JP2509448B2 - イメ―ジ情報量削減方法 - Google Patents

イメ―ジ情報量削減方法

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JP2509448B2
JP2509448B2 JP5214609A JP21460993A JP2509448B2 JP 2509448 B2 JP2509448 B2 JP 2509448B2 JP 5214609 A JP5214609 A JP 5214609A JP 21460993 A JP21460993 A JP 21460993A JP 2509448 B2 JP2509448 B2 JP 2509448B2
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  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル的に記憶され
たイメージ情報を、該イメージの一部が印刷フォームの
イメージのように不変又は規格のイメージであるために
イメージ情報の内容に寄与しない場合に、情報量削減す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、文書に含まれた情報のディジタ
ル処理は、ある読取装置により情報を取得し、取得され
た情報を機械読取可能コードに変換し、コード化された
情報を後の処理のために記憶し、情報を実際に処理し、
最後に処理結果を出力することを含む。この出力は表示
装置又は印刷物におけるような可視フォームあるいは純
粋に電子的なフォームをとることができる。
【0003】一般に、読取装置による情報の取得は情報
の喪失を回避するために適度に高い分解能で実行する必
要があり、そのため大容量の記憶メモリを必要とする大
量の走査データを生成する。典型的な例として、100 画
素/cmで走査されたA4サイズのページはおよそ700 キロ
バイトの記憶空間を必要とする。この問題を多少とも解
決するために、一般に文書走査システムには必要な記憶
量を減らす情報量削減能力が提供される。
【0004】EP-A-0 411 231は、同じタイプの全てのフ
ォームに共通のテンプレート情報を除去することにより
高い情報量削減比を達成する紙走査フォームの情報量削
減方式を開示している。この方法を用いたフォームの情
報量削減の結果は書込み情報のみから成る情報量削減さ
れたイメージである。情報量削減されたフォームから原
フォームを復元するとき、前記書込みデータを有するイ
メージにテンプレート・データが重ね合わされて原フォ
ームのイメージが形成される。このような方法は、従来
の方法、例えばラン・エンド又はラン・レングス符号化
の方法を用いるときフォームの情報量が削減されるの
で、イメージの記憶又は伝送に要する空間は少なくな
る。この特定の情報量削減方法はフォーム削除として知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改良さ
れたフォーム削除方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、記憶又は伝送のため
に、2レベルのディジタル化された入力イメージに含ま
れる情報をテンプレート・イメージ及び情報量削減され
たイメージの別々の処理により情報量削減する改良され
た方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来の技術のフォーム削
除方法の1つの問題は、テンプレートの一部の消去によ
り生じる変化を取出すことができないことである。例え
ば、規格の法定の契約に署名するとき、ある種の白地化
(ホワイトアウト)材料、例えばスティッカー又は修正液
が加えられる領域でテンプレート本文の一部が手書き文
字で置き換えられることを必要とする状況がある。しか
しながら、前記領域に情報が加えられた場合、従来のフ
ォーム削除方法ではそれを取り出すことができない。即
ち、従来の方法はこれらの領域内のフォームを正しく復
元しない。
【0008】その理由は、テンプレート・データが変化
しても従来のフォーム削除方法はテンプレート・データ
に起こった変化に関与しないからである。従来のフォー
ム削除方法が基づいている主な仮定は、白地化する場合
のように、実際にテンプレート情報がフォームから除去
されるとき、書込み情報のみをフォームに付加できると
いうことである。
【0009】従って、本発明の第1の側面は、テンプレ
ート・イメージ及び書込みイメージの組み合わせよりな
る2レベル・ディジタル入力イメージから前記テンプレ
ート・イメージを減算して情報量削減されたイメージ情
報を生成する方法において、 (a)前記テンプレート・イメージ内の画素が白であり且
