JPH0738759A - グラフィックシステムにおける高圧縮方法及びその装置 - Google Patents

グラフィックシステムにおける高圧縮方法及びその装置

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JPH0738759A
JPH0738759A JP4140293A JP14029392A JPH0738759A JP H0738759 A JPH0738759 A JP H0738759A JP 4140293 A JP4140293 A JP 4140293A JP 14029392 A JP14029392 A JP 14029392A JP H0738759 A JPH0738759 A JP H0738759A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高空間周波数の成分を有するグラフィック画
像の、圧縮に起因する圧縮の人為構造の影響を少なくす
る。 【構成】 配置50は、各セル54が圧縮画像格納部6
0への格納のため圧縮器58により圧縮される時に、圧
縮の人為構造を生成しそうなソース画像52のセル54
を検出するために配列されたテキスト検出器62を含
む。テキスト検出器62は、高空間周波数の成分を含む
これらセル54のテキスト検出格納部64の内にビット
テーブルを生成する。伸張器66による圧縮画像60の
伸張時には、セル54は画素飽和器68を通過する。画
素飽和器68では、セルがテキスト検出格納部64内で
参照された“テキスト”セルである場合に、そのテキス
トセル内の全画素を所定の色セットの色に飽和させる。
伸張された画像は、画像格納部70に再格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラフィックシステム、
特に圧縮形式で画像を格納する手段を含むグラフィック
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック・ランダムアクセス・メモ
リ(DRAM)の費用が高いため、DRAMから形成さ
れる全画像フレームの格納部を取り替えて、グラフィッ
ク画像が作られると画像の部分が順に圧縮され、画像が
圧縮形式で格納されるような配置で代用することによっ
て、グラフィックシステムの費用を低くすることが望ま
しくなっている。
【0003】小さな画像が使用される場合には、この配
置は経費をかけるほど効率的ではない。しかし、1イン
チ当り400ドット(400dpi)の画像密度のA3
型ページ画像のように大きな画像が使用される場合に
は、およそ100Mバイトを格納するのに必要なDRA
Mの全フレーム格納部の経費は代替の圧縮方式よりも実
質上経費が高くなる。
【0004】画像圧縮システムの一例には、合同写真専
門者団体(Joint Photographics ExpertsGroup;以下JPE
G)により公表された例がある。JPEGのプロセスは
全カラー画像の圧縮には非常に効果的であり、1/25
の圧縮率が容易に達成できる。この方法で400dpi
の密度の全カラーA3サイズの画像がおよそ4Mバイト
のRAMに格納できる。
【0005】しかし、JPEGのプロセスがコンピュー
タの作成するテキスト及び他のグラフィック物(以後
“テキスト”と総称する)に適用されると、高空間周波
数が支配的、あるいは飽和されているか飽和に近い(以
後“飽和された”と言う)領域がある場合には、JPE
Gの圧縮プロセスは過度のひずみをもたらす。
【0006】JPEGのプロセスは連続的な色調画像の
圧縮用に開発されたもので、比較的ゆるやかな色の変化
からなる画像は高度の確実性をもって処理する。しか
し、コンピュータの作成するカラーテキストは、サンプ
リング・グリッドのナイキスト(Nyquist) 周波数を十分
上回る空間周波数の成分を含む。JPEG標準の離散コ
サイン変換(Discrete Cosine Transform;以下DCT )に
より周波数領域に変換される時、ナイキスト周波数周辺
のナイキスト限界の“反射(reflect) ”を越える周波数
が有効な周波数成分に付加され、この成分が分離不能と
なる。この現象を一般に“折返し(aliasing)”と呼ぶ。
その後、画像が逆離散コサイン変換(IDCT)で再生
される時、この折返しは、それぞれのナイキスト限界を
越える周波数を含むJPEGセル(8×8画素)への強
度の多様な変化として現れる。このことが結果として
“斑点(speckles)”のような圧縮の人為構造を生じかね
ない。ナイキスト周波数を越えるエネルギーは並みの圧
縮率では通常小さいので、元の画像のテキストあるいは
周辺部のどの画素においても強度の違いは、全スケール
値の50%を越えることはなさそうである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の問題点を克服で
きる1つの方法は、テキスト対象を画像の残りの部分か
ら切り離して扱うことである。それによってひずみをも
たらさない代わりの方法でテキストが格納されている
間、画像の残りの部分はJPEGプロセスをうける。し
かし、一旦全画像が作成されると、多様な全体的グラフ
ィック操作が達成できるよう画像を全体的に扱うことが
望まれるので、そのような構成は一般的に役に立たな
い。
【0008】従って、本発明の目的は、圧縮に関する上
述の難点を克服あるいは改良し、テキストを圧縮形式で
格納でき、どの復元され伸張された画像も本質的にひず
