JPH0738856Y2 - 回転数異常検出回路 - Google Patents

回転数異常検出回路

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JPH0738856Y2
JPH0738856Y2 JP1986185256U JP18525686U JPH0738856Y2 JP H0738856 Y2 JPH0738856 Y2 JP H0738856Y2 JP 1986185256 U JP1986185256 U JP 1986185256U JP 18525686 U JP18525686 U JP 18525686U JP H0738856 Y2 JPH0738856 Y2 JP H0738856Y2
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Japan
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output
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勝彦 三鴨
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモータ、ファン等の回転機の回転子の異常回転
を検出するための回転数異常検出回路に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に、モータ、ファン等の回転機の回転子の回転数
が、設定回転数以下になれば、その回転機の機能を発揮
することができない。従って、この設定回転数以下にな
れば、その回転数を知らせる必要があった。
そこで、本考案では、簡単かつ迅速に回転数の異常を検
出することができる回転数異常検出回路を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の回転数異常検出路は、モータ、ファン等の回転
機の回転子の1回転毎に取り出された信号が入力された
時に、その波形を整形して、一定のパルス幅を有する第
1パルス信号を出力するワンショットマルチバイブレー
タからなる第1パルス発生回路と;トランジスタと、コ
ンデンサと、直列に接続されるPUTと第1抵抗と、第2
抵抗と、を並列に接続して並列回路部を形成すると共
に、該並列回路部に直列に第3・第4抵抗を接続し、上
記第1パルス発生回路からの第1パルス信号が入力され
ることにより上記トランジスタがオン状態となってコン
デンサが充電され、上記第3抵抗の並列回路部側の端部
の電圧がVaとされ、上記第4抵抗の並列回路部側の電圧
がVbとされ、上記第2抵抗の抵抗値がRaとされ、上記第
4抵抗の抵抗値がRbとされて、Vb=V×Ra/(Rb+Ra)
=Vaになったときに、周期が上記第1パルス信号の周期
より所定量だけ小さい第2パルス信号が出力され、か
つ、上記回転子の回転数が所定数より大であるときに上
記コンデンサが放電されて上記第3抵抗の並列回路部側
の端部の電圧が約0Vとなる第2パルス発生回路と;該第
2パルス発生回路からの第2パルス信号を連続信号に整
形し、かつ、該連続信号にて、リレーを動作させて、上
記回転子の回転数の異常を知らせるための接点信号を出
力するワンショットマルチバイブレータからなる出力回
路と;上記回転子の回転数が電源投入時から上記所定数
に達するまで、上記第1パルス発生回路と第2パルス発
生回路と出力回路とを動作させない時定数回路と;を備
えたものである。
〔作用〕
第1パルス発生回路から第2パルス発生回路に第1パル
ス信号を入力させ、正常時には、第2パルス発生回路の
コンデンサを放電させてパルスを出力させず、異常時に
は、放電させずに、第3抵抗の並列回路部側の端部の電
圧がVaとされて、第4抵抗の並列回路部側の端部の電圧
がVbとされ、第2抵抗の抵抗値がRaとされ、第4抵抗の
抵抗値がRbとされて、Vb=V×Ra/(Rb+Ra)=Vaにな
ったときに第2パルス発生回路から第2パルス信号を出
力する。
即ち、回転子の回転数が所定数より大であるときに第2
パルス発生回路からはパルス信号が発生しないので、出
力回路から回転数の異常を知らせるための接点信号を出
力せず、回転機の回転数が所定数より小であれば、第2
パルス発生回路から第2パルス信号が出力されて、この
第2パルス信号が出力回路に入力され、この出力回路か
ら回転子の回転数の異常を知らせるための接点信号を出
力する。
また、電源投入時から回転子が正常回転に達するまでは
この回路は動作せず、回転数の正常・異常が判断されな
い。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
第1図は本考案に係る回転数異常検出回路の回路図を示
し、1は図示省略のモータ、ファン等の回転機の回転子
の1回転毎に取り出される信号(例えば第2図に示され
るようなパルス幅W0を有するパルス信号)が入力端子X
から入力される第1パルス発生回路であって、IC2と、