つ前記入力イメージ内の対応する画素が黒であるか否か
を画素毎に判定し、もしそうなら、それが付加画素であ
ると判定し、前記情報量削減されたイメージ内の対応す
る画素を黒に指定するステップと、 (b)前記テンプレート・イメージ内の画素が黒であり前
記入力イメージ内の対応する画素が白であるか否かを画
素毎に判定し、もしそうなら、それが除去画素であると
判定し、前記情報量削減されたイメージ内の対応する画
素を黒に指定するステップとを含み、前記ステップ(b)
は前記入力イメージ内の各画素を中心とするN×N画素隣
接区域が白であるか又は該隣接区域のいずれかの画素が
除去画素である場合にのみ、前記テンプレート・イメー
ジ内の対応する画素が除去画素であると判定し、前記ス
テップ(b)は、 (b1) 前記入力イメージの各画素を中心とするN×N画素
隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する該隣接区
域内の各画素を黒にセットして太らせて第1中間イメー
ジを形成するステップと、 (b2 ) 前記テンプレート・イメージから前記第1中間イ
メージを画素単位で減算して第2中間イメージを形成す
るステップと、 (b3)前記第2中間イメージの各画素を中心とするN×N画
素隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する該隣接
区域内の各画素を黒にセットして太らせて第3中間イメ
ージを形成するステップと、 (b4)前記第3中間イメージ及び前記テンプレート・イメ
ージの間で画素単位の2進論理積を実行して黒画素が除
去されたイメージを形成するステップとを含むことを特
徴とする。
【0010】従って、本発明の第2の側面は、テンプレ
ート・イメージ及び書込みイメージの組み合わせよりな
る2レベル・ディジタル入力イメージから前記テンプレ
ート・イメージを減算して情報量削減されたイメージ情
報を生成する方法において、 (a)前記テンプレート・イメージの各画素を中心とするe
×e画素隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する
該隣接区域内の各画素を黒にセットして前記テンプレー
ト・イメージをe画素太らせたテンプレート・イメージ
を生成するステップと、 (b)前記太らせたテンプレート・イメージ内の黒画素の
みを含むブロックを前記入力イメージの処理対象部分と
して判定するステップと、 (c)前記処理対象部分について、前記入力イメージの各
画素を中心とするn×n画素隣接区域内のいずれかの画素
に白画素を有する該隣接区域内の各画素を白にセットし
て細くされたイメージを生成するステップと、 (d)前記細くされたイメージの各画素を中心とするm×m
画素(m>n)隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有す
る該隣接区域内の各画素を黒にセットして太くされたイ
メージを生成するステップと、 (e)前記太くされたイメージ及び前記入力イメージの対
応する部分の間で2進論理積を画素単位で実行するステ
ップと、 (f) 前記ステップ(e) から生じるイメージ及び前記テン
プレート・イメージの対応する部分の間で2進論理積を
画素単位で実行して中間イメージを形成するステップ
と、 (g) 前記中間イメージ及び前記ステップ(e) から生じる
イメージの間で2進排他的論理和を実行するステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0011】本発明の第3の側面は、テンプレート・イ
メージ及び書込みイメージの組み合わせよりなる2レベ
ル・ディジタル入力イメージから前記テンプレート・イ
メージを減算して情報量削減されたイメージ情報を生成
する方法において、前記第2の側面に従って方法を用い
て前記入力イメージ及び前記テンプレート・イメージか
ら第1情報量削減イメージを生成するステップと、前記
第1の側面に従った方法を用いて前記入力イメージ及び
前記テンプレートイメージから第2情報量削減イメージ
を生成するステップと、前記第1情報量削減イメージ及
び前記第2情報量削減イメージの間で2進論理和を画素
単位で実行して出力イメージを生成するステップを含
む。
【0012】従って、本発明は、テンプレートの濃い領
域が白地化により除去された場合にも文書を処理できる
改良されたフォーム削除方法を提供することができる。
【0013】
【実施例】本明細書で、フォーム削除は各画素が2つの
可能な値の1つをとるディジタル化された2レベルのイメ
ージとして表示されたフォームを扱う。本明細書で用い
る用語 "黒" 及び "白" はこれらの2進値の状態を指し
