JPH0737782U - 衣服用ハンガー - Google Patents

衣服用ハンガー

Info

Publication number
JPH0737782U
JPH0737782U JP7354393U JP7354393U JPH0737782U JP H0737782 U JPH0737782 U JP H0737782U JP 7354393 U JP7354393 U JP 7354393U JP 7354393 U JP7354393 U JP 7354393U JP H0737782 U JPH0737782 U JP H0737782U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
main body
hanger
tip
side edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7354393U
Other languages
English (en)
Inventor
和胤 星川
Original Assignee
シヤイン電子株式会社
和胤 星川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シヤイン電子株式会社, 和胤 星川 filed Critical シヤイン電子株式会社
Priority to JP7354393U priority Critical patent/JPH0737782U/ja
Publication of JPH0737782U publication Critical patent/JPH0737782U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時にいちいち取外す必要がなく、せま
い車内や部屋等でも、人の行動の邪魔にならず、狭いへ
や等の美観を損なわない衣服用ハンガーを提供する。 【構成】 上方と、少なくとも一方の側面が、開口する
溝2を設けた本体1を、その溝2を下方向に向けて、溝
2の両側縁3間にその側方開口からハンガーの首部4の
先端部を挿入し、その先端部を軸棒5で溝2の両側縁3
に回動自在に軸止し、本体1と首部4とを弾性体6で係
止して、首部4を本体1方向に付勢し、本体1に磁石そ
の他の係止具を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、衣服用のハンガー、特に車両、船舶内その他狭い部屋(本願にお いては単に狭い部屋という)に適した衣服用のハンガー(以下ハンガーという) に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハンガーにはフック等係止具が付いていて、自動車等では天井等に取り 付けられた吊り紐にフックを引っ掛けてハンガーを吊り下げたり、部屋の鴨居等 にフックを引っ掛けて使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のハンガーは、衣服を掛けない場合には、そのまま懸吊しておくと、狭い 部屋では頭等に当たったり、または、見苦しい。従って、ハンガーを取り外して 別の場所に収納しなければならず、使用の都度いちいち取り出して来なければな らない。 この考案は、いちいち取り外す必要がなく、狭い部屋でも人の行動の邪魔にな らず、狭い部屋の美観を損なわないハンガーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上方と、少なくとも一方の側方に、開口する溝を設けた本体を、その溝を下方 向に向け、溝の両側縁間にその側方開口からハンガーの首棒の先端部を挿入し、 その先端部を軸棒で溝の両側縁に回動自在に軸止し、本体に係止手段を設ける。 または、上方と両側が開口する溝を設けた本体を、その溝を下方に向けて、溝 の両側縁間に、その一方の側方開口からハンガーの首棒の先端部を挿入し、その 先端部を軸棒で溝の両側縁に回動自在に軸止し、前記本体と首棒とを弾性体で係 止して、首棒を本体方向に付勢し、 前記溝の両側縁の他方の側方開口上方の本体側面に突出する固定腕部を設け、 前記固定腕部の下方の溝の側方開口から溝内に基部を挿入して軸棒で溝の両側縁 に回動自在に軸止し、中間を湾曲させた回動腕部の先端の上面を、前記固定腕部 の先端部下面に当接させ、それら両先端部を係止手段で着脱自在に固定可能とす る。
【0005】
【作用】
係止部材の本体の溝の両側縁は、ハンガーの首部の先端部を軸を介して回動自 在に軸止する。 弾性体は、ハンガーの首部を係止部材の本体側に付勢し、ハンガーを上方へは ね上がらせる。 係止部材の本体の係止手段は、係止部材を狭い部屋の金属天井、または、屋内 または屋外の壁や天井等の釘や紐に係止を可能とする。 固定腕部および回動腕部は、両者間の間隔に紐等を挟み、係止部材の本体をそ の紐等に係止することを可能とする。 ハンガーは、衣服を掛けない場合には、弾性体にひかれて上方へはね上がり、 衣服を掛けた場合には、衣服の重みで、弾性体に抗して垂下する。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を図面により説明する。 ハンガーを狭い部屋の天井等に係止するための係止部材の本体1は、合成樹脂 、金属、木材等からなり、断面がコの字型で、コの字の二つの先端に挟まれた溝 2を有し、溝2は下向きになっていて、両側面と下面に開口している。溝2は一 方の側方が開口し、他方の側方は開口せずに閉塞されていてもよい。
