JPH0738776Y2 - 自動ガス遮断装置 - Google Patents

自動ガス遮断装置

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JPH0738776Y2
JPH0738776Y2 JP1988020035U JP2003588U JPH0738776Y2 JP H0738776 Y2 JPH0738776 Y2 JP H0738776Y2 JP 1988020035 U JP1988020035 U JP 1988020035U JP 2003588 U JP2003588 U JP 2003588U JP H0738776 Y2 JPH0738776 Y2 JP H0738776Y2
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JP
Japan
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motor
bevel gear
bottom plate
gas
supply pipe
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JP1988020035U
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JPH01124476U (ja
Inventor
松之助 稲垣
Original Assignee
松之助 稲垣
後藤 貞子
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、モータの回転によってガスコックを閉じ、ガ
ス供給管路を自動的に遮断する自動ガス遮断装置に関す
る。
【従来の技術】
本考案者は、この種の自動ガス遮断装置として、実公昭
61−20373号公報に記載のものを既に提案している。こ
れは、ガス供給管の途中に自動遮断のための専用の回転
コックを配管接続し、これの軸とモータボックス内の大
傘歯車の縦軸とを直結し、またこの大傘歯車と噛合する
小傘歯車をモータの回転軸に固着し、モータの回転を小
傘歯車,大傘歯車,及びその縦軸を介して回転コックに
伝達し、該回転コックを閉じてガス供給管を遮断するも
のである。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これによると、自動遮断のための専用の回転コ
ックをガス供給管の途中に配管接続しなければならず、
その分設置工事費がかかり、また回転コックの軸と大傘
歯車の縦軸とを直結するため、モータボックス側からガ
ス供給管側へ電流が流れる恐れがあり、危険であった。 本考案は従来のこのような問題点を解決することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】
本考案による自動ガス遮断装置は、電気絶縁材製の底板
5の下面に電気絶縁材製の取付脚8を突設するととも
に、該底板5上に正逆回転可能なモータ10を設置し、該
モータ10の回転軸12に小傘歯車13を固着する一方、上記
底板5に貫通して軸受けされた縦軸14に上記小傘歯車13
と噛合する大傘歯車15を固着し、この大傘歯車15に、上
記モータ10を停止させるリミットスイッチ20のためのス
イッチ作動部材21を取り付け、これらスイッチ作動部材
21,リミットスイッチ20,大・小傘歯車15・13,モータ10
を上記底板5上に取り付けられた電気絶縁材製の箱状カ
バー7で密封し、また電気絶縁材製の絶縁キャップ18を
内面に付着したキャップ状連結体17を上記縦軸14の外端
に固着してなる。そして、上記取付脚8を介して全体を
ガス供給管2上に支持し、上記キャップ状連結体17で該
ガス供給管2の回転開閉式ガスコック1の把手4を包被
してこれと縦軸14とを連結する。
【作用】
本自動ガス遮断装置は、全体として一つのユニットにな
っており、ガスコック付きのガス供給管1上に、底板5
の取付脚8を介して支持するだけで設置できるととも
に、それと同時にガスコックの把手4とモータ10とを連
結できるので、把手4を回して開閉する従来の一般的な
ガスコックをそのまま利用して遮断でき、しかもそれを
使用した既設のガス供給管路にも、配管を変更すること
なく適用できる。 また、底板5上のモータ10,大・小傘歯車15・13,スイッ
チ作動部材21,リミットスイッチ20は、箱状カーで電気
的に絶縁保護されるとともに、これらとガス供給管2と
の間は電気絶縁材製の取付脚8及び底板5によって電気
的に絶縁される。さらに、大傘歯車15とガスコック1は
キャップ状連結体17で連結されているものの、それらの
間も絶縁キャップ18によって電気的に絶縁される。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図ないし第4図は本考案による自動ガス遮断装置の
使用例を示し、この自動ガス遮断装置Aは、ガスコック
1を途中に配管接続したガス供給管2上に取り付けて使
用される。ガスコック1はそのコック本体3の外側に把
手4を装着しており、該把手4をガス供給管2の軸線と
平行にするとコック本体3内のバルブが全開状態とな
り、直角にすると閉鎖する従来公知のものである。 本自動ガス遮断装置Aは、電気絶縁材製の底板5上に同
じく電気絶縁材製のモータベース6を重合し、このモー
タベース6上に後述する各種の部品を取り付け、それら
を同じく電気絶縁材製の箱状カバー7で密封したもので
ある。その底板5の下面には、電気絶縁材によりなる取
付脚8が一体に突設または固着され、この取付脚8の下
端をΩ字状の取付金具9によってガス供給管2に固定す
ることにより、本自動ガス遮断装置A全体はガス供給管
2上にそれと電気的に絶縁して支持される。 モータベース6上には、正逆回転可能な減速機付きモー
タ10がL字状のモータ台板11によって水平に架設されて
いる。このモータ10の回転軸12には小傘歯車13が固着さ
れている。一方、モータベース6上の縦軸14には大傘歯
車15が固着され、これと小傘歯車13とは噛合している。
この大傘歯車15は回転量制限板16によって所定量しか回
転できないようになっている。 縦軸14の膨大部14aは底板5より外方(下方)へ突出
し、その外端(下端)にキャップ状連結体17が固着、ま
たは一体に設けられている。このキャップ状連結体17
は、第6図に示すようにその周壁の一部にスリット17a
を有し、このスリット17aからガスコック1の把手4を
