JP2591020Y2 - 洗髪洗面台 - Google Patents
洗髪洗面台Info
- Publication number
- JP2591020Y2 JP2591020Y2 JP1993073688U JP7368893U JP2591020Y2 JP 2591020 Y2 JP2591020 Y2 JP 2591020Y2 JP 1993073688 U JP1993073688 U JP 1993073688U JP 7368893 U JP7368893 U JP 7368893U JP 2591020 Y2 JP2591020 Y2 JP 2591020Y2
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- JP
- Japan
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- basin
- hair
- washing
- wash
- head
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、髪を洗うことができ
る洗髪洗面台に係り、特に、洗髪時における水はねを確
実に防止し、かつ、両手で洗髪および髪の乾燥を行なう
ことができる洗髪洗面台に関する。
る洗髪洗面台に係り、特に、洗髪時における水はねを確
実に防止し、かつ、両手で洗髪および髪の乾燥を行なう
ことができる洗髪洗面台に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】洗髪ができる従来のこの種の洗
面台は、その洗面ボウルの断面形状が略U字状に形成さ
れたものが一般的であり、洗髪時には、身体を屈曲させ
た無理な姿勢でシャワーヘッドを片手で持って洗髪作業
を行なわなければならないため、洗面ボウルで反射した
水滴が洗面ボウル外へと飛散してフロアを濡らす、とい
う問題を有していた。
面台は、その洗面ボウルの断面形状が略U字状に形成さ
れたものが一般的であり、洗髪時には、身体を屈曲させ
た無理な姿勢でシャワーヘッドを片手で持って洗髪作業
を行なわなければならないため、洗面ボウルで反射した
水滴が洗面ボウル外へと飛散してフロアを濡らす、とい
う問題を有していた。
【0003】このような従来の問題を解決するため、近
年では、実公平5−20228号公報等に示されている
ような両手で洗髪ができる洗面台が公知である。
年では、実公平5−20228号公報等に示されている
ような両手で洗髪ができる洗面台が公知である。
【0004】しかしながら、上記両手で洗髪作業を行な
うことができる従来の洗面台にあっては、湯水を噴射す
るシャワーヘッドが洗面ボウルの奥行側上部に固定され
ており、湯水が洗面ボウルの手前側方向へと噴射される
構成であるため、洗面ボウルで反射した湯水が洗面ボウ
ル外へと飛散して、結局、床等を濡らしてしまう、とい
う問題を有していた。
うことができる従来の洗面台にあっては、湯水を噴射す
るシャワーヘッドが洗面ボウルの奥行側上部に固定され
ており、湯水が洗面ボウルの手前側方向へと噴射される
構成であるため、洗面ボウルで反射した湯水が洗面ボウ
ル外へと飛散して、結局、床等を濡らしてしまう、とい
う問題を有していた。
【0005】また、上記構成からなる従来の洗面台で
は、洗髪後、髪を乾燥させるときに、ドライヤーを片手
で持って乾燥作業を行なわなければならないため、この
乾燥作業が非常に煩雑であると共に、ドライヤーで生成
され頭部に吹き付けられる温風が外気中に放散されて熱
を失いやすいため、乾燥効率が非常に悪い、という問題
をも有していた。
は、洗髪後、髪を乾燥させるときに、ドライヤーを片手
で持って乾燥作業を行なわなければならないため、この
乾燥作業が非常に煩雑であると共に、ドライヤーで生成
され頭部に吹き付けられる温風が外気中に放散されて熱
を失いやすいため、乾燥効率が非常に悪い、という問題
をも有していた。
【0006】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、両手を使用し
て洗髪作業および濡れた髪の乾燥作業を行なうことがで
きると共に、洗髪時にシャワーヘッドから噴射された温
水が洗面ボウルで反射しても床に飛散する虞れが全く生
じない洗髪洗面台を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、両手を使用し
