JPH0739030Y2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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Publication number
JPH0739030Y2
JPH0739030Y2 JP1988005381U JP538188U JPH0739030Y2 JP H0739030 Y2 JPH0739030 Y2 JP H0739030Y2 JP 1988005381 U JP1988005381 U JP 1988005381U JP 538188 U JP538188 U JP 538188U JP H0739030 Y2 JPH0739030 Y2 JP H0739030Y2
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JP
Japan
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shield member
electric circuit
fire detector
housing
circuit board
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JP1988005381U
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JPH01111395U (ja
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修 中村
晃雄 小川
壽 波多野
雅彦 瀬戸
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Nittan Co Ltd
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Nittan Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、火災報知設備の火災感知器における電気回路
部のシールド構造に関するものである。
[従来の技術] 火災報知設備に用いられる火災感知器は、火災によって
生じる煙,熱あるいは発光等を検出し、これを電気信号
に変換して感知信号とするものが一般的である。そし
て、火災報知設備の本来の使命として、これら火災感知
器は高感度に製作されている。それ故、上記電気信号に
変換する電気回路部は、外来ノイズの影響を受け易く、
この外来ノイズの影響を減少させる目的から電気回路部
をシールド部材によって包むのが一般である。
例えば、第2図の断面図によって示されるような散乱光
式煙感知器においては、以下のようなシールド構造が用
いられている。
すなわち、感知器の筐体20内には、外来光を遮断して煙
を流入させる暗箱21と、電気回路部が形成された電気回
路基板22を収納するシールド部材23とが収容されてい
る。電気回路基板22上には、発光素子24と受光素子25を
互いに直視できない状態で暗箱21内部の煙検出空間26に
指向させて固定保持する光学系保持具27が設けられると
共に、受光素子25より得られる検出信号を感知信号に変
換処理する電気回路部28が設けられている。この電気回
路部28と外部との接続は、シールド部材23および筐体20
を貫通する導電部材29により行なわれる。また、シール
ド部材23と電気回路基板22上のシールド部材接続部との
接続も、導電部材30により行なわれている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のシールド部材23と電気回路基板22との間の導電部
材30は、少なくとも1個の金属支柱301と2個のビス30
2,303により形成される。これは部品点数が多く、組立
て工程も多くなるため従来より改善が望まれていた。ま
た、近年感知器の小型・薄型化が要望されており、より
一層部品点数の削減が必要となってきている。
[問題点を解決するための手段] 本考案による火災感知器では、シールド部材の一部を舌
片状の接触部とすると共に、この舌片状の接触部の中間
部を押圧する突出部を筐体に立設し、この突出部の押圧
により接触部を電気回路基盤上のシールド部材接続部に
当接するようになして、上記問題点を解決した。
[実施例] 以下本考案による火災感知器の一実施例を図面に基づい
て説明すると、第1図は本考案を実施した散乱光式煙感
知器の断面図であって、従来の感知器と同様に筐体1内
には、暗箱2と、電気回路基板3を収納するシールド部
材4とが収容されている。そして電気回路基板3上には
光学系保持具5と、電気回路部6とが設けられており、
この電気回路部6と外部との接続は、シールド部材4お
よび筐体1を貫通して導電部材7により行われる。ここ
までは、従来の感知器と同様の構成である。さて、シー
ルド部材4と電気回路基板3上のシールド部材接続部と
の接続は、シールド部材4の一部にプレス加工等により
形成された舌片状の接触部8と、この舌片状の接触部8
の中間部を押圧することにより接触部8の先端部を電気
回路基板3上のシールド部材接続部に接触させるように
筐体に立設された突出部9とにより行なわれる。すなわ
ち、筐体1は係合部10により合体される少なくとも2以
上の部材101,102からなっており、組立て作業において
これら部材101,102を係合させたときに、突出部9がシ
ールド部材4の舌片状の接触部8を電気回路基板3上の
シールド部材接続部に押圧し、両者の電気的導通を形成
するのである。シールド部材4としては通常ステンレス
薄板が用いられるので、舌片状の接触部8はバネ性を有
している。したがって、その中間部を押圧された舌片状
の接触部8の先端近傍は弾性変形するので、シールド部
材接続部への押圧接触は確実なものとなる。
なお、上記実施例では火災感知器として散乱光式煙感知
器としたが、イオン化式煙感知器等他の火災感知器に実
施してもよいことは勿論である。
また、上記実施例では舌片状の接触部8および突出部9
を感知器の前面側に設けたが、組立て後に押圧力を得ら
れる方向であれば背面側等いずれの場所に設けてもよ
い。
[考案の効果] 以上のように、本考案による火災感知器は、シールド部
材の一部を舌片状の接触部とすると共に、この舌片状の
接触部の中間部を押圧する突出部を筐体に立設し、この
突出部の押圧により接触部を電気回路基板上のシールド
部材接続部に当接するようにしたので、特別な部品を必
要とせず、さらに筐体組立て作業と同時にシールド部材
と電気回路部との接続が得られるので、組立て工程も少
なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による火災感知器の一実施例における断
面図、第2図は従来の火災感知器における断面図であ
る。 1……筐体、3……電気回路基板、4……シールド部
材、8……舌片状の接触部、9……突出部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−31698(JP,A) 実開 昭56−154198(JP,U) 実開 昭62−37395(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2以上の部材の組合わせからな
    る筐体と、該筐体内に収容され、内部に電気回路基板を
    収納するシールド部材とを有した火災感知器において、
    上記シールド部材の一部を舌片状の接触部とすると共
    に、該舌片状の接触部の中間部を押圧する突出部を上記
    筐体に立設し、該突出部の押圧により上記接触部を上記
    電気回路基板上のシールド部材接続部に当接するように
    なした火災感知器。
JP1988005381U 1988-01-21 1988-01-21 火災感知器 Expired - Lifetime JPH0739030Y2 (ja)

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JPH01111395U JPH01111395U (ja) 1989-07-27
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JPS6031698A (ja) * 1983-07-30 1985-02-18 松下電工株式会社 光電式煙感知器

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