JPH0738580Y2 - 自走式立体駐車場における床パネル - Google Patents

自走式立体駐車場における床パネル

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Publication number
JPH0738580Y2
JPH0738580Y2 JP5560291U JP5560291U JPH0738580Y2 JP H0738580 Y2 JPH0738580 Y2 JP H0738580Y2 JP 5560291 U JP5560291 U JP 5560291U JP 5560291 U JP5560291 U JP 5560291U JP H0738580 Y2 JPH0738580 Y2 JP H0738580Y2
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JP
Japan
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floor panel
self
floor
holes
gutter
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Application number
JP5560291U
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English (en)
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JPH05854U (ja
Inventor
明登 荒神
吉則 重村
Original Assignee
株式会社ダイクレ
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Publication date
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  • Floor Finish (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自走式立体駐車場に
おける床パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自走式立体駐車場の床パネルは、
床板全面を覆った盲床板や、格子状の通気性や採光性を
有する開口床板を使用している。
【0003】しかし、これらの床板のうち、床板全面を
覆った盲床板には、コンクリート製床板と鉄板製床板等
があるが、前者は重量が重く輸送費のコスト高、施工性
の問題そして骨組の強化等作業が煩雑あるいは、コスト
高となり、後者は、小梁間の撓み部に水が溜まり、さら
に、車の走行により永久たわみができ、多少の勾配を付
けたくらいでは水溜まりは防げないものであり、いずれ
にしても採光性の問題、風抜き、火災時の煙抜き等に問
題がある。
【0004】一方、格子状の通気性や採光性を有する開
口床板は、上記の欠点は除去できるが、雨水、ゴミ等が
階下の車に落下して汚れるという欠点があり、また、階
下から透けて見えるので女性等がスカート着用で歩行す
ることは風紀上困難であり、さらに、開口部にハイヒー
ルの踵が入り、歩行が困難であるという種々の欠点を有
している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこでこの考案は、自
走式立体駐車場の床の一部に使用する盲床板であっても
上記の各欠点を解決し、亜鉛メッキあるいは他の表面処
理時の歪み防止が図れ、水溜まりができず、軽量で施工
性もよく、階下の車等も汚れない、自走式立体駐車場に
おける床パネルを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の好適な例を述
べると、亜鉛メッキあるいは他の表面処理を施した金属
床パネルにおいて、床板本体に、複数個の穴、あるい
は、裏面に向けてかえりを有する穴を設け、該穴の応当
する床パネル裏面には樋を設けたことを特徴とする自走
式立体駐車場における床パネルより構成される。
【0007】
【実施例】そこで、図に基づいてこの考案の最適な構成
を説明すると、亜鉛メッキあるいは他の表面処理を施し
た金属床パネルにおいて、床板本体(1)に、複数個の
穴(2)あるいは裏面に向けてかえり(2a)を有する
穴(2′)を設け、該穴(2および/または2′)の応
当する床板本体(1)の裏面には、樋(4)を設けたも
のより構成される。
【0008】尚、(5)は大梁、(6)は小梁、(7)
は止水板、(8)は排管であり、床板本体(1)の底面
に設ける樋(4)は、前記穴(2)(2′)より雨・泥
水等が階下へ落ちることを防止するものであり、また、
該樋(4)は、図5に示すように、床板本体(1)を補
強する梁〔梁の位置する箇所の床板本体に孔をあけて、
該梁を樋としてもよい〕を兼ねるため堅牢な部材で構成
してもよく、例えば、等辺山形鋼等を勾配をつけて床板
本体の裏面に設けてもよい。
【0009】また、かえり(2a)および水切り手段
(3)は、床板本体(1)の表面に付着した雨・泥水等
が、穴(2)(2′)より、確実に下の樋(4)に落下
するよう設けるものであり、水切り手段(3)の一例と
しては、床板本体(1)の裏面に、それぞれの穴
(2′)を囲む筒体を複数個設けたものであるが、水切
り手段(3)の形状および構造はこの筒体に限定される
ものではない。
【0010】さらに、駐車箇所に位置する床板本体
(1)は、床板本体に形成した穴(2)(2′)を利用
して車止めを設けてもよい。
【0011】
【考案の効果】この考案は、以上の構成よりなるもので
あり、この考案によれば、床板本体(1)の表面に穴
(2)(2′)を設けるため、亜鉛メッキ等の表面処理
時の歪防止が図れ、また、施工後、床板本体(1)の表
面に雨・泥水等が溜まらず、排水処理・水溜まりを防止
でき、また、車の走行により永久たわみが生じても水は
けがよく、穴(2)(2′)の裏面には樋(4)を設け
るため、階下に雨・泥水等が落下し、階下の車やドライ
バーの被服等を汚すことなく、さらに、スカートを着用
した女性も安心して床板本体上を歩行できるため、駐車
場の必要箇所、例えば、駐車箇所や歩行路等に本考案の
床板本体を敷設し、それ以外の箇所を従来のグレーチン
グ等の開口床板を敷設すれば、採光性、風抜き火災時の
煙抜き、また、積雪防止の効果も図れ、樋を補強効果を
兼ねた部材で構成すれば、床板本体がさらに堅牢となる
等極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す一部拡大側面図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す一部拡大側面図であ
る。
【図5】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床板本体 2 穴 2′穴 2a かえり 3 水切り手段 4 樋 5 大梁 6 小梁 7 止水板 8 排管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛メッキあるいは他の表面処理を施し
    た金属床パネルにおいて、床板本体に、複数個の穴、あ
    るいは、裏面に向けてかえりを有する穴を設け、該穴の
    応当する床パネル裏面には樋を設けたことを特徴とする
    自走式立体駐車場における床パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1の樋を、床板本体の小梁を兼ね
    た補強部材とすることを特徴とする請求項1の自走式立
    体駐車場における床パネル。
JP5560291U 1991-06-21 1991-06-21 自走式立体駐車場における床パネル Expired - Lifetime JPH0738580Y2 (ja)

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JPH05854U JPH05854U (ja) 1993-01-08
JPH0738580Y2 true JPH0738580Y2 (ja) 1995-09-06

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