JPH0739406Y2 - 農園芸用植物の保護具 - Google Patents
農園芸用植物の保護具Info
- Publication number
- JPH0739406Y2 JPH0739406Y2 JP1990091823U JP9182390U JPH0739406Y2 JP H0739406 Y2 JPH0739406 Y2 JP H0739406Y2 JP 1990091823 U JP1990091823 U JP 1990091823U JP 9182390 U JP9182390 U JP 9182390U JP H0739406 Y2 JPH0739406 Y2 JP H0739406Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plant
- bridging members
- annular member
- protector
- agricultural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は農園芸用植物が倒れないように保護するための
支柱に枠体を取付けて使用される農園芸用植物の保護具
に関する。
支柱に枠体を取付けて使用される農園芸用植物の保護具
に関する。
朝顔やスイトピー等を巻き付けたり、鉢物植物を保護す
るための支柱は数多くの出願がある。例えば実開昭61−
89256号公報のように一本の支柱に鉄線等を螺旋状に巻
いたものや、また三本の支柱を鉢内に立設し、円形の枠
を二段乃至三段に取付けたもの等がある。
るための支柱は数多くの出願がある。例えば実開昭61−
89256号公報のように一本の支柱に鉄線等を螺旋状に巻
いたものや、また三本の支柱を鉢内に立設し、円形の枠
を二段乃至三段に取付けたもの等がある。
従来の植物の支柱や支柱に支持枠を取付けるものは、植
物の成長に対して予め支柱の上部にまで枠を設けておく
ものが多かった。この種の支柱枠を取付ける支柱では、
植物の小さいときでも上部の枠がそのまま存在するた
め、水やりのとき邪魔になったり、見た目にも見苦しい
ものであった。また、植物が大きく成長した時点では、
下方の支持枠はほとんど用をなさないものであった。ま
た鉢物の生産をする農家では支柱を三本も使用すること
はコスト高となり、経済的にも大きな負担となり、不使
用時の保管等も面倒なものであった。
物の成長に対して予め支柱の上部にまで枠を設けておく
ものが多かった。この種の支柱枠を取付ける支柱では、
植物の小さいときでも上部の枠がそのまま存在するた
め、水やりのとき邪魔になったり、見た目にも見苦しい
ものであった。また、植物が大きく成長した時点では、
下方の支持枠はほとんど用をなさないものであった。ま
た鉢物の生産をする農家では支柱を三本も使用すること
はコスト高となり、経済的にも大きな負担となり、不使
用時の保管等も面倒なものであった。
本考案はこのような実情に鑑みてなされたもので、一本
の支柱で植物の背丈の小さい時期から成長後まで植物を
支持でき、しかも枠体が簡単に取り外しができるような
農園芸用植物の保護具を提供することを目的とするもの
である。
の支柱で植物の背丈の小さい時期から成長後まで植物を
支持でき、しかも枠体が簡単に取り外しができるような
農園芸用植物の保護具を提供することを目的とするもの
である。
本考案の農園芸用植物の保護具は上記問題点を解決する
ため、植物の葉や茎や枝を囲うための環状部材に、切欠
部を設けるとともに該切欠部を構成する該部材の両端か
ら該環状部材を横断する二本の架橋部材が形成され、該
架橋部材間に植物の近傍に立設された支柱を挟持させ
て、二本の架橋部材を切欠部側でクリップで止着するよ
うにしたものである。
ため、植物の葉や茎や枝を囲うための環状部材に、切欠
部を設けるとともに該切欠部を構成する該部材の両端か
ら該環状部材を横断する二本の架橋部材が形成され、該
架橋部材間に植物の近傍に立設された支柱を挟持させ
て、二本の架橋部材を切欠部側でクリップで止着するよ
うにしたものである。
本考案の構成によると、植物の近傍に立設された支柱を
架橋部材によって挟持された環状部材が植物の葉や茎や
枝を囲んでいるので、植物が倒れることがない。また該
環状部材に切欠部を設け、該切欠部を構成する該部材の
両端から該環状部材を横断する二本の架橋部材が形成さ
れているので該切欠部から支柱をスライドさせて架橋部
材間に支柱を支持させることができる。しかも架橋部材
間に支柱を挟んだ状態で該環状部材を支柱の上下に簡単
に移動させることができるので、植物の小さい時から成
長に合わせて環状部材を上げてゆけば、常に最適の高さ
で植物を保護することができる。また支柱の太さが異な
る場合でも、架橋部材間で支柱を挟む構造であり、更に
二本の架橋部材はクリップによって挟持されるため、環
状部材を支柱の所望の位置に取付けることができ、また
簡単に取り外しができるものである。
架橋部材によって挟持された環状部材が植物の葉や茎や
枝を囲んでいるので、植物が倒れることがない。また該
環状部材に切欠部を設け、該切欠部を構成する該部材の
両端から該環状部材を横断する二本の架橋部材が形成さ
れているので該切欠部から支柱をスライドさせて架橋部
材間に支柱を支持させることができる。しかも架橋部材
間に支柱を挟んだ状態で該環状部材を支柱の上下に簡単
に移動させることができるので、植物の小さい時から成
長に合わせて環状部材を上げてゆけば、常に最適の高さ
で植物を保護することができる。また支柱の太さが異な
る場合でも、架橋部材間で支柱を挟む構造であり、更に