必ずしも表示又は印刷時の実際の画素の色を指すもので
はない。これらのディジタル化されたフォームのイメー
ジは、従来の方法のどれかで、走査装置又はディジタル
・ビデオ・カメラのフォームを用いて取得できる。この
実施例では、100 画素/cm の分解能でライン毎に走査が
実行される。
【0014】整置段階で、入力フォームが所定のテンプ
レートに合うように幾何学的に整列された後、入力フォ
ームからテンプレート・データを見つけて除去するため
に減算段階が用いられる。使用される方法はN × N の
隣接区域に基づいた減算プロセスである。
【0015】従来のフォーム削除処理では、書込みフォ
ーム内の画素が黒であり、テンプレート内の対応する画
素が白であり、且つテンプレート内のその隣接区域が完
全に白であるか又は減算結果イメージ内の隣接区域に黒
の画素が存在する場合のみ、減算結果イメージ内の対応
する画素は黒である。これは結果イメージが変化しなく
なるまで上記3つの状態の検査を反復して行うことによ
り決定できる。書込みフォームはテンプレート・イメー
ジと結果イメージの間で単純な2進論理和演算を用いる
ことにより復元できる。この減算プロセスはドロップア
ウト処理と呼ばれる。
【0016】前述のドロップアウト処理はテンプレート
の1部分の消去により生じる変化を引出すことができな
い。本発明の実施例の方法では、第1のステップとして
ドロップアウト処理を用い、第2のステップとして白地
化処理を用いる。この2つのステップはそれぞれ書込み
フォーム内でテンプレート・イメージに対して付加され
ている画素(以下付加画素という。)及びテンプレート・
イメージから除去されている画素(以下除去画素とい
う。)を結果イメージ画素として生じる。この2つのプロ
セスは独立している。
【0017】白地化処理もN × N の隣接区域に基づい
ている。書込みフォーム内の画素が白であり、テンプレ
ート内の対応する画素が黒であり、且つ書込みフォーム
内のその隣接区域が完全に白であるか又は減算結果イメ
ージ内の隣接区域に黒画素が存在する場合のみ、減算結
果イメージにおける対応する画素は黒である。これは結
果イメージが変化しなくなるまで上記3つの状態の検査
を反復して行うことにより決定できる。2つのプロセス
の結果の間の、即ちドロップアウト処理の減算結果と白
地化処理の減算結果のイメージの間の2進論理和演算に
より最終減算結果が得られる。
【0018】良好な実施例では、付加画素及び除去画素
の検出は、図1及び図2に示す効率的な1パス・アルゴリ
ズムを用いて行われる。
【0019】図1で、付加画素検出アルゴリズムは次の
とおりである。最初にテンプレート・イメージTをN画素
だけ太らせ、イメージの画素(i, j) について、隣接区
域(T,i, j, N) (イメージTの画素(i, j)を中心とするN
×N画素隣接区域)が白である場合は、Tn(i, j) を白に
し、さもなければTn(i, j) を黒にする演算を実行して
中間イメージTnを形成する。ここで、もし i−N≦k≦i
+N及びj−N≦l≦j+Nを満たす画素a(k, l)が全て白で
あれば、隣接区域(a, i, j, N) は白に戻る。次に、書
込みフォームFからTnを減ずる、即ちF(i, j)が黒に等し
く且つTn(i, j) が白に等しい場合はA(i, j)を黒にし、
さもなければA(i, j)を白にする演算を実行して中間イ
メージAを形成する。中間イメージAをN画素だけ太らせ
て中間イメージAnを形成する。最後に、AnとFの間の論
理積演算を実行して結果イメージDを形成する。
【0020】図2で、除去画素の検出は、TとFが入れ替
えられる外は、付加画素の検出と同じである。従って、
書込みフォームFをN画素だけ太らせて中間イメージFnを
形成し、テンプレートTからFnを減じて中間イメージRを
形成する。RをN画素だけ太らせて中間イメージRnを形成
し、T及びRnの間で論理積演算を実行して結果イメージW
を形成する。D及びWの間の2進論理和演算により最終減
算結果が得られる。
【0021】濃いテンプレート領域では、濃い領域内の
テンプレート隣接区域は全部が白ではないから、ドロッ
プアウト処理及び白地化処理はともに書込みデータを引
出すことができない。このため、前記領域内の全ての黒
書込み画素を無視するための第3の状態の減算プロセス
を必要とする。
【0022】本実施例では、前記濃い領域は下記のよう
に扱われる。テンプレート・フォーム毎に、濃い領域が
最初に検出され、長方形のリストとして記憶される。こ
の検出は、前処理ステップで、テンプレートをe画素だ
け太らせ、太りにより全て黒になるブロックを探すこと
により行われる。これらのブロックは濃いブロックとみ
なされ、他の全てのブロックは薄いブロックとみなされ
