JPH0225345Y2 - - Google Patents

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JPH0225345Y2
JPH0225345Y2 JP14106086U JP14106086U JPH0225345Y2 JP H0225345 Y2 JPH0225345 Y2 JP H0225345Y2 JP 14106086 U JP14106086 U JP 14106086U JP 14106086 U JP14106086 U JP 14106086U JP H0225345 Y2 JPH0225345 Y2 JP H0225345Y2
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JP
Japan
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connecting screw
fixture
hanger
main body
hole
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JP14106086U
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JPS6345685U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁面に固定して衣服やタオル等を掛
けるための掛け具に関する。
〔従来の技術〕
衣服やタオル等を掛けるための掛け具の取り付
け構造として、たとえば実公昭58−12949号公報
に記載されているものが従来から一般に採用され
ている。これは、外観を良くすると共に、固定用
のビス等が突出しないようにして衣服等の破れを
防ぐために2個の部材によつて壁面を固定したも
のである。すなわち、第4図に示すように、壁面
Aに固定部材50を取付ビス51によつて固定
し、更にこの固定部材50の全体を被覆して掛け
具本体52を連結ビス53によつて一体化した構
造である。そして、連結ビス53は、掛け具本体
52の下面を挿通して固定部材50にねじ込まれ
る配置となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、現場での取付作業において、たとえ
ば一旦固定した位置を変更しなければならない場
合、連結ビス53を緩めて掛け具本体52を取り
外して固定部材50を壁面Aから外す必要があ
る。このとき、連結ビス53は下向きになつてい
るので、固定部材50との螺合が外れると直ぐに
下に落ちてしまう。したがつて、特に建築時等の
ように床面に建築部材等の散乱しているような現
場では、落ちた連結ビス53を見失うことが多
く、紛失する頻度が高い。したがつて、連結ビス
53を補充する等の必要があり、また現場に用意
していない場合には、作業ができずに手待ちする
時間を費やす等の問題がある。
更に、連結ビス53が掛け具本体52の下面か
ら突き出ないように施工していないと、たとえ連
結ビス53の位置が下面であつても衣服等に疵を
負わせたり破れを招く恐れがある。
そこで、本考案は、壁面側に設ける固定部材と
掛け具本体とを一体化する連結ビスの紛失を防ぐ
と共に、掛け具本体の内部にこの連結ビスの全体
を収納することによつて、衣類やタオル等の掛け
物の破損を防ぐことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、壁面
に固定する固定具の両端に前記壁面から離れる方
向に係合部及び雌ねじ孔を開けた連結座をそれぞ
れ設けると共に前記雌ねじ孔に連結ビスを螺合
し、前記固定具に前面側から一体化する掛け具本
体の背部に該固定具及び連結ビスを含んで収納す
る凹部を設け、該凹部の周壁に前記連結ビスと略
同軸に工具挿通用の孔を前記凹部の周壁に開設
し、更に前記孔の開口形状を、前記連結ビスの挿
通を不可とするように形成したことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を具
体的に説明する。
第1図は本考案に係る掛け具の縦断面図、第2
図は同平面図、第3図は同正面図である。
図示のように、壁面Aに金属板を素材とした固
定具1を固定ビス2によつて固定すると共に、該
固定具1の全体を被覆する掛け具本体3を連結ビ
ス4により一体化し、更にこの掛け具本体3の前
面側には板状のフツク5をビス6によつて連結し
ている。
固定具1は、上端及び下端を前側に屈曲させて
掛け具本体3との係合部7及び連結ビス4の連結
座8とした断面形状であり、連結座8には連結ビ
ス4が螺合する雌ねじ孔9を設けている。この雌
ねじ孔9に螺合する連結ビス4は、予め固定具1
に装着したものとし、下端には鍔部10及び工具
係りとしての溝11を設けている。
掛け具本体3は、用途及び設置場所に応じて陶
器又は合成樹脂等を素材として製作され、背部側
には固定具1の全体を収納する凹部12を設け、
この凹部12に連通する工具挿入用の孔13を下
面に開設している。この孔13の位置は連結ビス
4を略同軸とすると共に、その内径を連結ビス4
の鍔部10の外径よりも小さくし、連結ビス4が
下方に落下しないようにしておく。
以上の部材を備えた掛け具を壁面Aに固定する
要領は以下のとおりである。
まず、前述にように連結ビス4を取り付けた状
態で固定具1を固定ビス2によつて壁面Aに固定
し、フツク5を一体化した掛け具本体3を前面側
から固定具1を被せるように位置させる。次いで
孔13からドライバ等の工具を挿入し、連結ビス
4の溝11を利用して該連結ビス4が下方に移動
する方向に回動させる。この連結ビス4の移動に
よつて、鍔部10に凹部12の底面部が当接して
掛け具本体3を下方に押し下げ、これと同時に上
端の係合部7に掛け具本体3が係合する状態とな
る。
以上により、掛け具本体3は、固定具1の係合
部7及び連結ビス4の鍔部10とのそれぞれの係
合当接点で2点支持されて固定される。
また、壁面Aから取り外すときは、連結ビス4
を上側に移動させて鍔部10と凹部12の底面と
の当接を解けばよい。この場合、連結ビス4は固
定具1に一体でありしかも掛け具本体3の内部に
収納された状態であるため、床面に落とすことな
く作業できる。
更に、連結ビス4は、掛け具本体3に含まれた
配置で外部に突き出ることがないので、衣服やタ
オルを引つ掛けて破損するようなこともない。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の掛け具におい
ては、壁面に固定する固定具に掛け具本体を一体
化するための連結ビスを、固定具に螺合した状態
で掛け具本体の背部に設けた凹部内に含む配置と
し、該凹部に連通して連結ビスを回動操作する工
具挿入用の孔を開設している。したがつて、連結
ビスは掛け具本体を取り除く場合でも、固定具に
保持されて紛失することなく作業できる。また、
連結ビスは掛け具本体の表面から突き出ることは
ないので、衣服やタオル等の掛け物を疵付けたり
破損することなく使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る掛け具の縦断面図、第2
図は同平面図、第3図は同正面図、第4図は従来
例を示す縦断面図である。 1……固定具、2……固定ビス、3……掛け具
本体、4……連結ビス、5……フツク、6……ビ
ス、7……係合部、8……連結座、9……雌ねじ
孔、10……鍔部、11……溝、12……凹部、
13……孔、A……壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に固定する固定具の両端に前記壁面から離
    れる方向に係合部及び雌ねじ孔を開けた連結座を
    それぞれ設けると共に前記雌ねじ孔に連結ビスを
    螺合し、前記固定具に前面側から一体化する掛け
    具本体の背部に該固定具及び連結ビスを含んで収
    納する凹部を設け、該凹部の周壁に前記連結ビス
    と略同軸に工具挿通用の孔を前記凹部の周壁に開
    設し、更に前記孔の開口形状を、前記連結ビスの
    挿通を不可とするように形成したことを特徴とす
    る掛け具。
JP14106086U 1986-09-12 1986-09-12 Expired JPH0225345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14106086U JPH0225345Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14106086U JPH0225345Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345685U JPS6345685U (ja) 1988-03-28
JPH0225345Y2 true JPH0225345Y2 (ja) 1990-07-12

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ID=31048500

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JP14106086U Expired JPH0225345Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425033Y2 (ja) * 1987-12-18 1992-06-15
JP2009077835A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Panasonic Electric Works Co Ltd タオル掛け

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Publication number Publication date
JPS6345685U (ja) 1988-03-28

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