みがなくなるグラフィックシステムにおける高圧縮方法
及びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧縮方法は、
グラフィックシステムにおける圧縮の人為構造を取り除
く方法であって、(a)画像の全領域を調べて前記圧縮
の人為構造が生み出されそうな領域を見い出し、該領域
を選ばれた領域と見なして該領域の記録を保持する行程
と、(b)前記選ばれた領域を含む画像を圧縮して圧縮
の人為構造を生み出し、続いて画像を伸張する行程と、
(c)前記記録を使って、前記生み出された人為構造の
視覚的影響を低下させるように伸張された前記選ばれた
領域を操作する行程とを備える方法が開示される。
【0010】本発明の高圧縮装置は、グラフィックシス
テムにおける高圧縮装置であって、圧縮の人為構造が生
み出されそうな画像の領域を見出して、選択領域とする
検出手段と、前記選択領域の記録を保持する格納手段
と、前記画像の圧縮と引続く伸張の後に、前記選択領域
を前記記憶に基づいていずれの人為構造の視覚的影響を
も低下させるよう操作する復元手段とを備える装置が開
示される。
【0011】
【実施例】図1は、圧縮画像の格納用に配置されるグラ
フィックシステム10の構成を示す概略図である。
【0012】システム10は、システムバス12を介し
てROM13,RAM14及びグラフィックエンジン1
5に連結するホストプロセッサ11からなる。ROM1
3の1つの目的は、RAM14が個々の画像用に対象物
のディスプレイリストを作るのに使用される間、画像作
りに使用されるグラフィック対象物を格納することであ
る。ホストプロセッサ11のコントロールの下に、ディ
スプレイリストの対象物がラインごとに画像を展開する
グラフィックエンジン15に入力される。画像のライン
が展開されるにつれて、それは合成バス16に出力さ
れ、全画像の限られた数のラインを格納するだけの能力
のある合成メモリ17に一時的に格納される。
【0013】一旦、合成メモリ17が満たされると、グ
ラフィックエンジン15は一時停止し、合成メモリ17
の記憶内容が圧縮伸張器18によって圧縮されて、圧縮
画像データがシステムバス12を介してRAM14に格
納される。そこで、グラフィックエンジン15が、次の
画像のラインをセットするために画像展開を再開でき
る。
【0014】一旦、画像全体が圧縮形式でRAM14に
格納されると、プリンタ19またはビデオディスプレイ
ユニット(VDU)22に表示するため伸張できる。そ
れぞれの場合に、所定の画像のラインが圧縮伸張器18
により伸張されて合成メモリ17へと送られて、そこか
らディスプレイ格納部21を経て、プリンタ19または
VDU22へと転送される。
【0015】また、図1には、全色画像の走査用に使用
でき、画像データがRAM14内に圧縮画像として圧縮
格納される前の合成メモリ17への格納の元となるスキ
ャナ20が示されている。合成バス16は一般に、レッ
ド,グリーン,ブルー,マット(RGBM)それぞれ8
ビットの32ビット幅がある。圧縮伸張器18はJPE
G標準に応じて作動することが好ましい。
【0016】図12及び図13に移って、図12は残り
の全画素が白画素202である単一の黒画素201を含
む標準8×8画素のJPEGセル200を示すものであ
る。セル200は、例えばグラフィックエンジン15に
より生成され、一時合成メモリ17に格納されている状
態である。JPEG標準は8×8画素のセルを処理し、
それぞれのセル内の各画素値の演算処理は、セル内の蓄
積エネルギーに依存する。この蓄積エネルギーはセル全
体を通しての色の変化の具合に依存する。セル200で
は、他のすべての白画素202中での黒画素の存在が、
ナイキスト周波数を越える色の高周波変化を現わす。従
って、セル200が圧縮される時に、JPEGプロセス
がひずみを生む。続いて伸張されると、このひずみは結
果としてセル200が図13に図示されるような形とし
て表われえる。この図13では、黒画素201の映像が
結果として種々の灰色画素203となる。
【0017】この“折返し”現象は、色の間に高レベル
のコントラストを有する急な変化がある場合に起こる。
これは一般に白紙に黒としてプリントされる標準テキス
トの場合に典型的である。図14にはテキスト文字の一
部の典型例である黒ストライプ206を含んだ画像20
5が示される。図14に見られるように、圧縮画像格納
部から復元されると、結果的にストライプ206の縁を
囲む斑点207が生み出される。斑点207は、図13
に図示されているような折返し効果の結果として灰色画
素がプリントされることから生じる。さらに、図14に
ははっきり図示されてはいないが、縁に近いストライプ
206内に本質的に黒斑点207に隣接して表われる白
斑点も生じる。
【0018】本発明で利用され、圧縮の影響によるひず
みが改良される一方法は、テキストをその高周波成分が
減少するよう予備処理することである。予備処理は、テ
キストが圧縮前に抗折返し処理される“抗折返し(antia
liasing)”と呼ぶ方法を使用する。この方法では、テキ
ストが圧縮前にフィルタされる。フィルタは輪郭から画
素への転換プロセス(展開)の間に行なわれる。正常の
(折返された)展開プロセスでは、ビットマップの画素
は、テキストの輪郭がその画素を50%以上取り巻く時
にのみ、固定レベルにセットされる。抗折返しされた展
開プロセスでは、画素の色レベルは、テキストの輪郭が
その画素を取り巻く割合を現わす値にセットされる。