て洗髪作業および濡れた髪の乾燥作業を行なうことがで
きると共に、洗髪時にシャワーヘッドから噴射された温
水が洗面ボウルで反射しても床に飛散する虞れが全く生
じない洗髪洗面台を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係る洗髪洗面台にあっては、キャビネッ
ト本体の上部に、天井部が挿入された頭部を覆う位置ま
で張り出すように縦断面略C字状に形成され、かつ、前
方部が大きく開口されてなる洗面ボウルを取り付けると
共に、該洗面ボウルの両側に洗髪作業のときに肘が衝突
しない範囲で開口する切欠部を夫々形成し、さらに、上
記洗面ボウルの天井部前方内側に、シャワーヘッドおよ
びドライヤーの温風吹き出し口を配設し、上記シャワー
ヘッドは、湯水を洗面ボウル内奥行方向に噴射するよう
に構成したことを特徴とするものである。
め、この考案に係る洗髪洗面台にあっては、キャビネッ
ト本体の上部に、天井部が挿入された頭部を覆う位置ま
で張り出すように縦断面略C字状に形成され、かつ、前
方部が大きく開口されてなる洗面ボウルを取り付けると
共に、該洗面ボウルの両側に洗髪作業のときに肘が衝突
しない範囲で開口する切欠部を夫々形成し、さらに、上
記洗面ボウルの天井部前方内側に、シャワーヘッドおよ
びドライヤーの温風吹き出し口を配設し、上記シャワー
ヘッドは、湯水を洗面ボウル内奥行方向に噴射するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基き、この考
案を詳細に説明する。
案を詳細に説明する。
【0009】図1乃至図3は、この考案に係る洗髪洗面
台を洗面化粧台に適用した第1実施例を示しており、こ
の実施例に係る洗面化粧台は、キャビネット本体1の上
部に略球状の洗面ボウル10が取り付けられていると共
に、この洗面ボウル10の上部にミラーキャビネット2
が配設されている。
台を洗面化粧台に適用した第1実施例を示しており、こ
の実施例に係る洗面化粧台は、キャビネット本体1の上
部に略球状の洗面ボウル10が取り付けられていると共
に、この洗面ボウル10の上部にミラーキャビネット2
が配設されている。
【0010】上記洗面ボウル10は、天井部14が洗髪
者の挿入された頭部を覆う位置まで張り出すように断面
形状が略C字状に形成されていると共に、その前方部が
大きく開口11されて構成されていると共に、該洗面ボ
ウル10の両側には、洗髪作業のときに肘が衝突しない
範囲で開口する切欠部S,Sが夫々形成されており、該
洗面ボウルの底部12が上記キャビネット本体1の上部
開口に落とし込まれた状態で安定的に装着されている。
者の挿入された頭部を覆う位置まで張り出すように断面
形状が略C字状に形成されていると共に、その前方部が
大きく開口11されて構成されていると共に、該洗面ボ
ウル10の両側には、洗髪作業のときに肘が衝突しない
範囲で開口する切欠部S,Sが夫々形成されており、該
洗面ボウルの底部12が上記キャビネット本体1の上部
開口に落とし込まれた状態で安定的に装着されている。
【0011】また、上記洗面ボウル10の底部には排水
口13が開設されており、この排水口13には、図示は
しないが、公知のポップアップ式排水栓が装着されてい
る。尚、図中符合26は、上記排水口13に連通接続さ
れた排水管である。
口13が開設されており、この排水口13には、図示は
しないが、公知のポップアップ式排水栓が装着されてい
る。尚、図中符合26は、上記排水口13に連通接続さ
れた排水管である。
【0012】さらに、上記洗面ボウル10の天井部14
の内側前方部には、シャワーヘッド15の吐水口16が
配設され、また、この吐出口16よりも奥行側には、ド
ライヤー17の温風吹き出し口18が配設されている。
の内側前方部には、シャワーヘッド15の吐水口16が
配設され、また、この吐出口16よりも奥行側には、ド
ライヤー17の温風吹き出し口18が配設されている。
【0013】このシャワーヘッド15は、上記洗面ボウ
ル10に形成された空隙部20内に配管されてなるパイ
プ21の一端部に連通接続されていると共に、該パイプ
21の他端部は、洗面ボウル10外へと導き出され、そ
の終端部は、図示しない温水生成装置へと連通接続され
ている。
ル10に形成された空隙部20内に配管されてなるパイ