る。検出プロセスはテンプレート・データにのみ依存す
るので、テンプレート・フォームを分析するときはオフ
ラインで行われる。eは濃いパターン領域が全て黒にな
るように十分に大きいが他の領域では全て黒にはならな
いように十分に小さく選ばれなければならない。100 画
素/cmでディジタル化された図6のテンプレート・イメー
ジでは、eは3になるように選択された。この実施例で
は、濃いブロックは16×16 画素の最小サイズを有す
る。eの最適選択及び濃いブロックの最小サイズは走査
分解能及び濃い領域内の線の代表的な幅による。
【0023】減算プロセスでは、下記の各ステップを実
行することにより、これらの書込みフォームの濃いブロ
ックが処理される。 (1) n画素だけ細くする、即ちnよりも短いか又はnに等
しい距離に白の隣接区域を有する各ブロックの画素を白
にセットする。書込み情報は通常はフォームの濃い領域
で見つかった緻密な細部よりも太い。よって、濃い領域
の書込みフォームを細くするとき、テンプレート情報は
消えるが、書込みデータは残る。薄くするパラメータn
は、濃い領域を検出するとき決定され、細くしていくと
これらの領域が消える最小の値にセットされる。この実
施例では、nは2にセットされる。 (2) m画素(mはnよりも大きい)だけ細くする処理、即ちm
よりも短いか又はmに等しい距離内に黒の隣接区域を有
する各白画素を黒にセット処理が行われる。mはnよりも
大きいので、濃いブロック内の全ての書込み情報が回復
される。この実施例では、mは4にセットされる。 (3) 書込みフォームと太り結果の間の2進論理積を実行
する。これは全ての書込みデータ及びその近傍のテンプ
レート・データを与える。 (4) ステップ3の結果とテンプレート・イメージの間の2
進論理積を実行する。これは書込みデータの近傍のテン
プレート・データを与える。 (5) ステップ4の結果とステップ3の結果の間の2進排他
的論理和を実行する。これは書込みデータのみを与え
る。
【0024】薄い(即ち、濃くない)ブロックのフォーム
は、ドロップアウト処理若しくは白地化処理又は両者を
用いて処理される。総合的な結果は濃い領域の処理によ
り得られた結果及びドロップアウト/白地化処理により
得られた結果の組合せである。薄いブロックについて
は、結果はドロップアウト/白地化処理の結果であり、
濃いブロックについては、結果は前述の細らせ/太らせ
処理の結果である。
【0025】このプロセスは以降 "濃い領域" 処理と呼
ぶ。テンプレート・イメージと前述の手順の結果の間の
2進排他的論理和を実行することにより、濃い領域処理
の結果から最初のフォームの復元が成し遂げられる。
【0026】図3はこの濃い領域処理を説明するブロッ
ク図を示す。この図面は濃い領域の検出により定義され
た濃い領域についてのみ当てはまる。さかさまのV記号
で示すブロックは2進論理積演算を表わし、+記号で示
すブロックは2進排他的論理和演算を表わす。
【0027】この実施例では、濃い領域処理及び白地化
処理が下記のように組合わされる。
【0028】第1に、入力イメージの白地化処理が実行
される。これは、濃い領域内の引出されない書込みデー
タを除く、最初の書込みフォームとテンプレート・イメ
ージが異なるときは必ず黒である白地化イメージを生成
する。
【0029】次に、入力イメージの濃い領域処理が実行
される。これは、書込みフォーム内に書込みデータがあ
るときは必ず黒である濃い領域イメージを生成する。
【0030】最後に、最終的に情報量削減されたイメー
ジを形成するために濃い領域イメージと白地化イメージ
の間の2進論理和演算が実行される。
【0031】図4は組合わされた白地化処理及び濃い領
域処理を説明するブロック図を示す。記号dは濃い領域
の処理を表わし、記号wは白地化処理を表わし、そして
記号vは2進論理和演算を表わす。
【0032】前のステップの結果とテンプレート・イメ
ージの間の2進排他的論理和を実行することにより、書
込みフォームの復元が行われる。図5はテンプレート・
イメージ及びフォーム削除結果からのフォームの復元を
説明するブロック図を示す。
【0033】図6乃至図9は、本発明のこの実施例の方法
を用いる、書込みフォームの情報量削減及び復元の結果
を示す。図6は未記入のフォームの上部を示す。図7は書
込み後の同じフォームを示す。書込みは白地化を含み、
(1b) "Other" の行が消され、手書きで "Other"と上書
きされ、(2) 右上部の濃い領域に白地化部分が形成さ
れ、"123" 及びその右側に縦線が上書きされている。濃
い領域内にデータが書き込まれている。即ち、社会保険
番号の下に "1991" と書込まれている。
【0034】図8は書込みフォームを従来のフォーム削
除を用いて情報量削減しその後に復元した結果を示す。