該IC2に接続される抵抗3,4及びコンデンサ5と、を備
え、いわゆるワンショットマルチバイブレータを形成し
ている、そして、入力端子Xから入力された信号は、第
3図Iに示す様な一定のパルス幅W1を有する第1パルス
信号として端子6から出力される。ここでW1≒T1×1/10
に設定するのが好ましい。
しかして、端子6から出力された第1パルス信号は抵抗
7を介して第2パルス発生回路8に入力される。また、
この第2パルス発生回路8は、トランジスタ11と、コン
デンサ12と、直列に接続されるPUT9と第1抵抗10と、第
2抵抗13と、を並列に接続して並列回路部を備え、か
つ、並列回路部に直列に第3・第4抵抗14,15が接続さ
れている。そして、第1パルス信号はこの第2パルス発
生回路8のトランジスタ11のベースに入力される。
また、この回路8によれば、コンデンサ12が充電され、
部位A(第3抵抗14の並列回路部側の端部)での電圧を
Va、部位B(第4抵抗15の並列回路部側の端部)での電
圧をVb、第2抵抗13の抵抗値をRa、第4抵抗15の抵抗値
をRbとしたときに、Vb=V×Ra/(Rb+Ra)=Vaという
関係で、1パルスが部位16から出力される。つまり、異
常回転を検出するための設定回転数に相当する周期のパ
ルスを出力することが可能である。
しかして、回転子の回転が正常、つまり、回転数が所定
数、例えば、2000RPMより大であれば、コンデンサ12が
充電され、部位Aでの電位が上昇する。しかし、部位A
での電位は、信号が発生する電位に達するまでに、トラ
ンジスタ11のベースに第1パルス信号が入力され、該ト
ランジスタ11が導通される。つまり、コンデンサ12の電
荷が放電され、部位Aでの電位は約0Vとなり、部位16に
は信号が出力されない。なお、第1パルス信号が入力さ
れなければ、第3図の点線で示すIIIのような信号が出
力されることになる。つまり、この場合T2<T1となって
いる。
また、回転子の回転が異常(つまり、所定数、例えば20
00RPMより小)、であれば、トランジスタ11のベースに
第1パルス信号が入力されるまでに、コンデンサ12が充
電され、部位Aでの電位が上昇し、部位Aでの電位は、
信号を発生する電位Bに達する。つまり、第3図のIIに
示す様な波形の第2パルス信号が出力される。なお、こ
の場合T2>T1であり、T1+α=T2となっている。
しかして、部位16から出力された第2パルス信号は、連
続信号に整形する出力回路17に入力される。即ち、この
出力回路17は、IC18と、該IC18に接続される抵抗19及び
コンデンサ21と、を備え、該IC18の端子25は抵抗20を介
してトランジスタ22のベースに接続されている。また、
該トランジスタ22のコレクタにはリレー23が接続され、
さらには、このリレー23には並列にダイオード24が接続
されている。
そして、出力回路17は、いわゆるワンショットマルチバ
イブレータを形成し、部位16からの出力信号(つまり、
第4図Iに示す波形の信号)がこの出力回路17に入力さ
れれば、端子25から第4図IIに示す様な信号が出力され
る。また、この場合、T3≒2T2となるように、抵抗19及
びコンデンサ21の夫々の値を設定する。
従って、部位16からの出力信号即ち、第5図Iに示す様
な波形の信号が端子26に入力されれば、端子25から、第
5図IIに示す様な波形の連続信号が出力され、この連続
信号が上記リレー23を動作させて接点信号を出力させ
る。そして、回転機の正常時にはオフ状態であり、かつ
異常時にオンするリレー接点30を動作させて、この回転
子の回転数の異常を知らせる。つまり、端子16からのパ
ルス信号では、パワーは小さく、このリレー23を動作さ
せることができないので、該端子16からのパルス信号を
連続信号として、該リレー23を動作させている。また、
この場合、(T1+α)<T3となる。
また、この回路は、回転機の回路と接続されているの
で、電源投入時には、回転子の回転が正常回転(つま
り、上述の所定数以上の回転)に達するまで、この回路
を動作させない必要がある。従って、抵抗27とコンデン
サ28とでもって構成される時定数回路29を図例のように
付設して、該抵抗27とコンデンサ28の値を適宜に設定
し、電源投入時から回転子が正常回転に達するまで、こ
の回路を動作させないようにするも好ましい。
なお、この回路の抵抗、コンデンサ等の各電子部品の定
数を変化させることにより、任意の回転数異常を検出す
ることができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する
効果を奏する。
回転数が所定数より小さい異常時においては、安定し
て第2パルス信号を出力し、回転数が所定数より大きい
正常時においては、第2パルス信号が出力されず、正常
・異常を正確に判断することができ、しかも、第1パル
ス信号に多少ノイズ成分のパルスが含まれていても、そ
の判断は正確である。
第2パルス信号は、第1パルス信号より短い一定周期
