JPH0737942Y2 - 自動車用シール部材の取付構造 - Google Patents

自動車用シール部材の取付構造

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JPH0737942Y2
JPH0737942Y2 JP1988043868U JP4386888U JPH0737942Y2 JP H0737942 Y2 JPH0737942 Y2 JP H0737942Y2 JP 1988043868 U JP1988043868 U JP 1988043868U JP 4386888 U JP4386888 U JP 4386888U JP H0737942 Y2 JPH0737942 Y2 JP H0737942Y2
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JP
Japan
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door
cover plate
base portion
seal member
rocker
Prior art date
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JPH01145818U (ja
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政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車におけるシール部材の取付構造、特にド
ア下端とロッカとの間をシールするシール部材の取付構
造に関するものである。
[従来技術] 自動車ドアの下端縁と、フロアの側縁に沿って設けたロ
ッカとの間の隙間からほこりや泥水が入ってロッカのス
テップ部が汚されるのを防ぐため、ドアの下端に沿っ
て、先端がロッカの外面と接触するシール部材を取付け
たものがある(西独特許第2507204号、西独特許第29458
36号)。
一方、近時、ドアの下部がタイヤからの小石等で傷付け
られるのを防ぐために、ドアの下部外面に幅広のモール
状カバー部材を設けた自動車が増加している。このカバ
ー部材は一般にクリップ等でドア下部外面に取付られる
が、自動車走行時にドアの振動とカバー部材の振動が一
致しないことや組付けのバラツキから、カバー部材の下
端縁とドア面とが振動で干渉し、長期間使用においては
ドアの塗装を傷め、錆発生の原因となるおそれがある。
このため、カバー部材の下端とドア面との間にパッド材
を介在せしめることがなされている。
[本考案が解決しようとする課題] そこで本考案は、上記カバー板の下端にシール部材を取
付け、かつシール部材の取付基部に上記パッド材の役割
を果さしめることで、カバー板を備えたドアにおけるロ
ッカとの間の隙間のシール、およびカバー板のドアとの
干渉防止を同時に達成しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は第2図に例示するように、ドア1の下部外面に
これを覆うように取付けた幅広モール状のカバー板の下
端に、シール部材4を設けてその先端をロッカ2の外面
に接触するようになし、シール部材4の基部41を、カバ
ー板3の下端とドア1の下端との間に圧入せしめて、カ
バー板3の下端に嵌着する取付構造としたことを特徴と
する。
[作用、効果] シール部材4を取付けたことで、ドア下端のカバー板3
とロッカ2との間がシールされ、かつシール部材4の基
部41を利用することで、振動時におけるカバー板3とド
ア1との間の干渉が防がれる。従ってドア1の下端の塗
装傷みは生じない。
[実施例] 第1図および第2図に示す実施例において、ドア1の下
部外面には、これを覆うように合成樹脂よりなる幅広モ
ール状のカバー板3が取付けてある。カバー板3はその
幅方向中央部の裏面に突設したステー31をドア1のアウ
タパネル11にクリップ止めすることにより取付けられて
いる。
カバー板3の下端にはこれに沿ってシール部材4が取付
けてあり、該シール部材4はロッカ2の外面と接してい
る。ドア1のインナパネル12には、シール部材4よりも
内奥位置に先端がロッカ2と接するウエザストリップ5
が取付けてあり、シール部材4とで二重のシールをなし
ている。
シール部材4は軟質のゴムまたは合成樹脂の成形体で、
基部41および基部41から下方へリップ状に延出してロッ
カと接するシール部42を備えている。基部41はカバー板
3の屈曲下端とドア1の下端との間に圧入せしめてあ
り、基部41の外面側に形成した凹所411によりカバー板
3の屈曲下端に嵌合せしめてある。嵌合部は接着剤にて
結合せしめてある。
第3図はシール部材4の取付構造の他の実施例を示すも
ので、基部41には中空部412が形成してあって、この中
空部412がカバー板3の下端とドア1の下端との間に圧
入せしめてある。他の構造は上記実施例と同一である。
第4図は更に他の実施例を示すものである。カバー板3
の下端は断面く字状の屈曲形状としてある。シール部材
4の基部41は上記下端にこれを包むように嵌合する断面
U字形で、内面側にはドア1の下端に圧着するリップ41
3を備えている。U字形の基部41は硬質のゴムまたは合
成樹脂、リップ413およびシール部42は軟質のゴムまた
は合成樹脂よりなる。
しかして上記いずれの実施例においても、シール部材4
によりカバー板3とロッカ2との間の隙間はシールさ
れ、ほこり等の侵入が防がれる。また、シール部材4の
基部41をカバー板3の下端に取付けることで、同時に基
部41の一部がカバー板3とドア1との間に圧入介在する
状態となり、自動車走行時の振動でカバー板3ががたつ
き、その下端がドア1と干渉してドア1の塗装面を傷め
ることはない。
また、第3図および第4図の実施例では基部41に中空部
412またはリップ413を設けたことで、カバー板3の下端
とドア1の下端との隙間幅が異っても、これに対応する
ことができる。また第4図の実施例では、基部41は、こ
れをカバー板3の下端に嵌め込むことで、接着剤を用い
ることなくカバー板3に確実に保持せしめ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシール部材を備えた自動車の側面図、
第2図、第3図および第4図はそれぞれ本考案の実施例
を示すもので第1図のA−A線に沿う位置での断面図で
ある。 1……ドア 2……ロッカ 3……カバー板 4……シール部材 41……基部 42……シール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ドアの下部外面にこれを覆うように
    取付けた幅広モール状のカバー板の下端に、該下端に沿
    って取付ける基部と、基部より下方に伸出して先端がロ
    ッカの外面に接触するリップ状のシール部よりなるシー
    ル部材を設け、上記基部を、カバー板の下端とドアの下
    端との間に圧入せしめて、カバー板の下端に嵌着したこ
    とを特徴とする自動車用シール部材の取付構造。
JP1988043868U 1988-03-24 1988-03-31 自動車用シール部材の取付構造 Expired - Lifetime JPH0737942Y2 (ja)

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JP1988043868U JPH0737942Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 自動車用シール部材の取付構造
US07/304,658 US4892348A (en) 1988-03-24 1989-02-01 Construction of lower part of door in motor vehicle
DE3909277A DE3909277A1 (de) 1988-03-24 1989-03-21 Abschlussverbund fuer den unteren teil einer kraftfahrzeugtuer

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JP5106277B2 (ja) * 2008-07-02 2012-12-26 西川ゴム工業株式会社 見切りシールの取付構造。
JP2010269743A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Tsuchiya Tsco Co Ltd プロテクタ
JP5087592B2 (ja) 2009-07-14 2012-12-05 本田技研工業株式会社 車両用ドアの下部構造

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JPH01145818U (ja) 1989-10-06

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