【0019】本発明で利用される圧縮ひずみの人為構造
を改良する別の方法は、折返された周波数データを除く
ためテキストの事後処理をすることである。事後処理の
アプローチは、元のテキスト文字が飽和していて、元の
画素が圧縮プロセスの間に強度が50%を越えないだけ
変えられていると推測する。従って、元の画素は、再び
飽和状態にすることによって復元できる。
【0020】好ましい実施例は、予備処理のアプローチ
と事後処理のアプローチとの組合せを提案したものであ
る。
【0021】図2に移って、Xサンプルを有する全画像
格納部52を含む高圧縮システム50が示される。全画
像格納部52は、それぞれがm×n(m,nは1より大
きいか1に等しい)の各々の画素(サンプル)56を持
つ多数のセル54に分割される。全画像格納部52のサ
ンプルを圧縮する前に、画像のテキスト領域はセル対応
で特定される。
【0022】画像圧縮が必要な時は、画像は圧縮率1/
Cを持つ圧縮器58に出力され、X/Cサンプルと同等
の物を持つ圧縮画像格納部60に出力される。圧縮器5
8への画像サンプルの出力と同時に、サンプルは種々の
セル54をテキストセルとの特定したテキスト検出ユニ
ット62にそれぞれ送られる。テキスト検出ユニット6
2は、テキストセルの位置マップとしての働きをするテ
キスト検出格納部54に出力する。テキスト検出格納部
64はX/mnビットからなり、圧縮画像の構成要素と
もなる。
【0023】画像の復元が必要な時は、圧縮画像格納部
60のサンプルが圧縮器58での処理を補間する伸張器
66に出力され、その結果は画素飽和器68に出力され
る。どの非テキストセルも通常の方法で伸張される。こ
れに反して、テキスト検出格納部64のマップによって
特定されるテキストセルは、画像データに導入された圧
縮の人為構造の全部とは限らないにしても、その大部分
を排除するために画素飽和器68内で処理される。画素
飽和器68は個々のセル内の画素を所定の色にセットし
直す。復元画像は画素飽和器68からXサンプルを持つ
復元画像格納部70に出力される。
【0024】図2の配置を図1のグラフィックシステム
10に適用する時、画像格納部52及び70が合成メモ
リ17によって実現可能であり、圧縮器58と伸張器6
6がJPEG装置のような圧縮伸張器18によって実現
されることが明らかとなる。検出格納部64と圧縮画像
格納部60の両者がRAM14内に形成できる。
【0025】テキスト検出は多くの方法で行うことがで
きる。テキスト検出を実行するための好ましい方法は、
飽和が全色飽和の所定率内にある画素に適用されるよ
う、各セル内の各画素が飽和のテストをされることであ
る。多くの異なる基準が、セルがテキストセルであると
考えられるかどうかを決定するのに使用される。次に示
すようないくつかの異なる基準が使用される。
【0026】<基準1>セル内のどの画素もが定義され
た色セットのいずれかに飽和される(例えば、黒または
白に飽和される)ならば、セルはテキストセルである。
この場合、各画素のための8ビットデータは“FF”か
“00”である。
【0027】<基準2>セル内の各画素が、基準1にお
けるように飽和されるか、2つの飽和画素間の所定強度
の傾斜内にあれば、セルはテキストセルである。
【0028】<基準3>セル内の画素の所定率が基準1
を満たせば、セルはテキストセルである。
【0029】<基準4>セル内の画素の所定率が基準2
を満たせば、セルはテキストセルである。
【0030】これを実現するための好ましいテキスト復
元機能は、各画素が最も近い飽和色または限定色セット
の1つに押しやられるように、テキストセルのそれぞれ
の画素に画素飽和機能を適用することである。
【0031】基準2に関して、図15と図16は2つの
飽和画素間の異なる傾斜強度を示す。図15では、低周
波数のエッジ移行が白画素210と黒画素213との間
に示される。画素210と213との間に、薄い灰色画
素211と濃い灰色画素212との2つの灰色画素が置
かれる。所定の強度傾斜は2つの飽和色間の変化率とそ
のセルがテキストセルとして特定されるかどうかに関連
する。図15の例では、低周波エッジは傾斜境界線以下
であると考えられ、それ故に画素210〜213からな
るセルは非テキストまたは画像セルと考えられる。
【0032】しかしながら、図16では灰色画素216
が黒画素217と白画素215とを分離する高周波エッ
ジが形成される。ここでは変色率は大きく、実質上図1
5の変色率の2倍である。それ故、画素215〜218
からなるセルはテキストセルだと考えられる。
【0033】基準3に関して、例えば白黒システムにお
いて、画素の連続的な色調の灰色スケールが利用でき
る。そのスケールの両端のレベルが実際の黒と白とを表
わす。例えば、8ビットデータが使用される場合、レベ
ル“0”と“255”を持つ画素を含むセルだけがテキ
ストセルだと考えられることを示す。近接画素レベル
(例えば“1”と“254”)は実質上色では実際の飽
和色と同じだから、これらの異なるレベルを飽和レベル
だとも呼ぶことができる。このようにして、飽和基準を
満たすために、ある程度の率の画素レベルを選択するこ
とが可能である。例えば、もし限定率が2%なら、画素
が飽和されているかどうか、それによってセルがテキス
トセルとして検出されているかどうかを決めるために
は、画素データの上位7ビットを見ることのみを必要と
する。テキストセルの画素を復元する時、画素が黒また
は白に飽和できるかどうかを決めるためには、最上位ビ
