JPH0739220U - 電線管接続具 - Google Patents

電線管接続具

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JPH0739220U
JPH0739220U JP6908693U JP6908693U JPH0739220U JP H0739220 U JPH0739220 U JP H0739220U JP 6908693 U JP6908693 U JP 6908693U JP 6908693 U JP6908693 U JP 6908693U JP H0739220 U JPH0739220 U JP H0739220U
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JP
Japan
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cap body
connector
conduit
elastic locking
cap
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JP6908693U
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English (en)
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昭八 清水
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Mirai Kogyo KK
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Mirai Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線管の取り外しを容易に行うことができ、
簡単な構造で、安価に供給することができる電線管接続
具を提供する。 【構成】 この電線管接続具100は、一端に電線管が
挿入される受口11を備えた接続具本体10と、この接
続具本体10の受口11外周に装着されるキャップ体2
0とを有し、キャップ体20は、スリット24を利用し
てキャップ体20を受口取付側を拡開させて凸部25を
凹部13内に強制的に嵌め込むようになっている。キャ
ップ体20には接続具本体10に挿入される電線管を係
止する爪部22を内方に突出させた弾性係止爪21を内
側に備え、接続具本体10の受口端部12は軸方向に傾
斜するテーパ面に形成されており、キャップ体20を受
口取付側を拡開させてキャップ体20を軸方向に移動さ
せることにより弾性係止爪21の端部23と摺接して該
端部23を外方に拡開させることができるようになって
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コネクタ、カップリング等の電線管接続具に関し、とくに誤って接 続された電線管を容易に取り外しできる構造を備えた電線管接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、とくに山部と谷部が交互に形成された波付電線管を接続するための電線 管接続具としては、図7に示すように、電線管を抜け止め状態に係止するための 爪部を備えた構造のものが一般的に知られている。この電線管接続具200は、 受口51の外周面に雄ねじ52が形成された接続具本体50と、この接続具本体 50の雄ねじ52に螺合する雌ねじ61が内周面に形成され、受口外周に螺着さ れるキャップ体60とを備えており、キャップ体60には爪部63を内方に突出 させた弾性係止爪62を内側に備えたものとなっている。そして、電線管を接続 する際には、電線管をキャップ体60の開口から挿入すれば、弾性係止爪62が 外方に拡開して接続具本体50内に電線管が挿入されて、弾性係止爪62の爪部 63が電線管の谷部に係止され、電線管を抜け止め状態に係止するものとなって いる。
【0003】 しかしながら、この電線管接続具の場合には、誤って電線管を接続してしまっ た場合にその電線管を取り外すことは容易でなく、接続具本体50の受口51に 螺着されたキャップ体60を取り外さない限り、電線管の係止を解除できないの で作業が非常に面倒であった。
【0004】 又、この電線管接続具の場合には、接続具本体50とキャップ体60とにねじ 溝52、61を形成するために、製造が容易でなく、製造コストが高くなるとい う問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするとこ ろは、電線管の取り外しを容易に行うことができ、簡単な構造で、安価に供給す ることができる、電線管取り外し構造を備えた電線管接続具を提供することにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するための手段として、本考案は、図面に付した番 号を用いて説明すると、 「電線管が挿入される受口11を備えた接続具本体10と、この接続具本体10 の受口11外周に装着されるキャップ体20とを具備し、 キャップ体20には接続具本体10に挿入される電線管を係止する爪部22を 内方に突出させた弾性係止爪21を内側に備え、 接続具本体10の受口端部12には、キャップ体20を軸方向に移動させるこ とにより弾性係止爪21の端部23と摺接して該端部23を外方に拡開させる軸 方向に傾斜するテーパ面を形成し、 キャップ体20の内面と接続具本体10の外面とに凹部と凸部とによって相互 に係合する係合手段を設けるとともに、キャップ体20には前記係合手段による 係合を解除して軸方向への移動を可能とすべくスリット24を設けて成ることを 特徴とする電線管接続具100」 を、その内容としている。
