JPH0739065B2 - 電動ドリルを装備した自動ガス溶断装置の電動ドリル固定装置 - Google Patents

電動ドリルを装備した自動ガス溶断装置の電動ドリル固定装置

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JPH0739065B2
JPH0739065B2 JP2233089A JP2233089A JPH0739065B2 JP H0739065 B2 JPH0739065 B2 JP H0739065B2 JP 2233089 A JP2233089 A JP 2233089A JP 2233089 A JP2233089 A JP 2233089A JP H0739065 B2 JPH0739065 B2 JP H0739065B2
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electric drill
cross beam
traveling carriage
traveling
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康博 鈴木
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Iwatani Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、電動ドリルと溶断トーチとを併設した自動ガ
ス溶断装置に関する。
《従来技術》 構造物用鋼板部材のピアシングは溶断によって行われる
ことが多いが、鋼板部材が厚板の場合には、溶断開始点
のピアシングが溶断工具では十分に行えないという問題
があった。
そこで従来、レール上を前後に走行するクロスビームに
走行台車を左右走行可能に配置し、走行台車に電動ドリ
ルと溶断トーチとを支持させ、溶断開始点のピアシング
を電動ドリルの穿孔作動で行うようにした複合加工装置
が提案されている(特開昭62-289369号公報)。
《解決しようとする課題》 ところが、上記従来のものでは、電動ドリルを走行台車
に直接支持させていたことから、ドリルによる穴明け加
工時に発生する切削反力は、走行台車の車輪と走行台車
を支持しているガイドレールの接当で受けとめるように
していた。
このため、走行台車の車輪が割れたり、ガイドレールに
切削反力による凹みが生じたりするという問題があっ
た。走行台車の車輪が割れたり、ガイドレールに凹みが
生じたりすると、溶断トーチによる切断作業時に溶断ト
ーチが振動し、あるいは停止してしまい、切断部の仕上
り精度が低下するという問題があった。
本発明は上述の点に着目してなされたもので、電動ドリ
ルによる穴明け加工時での切削反力が走行台車用のガイ
ドレールに作用することがなく、溶断トーチによる切断
作業時に振動等の影響が現れない複合加工装置を提供す
ることを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上述の目的を達成するために、本発明は、走行レール上
を前後に走行するクロスビームに走行台車を左右移動可
能に支持させるとともに、この走行台車に電動ドリル支
持台を上下に相対移動可能な状態で支持させ、電動ドリ
ル支持台の上部にクロスビームと対応させてリフト用シ
リンダを配置するとともに、電動ドリル支持台の下部に
形成したクランプ部をクロスビームの下面に形成した圧
接面と対向する状態に位置させ、電動ドリル支持台に電
動ドリルを昇降移動可能に支持させることを特徴として
いる。
《作用》 本発明では、走行レール上を前後に走行するクロスビー
ムに走行台車を左右移動可能に支持させるとともに、こ
の走行台車に電動ドリル支持台を上下に相対移動可能な
状態で支持させ、電動ドリル支持台の上部にクロスビー
ムと対応させてリフト用シリンダを配置するとともに、
電動ドリル支持台の下部に形成したクランプ部をクロス
ビームの下面に形成した圧接面と対向する状態に位置さ
せ、電動ドリル支持台に電動ドリルを昇降移動可能に支
持させているので、電動ドリルの使用時には、リフト用
シリンダを作動させることにより、電動ドリル支持台が
クロスビームに対して上昇移動し、電動ドリル支持台の
クランプ部がクロスビーム下面の圧接面に接当して、電
動ドリル支持台をクロスビームにしっかりと固定するこ
とになる。そして、切削作業時に切削反力が作用する
と、その切削反力はクランプ部をクロスビームの圧接面
により圧接する方向に作用することになるから、増し締
めする状態となり、より強固に固定することができる。
しかも、電動ドリル支持台はクロスビームを左右に移動
する走行台車に対して昇降移動可能に支持させてあるの
で、リフト用シリンダによる引き上げ力や切削反力が走
行台車とクロスビームとの走行運動部に作用することが
なくなるから、走行台車の車輪やクロスビームのガイド
レールに無理な力が作用することはない。
《実施例》 図面は本発明の実施例を示し、第1図は要部の拡大側面
図、第2図は要部の正面図、第3図は電動ドリル装置を
併設した自動ガス溶断機の側面図、第4図は自動ガス溶
断機の平面図である。
この自動ガス溶断機は、左右に併設した一対の走行レー
ル(1)上を前後に移動するクロスビーム(2)と、こ
のクロスビーム(2)に配置した上下一対のガイドレー
ル(3)に案内されて左右に移動する複数の走行台車
(4)と、走行台車(4)に支持されている溶断トーチ
(5)及び電動ドリル(6)と、クロスビーム(2)及
び各走行台車(4)の駆動装置(7)(8)と、クロス
ビーム(2)及び走行台車(4)の移動量を制御する数
値制御装置(9)とで構成してある。
各走行台車(4)は、上側ガイドレール(3a)の上端面
と下側ガイドレール(3b)の下端面とにベアリングで構
成した車輪を接触させるとともに、上側ガイドレール
(3a)の前後側面をベアリングで構成した車輪で挟持す
ることにより、クロスビーム(2)に対して滑らかに移
動できるように構成してある。
電動ドリル(6)の支持部は、第1図及び第2図に示す
ように、走行台車(4)の前面に配置した一対のリフト
用ガイドレール(10)を介して電動ドリル支持台(11)
が走行台車(4)に対して昇降移動可能に支持されてい
