JPH0738267U - 洗髪洗面台 - Google Patents

洗髪洗面台

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JPH0738267U
JPH0738267U JP7368893U JP7368893U JPH0738267U JP H0738267 U JPH0738267 U JP H0738267U JP 7368893 U JP7368893 U JP 7368893U JP 7368893 U JP7368893 U JP 7368893U JP H0738267 U JPH0738267 U JP H0738267U
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washing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両手を使用して洗髪作業および濡れた髪の乾
燥作業を行なうことができると共に、洗髪時にシャワー
ヘッドから噴射された温水が洗面ボウルで反射しても床
に飛散する虞れが全く生じない洗髪洗面台を提供する。 【構成】 キャビネット本体の上部に、縦断面略C字状
に形成され、かつ、前方部が大きく開口されてなる洗面
ボウルを取り付け、該洗面ボウルの天井部前方内側に、
シャワーヘッドおよびドライヤーの温風吹き出し口を配
設し、上記シャワーヘッドは、湯水を洗面ボウル内奥行
側方向に噴射するように洗髪洗面台を構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、髪を洗うことができる洗髪洗面台に係り、特に、洗髪時における 水はねを確実に防止し、かつ、両手で洗髪および髪の乾燥を行なうことができる 洗髪洗面台に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
洗髪ができる従来のこの種の洗面台は、その洗面ボウルの断面形状が略U字状 に形成されたものが一般的であり、洗髪時には、身体を屈曲させた無理な姿勢で シャワーヘッドを片手で持って洗髪作業を行なわなければならないため、洗面ボ ウルで反射した水滴が洗面ボウル外へと飛散してフロアを濡らす、という問題を 有していた。
【0003】 このような従来の問題を解決するため、近年では、実公平5−20228号公 報等に示されているような両手で洗髪ができる洗面台が公知である。
【0004】 しかしながら、上記両手で洗髪作業を行なうことができる従来の洗面台にあっ ては、湯水を噴射するシャワーヘッドが洗面ボウルの奥行側上部に固定されてお り、湯水が洗面ボウルの手前側方向へと噴射される構成であるため、洗面ボウル で反射した湯水が洗面ボウル外へと飛散して、結局、床等を濡らしてしまう、と いう問題を有していた。
【0005】 また、上記構成からなる従来の洗面台では、洗髪後、髪を乾燥させるときに、 ドライヤーを片手で持って乾燥作業を行なわなければならないため、この乾燥作 業が非常に煩雑であると共に、ドライヤーで生成され頭部に吹き付けられる温風 が外気中に放散されて熱を失いやすいため、乾燥効率が非常に悪い、という問題 をも有していた。
【0006】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、両手を使用して洗髪作業および濡れた髪の乾燥作業を行なうことができる と共に、洗髪時にシャワーヘッドから噴射された温水が洗面ボウルで反射しても 床に飛散する虞れが全く生じない洗髪洗面台を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係る洗髪洗面台にあっては、キャビネッ ト本体の上部に、縦断面略C字状に形成され、かつ、前方部が大きく開口されて なる洗面ボウルを取り付け、該洗面ボウルの天井部前方内側に、シャワーヘッド およびドライヤーの温風吹き出し口を配設し、上記シャワーヘッドは、湯水を洗 面ボウル内奥行方向に噴射するように構成されていることを特徴とするものであ る。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に示す実施例に基き、この考案を詳細に説明する。
【0009】 図1乃至図3は、この考案に係る洗髪洗面台を洗面化粧台に適用した第1実施 例を示しており、この実施例に係る洗面化粧台は、キャビネット本体1の上部に 略球状の洗面ボウル10が取り付けられていると共に、この洗面ボウル10の上 部にミラーキャビネット2が配設されている。
【0010】 上記洗面ボウル10は、断面形状が略C字状に形成されていると共に、その前 方部が大きく開口11されて構成されており、その底部12が上記キャビネット 本体1の上部開口に落とし込まれた状態で安定的に装着されている。