ットを点検するだけでよい。
【0034】前述の例は、黒と白の画像にのみ適用する
が、同じことが色モードあるいは黒白モードで処理でき
る色画像についても言える。色モードでは、上記と一致
させるため、レッド,グリーン,ブルーそれぞれの最上
位ビットを検査することが必要になる。さて、代わっ
て、黒白モードでの色システムの操作については、グリ
ーンが画像の輝度のほとんどを含んでいるので、グリー
ンデータの最上位ビットを検査するだけでよい。
【0035】色モードでの色システム操作に対しては、
この操作ではRGBデータの最上位ビットのみが検査さ
れるのであるが、結果として全8色の選ばれた色を作る
ことができる。その色はレッド(赤),グリーン
(緑),ブルー(青),マゼンタ(赤紫),シアン
(紺),イエロー(黄),ブラック(黒),ホワイト
(白)の原色である。
【0036】図1と図2の構成は、合成バス16と、シ
ステムバス12にも連結する圧縮伸張器18との間にテ
キストコントローラを置くことにより結びつけられる。
この一例は、図3,図4及び図5に図式的に示されてい
るテキストコントローラ80である。
【0037】テキストコントローラ80は、テキスト検
出器82と、テキスト復元器84と、バンクA88とバ
ンクB89とを持つTDRAM86とからなる3つの別
々のブロックにより構成される。図1の合成バス16が
テキスト検出器82にデータを供給し、テキスト復元器
84からデータを受けとるために連結される。圧縮伸張
器18はテキスト検出器82からデータを受けとり、テ
キスト復元器84にデータを供給するバス接続90を介
してテキストコントローラ80に連結される。TDRA
M86は、図2のテキスト検出格納部64がRAM14
内で作動できるように、テキスト検出器82とテキスト
復元器84をシステムバス12に接続させる。
【0038】テキスト検出器82は合成メモリ17から
の画像を圧縮する時に使用される。圧縮中に、画像デー
タが合成メモリ17から読みとられ、テキスト検出器8
2を経てJPEG圧縮器に転送される。テキスト検出器
82は、個々の8×8の画素セルが実際に画像かテキス
トかを決めるために、画像が通過する時に画像の検査を
する。セル内のどの画素も飽和十分の色であれば、その
セルはテキストセルだと考えられる。セルの各画素が、
イエロー,シアン,マゼンタ,レッド,グリーン,ブル
ー,ブラック,ホワイトのいずれか1つであれば、TD
RAM86にそのセルがテキストセルだと特定する
“1”が記入される。セル内の画素の位置に他の色が見
出だされれば、TDRAM86に“0”が記入される。
各セルがテキスト検出器82を通過する時、TDRMA
86内に画像中のテキストである部分を仕分けするマッ
プが作られる。
【0039】TDRAM86には2つのバンク88と8
9とが備えられる。いくつかの構成では、TDRAMの
1つのバンクに書き込まれる時に、他のもう1つのバン
クが読みとられることが同時に可能だからである。この
ことにより、TDRAM86に書き込まれるのを待つ必
要もなく、画像の連続する部分が伸張される。同様に、
TDRAM86から読み出されるを待つ必要もなく、画
像の連続する部分は圧縮可能である。
【0040】テキスト復元器84は、画像がJPEG伸
張器から伸張されて合成メモリ17に移る時、TDRA
M86のマップを使用する。JPEG圧縮器は、圧縮要
因と画像内容に応じて変化する範囲にまで画像の質を低
下させる“損失(lossy) ”テクニックを使用する。質の
低下は、テキストの領域のような輝度の急速な変化を含
む領域において特にきびしい。質低下は、白画素がより
暗くなったり、黒画素がより明るくなったり、色調が変
化したり飽和したりという形で表われる。しかし、テキ
スト復元器84は、TDRAM86のデータが質低下以
前に作られているので、どのセルが完全に白であるか黒
であるか、飽和色であるかを決めることができる。テキ
スト復元器84は、テキストセルの全画素を飽和させる
だけであって、画像セルの画素はすべて無変化のまま送
られる。この方法を作って、テキスト復元器84はテキ
ストセルの画素すべてを元の完全飽和色に戻す。
【0041】前述のテクニックは、テキストが非飽和の
背景上にあるか、スキャンインされたテキストである場
合には、テキストの質の低下を下げることはない。一般
にスキャンインされたテキストの場合、輝度の空間変化
は比較的に少ないから、通常質低下は極微である。圧縮
率はまたテキストコントローラ80がテキスト領域を忠
実に復元する力に影響を与える。もし、圧縮率が過度に
高ければ、画素の質低下が50%を越えるかも知れない
から、テキスト復元器84は画素を間違った色に飽和さ
せるかも知れない。
【0042】TDRAM86がバンク88と89とに分
かれていることで、他のもう1つのバンクが出力に使わ
れる間、1つのバンクが入力に使える。圧縮中、1つの
ストライプのためのテキスト検出データがバンクA88
に書き込まれる。一方、その間に前のストライプのため
のテキスト検出データがシステムバス12を介してRA
M14に送られる。バンクA88とバンクB89とは各
ストライプ(合成メモリ17のサイズと符合する8ライ
ンの画素)の処理後に交換される。同様に、伸張中に
は、テキスト復元器84はバンクA88からテキスト検
出データを読みとる。一方、その間に次の並んだセルの
ためのデータがシステムバス12を介してバンクB89
に書き込まれる。
【0043】図4は、画像データ圧縮のための操作がな