プ21の一端部に連通接続されていると共に、該パイプ
21の他端部は、洗面ボウル10外へと導き出され、そ
の終端部は、図示しない温水生成装置へと連通接続され
ている。
【0014】また、シャワーヘッド15の吐水口16
は、図2と図3に示すように、洗面ボウル10の前面側
前下がり部分に取り付けられており、吐水口16から噴
射される湯水が洗面ボウル10の奥行側方向へと噴射さ
れるように配設されている。
は、図2と図3に示すように、洗面ボウル10の前面側
前下がり部分に取り付けられており、吐水口16から噴
射される湯水が洗面ボウル10の奥行側方向へと噴射さ
れるように配設されている。
【0015】尚、上記洗面ボウル10の奥行側中途部に
は、湯温調節バルブ22が配設されており、該湯温調節
バルブ22を調節することで、上記シャワーヘッド15
の吐水口16から噴射される湯温を所望の温度に調整す
ることができる。尚、図中23は、上記湯温調節バルブ
22に並設された洗面用水の吐水口である。
は、湯温調節バルブ22が配設されており、該湯温調節
バルブ22を調節することで、上記シャワーヘッド15
の吐水口16から噴射される湯温を所望の温度に調整す
ることができる。尚、図中23は、上記湯温調節バルブ
22に並設された洗面用水の吐水口である。
【0016】ドライヤー17は、上記洗面ボウル10の
手前側上面に配設されており、該ドライヤー17の本体
部手前側には、該ドライヤー17をオン・オフ制御する
と共に、温風温度を調節することができるスイッチ24
が配設されている。尚、上記ドライヤー17自体の構成
は、公知のものと同様であるので、その詳細な説明をこ
こでは省略する。
手前側上面に配設されており、該ドライヤー17の本体
部手前側には、該ドライヤー17をオン・オフ制御する
と共に、温風温度を調節することができるスイッチ24
が配設されている。尚、上記ドライヤー17自体の構成
は、公知のものと同様であるので、その詳細な説明をこ
こでは省略する。
【0017】このように構成されたドライヤー17で生
成された温風は、温風吹き出し口18から洗面ボウル1
0内へと送出されるが、この温風吹き出し口18は、上
記シャワーヘッド15の吐水口16よりも奥行側の天井
部14の内側前方部に取り付けられており、該温風吹き
出し口18とドライヤー17の本体部とは、フレキシブ
ルパイプ25で連通接続されている。また、上記ドライ
ヤー17から送出された温風は洗面ボウル10の内腔部
で滞留するので、髪の乾燥効率を大幅に向上させること
ができる。
成された温風は、温風吹き出し口18から洗面ボウル1
0内へと送出されるが、この温風吹き出し口18は、上
記シャワーヘッド15の吐水口16よりも奥行側の天井
部14の内側前方部に取り付けられており、該温風吹き
出し口18とドライヤー17の本体部とは、フレキシブ
ルパイプ25で連通接続されている。また、上記ドライ
ヤー17から送出された温風は洗面ボウル10の内腔部
で滞留するので、髪の乾燥効率を大幅に向上させること
ができる。
【0018】それ故、この実施例に係る洗面化粧台にあ
っては、洗髪するときには、湯温調節バルブ22で所望
の湯温に調整して上記パイプ21を開いた後、図2に示
すように、身体を略90度屈曲させ、頭部を洗面ボウル
10内に挿入する。これにより、温水は、洗面ボウル1
0内に挿入された頭部の後ろ側から洗面ボウル10の奥
行側方向へと噴射されて供給されるため、上記湯水が上
記洗面ボウル10で反射して床を濡らすことがなく、し
かも、洗面ボウル10の両側には切欠部S,Sが形成さ
れているので、肘が洗面ボウルに衝突したり、肘を狭め
た窮屈な姿勢で洗髪作業を行なう必要がなく、両手で洗
髪作業を楽に行なうことができる。また、本実施例で
は、洗面ボウル10が略球状に形成されているので、そ
の両側部分で切欠部S,Sを除く部分が所謂衝立部とし
て機能するため、湯水の飛散を効率的に防止することが
できる。勿論、洗面ボウル10内に流下した湯水は、排
水口13から排水管26を経て下水管(図示せず)へと
排水される。尚、洗面する場合には、洗面用水の水栓
(図示せず)を開操作することで吐水口23から湯水が
供給される。
っては、洗髪するときには、湯温調節バルブ22で所望
の湯温に調整して上記パイプ21を開いた後、図2に示
すように、身体を略90度屈曲させ、頭部を洗面ボウル
