JPH0738497U - シリンダ錠 - Google Patents

シリンダ錠

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JPH0738497U
JPH0738497U JP6969593U JP6969593U JPH0738497U JP H0738497 U JPH0738497 U JP H0738497U JP 6969593 U JP6969593 U JP 6969593U JP 6969593 U JP6969593 U JP 6969593U JP H0738497 U JPH0738497 U JP H0738497U
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JP
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key cylinder
cylinder
key
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notches
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晃二 山賀
勝司 古新居
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ錠の組立のため、寸法の異なるキー
シリンダを単一の支持台により固定する。 【構成】 この考案によるシリンダ錠は、径方向の中心
軸線に対して対称に形成された一対の切欠部5、6と、
各切欠部5、6の中心に形成された突起8とを備えたキ
ーシリンダ1を内蔵している。キーシリンダ1の切欠部
5、6に支持台10の嵌合部11を装着すると、キーシ
リンダ1の突起8が支持台10の端面に当接し、キーシ
リンダ1は左右方向、軸方向及び回転方向に固定され
る。切欠部5、6の間隔を一定に標準化することによ
り、キーシリンダ1の種類及び大きさに係わらず、同一
の支持台10でキーシリンダ1を固定することが可能と
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はシリンダ錠、特に支持台に安定して固定できるキーシリンダを備え たシリンダ錠に関連する。
【0002】
【従来の技術】
公知のように、シリンダ錠はケースと、ケース内に回転可能に配置されたキー シリンダとを備えている。キーシリンダにはケースの溝に対して係合及び分離可 能に複数のタンブラが設けられている。一般に、ケースとキーシリンダは亜鉛ダ イキャストにより形成され、100分の3ミリメートルの製造精度が要求されて いる。ダイキャストの鋳造により成形されたキーシリンダは支持台に固定され、 キーシリンダのタンブラ溝にタンブラが装着される。
【0003】 キーシリンダのタンブラ溝にタンブラを装着する場合、図5に示すように、キ ーシリンダ34は間隙32をもって配置された一対の支持台31のテーパ面33 上に配置され、一対のクランプアーム35により支持台31上に上下方向に固定 される。各クランプアーム35はスプリング36に接続されると共に、図示しな い自動開放装置に接続される。キーシリンダ34を支持台31上に完全に固定す るため、支持台31間の間隙32内に配置された位置決め矢37が上下方向に移 動可能に設けられる。位置決め矢37の先端38はキーシリンダ34のタンブラ 溝(図示せず)内に挿入され、キーシリンダ34が軸方向及び回転方向に固定さ れる。このように、キーシリンダ34を固定した後、キーシリンダ34のタンブ ラ溝にタンブラが装着される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図4に示す固定装置は、構造が複雑で、しかもタンブラ装着時にキ ーシリンダが回転するおそれがある。
【0005】 そこで、この考案は上記欠点を解消したキーシリンダを備えたシリンダ錠を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】
この考案によるシリンダ錠は、径方向の中心軸線に対して対称に形成された一 対の切欠部と、各切欠部の中心に形成された突起とを備えたキーシリンダを内蔵 している。切欠部はキーシリンダのキー孔とほぼ並行に形成される。この考案の 実施例では、キーシリンダの切欠部は支持台の嵌合部に装着され、キーシリンダ の突起は支持台の端面に当接し、キーシリンダは左右方向、軸方向及び回転方向 に固定される。キーシリンダは上下方向に係わらず支持台の嵌合部に装着できる 。この考案の他の実施例では、キーシリンダの切欠部には支持台と他の支持装置 の嵌合部が装着され、キーシリンダの突起は支持台と他の支持装置との間に挟持 され、キーシリンダは上下方向、左右方向、軸方向及び回転方向に固定される。
【0007】
【作用】
キーシリンダの切欠部に支持台の嵌合部を装着すると、キーシリンダの突起が 支持台の端面に当接し、キーシリンダは左右方向、軸方向及び回転方向に固定さ れる。角度を180度回転して挿入できるリバーシブルキーで解錠されるキーシ リンダに対して、キーシリンダは上下方向に係わらず支持台の嵌合部に装着でき る。このため、切欠部の間隔を一定に標準化することにより、キーシリンダの種 類及び大きさに係わらず、同一の支持台でキーシリンダを固定することが可能と なる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案によるシリンダ錠の実施例を図1〜図4について説明する。