される時のテキストコントローラ80のためのデータ通
路を示す。
【0044】図5は、データを伸張してバス16に送る
時のテキストコントローラ80のための多様なデータ通
路を示す。
【0045】好ましい実施例が、図6から図11に関連
して説明される。ここでは、図6に見られるようにテキ
スト検出/復元ユニット100が図3から図5のTDR
AM86に連結している。テキスト検出/復元ユニット
100はまた、もっと明白には、図6から図11におい
て確認されるように図3から図5に対応して他の連結も
作られる。
【0046】図6に移って、テキスト検出/復元ユニッ
ト100は、テキスト検出ユニット110とテキスト復
元ユニット130とTDRAMコントローラ150とを
含む。圧縮操作中、テキスト検出ユニット110は合成
メモリ(CM)データ入力101を受けとり、TDRA
M86に書き込まれるテキスト検出データ109を作
る。また、CMデータ入力101はJPEGデータ出力
108を介してJPEG圧縮器に直通で送られる。伸張
操作中、テキスト復元ユニット130はTDRAM86
からのテキスト検出(TD)データ104のみならず、
JPEG伸張器からのデータ103をも受けとり、CM
データ出力105としての復元データの出力を作る。T
DRAMコントローラ150はデータタイミングを提供
し、TDRAM86を使用する回路ブロックのそれぞれ
をアドレスする。コントローラ150は、テキスト復元
ユニット130からバイト読み出しリクエストを、テキ
スト検出ユニット110からバイト書込リクエストを、
システムバス12からは読出及び書込リクエストを受け
とる。
【0047】図7に移って、テキスト検出ユニット11
0が示され、このテキスト検出ユニットでは、CMデー
タ入力101が一連のフリップフロップ112を経て飽
和検出器120にラッチされ、その出力がJPEGデー
タ出力108であるマルチプレクサ113を使ってJP
EG圧縮器に送られる。JPEGデータパスのマルチプ
レクサ113は、RGBデータの圧縮への追加の圧縮パ
スを要するマット面の単一成分の圧縮にのみ必要とされ
る。
【0048】RGBデータが8原色(黒・白を含む)の
1つを示すなら、飽和検出器120の出力が肯定され
る。BW_ONLY入力111はオプションの黒白だけ
のモードを選ぶ。フリップフロップ116が飽和検出器
120の後段に提供され、ANDゲート114により6
4画素からなる各JPEGセルのスタート点でリセット
され、もしJPEGセルのどの画素も飽和されなければ
セットされる。そうすると、ORゲート115はセルの
終りまでこの状態を保持する。セルの終りにフリップフ
ロップ116の状態が最後の8ブロックの状態を保持す
る8ビットシフトレジスタ117に記録される。8ブロ
ックごとにシフトレジスタ117の内容が出力109を
介してTDRAM86に書き込まれる。
【0049】図8に見られるように、飽和検出器120
はR,G,Bの成分のそれぞれに2つの8入力ANDゲ
ート121と122とを使う。ANDゲート121は
“255”の値を検出し、ANDゲート122は“0”
の値を検出する。通常モードでは、もしそれぞれの成分
が“0”か“255”のいずれかであれば、R,G,B
色は飽和されていると考えられる。黒白だけのモードで
は、もし3つの成分すべてが“0(黒)”であるかまた
は“255(白)”であれば、R,G,B色は飽和され
ていると考えられる。3つのORゲート123と1つの
ANDゲート125とは、通常モードで必要な論理機能
を行う。2つのANDゲート124と1つのORゲート
126とは黒白だけのモードに必要な論理機能を行な
う。テキスト出力128を提供するために配置されたマ
ルチプレクサ127は、BW_ONLY入力111に基
づいて2モード間の切り替えをする。
【0050】図9はJPEG伸張器からのJPEGデー
タ103が入力されるテキスト復元ユニット130の構
成を示す。データ103はフリップフロップ132を通
してラッチされ、飽和器135に送られる。同時に、次
の8ブロックのためのTDデータ104はTDRAM8
6からフリップフロップ131を使ってラッチされ、続
いてシフトレジスタ133に入れられる。各8画素の後
に、シフトレジスタ133からの新しいビットが今のセ
ルが飽和されるべきか、直通で送られるべきかどうかを
明示して、飽和器135に提供される。BW_ONLY
信号111はオプションの黒白だけのモードを選ぶ。同
じTDデータ104はJPEGセル内の8つのラインの
それぞれ用に読みとられる。
【0051】図10に移って、飽和器135の構成が示
される。フリップフロップ132からのRGBデータは
R,G,Bそれぞれのための3つの主マルチプレクサ1
37,138,139に入力される。マルチプレクサ1
37〜139は、出力105を合成バス16に供給する
ラッチ142に出力する。更にマルチプレクサ140
が、レッドとグリーンデータから引き出されるマット面
の単一成分伸張のため備えられる。単一成分モードで
は、JPEG伸張器がそれぞれの画素クロック期間で2
つのマット成分を伸張する。この理由で、JPEG伸張
器は2画素ごとに停止信号119により一時停止され
る。偶数画素の間はレッドデータパスから、奇数画素の
間はグリーンデータパスからマット成分か抽出される。
黒白だけのモードを可能するレッドデータパスに配置さ
れたマルチプレクサ136は、奇数と偶数の画素が別々
に扱われるのを確実にするために、単一成分伸張の間は
効率的に操作不能にされる。
