JPH0737823U - バックドアにおけるハ−ネスの配索構造 - Google Patents

バックドアにおけるハ−ネスの配索構造

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JPH0737823U
JPH0737823U JP6857093U JP6857093U JPH0737823U JP H0737823 U JPH0737823 U JP H0737823U JP 6857093 U JP6857093 U JP 6857093U JP 6857093 U JP6857093 U JP 6857093U JP H0737823 U JPH0737823 U JP H0737823U
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JP
Japan
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back door
harness
clamp
mastic
flange
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Pending
Application number
JP6857093U
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English (en)
Inventor
康一 山脇
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、バックドアに配索されるハ−ネス
から車室内への水の侵入を防止することを目的とする。 【構成】バックドア11のインナパネル14に設けられ
る作業孔15の下開口縁15aからバックドアのアウタ
パネル16に向かって延びるマスチックフランジ17を
設けるとともに、バックドア上部からバックドア下部に
配置された電装品にハ−ネス13を配索するものにおい
て、マスチックフランジ17の上記電装品とは反対側に
クランプ19をオフセットさせて設け、外クランプ19
にハ−ネス13を保持した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のバックドアにおけるハ−ネスの配索構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
自動車のバックドアは図4乃至図6に示すようにバックドア1内にリヤワイパ −のワイパ−モ−タ2等の電装品が取付けられ、この電装品に対してバックドア 上部からハ−ネス3が配索されている。他方、バックドア1のインナパネル4に は上記電装品の取付あるいはハ−ネス3の配索作業等を行うために大きな作業孔 5が設けられるとともに、バックドア1のアウタパネル6の面剛性を確保するた め、上記作業孔5の下開口縁5aからアウタパネル6内面に向かって斜上方に延 びるマスチックフランジ7が設けられ、また、上記作業孔5はトリムボ−ド8を 取り付けて塞ぐようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、バックドア上部の窓枠部には図4に示すように車室の換気孔9が開口 しており、この換気孔9から雨天や洗車時にバックドア1の内部に水が流入する 。バックドア1内に流入した水は、バックドア1の下部に設けた排水口より排出 されるが、ハ−ネスに掛かった水がハ−ネスを伝って流下し、これが図4、図5 に示すように上記マスチックフランジ7の上に滴下して、車室内に侵入する問題 がある。 この考案は、このような車室内への水の侵入を防止するハ−ネスの配索構造を 提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成するためにバックドアのインナパネルに設けら れる作業孔の下開口縁からバックドアのアウタパネル内面に向かって延びるマス チックフランジを設けるとともに、バックドア上部からドア内部空間を通じてバ ックドア下部に内蔵された電装品にハ−ネスを配索するものにおいて、上記マス チックフランジの上記電装品とは反対側にクランプをオフセットさせて設け、該 クランプに上記ハ−ネスを保持したことを特徴とするものである。
【0005】
【考案の作用及び効果】
上記の構成によれば、ハ−ネスを伝ってマスチックフランジに向かって流下す る水は、クランプあるいはクランプの手前で滴下させられる。しかし、クランプ はマスチックフランジから電装品とは反対側にオフセットして設けられているた め、ハ−ネスから滴下した水は全てマスチックフランジの手前でバックドアの下 部に落ち込み排出口から排出される。 したがって、雨水等がマスチックフランジを伝って車室内へ侵入するのを確実 に防止できる。 また、ハ−ネスをクランプで保持することにより、ハ−ネスの干渉による異音 も防止できる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に従って説明する。 図1は、この考案に係るバックドアを内側から見た正面図、図2はこの考案にか かるハ−ネス配索構造を示す要部拡大正面図、図3は図2のIII −111 断面図で ある。 バックドア11の下部には、電装品のワイパ−モ−タ12が取付けられ、この ワイパ−モ−タ12に対してバックドア11の上部からハ−ネス13が配索され ている。他方、バックドア11のインナパネル14には上記ワイパ−モ−タ12 の取付あるいはハ−ネス13の配索作業等を行うために大きな作業孔15が設け られている。また、上記作業孔15の下開口縁15aにはバックドア11のアウ タパネル16の内面に向かって斜上方に延びるマスチックフランジ17が設けら れ、その先端部はマスチックシ−ラ18を介してアウタパネル16に接合されて いる。19は、ハ−ネス13をインナパネル14側に保持するためのクランプで あり、このクランプ19は、図2に示すごとくマスチックフランジ17に対して ワイパ−モ−タ12とは反対側にオフセットさせて設けられ、マスチックフラジ 17の先端をインナパネル14方向に折曲して一体に形成したブラケット20に ビス21により固定されている。
【0007】 上記クランプ19のオフセットは、クランプ19の端がその直下に位置するマ スチックフランジ17の側縁に対して鉛直方向で見て少し外れておれば十分であ る。 なお、22はクランプ19の手前に位置するハ−ネスのジョイントであり、2 3は作業孔15を塞ぐトリムボ−ドである。 以上の構造において、ハ−ネス13を伝って来る水は、ジョイント22の部分 で一部滴下し、ジョイント22を越えた水は、クランプ19に阻まれて全て滴下 させられる。このとき、クランプ19の端は上述のごとくマスチックフランジ1 7からオフセットしているので、マスチックフランジ19の上に水が滴下するこ とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るバックドアを内側からみた正面
図である。
【図2】この考案に係るハ−ネスの配索構造を示す要部
拡大正面図である。
【図3】図2におけるIII −III 断面図である。
【図4】従来のバックドアを内側からみた正面図であ
る。
【図5】従来のハ−ネスの配索構造を示す正面図であ
る。
【図6】図5におけるVI−VI断面図である。
【符号の説明】
11 バックドア 12 ワイパ−モ−タ 13 ハ−ネス 14 インナパネル 15 作業孔 15a 下開口縁 17 マスチックフランジ 19 クランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドアのインナパネルに設けられる作
    業孔の下開口縁からバックドアのアウタパネル内面に向
    かって延びるマスチックフランジを設けるとともに、バ
    ックドア上部からドア内部空間を通じてバックドア下部
    に内蔵された電装品にハ−ネスを配索するものにおい
    て、上記マスチックフランジの上記電装品とは反対側に
    クランプをオフセットさせて設け、該クランプに上記ハ
    −ネスを保持したことを特徴とするバックドアにおける
    ハ−ネスの配索構造。
JP6857093U 1993-12-22 1993-12-22 バックドアにおけるハ−ネスの配索構造 Pending JPH0737823U (ja)

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JPH0737823U true JPH0737823U (ja) 1995-07-14

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JP (1) JPH0737823U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001042037A1 (fr) * 1999-12-13 2001-06-14 Asahi Glass Company, Limited Porte arriere pour vehicule

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001042037A1 (fr) * 1999-12-13 2001-06-14 Asahi Glass Company, Limited Porte arriere pour vehicule

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