10内に挿入する。これにより、温水は、洗面ボウル1
0内に挿入された頭部の後ろ側から洗面ボウル10の奥
行側方向へと噴射されて供給されるため、上記湯水が上
記洗面ボウル10で反射して床を濡らすことがなく、し
かも、洗面ボウル10の両側には切欠部S,Sが形成さ
れているので、肘が洗面ボウルに衝突したり、肘を狭め
た窮屈な姿勢で洗髪作業を行なう必要がなく、両手で洗
髪作業を楽に行なうことができる。また、本実施例で
は、洗面ボウル10が略球状に形成されているので、そ
の両側部分で切欠部S,Sを除く部分が所謂衝立部とし
て機能するため、湯水の飛散を効率的に防止することが
できる。勿論、洗面ボウル10内に流下した湯水は、排
水口13から排水管26を経て下水管(図示せず)へと
排水される。尚、洗面する場合には、洗面用水の水栓
(図示せず)を開操作することで吐水口23から湯水が
供給される。
【0019】このようにして洗髪作業が終了し、濡れた
髪を乾かすときには、上記湯温調節バルブ22を閉じ
て、シャワーヘッド15の吐水口16からの湯水の噴射
を中止させ、次に、上記ドライヤー17のスイッチ24
をオンさせて温風を上記温風吹き出し口18から洗面ボ
ウル10内(洗面ボウル10内に挿入された頭部)に向
けて温風を送出する。これにより、頭部を両手で乾燥さ
せることができ、また、頭部を両手で乾燥させていると
きに飛散する水滴も洗面ボウル10内で確実に受け止め
ることができる。
髪を乾かすときには、上記湯温調節バルブ22を閉じ
て、シャワーヘッド15の吐水口16からの湯水の噴射
を中止させ、次に、上記ドライヤー17のスイッチ24
をオンさせて温風を上記温風吹き出し口18から洗面ボ
ウル10内(洗面ボウル10内に挿入された頭部)に向
けて温風を送出する。これにより、頭部を両手で乾燥さ
せることができ、また、頭部を両手で乾燥させていると
きに飛散する水滴も洗面ボウル10内で確実に受け止め
ることができる。
【0020】尚、上記実施例では、洗面ボウル10の上
部にミラーキャビネット2を配設して洗面化粧台を構成
した場合を例にとり説明したが、この考案にあってはこ
れに限定されるものではなく、図4に示すように、ミラ
ーキャビネットが取り付けられていない洗面台として構
成することもでき、この場合には、当該洗面台が設置さ
れる場所の壁に、別体のミラーを配設してもよい。
部にミラーキャビネット2を配設して洗面化粧台を構成
した場合を例にとり説明したが、この考案にあってはこ
れに限定されるものではなく、図4に示すように、ミラ
ーキャビネットが取り付けられていない洗面台として構
成することもでき、この場合には、当該洗面台が設置さ
れる場所の壁に、別体のミラーを配設してもよい。
【0021】また、上記実施例では、シャワーヘッド1
5の吐水口16を洗面ボウル10の天井部14に固定し
て構成した場合を例にとり説明したが、この考案にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、図5に示
すように、上記シャワーヘッド15の吐水口16を前後
方向にスライド自在に構成することもできる。
5の吐水口16を洗面ボウル10の天井部14に固定し
て構成した場合を例にとり説明したが、この考案にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、図5に示
すように、上記シャワーヘッド15の吐水口16を前後
方向にスライド自在に構成することもできる。
【0022】即ち、この実施例では、上記洗面ボウル1
0に形成された空隙部20内に配管されてなるパイプ2
1のシャワーヘッド側パイプ21Aを太径に構成し、該
太径のシャワーヘッド側パイプ21Aに、吐水口16に
連通接続された細径のパイプ21Bを一端部をスライド
自在に液密に挿入し、かつ、上記吐水口16が配設され
る上記天井部14には、該吐水口16が前後方向にスラ
イドできるガイド溝27を開設したものである。
0に形成された空隙部20内に配管されてなるパイプ2
1のシャワーヘッド側パイプ21Aを太径に構成し、該
太径のシャワーヘッド側パイプ21Aに、吐水口16に
連通接続された細径のパイプ21Bを一端部をスライド
自在に液密に挿入し、かつ、上記吐水口16が配設され
る上記天井部14には、該吐水口16が前後方向にスラ
イドできるガイド溝27を開設したものである。
【0023】このようにシャワーヘッド15の吐水口1