突出させて該把手4の円形の基部4aを第5図のように包
被する。キャップ状連結体17の内側には、その内面形状
とほぼ同じ形状の硬質ゴム等の電気絶縁材よりなる絶縁
キャップ18が付着され、縦軸14と把手4とは電気的に絶
縁される。 上記モータ台板11にはスイッチ台板19が水平に架設さ
れ、該スイッチ台板18の先端にモータ10を停止させるた
めのリミットスイッチ20が取り付けられている。一方、
大傘歯車15の上面にはスイッチ作動部材として2本のピ
ン21が垂直に突設され、リミットスイッチ20のスイッチ
レバー22はこれらピン21の間に位置している。 さらに、モータベース6及び底板5には、該底板5の下
面より突出するコンセント23が植設され、モータ10及び
リミットスイッチ20は、このコンセント23を介して外部
の制御装置と配線接続される。この制御装置は、火災感
知器又は地震感知器等から信号を受信してモータ10を制
御する。 上記箱状カバー7は底板5の上面に取り付けられ、モー
タベース6上の上記モータ10,小傘歯車13,大傘歯車15,
リミットスイッチ20等は全てこの箱状カバー7によって
密封されている。 なお、24は本自動ガス遮断装置Aを安定設置するため
に、それを室内の壁面等に支持する支持台板である。 本自動ガス遮断装置Aは通常は第1図の状態になってお
り、このときガスコック1はその把手4をガス供給管2
の軸線と平行にされ、全開状態になっている。この状態
で火災又は地震が発生すると、外部の制御装置からの信
号によりモータ10が正転され、その回転が小傘歯車13、
大傘歯車15を介してキャップ状連結体17に伝達される。
このため、把手4が回転してコック本体3内のバルブが
閉じ、ガス供給管2が遮断される。大傘歯車15が回転
し、それに突設された一方のピン21がスイッチレバー22
に衝突してリミットスイッチ20を切り換えると、モータ
10が停止し、把手4はガス供給管2とほぼ直角になり、
ガス供給管2は遮断状態を保持される。 ガスコック1を全開状態に戻すには、外部の制御装置か
らの指令によりリミットスイッチ20が他方のピン21によ
って切り換えられるまでモータ10を逆転させる。
【考案の効果】
本考案によれば次のような効果がある。 全体として一つのユニットになっており、ガスコッ
ク付きのガス供給管上に、底板の取付脚を介して支持す
るだけで設置できるとともに、それと同時にガスコック
の把手とモータとを連結できるので、把手を回して開閉
する従来の一般的なガスコックをそのまま利用してガス
供給管を自動的に遮断でき、しかもそれを使用した既設
のガス供給管路にも、配管を変更することなく適用でき
るため、経済的である。 底板上のモータ,大・小傘歯車,スイッチ作動部
材,リミットスイッチは、箱状カバーで電気的に絶縁保
護されるとともに、これらとガス供給管との間は電気絶
縁材製の取付脚及び底板によって電気的に絶縁される。
さらに、大傘歯車とガスコックはキャップ状連結体で連
結されているものの、それらの間も絶縁キャップによっ
て電気的に絶縁される。従って、ユニット化された本自
動ガス遮断装置は、ガス供給管及びガスコックのいずれ
に対しても電気的に絶縁されるため、これらガス供給管
及びガスコックとの間で電流が流れることはなく、安全
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はガスコックを
全開状態にしたときの一部切欠側面図、第2図は全閉状
態にしたときの一部切欠側面図、第3図は第1図と同じ
状態にしたときの一部切欠平面図、第4図は第2図と同
じ状態にしたときの底面図、第5図はガスコックとキャ
ップ状連結体の側面図、第6図はキャップ状連結体の断
面図である。 1……ガスコック、2……ガス供給管、4……把手、5
……底板、7……箱状カバー、8……取付脚、10……モ
ータ、12……回転軸、13……小傘歯車、14……縦軸、15
……大傘歯車、17……キャップ状連結体、18……絶縁キ
ャップ、20……リミットスイッチ、21……ピン(スイッ
チ作動部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁材製の底板5の下面に電気絶縁材
    製の取付脚8を突設するとともに、該底板5上に正逆回
    転可能なモータ10を設置し、該モータ10の回転軸12に小
    傘歯車13を固着する一方、上記底板5に貫通して軸受け
    された縦軸14に上記小傘歯車13と噛合する大傘歯車15を
    固着し、この大傘歯車15に、上記モータ10を停止させる
    リミットスイッチ20のためのスイッチ作動部材21を取り
    付け、これらスイッチ作動部材21,リミットスイッチ20,
    大・小傘歯車15・13,モータ10を上記底板5上に取り付
    けられた電気絶縁材製の箱状カバー7で密封し、また電
    気絶縁材製の絶縁キャップ18を内面に付着したキャップ
    状連結体17を上記縦軸14の外端に固着してなり、上記取
    付脚8を介して全体をガス供給管2上に支持し、上記キ
    ャップ状連結体17で該ガス供給管2の回転開閉式ガスコ
    ック1の把手4を包被してこれと縦軸14とを連結したこ
    とを特徴とする自動ガス遮断装置。
JP1988020035U 1988-02-19 1988-02-19 自動ガス遮断装置 Expired - Lifetime JPH0738776Y2 (ja)

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JP1988020035U JPH0738776Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 自動ガス遮断装置

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JPH01124476U JPH01124476U (ja) 1989-08-24
JPH0738776Y2 true JPH0738776Y2 (ja) 1995-09-06

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ID=31236071

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JPH01124476U (ja) 1989-08-24

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