図8では、従来のフォーム削除方法では書込みフォーム
を正しく復元することができないことを示している。最
初に加えられたテンプレート情報が白地化とともに消去
され、濃い領域内の書込みが完全に削除されている。
【0035】図9は白地化処理及び濃い領域の処理を含
む本発明の実施例の方法により処理された図7の復元で
ある。この場合、白地化領域も右側の濃い領域内に書込
みデータも正しく復元される。
【0036】図9で、白地化が加えられた領域及び非常
に濃いテンプレート領域のフォームの質が劇的に改善さ
れていることが分かる。フォーム削除に関するこの改良
がなければ、白地化は検出されないだろうし、濃い領域
内の書込みデータは完全に削除されるであろう。フォー
ムによっては、例えば法律的な契約、納税フォーム及び
保険申込フォームのような、そのフォームを読み易くす
るために全ての書込みデータが重要なフォームでは、フ
ォーム削除を用いるコンピュータ化されたフォーム・ア
プリケーションを構築する能力は非常に重要である。
【0037】書込みフォーム内の白地化及び濃い領域の
問題の解決は下記のハイブリッド・ブロック法によって
行うこともできる。 (a) テンプレート及び書込みフォームを分割して全イメ
ージ空間をカバーする非オーバラップ・ブロックにす
る。ブロック毎のビットを含むビットマップを生成し、
それを0にセットする。 (b) ブロック毎に、書込みブロック内に白地化を含むか
どうかを判定する。判定結果が真である場合、ビットマ
ップ内の対応するビットを1にセットし、そのブロック
を、書込みフォームから該結果にコピーする。判定はブ
ロック内の画素の数に基づくことができる。これらの画
素は書込みブロックでは白でありテンプレート・ブロッ
クでは黒である。他の適切な判定機能も適合することが
ある。 (c) ブロック毎に、書込みデータを含むかどうかを判定
する。判定結果が真である場合、ビットマップ内の対応
するビットを1にセットし、そのブロックを、書込みフ
ォームから該結果にコピーする。書込みブロックを所定
の値だけ薄くし且つ薄くした後にそのブロック内に残る
黒画素の数のカウントに基づいて判定を行うことができ
る。この数がしきい値を越える場合、判定は真である。
他の適切な判定機能も適合することがある。 (d) ブロック毎に、ステップ(b) 及び(c) の判定が偽で
ある(即ち、ステップ(b) 及び(c) の実行後にビットマ
ップ内の対応するビットが0である)とき、従来のフォー
ム削除を実行する。 (e) その結果得られるイメージは、従来のフォーム削除
ブロックと、ビットマップ内の対応するビットにより決
定された、書込みフォームからコピーされた最初のブロ
ックとの組合せである。結果イメージのブロックと、ビ
ットマップ内の対応するビットが0であるテンプレート
・フォームとの間の2進論理和を実行することにより、
フォームの復元が行われる。ビットマップ内の対応する
ビットが1であるブロックは結果イメージから復元イメ
ージにコピーされる。
【0038】図10は提案されたハイブリッド・ブロック
法を図7に用いたときの結果を示す。濃い領域に白地化
及び書込みデータを有するブロックがコピーされている
が、他のブロックは通常のフォーム削除により処理され
ている。図11は対応するビットマップを示す。黒のブロ
ックはビットマップ内の2に対応し、白のブロックは0に
対応する。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、記憶又は伝送のため
に、対応するテンプレート・イメージ及び情報量削減さ
れたイメージを別々に扱うことにより、2レベルのディ
ジタル化された入力イメージに含まれた情報を情報量削
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で付加又は除去画素の検出に用
いられるアルゴリズムを示す流れ図である。
【図2】本発明の実施例で付加又は除去画素の検出に用
いられるアルゴリズムを示す流れ図である。
【図3】本発明の実施例の濃い領域処理を表わすブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例で濃い領域及び白地化処理の組
合せを示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例におけるイメージ復元のブロッ
ク図である。
【図6】未記入のフォームのテンプレート・イメージを
示す図である。
【図7】白地化領域及び濃い領域の両者を含む書込みフ
ォームを示す図である。
【図8】通常の、従来の技術のフォーム削除を用いて情
報量削減され図6に書込みフォームの復元を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施例の方法を用いて情報量削減され