二本の架橋部材はクリップによって挟持されるため、環
状部材を支柱の所望の位置に取付けることができ、また
簡単に取り外しができるものである。
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す農園芸用植物の保護具
1の平面図である。
1の平面図である。
該保護具1は略円形状の環状部材2と該環状部材2を横
断する架橋部材からなるものである。該環状部材2は一
部に切欠された切欠部3を有しており、該切欠部3を構
成する環状部材の両端4,5から中央に向かって二本の架
橋部材6,7が形成されている。この二本の架橋部材6,7は
少なくとも環状部材の略中心付近を越えるまでは二本の
間に間隙を生じるように形成されている。該間隙は環状
部材2における切欠部3の対辺付近まであってもよく、
中心付近で一体になるような架橋部材であってもよい。
断する架橋部材からなるものである。該環状部材2は一
部に切欠された切欠部3を有しており、該切欠部3を構
成する環状部材の両端4,5から中央に向かって二本の架
橋部材6,7が形成されている。この二本の架橋部材6,7は
少なくとも環状部材の略中心付近を越えるまでは二本の
間に間隙を生じるように形成されている。該間隙は環状
部材2における切欠部3の対辺付近まであってもよく、
中心付近で一体になるような架橋部材であってもよい。
同図における二本の架橋部材6,7は中心を過ぎた後は一
体の架橋部材8として形成されている。そして該架橋部
材6,7,8の略中央には、小さな湾曲部9,9′が相互に小円
を形造るように設けられており、この位置で後述する支
柱を挟持するようになっている。また該架橋部材6,7,8
を支持するための補助架橋部材10が架橋部材6,7,8と直
交する位置に設けられ、環状部材2と該架橋部材6,7,8
との間隔を保つとともに環状部材のバランスを保持して
いる。
体の架橋部材8として形成されている。そして該架橋部
材6,7,8の略中央には、小さな湾曲部9,9′が相互に小円
を形造るように設けられており、この位置で後述する支
柱を挟持するようになっている。また該架橋部材6,7,8
を支持するための補助架橋部材10が架橋部材6,7,8と直
交する位置に設けられ、環状部材2と該架橋部材6,7,8
との間隔を保つとともに環状部材のバランスを保持して
いる。
上記保護具1の材質は高密度ポリエチレンやポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ポリアセタール、ナイロン、AB
S等の適度な剛性と衝撃強度のある合成樹脂を射出成形
や打抜き加工などによって造ることができる。
ニル、ポリプロピレン、ポリアセタール、ナイロン、AB
S等の適度な剛性と衝撃強度のある合成樹脂を射出成形
や打抜き加工などによって造ることができる。
第2図は第1図の保護具1を支柱に係止した状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
植物20を鉢30で育成する場合、植物20の近傍に立設され
た支柱11に保護具1を取付け、保護具1の環状部材2の
中に植物の葉や茎や枝を入れ、植物の成長とともに該保
護具を支柱に沿ってスライドさせながら上昇させて行
く。また支柱11に該保護具1を取付けるには、まず支柱
11の適切な高さに環状部材2の切欠部3を当て環状部材
2を支柱11の方向に押すことにより切欠部がより大きく
開き、支柱11は該環状部材2に形成された二本の架橋部
材6,7間をスライドして中央の湾曲部9の位置まで移動
する。支柱は、架橋部材6,7が合成樹脂製であるためそ
の弾性によって架橋部材6,7間で挟み込まれる。従っ
て、該保護具1は支柱の所望の位置で下方に滑り落ちる
ことなく停止する。
た支柱11に保護具1を取付け、保護具1の環状部材2の
中に植物の葉や茎や枝を入れ、植物の成長とともに該保
護具を支柱に沿ってスライドさせながら上昇させて行
く。また支柱11に該保護具1を取付けるには、まず支柱
11の適切な高さに環状部材2の切欠部3を当て環状部材
2を支柱11の方向に押すことにより切欠部がより大きく
開き、支柱11は該環状部材2に形成された二本の架橋部
材6,7間をスライドして中央の湾曲部9の位置まで移動
する。支柱は、架橋部材6,7が合成樹脂製であるためそ
の弾性によって架橋部材6,7間で挟み込まれる。従っ
て、該保護具1は支柱の所望の位置で下方に滑り落ちる
ことなく停止する。
第3図は第1図における本考案の保護具1の部分拡大斜
視図である。すなわち、環状部材2及び切欠部3、架橋
部材6,7の部分斜視図であって架橋部材6,7間の支柱の大
小によって架橋部材6,7の間の間隙は大きくなったり小
さくなったりするものである。例えば架橋部材6,7の隙
間より支柱11の大きさが小さい場合、該保護具1は支柱
11に挟止できない。そのため該間隔をより小さくするた
め架橋部材6,7のクリップ止め部16,17にクリップ12を止
める。また逆に該隙間より支柱が大きく、該隙間があま
り大きく開く場合、巾広のクリップ12をクリップ止め部
に止めることにより隙間の広がりを抑制する。このよう
にクリップ12を使用することにより、支柱11に本考案の
保護具1を安定した状態で挟止することができる。
視図である。すなわち、環状部材2及び切欠部3、架橋
部材6,7の部分斜視図であって架橋部材6,7間の支柱の大
小によって架橋部材6,7の間の間隙は大きくなったり小
さくなったりするものである。例えば架橋部材6,7の隙
間より支柱11の大きさが小さい場合、該保護具1は支柱
11に挟止できない。そのため該間隔をより小さくするた