6を前後方向にスライド自在に構成することで、この実
施例では、洗面ボウル10から湯水が飛散しない範囲内
で、洗面ボウル10内に挿入された頭部の高さや大人と
子供の違いに対応した所望の湯水の噴射態様を容易に得
ることができ、使い勝手がよくなる、という効果が得ら
れる。
6を前後方向にスライド自在に構成することで、この実
施例では、洗面ボウル10から湯水が飛散しない範囲内
で、洗面ボウル10内に挿入された頭部の高さや大人と
子供の違いに対応した所望の湯水の噴射態様を容易に得
ることができ、使い勝手がよくなる、という効果が得ら
れる。
【0024】図6乃至図10は、この考案に係る洗髪洗
面台を洗面化粧台に適用した第2実施例を示しており、
この実施例では、洗面ボウル10の上前方端部にクッシ
ョン材30を装着し、かつ、洗面ボウル10の背面部3
1を垂直に形成した他は、他の構成・作用は、前記第1
実施例と全く同様であるので、図面には第1実施例と同
一の符合を付して、その詳細な説明をここでは省略す
る。
面台を洗面化粧台に適用した第2実施例を示しており、
この実施例では、洗面ボウル10の上前方端部にクッシ
ョン材30を装着し、かつ、洗面ボウル10の背面部3
1を垂直に形成した他は、他の構成・作用は、前記第1
実施例と全く同様であるので、図面には第1実施例と同
一の符合を付して、その詳細な説明をここでは省略す
る。
【0025】即ち、この実施例において、洗面ボウル1
0の上前方端部にクッション材30を装着したのは、洗
髪・乾燥作業後に頭部を洗面ボウル10内から抜くとき
に、該頭部が上記洗面ボウル10の上前方端部に衝合し
て頭部を傷付けないためである。
0の上前方端部にクッション材30を装着したのは、洗
髪・乾燥作業後に頭部を洗面ボウル10内から抜くとき
に、該頭部が上記洗面ボウル10の上前方端部に衝合し
て頭部を傷付けないためである。
【0026】また、洗面ボウル10の背面部31を垂直
に形成することで、ミラーキャビネット2を洗面ボウル
10に取り付け易くなり、さらには、上記湯温調節バル
ブ22や手洗浄用水の吐水口23が取り付け易くなる。
に形成することで、ミラーキャビネット2を洗面ボウル
10に取り付け易くなり、さらには、上記湯温調節バル
ブ22や手洗浄用水の吐水口23が取り付け易くなる。
【0027】さらに、この実施例では、洗面ボウル10
の背面部31を垂直に形成することができるので、第1
実施例の洗面ボウル10に比べて洗面ボウル10の高さ
を大きく取ることができ、その結果、頭部と洗面ボウル
10の天井部14とのクリアランスを大きく取ることが
できるので、洗髪・乾燥作業を余裕をもって楽な姿勢で
行なうことができる、という効果も得られる。
の背面部31を垂直に形成することができるので、第1
実施例の洗面ボウル10に比べて洗面ボウル10の高さ
を大きく取ることができ、その結果、頭部と洗面ボウル
10の天井部14とのクリアランスを大きく取ることが
できるので、洗髪・乾燥作業を余裕をもって楽な姿勢で
行なうことができる、という効果も得られる。
【0028】尚、上記実施例では、上記湯温調節バルブ
22は、切替えバルブ32と給水バルブ33および給湯
バルブ34とで構成されている。
22は、切替えバルブ32と給水バルブ33および給湯
バルブ34とで構成されている。
【0029】
【考案の効果】この考案に係る洗髪洗面台は、以上説明
したように、洗面ボウルの両側に切欠部を形成して、洗
髪時に肘が洗面ボウルに衝突したり、肘を狭めた窮屈な
姿勢で洗髪作業を行なう必要がなく、両手で洗髪作業お
よび濡れた髪の乾燥作業を楽に行なうことができると共
に、デザイン的にも斬新であり、また、洗髪時にシャワ
ーヘッドから噴射された温水が洗面ボウルで反射しても
床に飛散する虞れが生じない等、幾多の優れた効果を奏
する。
したように、洗面ボウルの両側に切欠部を形成して、洗
髪時に肘が洗面ボウルに衝突したり、肘を狭めた窮屈な
姿勢で洗髪作業を行なう必要がなく、両手で洗髪作業お
よび濡れた髪の乾燥作業を楽に行なうことができると共
に、デザイン的にも斬新であり、また、洗髪時にシャワ
ーヘッドから噴射された温水が洗面ボウルで反射しても
床に飛散する虞れが生じない等、幾多の優れた効果を奏
する。
【図1】この考案に係る洗髪洗面台を洗面化粧台に適用
した第1実施例を示す斜視図である。