図6に書込みフォームの復元を示す図である。
【図10】ハイブリッド・ブロック方法で生成・情報量
削減されたイメージを示す図である。
【図11】ハイブリッド・ブロック方法で生成されたビ
ットマップを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イッタイ・ギラット イスラエル国ハイファ ヘンリエッタ・ スツオルド・ストリート 38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テンプレート・イメージ及び書込みイメー
    ジの組み合わせよりなる2レベル・ディジタル入力イメ
    ージから前記テンプレート・イメージを減算して情報量
    削減されたイメージ情報を生成する方法であって、 (a)前記テンプレート・イメージ内の画素が白であり且
    つ前記入力イメージ内の対応する画素が黒であるか否か
    を画素毎に判定し、もしそうなら、それが付加画素であ
    ると判定し、前記情報量削減されたイメージ内の対応す
    る画素を黒に指定するステップと、 (b)前記テンプレート・イメージ内の画素が黒であり前
    記入力イメージ内の対応する画素が白であるか否かを画
    素毎に判定し、もしそうなら、それが除去画素であると
    判定し、前記情報量削減されたイメージ内の対応する画
    素を黒に指定するステップとを含み、 前記ステップ(b)は前記入力イメージ内の各画素を中心
    とするN×N画素隣接区域が白であるか又は該隣接区域の
    いずれかの画素が除去画素である場合にのみ、前記テン
    プレート・イメージ内の対応する画素が除去画素である
    と判定し、 前記ステップ(b)は、 (b1) 前記入力イメージの各画素を中心とするN×N画素
    隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する該隣接区
    域内の各画素を黒にセットして太らせて第1中間イメー
    ジを形成するステップと、 (b2 ) 前記テンプレート・イメージから前記第1中間イ
    メージを画素単位で減算して第2中間イメージを形成す
    るステップと、 (b3)前記第2中間イメージの各画素を中心とするN×N画
    素隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する該隣接
    区域内の各画素を黒にセットして太らせて第3中間イメ
    ージを形成するステップと、 (b4)前記第3中間イメージ及び前記テンプレート・イメ
    ージの間で画素単位の2進論理積を実行して黒画素が除
    去されたイメージを形成するステップとを含むことを特
    徴とするイメージ情報量削減方法。
  2. 【請求項2】テンプレート・イメージ及び書込みイメー
    ジの組み合わせよりなる2レベル・ディジタル入力イメ
    ージから前記テンプレート・イメージを減算して情報量
    削減されたイメージ情報を生成する方法であって、 (a)前記テンプレート・イメージの各画素を中心とするe
    ×e画素隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する
    該隣接区域内の各画素を黒にセットして前記テンプレー
    ト・イメージをe画素太らせたテンプレート・イメージ
    を生成するステップと、 (b)前記太らせたテンプレート・イメージ内の黒画素の
    みを含むブロックを前記入力イメージの処理対象部分と
    して判定するステップと、 (c)前記処理対象部分について、前記入力イメージの各
    画素を中心とするn×n画素隣接区域内のいずれかの画素
    に白画素を有する該隣接区域内の各画素を白にセットし
    て細くされたイメージを生成するステップと、 (d)前記細くされたイメージの各画素を中心とするm×m
    画素(m>n)隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有す
    る該隣接区域内の各画素を黒にセットして太くされたイ
    メージを生成するステップと、 (e)前記太くされたイメージ及び前記入力イメージの対
    応する部分の間で2進論理積を画素単位で実行するステ
    ップと、 (f) 前記ステップ(e) から生じるイメージ及び前記テン
    プレート・イメージの対応する部分の間で2進論理積を
    画素単位で実行して中間イメージを形成するステップ
    と、 (g) 前記中間イメージ及び前記ステップ(e) から生じる
    イメージの間で2進排他的論理和を実行するステップ