【0052】黒白モード信号111は、ブルー成分のマ
ルチプレクサ141にも連結する。そしてこれはマルチ
プレクサ136と共に、黒白モードが肯定される時、レ
ッドとブルーの成分をグリーンの成分に連結する働きを
する。この場合、黒に飽和すべきか白に飽和すべきかを
決める時にはグリーンの成分のみが使用される。
【0053】画像セルのためには、RGB画像データが
マルチプレクサ137,138,139とラッチ142
を通って直送される。テキストセルのためには、それぞ
れのRGB成分の出力は、飽和器135が通常モードに
セットされているか、黒白モードにセットされているか
による。
【0054】通常モードのテキストセルのためには、そ
れぞれのRGB成分が、その成分の中の最上位ビットが
“0”であるか“1”であるかによって、“0”か“2
55”のいずれかに押しやられる。言いかえれば、もし
入力データが“127”を越えれば出力はその最大値に
セットされ、そうでなければその最小値にセットされ
る。それぞれの成分は別々扱われるから、RGB出力は
8原色の1つに押しやられる。
【0055】黒白モードのテキストセルのためには、3
つのRGB成分はすべて、グリーン成分の中の最上位ビ
ットが“0”であるか“1”であるかによって、“0”
か“255”のいずれかに押しやられる。言いかえれ
ば、もしグリーン成分が“127”を越えれば出力は白
にセットされ、そうでなければ黒にセットされる。大部
分の輝度がグリーンに符号化されるので、グリーン成分
が使用される。
【0056】図11はTDRAMコントローラ150の
種々の構成部分を示す。これらは読出/書込ステートマ
シン151,読出アドレスカウンタ152,書込アドレ
スカウンタ153,アドレスマルチプレクサ150から
なる。
【0057】操作モードによって、TDRAMコントロ
ーラ150は、システムバス12から32ビットワード
の書込リクエスト、テキスト格納部130から読みとり
用バイト読出リクエスト、またはテキスト検出ユニット
110からバイト書込リクエスト、システムバス12か
ら32ビットワードの読出リクエストのいずれかを受け
とる。両タイプの操作のために、別々の読出及び書込ア
ドレスカウンタ152と153とが保持される。
【0058】ステートマシン151はリクエスト間の調
停をし、マルチプレクサ154をコントロールする。ス
テートマシン151へのFLUSH入力は、どの不完全
なテキスト検出バイトもが間違いなくTDRAM86に
書き込まれるようにするために、セルの最後のラインの
終りに肯定される。
【0059】好ましい実施例では常に8原色の1つで展
開されたテキストから生じる圧縮ひずみの人為構造を修
復する。しかし、8原色の1つではない色のテキストを
プリントする時、プリントされた色の飽和を感知できな
いために、8主色のどれかでできる圧縮の人為構造また
は斑点を生じる可能性がある。しかし、これが起こる状
況は少ないものと期待され、目での解像ではどんな大き
な相異も検出できそうにない。テキストのように黒と白
とで画像を作る時は、黒と白とでコントラストが最大だ
から、前に述べた配置により提供される強調は特に重要
である。
【0060】図17に見られるように、黒白モードで操
作していて、飽和のしきい値を1つの値だけが越える
と、このために白領域220と黒領域221との境界線
からはみ出る黒の斑点222が生じかねない。色モード
で原則的に同じ操作をしている場合は、図18に見られ
るようにグリーン領域225とレッド領域226との間
に移行線がある時、ブルーの斑点227がこの移行線上
に生じかねない。この結果を検出可能としこれが起こる
ことを避けるためには、そのようなセルを正常画像セル
と考え、生じるかも知れない種々の斑点を許容するのが
最良である。
【0061】図19に見られるように、白230から、
薄い灰色231,濃い灰色232及び黒233への画素
の色の変化が検出される場合には、この傾斜は、灰色画
素231,232を最も近い飽和色に押しやめることに
より訂正できる。この場合、画素231は白に、画素2
33は黒に訂正される。
【0062】これまで述べてきたことは、本発明のほん
のいくつかの実施例を説明するもので、当業者には明ら
かなように、本発明の範囲からはずれることなく修正可
能である。例えば、前述したことは、JPEG標準を利
用する圧縮テクニックに特に限定されるものではなく、
結果的に圧縮の人為構造が発生するどんな圧縮テクニッ
クにも適用されるものである。
【0063】
【発明の効果】本発明により、圧縮の人為構造の難点を
克服あるいは改良し、テキストを圧縮形式で格納でき、
どの復元され伸張された画像も本質的にひずみがなくな
るグラフィックシステムにおける高圧縮方法及びその装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮された画像の格納を利用するグラフィック
システムを示す概略図である。
【図2】本発明のグラフィックシステムの一実施例を示
す概略図である。
【図3】図1のグラフィックシステムに適用可能な他の
高圧縮装置の実施例を示す概略図である。
【図4】図1のグラフィックシステムに適用可能な他の
高圧縮装置の実施例を示す概略図である。
【図5】図1のグラフィックシステムに適用可能な他の
高圧縮装置の実施例を示す概略図である。
【図6】本実施例のテキスト検出/復元ユニットを示す
概略図である。
【図7】図6のテキスト検出ユニットを示す概略図であ
る。
【図8】図7の飽和検出器を示す概略図である。