る。この電動ドリル支持台(11)は電動ドリル(6)を
昇降可能に支持させたドリル保持台(12)と、ドリル保
持台(12)を固定している昇降台(13)とで構成してあ
り、ドリル保持台(12)の上部には電動ドリル昇降駆動
用モータ(14)が固定してあり、電動ドリル昇降駆動モ
ータ(14)の作動で電動ドリル(6)を送り制御するよ
うになっている。また、昇降台(13)の上部後側面か
ら、2本のリフトアーム(15)が後向きに連出してあ
り、各リフトアーム(15)の各先端部にリフト用シリン
ダ(16)がクロスビーム(2)の上面に対向する状態で
配置してある。また昇降台(13)の下部後側面から、ク
ランプアーム(17)が後向きに連出してあり、クランプ
アーム(17)の先端部上面にクランプ部(18)がクロス
ビーム(2)の下面に形成した圧接面(19)に対応させ
て形成してある。そして、常態ではリフト用シリンダ
(16)が収縮状態にあって、リフト用シリンダ(16)の
出退部先端とクロスビーム(2)の上面との間及び、ク
ランプ部(18)と圧接面(19)との間に隙間が形成さ
れ、走行台車(4)の左右移動に支障をきたさないよう
にしてある。
以上の構成からなる電動ドリル支持構造では、電動ドリ
ル(6)による穿削作業時にリフト用シリンダ(16)を
伸長作動させると、シリンダ(16)の出退部がクロスビ
ーム(2)の上面に接触して、電動ドリル支持台(11)
を走行台車(4)に対して上方へ引き上げ、クランプ部
(18)を圧接面(19)にクランプ接当することになる。
電動ドリル(6)での穿削時に加工鋼板から電動ドリル
(6)を押し上げようとする穿削反力が作用するが、こ
の穿削反力はドリル保持台(12)を介して昇降台(13)
を押し上げることになるから、クランプ部(18)と圧接
面(19)とは増し締めされた状態となってより強固に接
当させることになる。このとき、電動ドリル支持台(1
1)は全体として走行台車(4)に対して昇降可能に支
持されているので、その穿削反力が走行台車(4)に作
用することはなく、走行台車(4)の車輪がガイドレー
ル(3)に圧着されて、ガイドレール(3)や車輪を損
傷させることがなくなる。
第2図中符号(20)は電動ドリル支持台(11)の昇降量
を規制するリミットスイッチ、(21)は緩衝機構であ
る。
《効果》 本発明では、走行レール上を前後に走行するクロスビー
ムに走行台車を左右移動可能に支持させるとともに、こ
の走行台車に電動ドリル支持台を上下に相対移動可能な
状態で支持させ、電動ドリル支持台の上部にクロスビー
ムと対応させてリフト用シリンダを配置するとともに、
電動ドリル支持台の下部に形成したクランプ部をクロス
ビームの下面に形成した圧接面と対向する状態に位置さ
せ、電動ドリル支持台に電動ドリルを昇降移動可能に支
持させているので、電動ドリルの使用時には、リフト用
シリンダを作動させることにより、電動ドリル支持台と
クロスビームに対して昇降移動し、電動ドリル支持台の
クランプ部がクロスビーム下面の圧接面に接当して、電
動ドリル支持台をクロスビームにしっかりと固定するこ
とになる。そして、切削作業時に切削反力が作用する
と、その切削反力はクランプ部をクロスビームの圧接面
に圧接する方向に作用することになるから、増し締めす
る状態となり、より強固に固定することができる。しか
も、電動ドリル支持台はクロスビームを左右に移動する
走行台車に対して昇降移動可能に支持させてあるので、
リフト用シリンダによる引き上げ力や切削反力が走行台
車とクロスビームとの走行運動部に作用することがなく
なるから、走行台車の車輪やクロスビームのガイドレー
ルに無理な力が作用することがなくなり、走行台車の二
次元平面での移動を滑らかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は要部の拡大側面
図、第2図は要部正面図、第3図は電動ドリル装置を併
設した自動ガス溶断機の側面図、第4図は自動ガス溶断
機の平面図である。 1……走行レール、2……クロスビーム、4……走行台
車、5……ガス切断トーチ、6……電動ドリル、11……
電動ドリル支持台、16……リフト用シリンダ、18……ク
ランプ部、19……圧接面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行レール(1)上に前後に走行するクロ
    スビーム(2)に電動ドリル(6)とガス切断トーチ
    (5)とを左右移動可能に支持させてなる電動ドリルを
    装備した自動ガス溶断装置において、 クロスビーム(2)に走行台車(4)を左右移動可能に
    支持させるとともに、この走行台車(4)に電動ドリル
    支持台(11)を上下に相対移動可能な状態で支持させ、
    電動ドリル支持台(11)の上部にクロスビーム(2)と
    対応させてリフト用シリンダ(16)を配置するととも
    に、電動ドリル支持台(11)の下部に形成したクランプ
    部(18)をクロスビーム(2)の下面に形成した圧接面
    (19)と対向する状態に位置させ、電動ドリル支持台
    (11)に電動ドリル(6)を昇降移動可能に支持させた
    ことを特徴とする電動ドリルを装備した自動ガス溶断装
    置の電動ドリル固定装置
JP2233089A 1989-01-30 1989-01-30 電動ドリルを装備した自動ガス溶断装置の電動ドリル固定装置 Expired - Lifetime JPH0739065B2 (ja)

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JPH02205430A JPH02205430A (ja) 1990-08-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104308407A (zh) * 2014-10-24 2015-01-28 无锡华联科技集团有限公司 焊机地横梁总成安装结构

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JPH02205430A (ja) 1990-08-15

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