    と、 を含むイメージ情報量削減方法。
  3. 【請求項3】テンプレート・イメージ及び書込みイメー
    ジの組み合わせよりなる2レベル・ディジタル入力イメ
    ージから前記テンプレート・イメージを減算して情報量
    削減されたイメージ情報を生成する方法であって、 前記入力イメージ及び前記テンプレート・イメージから
    第1情報量削減イメージを生成するステップと、 前記入力イメージ及び前記テンプレートイメージから第
    2情報量削減イメージを生成するステップと、 前記第1情報量削減イメージ及び前記第2情報量削減イメ
    ージの間で2進論理和を画素単位で実行して出力イメー
    ジを生成するステップを含み、 前記第1情報量削減イメージを生成するステップは、 (a)前記テンプレート・イメージの各画素を中心とするe
    ×e画素隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する
    該隣接区域内の各画素を黒にセットして前記テンプレー
    ト・イメージをe画素太らせたテンプレート・イメージ
    を生成するステップと、 (b)前記太らせたテンプレート・イメージ内の黒画素の
    みを含むブロックを前記入力イメージの処理対象部分と
    して判定するステップと、 (c)前記処理対象部分について、前記入力イメージの各
    画素を中心とするn×n画素隣接区域内のいずれかの画素
    に白画素を有する該隣接区域内の各画素を白にセットし
    て細くされたイメージを生成するステップと、 (d)前記細くされたイメージの各画素を中心とするm×m
    画素(m>n)隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有す
    る該隣接区域内の各画素を黒にセットして太くされたイ
    メージを生成するステップと、 (e)前記太くされたイメージ及び前記入力イメージの対
    応する部分の間で2進論理積を画素単位で実行するステ
    ップと、 (f) 前記ステップ(e) から生じるイメージ及び前記テン
    プレート・イメージの対応する部分の間で2進論理積を
    画素単位で実行して中間イメージを形成するステップ
    と、 (g) 前記中間イメージ及び前記ステップ(e) から生じる
    イメージの間で2進排他的論理和を実行するステップを
    含み、 前記第2情報量削減イメージを生成するステップは、 (h)前記テンプレート・イメージ内の画素が白であり且
    つ前記入力イメージ内の対応する画素が黒であるか否か
    を画素毎に判定し、もしそうなら、それが付加画素であ
    ると判定し、前記情報量削減されたイメージ内の対応す
    る画素を黒に指定するステップと、 (i)前記テンプレート・イメージ内の画素が黒であり前
    記入力イメージ内の対応する画素が白であるか否かを画
    素毎に判定し、もしそうなら、それが除去画素であると
    判定し、前記情報量削減されたイメージ内の対応する画
    素を黒に指定するステップとを含み、 前記ステップ(i)は前記入力イメージ内の各画素を中心
    とするN×N画素隣接区域が白であるか又は該隣接区域の
    いずれかの画素が除去画素である場合にのみ、前記テン
    プレート・イメージ内の対応する画素が除去画素である
    と判定し、 前記ステップ(i)は、 (i1) 前記入力イメージの各画素を中心とするN×N画素
    隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する該隣接区
    域内の各画素を黒にセットして太らせて第1中間イメー
    ジを形成するステップと、 (i2 ) 前記テンプレート・イメージから前記第1中間イ
    メージを画素単位で減算して第2中間イメージを形成す
    るステップと、 (i3)前記第2中間イメージの各画素を中心とするN×N画
    素隣接区域内のいずれかの画素に黒画素を有する該隣接
    区域内の各画素を黒にセットして太らせて第3中間イメ
    ージを形成するステップと、 (i4)前記第3中間イメージ及び前記テンプレート・イメ
    ージの間で画素単位の2進論理積を実行して黒画素が除
    去画されたイメージを形成するステップとを含むことを
    特徴とするイメージ情報量削減方法。
JP5214609A 1992-10-27 1993-08-30 イメ―ジ情報量削減方法 Expired - Lifetime JP2509448B2 (ja)

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