【0007】 溝2の両側縁3、3に、ハンガーの首棒4の上端を軸棒5で回動自在に軸止す る。
【0008】 本体1、たとえば、溝2の底面(図1においては上面)、または、本体1の溝 2の開口の上方の側面と、首棒4とを、前記の軸止位置から離れた位置で弾性体 6で係止し、首棒4を上方へ付勢する。 弾性体6はスプリングバネ、板バネ、くの字型に曲げた鋼線バネ、ゴム等公知 の弾性体でよい。この弾性体6の取付を省略してもよい。
【0009】 本体1の上面には狭い部屋の金属製天井に吸着させるための磁石7を取り付け る。 狭い部屋が金属製でない場合に、釘や紐に懸吊するために、磁石7に代えてフ ックまたはその他の係止手段を取り付ける
【0010】 図1(A)における8はハンガーの両肩部である。
【0011】 ハンガーは木、金属、合成樹脂のいずれでもよいが、軽くするために合成樹脂 か、または金属線材を用いるのが好ましく、両肩部8の形状は限定せず、公知の 形状のものでよい。
【0012】 上記ハンガーを使用する場合には、本体1を磁石7で天井に吸着させるか、フ ック等の係止具で針や紐に懸吊させる。 ハンガーの両肩部8に衣服を掛けてない場合には、首棒4が弾性体6で上方へ 引かれてハンガーが略水平に、すなわち天井等に略平行な状態となっていて、人 の行動の邪魔にならず、また、目障りとならない。 両肩部8に衣服を掛けると、衣服の重みで、ハンガーは首棒4の先端で回動し て両肩部8が下方へ下がる。衣服を両肩部8より外すと、ハンガーの首棒4が弾 性体6に引かれて、ハンガーは上方へ回動し、元の状態となる。
【0013】 図2は、衣服の重量が大きい場合のために、天井へ磁石による吸着と紐への係 止を可能とした係止部材9を示すものである。 係止部材9は、合成樹脂、木材、または金属よりなり、本体1aの下方に、両 側縁3a、3aを設けて、その間に溝2aを下向きに設け、ハンガーの首棒4a の先端部を溝2a内に挿入し、軸棒5aで首棒4aの先端部を両側縁3a、3a に回動自在に軸止し、弾性体6aを本体1aと首棒4aとに取り付けて、首棒4 aを本体1a方向に付勢する。弾性体6aの取付を省略してもよい。
【0014】 本体1aには、首棒4aの挿入側の反対側の面で、溝2aの開口上方に固定腕 部10を突設し、溝2aに、首棒4aの先端に対向させて、回動腕部11の基部 を挿入し、軸棒12で回動腕部11の基部を両側縁3aに回動自在に軸止する。
【0015】 回動腕部11は、湾曲しており、その先端が固定腕部10の先端下面に接した ときに、固定腕部10の中間下面と回動腕部11の中間の湾曲上面との間に間隔 13を形成する。 乗用車に用いる場合においては、この間隔13の側面形状は、乗用車の握り紐 の断面形状に合わせて三日月状とするのが、係止部材の固定を確実にするので好 ましい。
【0016】 固定腕部10と回動腕部11とが接するそれぞれの先端部に孔(図示せず)を 設け、ネジ14を挿入して回動腕部11の着脱自在自在に固定可能とする。ネジ 14の代わりに他の係止手段を用いてもよい。
【0017】 本体1aの上面には磁石を取り付けてもよい。磁石の代わりに係止具をとりつ けてもよい。
【0018】 本体1a、両側縁3a、3aおよび固定腕部10は一体成形するのが好ましい が、それぞれ個別に成形した後、接着、溶接、またはその他の手段で固定しても よい。
【0019】 本体1a、両側縁3a、3a、固定腕部10および回動腕部11の形状は図2 に示すものに限定するものでなく、他の形状でシンプルな形状や美的形状にデザ インしてもよい。
【0020】 この係止部材9を設けたハンガーを使用する場合には、ネジ14を外して、間 隔13に、狭い部屋に取り付けた握り紐もまたは一般の紐を入れて固定腕部10 と回動腕部11とで挟み、両腕部の先端を当接させ、ネジ14を螺入して固定し 、本体1aの上面を天井に当接させる。 その際ハンガーの首棒4aはバネ6aに引かれてハンガーの両肩部は天井に接 するか、または天井にほぼ平行の状態となる。 衣服をハンガーの両肩部に掛けると、衣服の重みでハンガーは弾性体6aに抗 して回動して垂下する。 衣服をハンガーの両肩部より取り除くと、ハンガーは弾性体6aに引かれて元 の状態となる。
【0021】 本体1aの上面に磁石を取り付けた場合には、金属製天井に係止部材9が吸着 して、固定腕部10と回動腕部11で挟んだ紐とで、係止部材9の安定を強くす る。 本体1aの上面に磁石を取り付けてない場合でも、両腕部で挟んだ紐の位置と 、本体1aの上面の、首棒4a側の端縁との間に距離があるので、係止部材9に ハンガーまたは衣服の重量がかかっても、本体1aの上記端縁が天井に当接して 、紐を中心として係止部材9が回動することはない。
【0022】 いずれの実施例においても、弾性体6、6aの取付を省略した場合には、ハン ガーから衣服をはずしたときに、首部4、4aは上方へ回動するが、本体1、1 aにクランプ等係止具を取付けて、上方へ回動したハンガーの首部4、4aを、 係止具で首部4、4aを係止するか、または、天井等に係止具を設けて、上方へ 回動した首部4、4aを係止するのが好ましい。
【0023】
【効果】