【図9】図6のテキスト復元ユニットを示す概略図であ
る。
【図10】図9の飽和器を示す概略図である。
【図11】図6のTDRAMコントローラを示す概略図
である。
【図12】高周波の画素変化を持つJPEGセルを示す
図である。
【図13】圧縮し続いて伸張した後に生み出されたひず
みを示す図12のセルの概観図である。
【図14】ひずみが単一画像にどのように現れるかを示
す図である。
【図15】
【図16】低周波と高周波のエッジ移行間の相異を示す
図である。
【図17】黒白画像に斑点がどのように形成されるかを
示す図である。
【図18】他の異なる2色間のエッジ移行に新しい色が
どのようにしてできるかを示す図である。
【図19】変化率の選択基準を示す図である。
フロントページの続き (71)出願人 591146745 キヤノン インフォメーション システム ズ リサーチ オーストラリア プロプラ イエタリー リミテツド CANON INFORMATION S YSTEMS RESEARCH AUS TRALIA PLOPRIETZRY LIMITED オーストラリア国 2113 ニュー サウス ウェールズ州, ノース ライド, ト ーマス ホルト ドライブ 1 (72)発明者 キア シルバブルック オーストラリア国 2025 ニュー サウス ウェールズ州, ウォーラーラ, バサ ースト ストリート 40 (72)発明者 ジェームス ロバート メットカーフ オーストラリア国 2098 ニュー サウス ウェールズ州, コラロイ プラトウ, パークス ロード 90

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィックシステムにおける圧縮の人
    為構造を取り除く方法であって、 (a)画像の全領域を調べて前記圧縮の人為構造が生み
    出されそうな領域を見い出し、該領域を選ばれた領域と
    見なして該領域の記録を保持する行程と、 (b)前記選ばれた領域を含む画像を圧縮して圧縮の人
    為構造を生み出し、続いて画像を伸張する行程と、 (c)前記記録を使って、前記生み出された人為構造の
    視覚的影響を低下させるように伸張された前記選ばれた
    領域を操作する行程とを備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記領域は訂正可能な画素から成ること
    を特徴とする請求1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記行程(a)は、 画像から所定色セットにより表わされる所定比率の画素
    を含む領域を見い出す行程と、 該領域を前記選ばれた領域と見なす行程とを備えること
    を特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記行程(a)は、 画像から所定色セットのいずれか2色の間に画素変化を
    含む領域を見い出す行程と、 該領域を前記選ばれた領域と見なす行程とを備えること
    を特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記行程(a)は、 画像から所定色セットにより表わされる所定比率の画素
    を含み、該所定色セットのいずれか2色の間に画素変化
    を含む領域を見い出す行程と、 該領域を前記選ばれた領域と見なす行程とを備えること
    を特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記所定色セットは、ブラックとホワイ
    トとから成ることを特徴とする請求項3または4または
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記所定色セットは、レッド,グリー
    ン,ブルー,イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック及
    びホワイトから成ることを特徴とする請求項3または4
    または5記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記所定比率は50%を越えることを特
    徴とする請求項3または5記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記所定比率は100%であることを特
    徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記選ばれた領域を決定するために2
    色の間の所定変化率を必要とすることを特徴とする請求
    項4または5記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記変化率は前記2色の間の変化が1
    画素であることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記行程(c)は、前記選ばれた領域
    内の各画素を前記所定色セットのいずれか1つの色にセ
    ットする行程からなることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 前記所定色セットは、ブラックとホワ
    イトとから成ることを特徴とする請求項12記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記所定色セットは、レッド,グリー
