JP3077969U - 物品掛け具 - Google Patents

物品掛け具

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JP3077969U
JP3077969U JP2000008417U JP2000008417U JP3077969U JP 3077969 U JP3077969 U JP 3077969U JP 2000008417 U JP2000008417 U JP 2000008417U JP 2000008417 U JP2000008417 U JP 2000008417U JP 3077969 U JP3077969 U JP 3077969U
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JP
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JP2000008417U
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Inventor
靖 勝又
成子 池ヶ谷
峰子 大井
Original Assignee
スルガ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】常時は、フック体の開口を閉塞して、壁などに
吊り下げた物品が風などに舞われても離脱しないように
することができる物品掛け具を提供する。 【解決手段】壁bなどの取付面b1に当接する当接面5
を有する主体1の下側前方に突設して、上方へ延出する
物品を吊持するフック体2を突設し、主体1における当
接面5側に取付面b1への固着手段3を設けると共に、
主体1の表側へ回動自在にフック体2の端部へ対応する
物品外れ防止手段4を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁などに吊り下げた物品が風などに舞われても離脱しないようにす ることができる物品掛け具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁などに、例えば、カレンダー等を吊り下げておくときは、図5に示す ような、フック60が用いられる。 このものは、背面の粘着テープ(図示せず)により壁面へ固着し、前側の吊り 下げ部61にカレンダー62の吊り下げ孔63を引っ掛けて適宜吊持させておく ものである。
【0003】 しかしながら、このフック60はカレンダー62の着脱のために、吊り下げ部 61の上方部に、同図に示すように、大きな開口64が形成されるので、該カレ ンダー62に風などが吹き付けられたとき、このカレンダー62は大きく舞って 吊り下げ部61から外れてしまう欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記した問題点を解決するためになされたもので、壁などの取付面 に当接する当接面を有する主体の下側前方に突設して、上方へ延出する物品を吊 持するフック体を突設し、主体における当接面側に取付面への固着手段を設ける と共に、主体の表側へ回動自在にフック体の端部へ対応する物品外れ防止手段を 設けることにより、常時は、フック体の開口を閉塞して、壁などに吊り下げた物 品が風などに舞われても離脱しないようにすることができる物品掛け具を提供す ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本考案の手段は、 壁などの取付面に当接する当接面を有する主体と、この主体の下側前方に突設 して上方へ延出する物品を吊持するフック体と、前記主体における当接面側に設 けた前記取付面への固着手段と、前記主体の表側へ回動自在に設けて前記フック 体の端部に対応する物品外れ防止手段とを備えさせた物品掛け具の構成にある。
【0006】 また、 壁などの取付面に当接する当接面を有する主体と、この主体の下側前方に突設 して上方へ延出し、物品の係脱が行われる開口を有する該物品を吊持するフック 体と、前記主体における当接面側に設けた前記取付面への固着手段と、前記主体 の表側へ回動自在に設けた物品外れ防止手段とを備えさせ、 前記物品外れ防止手段は、前記主体に設けたガイド体と、このガイド体へ回動 自在に取り付けた操作体と、該操作体に突設させた閉鎖体とからなり、 この操作体は、前記フック体の端部に対応して前記開口を閉塞する位置と、前 記フック体の端部より離隔して前記開口を開放する位置とを選択的に行われるよ うに設けた物品掛け具の構成にある。
【0007】 更に、 閉鎖体は、前記フック体の端部に対応したとき位置決めを行う固定手段を設け る。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に関する物品掛け具の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4においてAは、本考案実施例を示す物品掛け具で、主体1と、フッ ク体2と、固着手段3と、物品外れ防止手段4とにより基本的に構成される。
【0009】 そして、前記した主体1は、壁bなどの取付面b1に当接する当接面5を有す る。
【0010】 前記したフック体2は、小物等の物品cを吊持するものであって、主体1の下 側前方に突設し、更に、上方へ延出して、主体1の前面部とに物品cの係脱が行 われる開口6が形成されている。
【0011】 前記した固着手段3は、主体1における当接面5側に設けて、該主体1を取付 面b1へ固着させるもので、図1および図2に示すように、下向き傾斜に成形さ れて、取付面b1へ突き刺さる針状に形成されたものや、図示してないが、粘着 テープ式や、マグネット式、あるいは、ビス止め式等の任意の手段を用いること ができる。
【0012】 前記した物品外れ防止手段4は、主体1の表側へ回動自在に設けて、開口6を 閉塞してフック体2に吊持された物品cの外れを防止する。 そして、この物品外れ防止手段4は、主体1に設けたガイド体7と、このガイ ド体7へ回動自在に取り付けた操作体8と、該操作体8に突設させた閉鎖体9と からなる。