【0007】
【作用】
本考案に係る電線管接続具100は、キャップ体20を接続具本体10に向か って押圧して軸方向に移動させれば、スリット24の形成されたキャップ体20 の受口取付側が持ち上がり、キャップ体20の内面と接続具本体10の外面とに 設けられた凹部と凸部との係合手段による係合が解除されて、弾性係止爪21の 端部23と受口端部12とが摺接し、受口端部12のテーパ面を弾性係止爪21 の端部23が乗り上げ、弾性係止爪21が外方に拡開し、これによって弾性係止 爪21の爪部22と電線管との係止が解除された状態となり、キャップ体20を 接続具本体10から取り外すことなく、受口11から電線管のみを引き抜いて取 り外すことができるようになっている(図4参照)。
【0008】 かかる電線管接続具100は、凹部と凸部とによる係合手段によって接続具本 体10とキャップ体20とを相互に係合し、接続具本体10の軸方向にキャップ 体20を摺動させるスリット24をキャップ体20に設けた簡単な構成なので、 製造が容易であり、安価に供給することができるようになっている。
【0009】
【実施例】
以下、図面にしたがって本考案に係る電線管接続具の実施例ついて説明する。 図1に示すように、この電線管接続具100は、一端に電線管が挿入される受 口11を備えた接続具本体10と、この接続具本体10の受口11外周に装着さ れるキャップ体20とを有し、接続具本体10の他端には雄ネジ部14が形成さ れ、ナット30が螺合するようになっている。接続具本体10の外面には凹部1 3が形成されており、この凹部13に係合する凸部25がキャップ体20の内面 に形成されている。キャップ体20の受口取付側にはスリット24が形成されて おり、キャップ体20は受口取付側を拡開させて凸部25を凹部13内に強制的 に嵌め込み、図2に示すように、接続具本体10に組み付けられるようになって いる。これによって、キャップ体20は接続具本体10から抜け外れないように なっている。
【0010】 なお、本考案に係る電線管接続具にあっては、接続具本体10に凸部を形成し 、キャップ体20に凹部を形成して相互に係合するようにしても良い。又、キャ ップ体20のスリット24は、前記凹部と凸部との係合手段による係合を解除し てキャップ体20を軸方向への移動を可能とするためのものであり、図1に示す ように、キャップ体20の受口取付側の端面まで切り込まれているものに限らず 、図5に示すように、スリット24がU字形に切り込みまれているものであって も良い。
【0011】 キャップ体20には、電線管Pを係止する爪部22を内方に突出させた多数の 弾性係止爪21が内側に設けられている。図2に示すように、弾性係止爪21は 内向きに曲げ形成され、キャップ体20内面との間には爪部22の逃がし空間と なる隙間26が設けられている。一方、接続具本体10の受口端部12は、弾性 係止爪21の端部23と摺接した際に、弾性係止爪21の端部23を乗り上げさ せて弾性係止爪21を外方に拡開できるように、奥に向かって拡大するテーパ面 となっている。なお、この例では、弾性係止爪21の端部23はその側縁が受口 端部12のテーパ面に対応させた逆テーパ面に形成されているが、端部23側縁 は曲面状に形成しても良く、要するに受口端部12のテーパ面を乗り上げること ができるものであればどのように形成されたものでも良い。
【0012】 而して、この電線管接続具100にあっては、図3に示すように、電線管Pを キャップ体20の開口より接続具本体10内に挿入すれば、挿入するときの押圧 力で弾性係止爪21を外方に拡開させ、挿入後、弾性係止爪21の戻りによって 爪部22を電線管Pの谷部に係止させ、電線管Pを抜け止め状態に接続すること ができるようになっている。
【0013】 又、図4に示すように、キャップ体20を接続具本体10に向かって押圧すれ ば、スリット24の形成されたキャップ体20の受口取付側が持ち上がり、弾性 係止爪21の端部23と受口端部12とが摺り合って弾性係止爪21が外方に拡 開し、弾性係止爪21の爪部22と電線管Pとの係止が解除されて、電線管Pを 引き抜いて取り外すことができるようになっている。
【0014】 なお、この例では、接続具本体10の外面に形成される凹部13と、キャップ 体20の内面に形成される凸部25との摺接面は軸方向に傾斜して形成されてお り、キャップ体20の摺動操作が容易に行え、又、弾性係止爪21の爪部22と 電線管Pとの係止解除後にキャップ体20から手を離せば、持ち上がったキャッ プ体20の受口取付側の戻りと、受口端部12と摺り合わされた弾性係止爪21 の端部23の戻りによって、キャップ体20の凸部25が傾斜する摺接面を自動 的に滑り下りて元の状態に戻り、迅速に電線管Pの取り外し作業を行うことがで きるようになっている。勿論、本考案においては、このような形態の凹部13と 凸部25とに限定されるものではなく、キャップ体20の受口取付側を持ち上げ た状態で、一旦仮係止される構造のものであっても良い。