した第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同洗面化粧台で洗髪を行なっている状態を示す
断面説明図である。
断面説明図である。
【図3】同洗面化粧台で髪の乾燥を行なっている状態を
示す断面説明図である。
示す断面説明図である。
【図4】この考案を洗面台に適用した一例を示す斜視図
である。
である。
【図5】シャワーヘッドの吐水口をスライド自在に構成
した一例を示す要部拡大断面図である。
した一例を示す要部拡大断面図である。
【図6】この考案に係る洗髪洗面台を洗面化粧台に適用
した第2実施例を示す斜視図である。
した第2実施例を示す斜視図である。
【図7】同洗面化粧台の正面図である。
【図8】同洗面化粧台で洗髪を行なっている状態を示す
断面説明図である。
断面説明図である。
【図9】同洗面化粧台で髪の乾燥を行なっている状態を
示す断面説明図である。
示す断面説明図である。
【図10】同洗面化粧台で洗面する場合を示す断面説明
図である。
図である。
1 キャビネット本体 2 ミラーキャビネット 10 洗面ボウル 11 開口 14 天井部 15 シャワーヘッド 16 吐水口 17 ドライヤー 18 温風吹き出し口
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネット本体の上部に、天井部が挿
入された頭部を覆う位置まで張り出すように縦断面略C
字状に形成され、かつ、前方部が大きく開口されてなる
洗面ボウルを取り付けると共に、該洗面ボウルの両側に
洗髪作業のときに肘が衝突しない範囲で開口する切欠部
を夫々形成し、さらに、上記洗面ボウルの天井部前方内
側に、シャワーヘッドおよびドライヤーの温風吹き出し
口を配設し、上記シャワーヘッドは、湯水を洗面ボウル
内奥行方向に噴射するように構成されていることを特徴
とする洗髪洗面台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993073688U JP2591020Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 洗髪洗面台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993073688U JP2591020Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 洗髪洗面台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738267U JPH0738267U (ja) | 1995-07-14 |
JP2591020Y2 true JP2591020Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=13525410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993073688U Expired - Fee Related JP2591020Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 洗髪洗面台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591020Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022077567A (ja) * | 2020-11-12 | 2022-05-24 | 株式会社永賢組 | 洗面台 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50101169A (ja) * | 1973-12-05 | 1975-08-11 | ||
JPH0412139U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993073688U patent/JP2591020Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0738267U (ja) | 1995-07-14 |
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