【0013】 このうち、該ガイド体7は、円筒状に形成して主体1より突出させてあって、 その周部に環状の溝10を設けると共に、この溝10内において、該ガイド体7 の上部と下部に、溝10の深さと略一致する切り欠き面11,11を形成してあ る。
【0014】 また、操作体8は、内部が空洞となる椀状に形成されて、ガイド体7の外周へ 嵌着され、少なくとも180゜の範囲内をガイド体7に沿って自由に回動される もので、フック体1の端部に対応したとき位置決めを行う固定手段12が設けら れている。 この固定手段12は、図3においてその要部を拡大して示すように、操作体8 の内周部に、ガイド体7の溝10内に位置する180゜の位相差をもった二個の 係止突起13,13を設けてあって、ガイド体7の外周面に設けた係合凹部14 ,14に係合したとき、該操作体8の回動がロックされた位置決めがなされる。
【0015】 更に、閉鎖体9は、図1〜図3に示すように、フック体2の上端部2aに隙間 なく対応して開口6を閉塞する位置と、図4に示すように、フック体2の上端部 2aより離隔して開口6を開放する位置とを選択的に行われるもので、これら位 置は、前記した係止突起13,13と係合凹部14,14との係合により得られ る。
【0016】 なお、この操作体8は、円筒状のガイド体7の前面中央部に突設した軸部材1 5に、該操作体8の内周中央部に穿設した嵌合凹部16を係合することにより、 円滑な回動操作が行える。
【0017】 したがって、前記のように構成される本考案に係る実施例の物品掛け具Aは、 まず、壁bにおける希望する取付面b1へ固着手段3により固着しておく。 そして、操作体8を固定手段12の固定力に抗して回動させると、この固定手 段12における係止突起13,13と係合凹部14,14との係合が外れて自由 に回動することができる。
【0018】 この回動により、操作体7の閉鎖体9を上方へ向けて固定手段12によりこの 操作体7を固定すると、図4に示すように、フック体2の上端部2aにおいて大 きく開口6が得られる。
【0019】 この状態で、例えば、物品であるカレンダーcの通孔c1をフック体2へ掛け て該カレンダーcを吊持させる。 ついで、操作体8を固定手段12の固定力に抗して回動させて、その閉鎖体9 がフック体2の上端部2aに対応するように位置付けると、図1および図2に示 すように、開口6が閉塞して、閉鎖体9の下端面とフック体2の上端部2aとに ほとんど隙間がなくなった状態となる。
【0020】 そのため、例え、風などがこのカレンダーcに当たって該カレンダーcを舞い 上がらせても、カレンダーcの通孔c1はフック体2から外れることなく、確実 に吊持状態を維持させておくことができる。
【0021】 また、フック体2と操作体7およびその閉鎖体9とは外見上一連状に形成され ているため、他物や人の衣服等がこのフック体2に引っ掛かることも防止される ため、物品掛け具Aが壁bから外れたり、他物や衣服更には、物品掛け具Aの損 傷を防止することができる。
【0022】
【考案の効果】
前述のように構成される本考案の物品掛け具は、操作体の閉鎖体をフック体の 端部に対して接離自在となるため、物品を吊持させた後は、フック体の開口を閉 塞しておくことができるので、物品が風で舞わされたときフック体から外れるこ とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する物品掛け具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1における物品掛け具の縦断側面図である。
【図3】図1における物品掛け具の操作体部を半断面
し、固定手段部を拡大して示す正面図である。
【図4】図1における物品掛け具の物品の吊持状態を示
す正面図である。
【図5】従来のフックによる物品の吊持状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
A 物品掛け具 b 壁 b1 取付面 c 物品 1 主体 2 フック体 3 固着手段 4 物品外れ防止手段 5 当接面 7 ガイド体 8 操作体 9 閉鎖体 12 固定手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁などの取付面に当接する当接面を有す
    る主体と、この主体の下側前方に突設して上方へ延出す
    る物品を吊持するフック体と、前記主体における当接面
    側に設けた前記取付面への固着手段と、前記主体の表側
    へ回動自在に設けて前記フック体の端部に対応する物品
    外れ防止手段とを備えさせたことを特徴とする物品掛け
    具。
  2. 【請求項2】 壁などの取付面に当接する当接面を有す
    る主体と、この主体の下側前方に突設して上方へ延出
    し、物品の係脱が行われる開口を有する該物品を吊持す
    るフック体と、前記主体における当接面側に設けた前記
    取付面への固着手段と、前記主体の表側へ回動自在に設
    けた物品外れ防止手段とを備えさせ、 前記物品外れ防止手段は、前記主体に設けたガイド体
    と、このガイド体へ回動自在に取り付けた操作体と、該
    操作体に突設させた閉鎖体とからなり、 この閉鎖体は、前記フック体の端部に対応して前記開口
    を閉塞する位置と、前記フック体の端部より離隔して前
    記開口を開放する位置とを選択的に行われるように設け
    たことを特徴とする物品掛け具。
  3. 【請求項3】 操作体は、前記フック体の端部に対応し
    たとき位置決めを行う固定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の物品掛け具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016027371A1 (ja) * 2014-08-22 2016-02-25 株式会社ニフコ フック装置

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