5は、上面にディスプレイAが載置されるように
なっているとともに、門型の把手51およびディスプレイ
Aの配線を載置台5の下側へ臨ませる配線通孔52が第5
図にみるように設けられているとともに、その下側に設
けられた昇降機構7によって水平状態を保ちつつ脚部2
の下方からその上端縁まで上下動自在に支持されてい
る。 昇降機構7は、第6図にみるように、2組(図では1組
しかあらわれていない)のパンタグラフ71およびガスば
ね72によって構成されている。 パンタグラフ71は、脚部2の前側の上下の端部が固定軸
73を介して載置台5の裏面および脚部2の底に回動自在
に固定されていて、他方の端部がレール孔74に水平移動
自在に嵌合された可動軸75に回動自在に支持されてい
る。 脚部2底部側の固定軸73には連結アーム76が一体に固定
されている。 ガスばね72は、一端が前記連結アーム76の一端に軸止さ
れ、他端が脚部2底部の固定軸73より高い位置で可動軸
75側の脚部2内壁面に軸止されている。 昇降機構7は、上記のようになっているので、把手51を
持って載置台5を引き上げると、第6図の状態になり、
載置台5を押し下げると、可動軸75が矢印X方向に移動
してパンタグラフ71が折り畳まれるとともに、連結アー
ム76が矢印Y方向へ回動し、ガスばね72のピストン72a
をシリンダ72bに押し込むように作動する。 なお、ガスばね72の付勢力は、ディスプレイAを載置台
5に載せた重量と略釣り合う程度にしておくことが好ま
しい。 固定机板4は、天板3と面一になるように脚部2の側壁
面から延出していて、キーボードCの収納部41がその下
側に設けられている。そして、収納部41に収納されたキ
ーボードCを取り出し固定机板4上に載せて使用するよ
うになっている。 なお、キーボードCは、収納部41の奥部の脚部2壁面を
貫通する孔(図示されていない)を介してディスク装置
Bと接続されている。 収容部6は、載置台5の側方に設けられていて、その底
部に台車61が設置されている。 台車61は、収容部6内に収容されるディスク装置Bが載
置され、把手62を持って脚部2の前面壁に設けられた開
口部54からディスク装置Bの出没ができるようになって
いる。なお、台車61は無くても構わない。 また、収容部6の上面は、特に限定されないが、この実
施例のようにトレイ63によって隠蔽されていることが好
ましい。 仕切り板8は、第3図および第5図にみるように断面L
形をしていて、収容部6と、載置台5の部分および天板
3が収没する部分とを隔離するようになっているととも
に、載置台5側面に設けられた配線通孔53が臨む部分に
長孔81が設けられている。長孔81は、配線の通る幅さえ
あればよく、配線の太さより少し広い程度でよい。 この机1は、以上のように構成されており、ディスプレ
イAとディスク装置Bを脚部2内で接続しておく。な
お、接続する配線は、配線通孔52,53、および、長孔81
を介して接続されるようになっている。 そして、OA機器を使用せず、通常の事務処理等を行う場
合、第2図にみるように、載置台5を押し下げ、脚部2
の上部開口部を天板3で覆った状態にする。 この状態で、天板3と固定机板4とが面一となり、普通
の机と同様にして使用することができる。 一方、OA機器を使用する場合には、天板3をその把手33
を持って引き上げ後方へ回動させて脚部2の後壁面と平
行になるようにしたのち、天板3を下方に押し下げる
と、天板3は脚部2の内部に入り込む。 そして、把手51を持って載置台5を上方に引き上げる
と、載置台5が水平状態を保ちつつディスプレイAと共
にせり上がってきて、ディスプレイAが使用者の前方に
その画面が略垂直に立ったような状態であらわれる。 こののち、キーボードCを収納部41から取り出して固定
机板4上に載せれば、使用可能になる。 なお、載置台5を上下させると、ディスプレイAとディ
スク装置Bとの距離が変わるため、載置台5を下方に押
し下げると、ディスプレイAとディスク装置Bを接続す
る配線に弛みが生じるが、この机1は、載置台5と収容
部6との間に仕切り板8が設けられているので、弛んだ
配線が収容部6側から載置台5の下側に入り込んで載置
台5と脚部2の底面との間に挟まれて傷付いたりするこ
とを防止できる。 また、ディスク装置Bは、必要に応じて、把手62を持っ
て台車61とともに前方に引き出すことができる。 本考案にかかるOA機器用机は、上記の実施例に限定され
ない。 たとえば、天板は、脚部の収容部と反対側壁面に沿って
収容できる構造としても構わないし、蓋のように脚部か
ら取り外し自在な構造としても構わない。 天板の把手の位置も上面にかぎらず、側面に凹部を設け
たりしてもよい。天板の下側に閉止した天板を上方へ押
し上げるピンを設けこのピンを固定机板の下側に設けた
レバーで操作する構造として、天板表面から把手を無く
することもできる。 また、天板を後方に収容する構造としない場合には、仕
切り板は平板状でも構わない。 さらに、昇降機構も、ガスばね以外の付勢手段やラック
とピニオンなどを組み合わせたものでも構わないし、バ
ランスウエートと滑車を利用したものでも構わない。
【考案の効果】
本考案にかかるOA機器用机は、以上のように構成されて
いるので、載置台が水平状態を保ちつつディスプレイと
共にせり上がってきて、ディスプレイが使用者の前方に
その画面が略垂直に立ったような状態であらわれる。 したがって、天井照明がディスプレイの画面に反射して
見にくいといった問題が解消される。 また、載置台が水平状態を保ちつつ昇降するようになっ
ているので、ディスプレイ等のOA機器は、載置台に載置
するだけで特殊な固定手段を設ける必要もなくなる。 したがって、装置自体が簡素化でき、安価に提供するこ
とができる。 しかも、収納部と載置台部分が長孔の部分を除いて隔離
されており、弛んだ配線が載置台と脚部の底部との間に
挟まれて傷ついたりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるOA機器用机のOA機器使用時の状
態を正面から見た斜視図、第2図はその天板を閉じた状
態を側面から見た斜視図、第3図はその一部切欠側面
図、第4図はその一部切欠正面図、第5図はその一部切
欠平面図、第6図は昇降機構をあらわす側面図である。 1……机、2……脚部、3……天板 5……載置台、6……収容部 8……仕切り板、81……長孔 A……ディスプレイ B……ディスク装置、C……キーボード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に開口部を有する筒状の脚部と、前記
    開口部を開閉自在に覆う天板とを備え、前記脚部内に、
    前記天板が開放された状態でディスプレイを載置して水
    平状態を保ちつつ脚部上端縁まで昇降自在な載置台と、
    ディスク装置を収容する収容部とが隣合うように設けら
    れているとともに、この収容部と前記載置台とが仕切り
    板を介して隔離されており、かつ、この仕切り板に前記
    ディスプレイとディスク装置とを接続する配線の通路と
    なる長孔が上下方向に設けられていることを特徴とする
    OA機器用机。
JP1990098198U 1990-09-18 1990-09-18 Oa機器用机 Expired - Lifetime JPH073946Y2 (ja)

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JP1990098198U JPH073946Y2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 Oa機器用机

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JPH0456030U JPH0456030U (ja) 1992-05-13
JPH073946Y2 true JPH073946Y2 (ja) 1995-02-01

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