この考案に係るハンガーは、取付けが容易であり、不使用時には、ハンガーが 跳ね上がって狭い部屋でも人の行動の邪魔にならず、また、目障りにならないの で、その都度別の場所に収納し、取り出す必要がない。使用時には、衣服の重み で自動的にハンガーが垂下するので取扱が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は衣服用ハンガーの縦断面図、(B)は
衣服用ハンガーの要部の横断面図である。
【図2】衣服用ハンガーの要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 係止部材 2 溝 3 側縁 4 首棒 5 軸棒 6 弾性体 7 磁石 8 両肩部 9 係止部材 10 固定腕部 11 回動腕部 12 軸棒 13 間隔 14 ネジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方と、少なくとも一方の側方とに、開
    口する溝を設けた本体を、その溝を下方向に向けて、溝
    の両側縁間に、その側方開口からハンガーの首棒の先端
    部を挿入し、その先端部を軸棒で溝の両側縁に回動自在
    に軸止し、本体に係止手段を設けてなる衣服用ハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 上方と両側方が開口する溝を設けた本体
    の、その溝を下方向に向けて、溝の両側縁間に、その一
    方の側方開口からハンガーの首棒の先端部を挿入し、そ
    の先端部を軸棒で溝の両側縁に回動自在に軸止し、前記
    本体と首棒とを弾性体で係止して、首棒を本体方向に付
    勢し、 前記溝の両側縁の他方の側方開口上方の本体側面に突出
    する固定腕部を設け、前記固定腕部の下方の溝の側方開
    口から溝内に基部を挿入して軸棒で溝の両側縁に回動自
    在に軸止し、中間を湾曲させた回動腕部の先端の上面
    を、前記固定腕部の先端部下面に当接させ、それら両先
    端部を係止手段で着脱自在に固定可能としたことを特徴
    とする衣服用ハンガー。
JP7354393U 1993-12-22 1993-12-22 衣服用ハンガー Pending JPH0737782U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354393U JPH0737782U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 衣服用ハンガー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354393U JPH0737782U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 衣服用ハンガー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737782U true JPH0737782U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13521264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7354393U Pending JPH0737782U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 衣服用ハンガー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737782U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4775129A (en) Wall hanger
US20080078916A1 (en) Picture hanger assembly and method
US4858867A (en) Garment bag support hook
JPH0737782U (ja) 衣服用ハンガー
JPH1094975A (ja) 釘打ち機の吊下げフック装置
US6296042B1 (en) Window curtain tieback device
JP2003125924A (ja) カーテン吊り具
JP3034653U (ja) 引 戸
EP0666397A1 (en) Hinge structure
JP2003071196A (ja) ハンガーホルダー
KR200157466Y1 (ko) 커튼용 고정구
JP4603174B2 (ja) 日除け吊り具
JPS6026688Y2 (ja) ハンガ−
US6334558B1 (en) Hanger support with horizontally disposed garment hanging grooves
JP3720096B2 (ja) 絵画等の吊り下げ具
JP3022669U (ja) 吊下用具
JPH0731744Y2 (ja) カーテン吊具
JP3091038U (ja) カーテンフックの構造
JP3077969U (ja) 物品掛け具
JPH061594U (ja) 吊具付き回り縁
JP2557474Y2 (ja) 室内掛止具
JPH0352453Y2 (ja)
JP3143924U (ja) カーテン用房掛け
JP2526123B2 (ja) 衣服掛け
JPS6029770Y2 (ja) 照明器具