【0011】 また、上記洗面ボウル10の底部には排水口13が開設されており、この排水 口13には、図示はしないが、公知のポップアップ式排水栓が装着されている。 尚、図中符合26は、上記排水口13に連通接続された排水管である。
【0012】 さらに、上記洗面ボウル10の天井部14の内側前方部には、シャワーヘッド 15の吐水口16が配設され、また、この吐出口16よりも奥行側には、ドライ ヤー17の温風吹き出し口18が配設されている。
【0013】 このシャワーヘッド15は、上記洗面ボウル10に形成された空隙部20内に 配管されてなるパイプ21の一端部に連通接続されていると共に、該パイプ21 の他端部は、洗面ボウル10外へと導き出され、その終端部は、図示しない温水 生成装置へと連通接続されている。
【0014】 また、シャワーヘッド15の吐水口16は、図2と図3に示すように、洗面ボ ウル10の前面側前下がり部分に取り付けられており、吐水口16から噴射され る湯水が洗面ボウル10の奥行側方向へと噴射されるように配設されている。
【0015】 尚、上記洗面ボウル10の奥行側中途部には、湯温調節バルブ22が配設され ており、該湯温調節バルブ22を調節することで、上記シャワーヘッド15の吐 水口16から噴射される湯温を所望の温度に調整することができる。尚、図中2 3は、上記湯温調節バルブ22に並設された洗面用水の吐水口である。
【0016】 ドライヤー17は、上記洗面ボウル10の手前側上面に配設されており、該ド ライヤー17の本体部手前側には、該ドライヤー17をオン・オフ制御すると共 に、温風温度を調節することができるスイッチ24が配設されている。尚、上記 ドライヤー17自体の構成は、公知のものと同様であるので、その詳細な説明を ここでは省略する。
【0017】 このように構成されたドライヤー17で生成された温風は、温風吹き出し口1 8から洗面ボウル10内へと送出されるが、この温風吹き出し口18は、上記シ ャワーヘッド15の吐水口16よりも奥行側の天井部14の内側前方部に取り付 けられており、該温風吹き出し口18とドライヤー17の本体部とは、フレキシ ブルパイプ25で連通接続されている。また、上記ドライヤー17から送出され た温風は洗面ボウル10の内腔部で滞留するので、髪の乾燥効率を大幅に向上さ せることができる。
【0018】 それ故、この実施例に係る洗面化粧台にあっては、洗髪するときには、湯温調 節バルブ22で所望の湯温に調整して上記パイプ21を開いた後、図2に示すよ うに、身体を略90度屈曲させ、頭部を洗面ボウル10内に挿入する。これによ り、温水は、洗面ボウル10内に挿入された頭部の後ろ側から洗面ボウル10の 奥行側方向へと噴射されて供給されるため、上記湯水が上記洗面ボウル10で反 射して床を濡らすことがなく、しかも、両手で洗髪作業を行なうことができる。 また、本実施例では、洗面ボウル10が略球上に形成されているので、その両側 部分にも所謂衝立部が形成されることになるため、より確実に湯水の飛散を防止 することができる。勿論、洗面ボウル10内に流下した湯水は、排水口13から 排水管26を経て下水管(図示せず)へと排水される。尚、洗面する場合には、 洗面用水の水栓(図示せず)を開操作することで吐水口23から湯水が供給され る。
【0019】 このようにして洗髪作業が終了し、濡れた髪を乾かすときには、上記湯温調節 バルブ22を閉じて、シャワーヘッド15の吐水口16からの湯水の噴射を中止 させ、次に、上記ドライヤー17のスイッチ24をオンさせて温風を上記温風吹 き出し口18から洗面ボウル10内(洗面ボウル10内に挿入された頭部)に向 けて温風を送出する。これにより、頭部を両手で乾燥させることができ、また、 頭部を両手で乾燥させているときに飛散する水滴も洗面ボウル10内で確実に受 け止めることができる。
【0020】 尚、上記実施例では、洗面ボウル10の上部にミラーキャビネット2を配設し て洗面化粧台を構成した場合を例にとり説明したが、この考案にあってはこれに 限定されるものではなく、図4に示すように、ミラーキャビネットが取り付けら れていない洗面台として構成することもでき、この場合には、当該洗面台が設置 される場所の壁に、別体のミラーを配設してもよい。
【0021】 また、上記実施例では、シャワーヘッド15の吐水口16を洗面ボウル10の 天井部14に固定して構成した場合を例にとり説明したが、この考案にあっては これに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、上記シャワーヘッ ド15の吐水口16を前後方向にスライド自在に構成することもできる。