    ン,ブルー,イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック及
    びホワイトから成ることを特徴とする請求項12記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 グラフィックシステムにおける高圧縮
    装置であって、 圧縮の人為構造が生み出されそうな画像の領域を見出し
    て、選択領域とする検出手段と、 前記選択領域の記録を保持する格納手段と、 前記画像の圧縮と引続く伸張の後に、前記選択領域を前
    記記憶に基づいていずれの人為構造の視覚的影響をも低
    下させるよう操作する復元手段とを備えることを特徴と
    する高圧縮装置。
  16. 【請求項16】 前記検出手段は、訂正可能な画素から
    なる領域を見出す手段を備えることを特徴とする請求項
    15記載の高圧縮装置。
  17. 【請求項17】 前記検出手段は、所定色セットにより
    表わされる所定比率の画素を含む領域を見出す手段を備
    えることを特徴とする請求項16記載の高圧縮装置。
  18. 【請求項18】 前記検出手段は、所定色セットのいず
    れか2色の間に画素変化を含む領域を見出す手段を備え
    ることを特徴とする請求項16記載の高圧縮装置。
  19. 【請求項19】 前記検出手段は、 所定色セットにより表わされる所定比率の画素を含む領
    域を見出す手段と、 所定色セットのいずれか2色の間に画素変化を含む領域
    を見出す手段とを備えることを特徴とする請求項16記
    載の高圧縮装置。
  20. 【請求項20】 前記所定色セットは、ブラックとホワ
    イトとから成ることを特徴とする請求項17または18
    または19記載の高圧縮装置。
  21. 【請求項21】 前記所定色セットは、レッド,グリー
    ン,ブルー,イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック及
    びホワイトから成ることを特徴とする請求項17または
    18または19記載の高圧縮装置。
  22. 【請求項22】 前記所定比率は50%を越えることを
    特徴とする請求項17または19記載の高圧縮装置。
  23. 【請求項23】 前記所定比率は100%であることを
    特徴とする請求項22記載の高圧縮装置。
  24. 【請求項24】 前記選ばれた領域を決定するために2
    色の間の所定変化率を必要とすることを特徴とする請求
    項18または19記載の高圧縮装置。
  25. 【請求項25】 前記変化率は前記2色の間の変化が1
    画素であることを特徴とする請求項24記載の高圧縮装
    置。
  26. 【請求項26】 前記格納手段は、前記選択領域となる
    領域に分割された画像のビットマップを保持するよう構
    成されるメモリを備えることを特徴とする請求項15記
    載の高圧縮装置。
  27. 【請求項27】 前記復元手段は、前記選択領域内の各
    画素を所定色セットのいずれか1つに押しやる飽和器を
    備えることを特徴とする請求項15記載の高圧縮装置。
  28. 【請求項28】 前記所定色セットは、ブラックとホワ
    イトとから成ることを特徴とする請求項27記載の高圧
    縮装置。
  29. 【請求項29】 前記所定色セットは、レッド,グリー
    ン,ブルー,イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック及
    びホワイトから成ることを特徴とする請求項27記載の
    高圧縮装置。
  30. 【請求項30】 前記所定色セットはカラーモードと白
    黒モードとを供給する2つの異なるセット間で切り換え
    ることが可能なことを特徴とする請求項27記載の高圧
    縮装置。
  31. 【請求項31】 前記カラーモードは、レッド,グリー
    ン及びブルーの色データに基づくことを特徴とする請求
    項30記載の高圧縮装置。
  32. 【請求項32】 前記白黒モードは、グリーンの色デー
    タのみに基づくことを特徴とする請求項30記載の高圧
    縮装置。
  33. 【請求項33】 圧縮された画像データの格納が可能で
    ある圧縮伸張手段と、 請求項15に記載された高圧縮装置とを備えることを特
    徴とするグラフィックシステム。
  34. 【請求項34】 前記装置は画像格納手段と前記圧縮伸
    張手段との間に連結され、前記格納手段は前記システム
    の主メモリ内に形成されることを特徴とする請求項33
    記載のグラフィックシステム。
  35. 【請求項35】 前記画像の圧縮画像データは、前記記
    録に隣接する前記主メモリ内に格納されることを特徴と
    する請求項34記載のグラフィックシステム。
  36. 【請求項36】 前記画像格納手段は、全フレームを格
    納することを特徴とする請求項34記載のグラフィック
    システム。
  37. 【請求項37】 前記画像格納手段は、前記画像の一部
    のみを格納するのに十分な容量に限定されることを特徴
    とする請求項34記載のグラフィックシステム。
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