【0009】 この考案によるシリンダ錠は、軸部2と、軸部2の端部に形成されかつ軸部2 より直径の大きな頭部3とを備えたキーシリンダ1を内蔵する。公知にように、 軸部2にはタンブラが装着される複数のタンブラ溝4が形成される。軸部2の所 定の位置には、縦の径方向の中心軸線7に対して対称に一対の切欠部5、6が形 成され、各切欠部5、6は一対の切欠部5a、5bと6a、6bとを備えている 。切欠部5aと5bとの間及び切欠部6aと6bとの間で各切欠部5、6の中心 に形成された突起8とを備えている。切欠部5、6はキーシリンダ1のキー孔9 とほぼ並行に形成される。
【0010】 キーシリンダ1の切欠部5、6には支持台10の一対の嵌合部11の各々が装 着され、キーシリンダ1の突起8が支持台10の端面に当接する。これにより、 キーシリンダ1は左右方向、軸方向及び回転方向に固定される。切欠部5a、5 bと6a、6bとは横の径方向の中心軸線12に対して対称に形成されるから、 180度の角度で回転して挿入できるリバーシブルキーで解錠されるキーシリン ダ1に対して、キーシリンダ1は上下方向に係わらず支持台10の嵌合部11に 装着できる。
【0011】 キーシリンダ1の切欠部5、6に支持台10の嵌合部11を装着すると、キー シリンダ1の突起8が支持台10の端面に当接し、キーシリンダ1は左右方向、 軸方向及び回転方向に固定される。このため、切欠部5、6の間隔Lを一定に標 準化することにより、キーシリンダ1の種類及び大きさに係わらず、同一の支持 台10でキーシリンダ1を固定して組立工程を行うことが可能となる。
【0012】 図4は上方から垂下する支持台10のチャック10a、10bでキーシリンダ 1の切欠部5、6を挟んで保持した状態において、チャック10a、10b間に 形成された通路16から供給されるタンブラ12をキーシリンダ1の軸部2のタ ンブラ溝4に装着する状態を示す。軸15により支持台10に回転可能に支持さ れたクラッパ13により案内されるタンブラ12は押し棒14によりタンブラ溝 4内に圧入される。支持台10の嵌合部11はキーシリンダ1の突起8に当接し て、支持台10とキーシリンダ1との位置決めが行われる。
【0013】 この考案の実施態様は前記の実施例に限定されず、変更が可能である。
【0014】 図3に示すように、切欠部5、6を頭部3に接近して形成してもよい。
【0015】 また、前記の実施例ではキーシリンダ1の軸方向に支持台10の一対の嵌合部 11を設ける例を示したが、軸方向に複数の切欠部と各切欠部に対応する嵌合部 11を嵌合させてもよい。
【0016】 更に、支持台10の上方に対称な形状を有する他の支持装置を設けて、キーシ リンダ1の切欠部5、6には支持台10と他の支持装置の各嵌合部を装着し、キ ーシリンダ1の突起8を支持台10と他の支持装置との間に挟持して、キーシリ ンダ1を上下方向も固定することができる。
【0017】
【考案の効果】
前記のように、この考案では、タンブラ装着時にキーシリンダが回転せず、ま た切欠部の間隔を一定に標準化することにより、キーシリンダの種類及び大きさ に係わらず、同一の支持台でキーシリンダを固定することが可能となるので、キ ーシリンダを固定する装置の部品数の削減と固定時の操作を容易にすることがで きる。特に、キーシリンダの頭部に接近して切欠部を形成した場合、キーシリン ダの不正破壊時にキーシリンダが切欠部で破断して、シリンダ錠全体の破壊を防 止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 支持台に固定したこの考案によるキーシリン
ダの平面図
【図2】 図1の正面図
【図3】 この考案の他の実施例を示すキーシリンダの
平面図
【図4】 キーシリンダを支持台のチャックにより保持
した状態の実施例を示す断面図
【図5】 キーシリンダを固定する従来の装置の正面図
【符号の説明】
1・・キーシリンダ、2・・軸部、3・・頭部、5、6
・・切欠部、7、12・・中心軸線、8・・突起、10
・・支持台、11・・嵌合部、

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向の中心軸線に対して対称に形成さ
    れた一対の切欠部と、各切欠部の中心に形成された突起
    とを備えたキーシリンダを内蔵したことを特徴とするシ
    リンダ錠。
  2. 【請求項2】 キーシリンダの切欠部はキーシリンダの
    キー孔とほぼ並行に形成された請求項1に記載のシリン
    ダ錠。
  3. 【請求項3】 キーシリンダの切欠部は支持台の嵌合部
    に装着され、キーシリンダの突起は支持台の端面に当接
    し、キーシリンダは左右方向、軸方向及び回転方向に固
    定される請求項1に記載のシリンダ錠。
  4. 【請求項4】 キーシリンダは上下方向に係わらず支持
    台の嵌合部に装着できる請求項3に記載のシリンダ錠。
  5. 【請求項5】 キーシリンダの切欠部には一方の支持台
    と他の支持装置の各嵌合部が装着され、キーシリンダの
    突起は一方の支持台と他の支持装置との間に挟持され、
    キーシリンダは上下方向、左右方向、軸方向及び回転方
    向に固定される請求項1に記載のシリンダ錠。
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