【0022】 即ち、この実施例では、上記洗面ボウル10に形成された空隙部20内に配管 されてなるパイプ21のシャワーヘッド側パイプ21Aを太径に構成し、該太径 のシャワーヘッド側パイプ21Aに、吐水口16に連通接続された細径のパイプ 21Bを一端部をスライド自在に液密に挿入し、かつ、上記吐水口16が配設さ れる上記天井部14には、該吐水口16が前後方向にスライドできるガイド溝2 7を開設したものである。
【0023】 このようにシャワーヘッド15の吐水口16を前後方向にスライド自在に構成 することで、この実施例では、洗面ボウル10から湯水が飛散しない範囲内で、 洗面ボウル10内に挿入された頭部の高さや大人と子供の違いに対応した所望の 湯水の噴射態様を容易に得ることができ、使い勝手がよくなる、という効果が得 られる。
【0024】 図6乃至図10は、この考案に係る洗髪洗面台を洗面化粧台に適用した第2実 施例を示しており、この実施例では、洗面ボウル10の上前方端部にクッション 材30を装着し、かつ、洗面ボウル10の背面部31を垂直に形成した他は、他 の構成・作用は、前記第1実施例と全く同様であるので、図面には第1実施例と 同一の符合を付して、その詳細な説明をここでは省略する。
【0025】 即ち、この実施例において、洗面ボウル10の上前方端部にクッション材30 を装着したのは、洗髪・乾燥作業後に頭部を洗面ボウル10内から抜くときに、 該頭部が上記洗面ボウル10の上前方端部に衝合して頭部を傷付けないためであ る。
【0026】 また、洗面ボウル10の背面部31を垂直に形成することで、ミラーキャビネ ット2を洗面ボウル10に取り付け易くなり、さらには、上記湯温調節バルブ2 2や手洗浄用水の吐水口23が取り付け易くなる。
【0027】 さらに、この実施例では、洗面ボウル10の背面部31を垂直に形成すること ができるので、第1実施例の洗面ボウル10に比べて洗面ボウル10の高さを大 きく取ることができ、その結果、頭部と洗面ボウル10の天井部14とのクリア ランスを大きく取ることができるので、洗髪・乾燥作業を余裕をもって楽な姿勢 で行なうことができる、という効果も得られる。
【0028】 尚、上記実施例では、上記湯温調節バルブ22は、切替えバルブ32と給水バ ルブ33および給湯バルブ34とで構成されている。
【0029】
【考案の効果】
この考案に係る洗髪洗面台は、以上説明したように構成されているので、両手 を使用して洗髪作業および濡れた髪の乾燥作業を行なうことができると共に、洗 髪時にシャワーヘッドから噴射された温水が洗面ボウルで反射しても床に飛散す る虞れが生じない等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る洗髪洗面台を洗面化粧台に適用
した第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同洗面化粧台で洗髪を行なっている状態を示す
断面説明図である。
【図3】同洗面化粧台で髪の乾燥を行なっている状態を
示す断面説明図である。
【図4】この考案を洗面台に適用した一例を示す斜視図
である。
【図5】シャワーヘッドの吐水口をスライド自在に構成
した一例を示す要部拡大断面図である。
【図6】この考案に係る洗髪洗面台を洗面化粧台に適用
した第2実施例を示す斜視図である。
【図7】同洗面化粧台の正面図である。
【図8】同洗面化粧台で洗髪を行なっている状態を示す
断面説明図である。
【図9】同洗面化粧台で髪の乾燥を行なっている状態を
示す断面説明図である。
【図10】同洗面化粧台で洗面する場合を示す断面説明
図である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2 ミラーキャビネット 10 洗面ボウル 11 開口 14 天井部 15 シャワーヘッド 16 吐水口 17 ドライヤー 18 温風吹き出し口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の上部に、縦断面略C
    字状に形成され、かつ、前方部が大きく開口されてなる
    洗面ボウルを取り付け、該洗面ボウルの天井部前方内側
    に、シャワーヘッドおよびドライヤーの温風吹き出し口
    を配設し、上記シャワーヘッドは、湯水を洗面ボウル内
    奥行方向に噴射するように構成されていることを特徴と
    する洗髪洗面台。
JP1993073688U 1993-12-27 1993-12-27 洗髪洗面台 Expired - Fee Related JP2591020Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101169A (ja) * 1973-12-05 1975-08-11
JPH0412139U (ja) * 1990-05-18 1992-01-31

Patent Citations (2)

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