【0015】 本考案に係る電線管接続具は、図1に示すように、コネクタに適用される他、 図6に示すように、電線管どうしを接続するカップリングにも適用することがで き、その他、電線管が挿入される各種受口を備えた接続具に適用することができ る。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、電線管を係止する爪部を内方に突出さ せた弾性係止爪を内側に備えたキャップ体と、キャップ体を軸方向に移動させる ことにより弾性係止爪の端部と摺接して該端部を外方に拡開させる受口端部をも った接続具本体とを備え、キャップ体と接続具本体とを凹部と凸部とによる係合 手段によって相互に係合し、キャップ体に設けたスリットによって接続具本体の 軸方向にキャップ体を摺動させるという簡単な構成により、キャップ体を接続具 本体から取り外すことなく、電線管の取り外しが可能な構造の電線管接続具を提 供するものであり、従来の電線管接続具に比べて、電線管の取り外し作業を容易 に行うことができ、さらに、製造が容易で安価に供給することができるという効 果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る電線管接続具の一実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】 図1に示す電線管接続具の組み付けた状態の
断面図である。
【図3】 電線管接続時の使用状態を示す要部断面図で
ある。
【図4】 電線管取り外し時の使用状態を示す要部断面
図である。
【図5】 キャップ体の別例を示す斜視図である。
【図6】 本考案に係る電線管接続具の別の実施例を示
す分解斜視図である。
【図7】 電線管接続具の従来例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
100 電線管接続具 10 接続具本体 11 受口 12 受口端部 13 凹部 20 キャップ体 21 弾性係止爪 22 爪部 23 端部 24 スリット 25 凸部 30 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線管が挿入される受口を備えた接続具
    本体と、この接続具本体の受口外周に装着されるキャッ
    プ体とを具備し、 キャップ体には接続具本体に挿入される電線管を係止す
    る爪部を内方に突出させた弾性係止爪を内側に備え、 接続具本体の受口端部には、キャップ体を軸方向に移動
    させることにより弾性係止爪の端部と摺接して該端部を
    外方に拡開させる軸方向に傾斜するテーパ面を形成し、 キャップ体の内面と接続具本体の外面とに凹部と凸部と
    によって相互に係合する係合手段を設けるとともに、キ
    ャップ体には前記係合手段による係合を解除して軸方向
    への移動を可能とすべくスリットを設けて成ることを特
    徴とする電線管接続具。
JP6908693U 1993-12-24 1993-12-24 電線管接続具 Pending JPH0739220U (ja)

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JP6908693U JPH0739220U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 電線管接続具

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JP6908693U JPH0739220U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 電線管接続具

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JPH0739220U true JPH0739220U (ja) 1995-07-14

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ID=13392435

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JP6908693U Pending JPH0739220U (ja) 1993-12-24 1993-12-24 電線管接続具

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JP (1) JPH0739220U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223010A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Kanaflex Corporation 電線管接続具および電線管接続具付き部品
CN109638500A (zh) * 2018-10-26 2019-04-16 江苏联海通信股份有限公司 连接器快速插拔结构

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JP2012223010A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Kanaflex Corporation 電線管接続具および電線管接続具付き部品
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