のパルスとして出力されるので、その出力は安定したも
のとなり、リレー23の動作上、チャタリング(接点の振
動)等を生じさせることがない。
第1パルス発生回路1及び出力回路17がワンショット
バイブレータであるので、回路構成の簡素化を図ること
ができる。
電源投入時から回転子が正常回転に達するまでは、こ
の回路は動作せず、正常回転に達するまでの(異常では
ない)低回転中に異常を知らせる信号が出力されず、誤
った判断がなされることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施を示す回路図、第2図はこ
の回路に入力される信号のパルス波形図、第3図Iは第
1パルス信号のパルス波形図、第3図IIと第3図IIIは
夫々第2パルス信号のパルス波形図、第4図Iは第2パ
ルス信号のパルス波形図、第4図IIは出力回路から出力
されるパルス波形図、第5図Iは第2パルス信号のパル
ス波形図、第5図IIは出力回路から出力されるパルス波
形図である。 I……第1パルス発生回路、8……第2パルス発生回
路、17……出力回路、23……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ、ファン等の回転機の回転子の1回
    転毎に取り出された信号が入力された時に、その波形を
    整形して、一定のパルス幅W1を有する第1パルス信号を
    出力するワンショットマルチバイブレータからなる第1
    パルス発生回路1と、 トランジスタ11と、コンデンサ12と、直列に接続される
    PUT9と第1抵抗10と、第2抵抗13と、を並列に接続して
    並列回路部を形成すると共に、該並列回路部に直列に第
    3・第4抵抗14,15を接続し、上記第1パルス発生回路
    1からの第1パルス信号が入力されることにより上記ト
    ランジスタ11がオン状態となってコンデンサ12が充電さ
    れ、上記第3抵抗14の並列回路部側の端部の電圧がVaと
    され、上記第4抵抗15の並列回路部側の電圧がVbとさ
    れ、上記第2抵抗13の抵抗値がRaとされ、上記第4抵抗
    15の抵抗値がRbとされて、Vb=V×Ra/(Rb+Ra)=Va
    になったときに、周期が上記第1パルス信号の周期より
    所定量だけ小さい第2パルス信号が出力され、かつ、上
    記回転子の回転数が所定数より大であるときに上記コン
    デンサ12が放電されて上記第3抵抗14の並列回路部側の
    端部の電圧が約0Vとなる第2パルス発生回路8と、 該第2パルス発生回路8からの第2パルス信号を連続信
    号に整形し、かつ、該連続信号にて、リレー23を動作さ
    せて、上記回転子の回転数の異常を知らせるための接点
    信号を出力するワンショットマルチバイブレータからな
    る出力回路17と、 上記回転子の回転数が電源投入時から上記所定数に達す
    るまで、上記第1パルス発生回路1と第2パルス発生回
    路8と出力回路17とを動作させない時定数回路29と、 を備えたことを特徴とする回転数異常検出回路。
JP1986185256U 1986-12-01 1986-12-01 回転数異常検出回路 Expired - Lifetime JPH0738856Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986185256U JPH0738856Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 回転数異常検出回路

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JPS6390164U JPS6390164U (ja) 1988-06-11
JPH0738856Y2 true JPH0738856Y2 (ja) 1995-09-06

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56123739U (ja) * 1980-02-22 1981-09-21
JPS6315998Y2 (ja) * 1980-02-29 1988-05-06
JPS57138430U (ja) * 1981-02-24 1982-08-30
JPS57203962A (en) * 1981-06-09 1982-12-14 Koko Res Kk Detecting circuit for speed
JPS61105465A (ja) * 1984-10-30 1986-05-23 Kokusan Denki Co Ltd 低回転速度検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6390164U (ja) 1988-06-11

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