JP3086728U - ウオームギヤー操作機 - Google Patents

ウオームギヤー操作機

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JP3086728U
JP3086728U JP2001008700U JP2001008700U JP3086728U JP 3086728 U JP3086728 U JP 3086728U JP 2001008700 U JP2001008700 U JP 2001008700U JP 2001008700 U JP2001008700 U JP 2001008700U JP 3086728 U JP3086728 U JP 3086728U
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JP
Japan
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bolt
cap
worm
worm gear
valve
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JP2001008700U
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Inventor
篤夫 末広
光郎 岩田
義郎 上野
孝彦 岡
知生 中島
Original Assignee
株式会社興和工業所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】弁の開閉位置を調節するボルトの位置を、加工
しやすく調節が容易な位置にすること。 【解決手段】ギヤーボックス1を従来の3方向加工から
2方向加工にするためと、ボルトへのアプローチを広く
するために、ボルト用ねじ穴をウオーム軸3と同じ方向
から立てる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、弁の開閉操作に用いるウオームギヤー操作 機に属する。
【0002】
【従来の技術】埋設配管に設ける消火栓の元弁及び補修弁にはボール弁やバタフ ライ弁が用いられ、垂直配管に弁棒が水平になるように取り付けられている。そ して、これらの弁を地上から操作するためにウオームギヤー操作機が使われてい る。図1にその構成を示す。ウオームギヤー操作機Aはボール弁Bに取付けられ ている。ギヤー操作機Aはギヤボックス1内にウオームギヤーがあり、弁棒はウ オームホイル軸2に接続されるかウオームホイル軸と一体に造られている。ウオ ーム軸3は軸心が垂直方向であり、一端はウオームでウオームホイルと噛合い、 他端には操作用のキャップ4(左回り開のキャップ)が取付けられている。弁を 開閉するには、キャップ4にT字ハンドルを嵌め込んで操作する。
【0003】ボール弁バタフライ弁は、弁棒を90度回転して開閉するが、その 開位置及び閉位置はボルトで調節して決めるようになっている。図2にその構造 を示す。ウオームホイル軸2の端部にストッパー5があり、図はストッパー5の 右回転側が右回転を止めるボルト6aに当っている状態である。ストッパー5が 左回転するとボルト6bに当る。開閉位置の調節は、これらのボルト6を回して おこない、調節後はナット7でシールワッシャ8を締付け、ねじ部から水の進入 を防ぐと共にボルト6の緩み止めをおこなう。
【0004】このような構造のために、ギヤボックス1の加工は、ウオームホイ ル軸2の方向、ウオーム軸3の方向、ボルト6の方向の3方向からする必要があ り、コスト高の原因となっていた。また、ボルト6の調節は図2の左方からしか できず、とりわけ下方のボルト6aは調節がやり難かった。図2はボルト6の軸 心が水平方向の例であるが、この軸心を45度傾けたものもある。しかし、加工 が厄介になり、ボルト6やナット7を回すのが難くなって、図2のものと大同小 異であった。
【0005】ボルト6が上述の位置になっているのは、ボルト6やナット7のス ペースとキャップ4の大きさ、ギヤボックス1の鋳型の割方、消化栓のマンホー ルを小さくする為に操作機を小型化すること等さまざまな要因が影響しあった結 果である。
【考案が解決しようとする課題】ボルト6の位置を加工しやすく調節が容易な位 置にすること。
【0006】
【課題を解決するための手段】ギヤボックス1が2方向から加工でき、かつ、ボ ルト6へのアプローチが広くなるように、ボルト6をウオーム軸3と同じ方向か ら立てる。
【0007】
【考案の実施の形態】以下本考案の実施例を図面により説明する。図3は本考案 のものを図2と同じ方向から見た図で、六角穴付き止めねじ9がウオーム軸3と 同じ方向から立てられている。調節は六角穴付き止めねじ9を回しておこない、 その後袋ナット10でシールワッシャ8を締付けると共に回り止めをする。袋ナ ット10はシールをより確実にするためで、普通のナットにしても差支えない。
【0008】図4は図3のキャップを外した上面図で、図5は図4のOCD線の 部分断面図である。図4でキャップ4の「キャップの外径」の下に袋ナット10 bが隠れているが、図5でキャップ4の下に、六角穴付き止めねじ9bの調節や 袋ナット10bの締付けスペースが確保されているのが分かる。以上の説明は、 キャップ4が水道用の「左回り開」の場合について述べたが、「右回り開」の場 合は、キャップに鍔が無い形状のためキャップの外径が図4の、キャップのボス の径(図5のd)となるので、「左回り開」に問題無ければ問題は無い。またキ ャップ4が高い位置にできる場合は、高さ方向にスペースが生ずるので,六角穴 付き止めねじ9と袋ナット10の組合せを、六角ボルトとナットの組合せにして もよい。
【0009】図5から明らかなようにギヤボックス1のグランドフランジ部11 、グランド12の大きさがキャップ4と同様なスペース上の制限条件になる。こ の部分が小型化していないとボルトを図5の位置にすることはできない。そのた めに、ウオームギヤーの寸法や材料、ウオーム軸とその軸のシール及びスラスト 荷重の支え等さまざまな設計上の工夫がしてある。
【0010】
【考案の効果】本考案により、ギヤボックス1の調節ボルトを嵌めるねじ部の加 工をウオーム軸3と同じ方向からすることができ、加工が容易になる。また、調 節は、図4に示すようにウオーム軸3以外の広い範囲からアプローチできると共 に調節の回転が水平方向で回し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ウオームギヤー操作機とボール弁の関係を示
す図
【図2】 従来の調節ボルトの位置と構造を示す図
【図3】 本考案の調節ボルトの位置と構造を示す図
【図4】 本考案の上面図
【図5】 図4のOCD線の部分断面図
【符号の説明】
A:ウオームギヤー操作機 B:ボール弁 1:ギヤボックス 2:ウオームホイル軸 3:ウオ
ーム軸 4:キャップ 5:ストッパー 6:ボルト(6a,6b) 7:ナ
ット 8:シールワッシャ 9:六角穴付き止めねじ(9
a,9b) 10:袋ナット(10a,10b) 11:グラ
ンドフランジ部 12:グランド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウオームホイールの回転角を制限するボル
    トをウオーム軸と平行に設けたことを特長とするウオー
    ムギヤー装置。
JP2001008700U 2001-12-14 2001-12-14 ウオームギヤー操作機 Expired - Fee Related JP3086728U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017358A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 角田鉄工株式会社 キャップ操作式補修弁

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