め架橋部材6,7のクリップ止め部16,17にクリップ12を止
める。また逆に該隙間より支柱が大きく、該隙間があま
り大きく開く場合、巾広のクリップ12をクリップ止め部
に止めることにより隙間の広がりを抑制する。このよう
にクリップ12を使用することにより、支柱11に本考案の
保護具1を安定した状態で挟止することができる。
以上の説明から明らかなように、本考案の農園芸用植物
の保護具は、植物の近傍に立設された支柱に取付けら
れ、環状部材が植物の葉や茎や枝を囲んで植物が風雨に
よって倒れるのを防ぐことができるという効果を奏す
る。また本考案の保護具の環状部材は切欠部があり、二
本の架橋部材によって支柱を挟み、更に二本の架橋部材
をクリップで止着するとなっているため該保護具を支柱
に取付ける際、強固な取付けが可能であり、しかも支柱
の横からスライドさせて着脱ができるので、作業が簡単
で、多量の取付け作業も短時間で行えるという効果を有
する。
の保護具は、植物の近傍に立設された支柱に取付けら
れ、環状部材が植物の葉や茎や枝を囲んで植物が風雨に
よって倒れるのを防ぐことができるという効果を奏す
る。また本考案の保護具の環状部材は切欠部があり、二
本の架橋部材によって支柱を挟み、更に二本の架橋部材
をクリップで止着するとなっているため該保護具を支柱
に取付ける際、強固な取付けが可能であり、しかも支柱
の横からスライドさせて着脱ができるので、作業が簡単
で、多量の取付け作業も短時間で行えるという効果を有
する。
第1図は本考案の保護具の一実施例を示す平面図、第2
図は第1図の保護具を使用した状態を示す斜視図、第3
図は第1図の保護具の部分拡大斜視図である。 1…保護具、2……環状部材、3…切欠部、6,7,8…架
橋部材、11…支柱、20…植物。
図は第1図の保護具を使用した状態を示す斜視図、第3
図は第1図の保護具の部分拡大斜視図である。 1…保護具、2……環状部材、3…切欠部、6,7,8…架
橋部材、11…支柱、20…植物。
Claims (1)
- 【請求項1】植物の葉や茎や枝を囲うための環状部材
に、切欠部を設けるとともに該切欠部を構成する該部材
の両端から該環状部材を横断する二本の架橋部材が形成
され、該架橋部材間に植物の近傍に立設された支柱を挟
持させて、二本の架橋部材を切欠部側でクリップで止着
させるようにしたことを特徴とする農園芸用植物の保護
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990091823U JPH0739406Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 農園芸用植物の保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990091823U JPH0739406Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 農園芸用植物の保護具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449942U JPH0449942U (ja) | 1992-04-27 |
JPH0739406Y2 true JPH0739406Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31827791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990091823U Expired - Fee Related JPH0739406Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 農園芸用植物の保護具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739406Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119822U (ja) * | 1989-03-13 | 1990-09-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318043B2 (ja) * | 1981-04-25 | 1988-04-16 | Koito Seisakusho Kk |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161462U (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-27 | 三菱マテリアル株式会社 | 植物支柱用可動式支持リング |
JPH0316443Y2 (ja) * | 1986-07-19 | 1991-04-09 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP1990091823U patent/JPH0739406Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318043B2 (ja) * | 1981-04-25 | 1988-04-16 | Koito Seisakusho Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449942U (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |