JPH0546673Y2 - - Google Patents

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JPH0546673Y2
JPH0546673Y2 JP1988004547U JP454788U JPH0546673Y2 JP H0546673 Y2 JPH0546673 Y2 JP H0546673Y2 JP 1988004547 U JP1988004547 U JP 1988004547U JP 454788 U JP454788 U JP 454788U JP H0546673 Y2 JPH0546673 Y2 JP H0546673Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワードローブ(衣装棚)に関し、衣装
を吊り掛ける吊り杆の支持構造に改良を加えたも
のである。
〔従来の技術〕
鋼板製のワードローブにおいて、第2図に示す
ごとく対向する左右の鋼板壁3,3に通孔5,5
を明け、この各通孔5,5に吊り杆4の各端部を
止めキヤツプ6,6を介して抜け止め状に連結支
持することが考えられる。
その具体例として本考案者は、第7図aに示す
ごとくキヤツプ本体10から内向きに環状の突部
11を連設したプラスチツク製ないしゴム製の止
めキヤツプ6を用意し、キヤツプ本体10を各鋼
板壁3の通孔5まわりの外面に突き当て、前記突
部11を通孔5を介して吊り杆4の端部外周に抜
け止め状に嵌着することを検討した。
また別の具体例として、第7図bに示すごとく
キヤツプ本体10から内向きの突部11を連設し
たプラスチツク製ないしゴム製の止めキヤツプ6
を用意し、同じくキヤツプ本体10を各鋼板壁3
の通孔5まわりの外面に突き当て、内向き突部1
1を吊り杆4の端部の中空内部に抜け止め状に嵌
着することを検討した。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第7図a,bに示す前述の比較検討例
では、各鋼板壁3からの止めキヤツプ6の外方へ
の抜け止めが基本的に前記突部11を吊り杆4の
端部の外周面又は内周面に圧嵌することに頼つて
いる。従つて、止めキヤツプ6が嵌着困難であつ
て、かつ抜け外れやすいことを知つた。止めキヤ
ツプ6と鋼板壁3との間に抜け止め手段を講じる
ことも考えられるが、通常の形態では軸方向(左
右方向)のガタを完全に無くすことが困難であ
り、構造の複雑化が否めない。
因みに、この種の鋼板壁3は、一般に厚みが
0.2〜1.5mm厚であり、これ自体が内外方向に変形
する余地がある。従つて、鋼板壁3の外力に加わ
ると該鋼板壁3が変形し、止めキヤツプ6と吊り
杆4との間に軸方向のガタつきが僅かでも生じれ
ば、吊り杆4の端部が通孔5から簡単に抜け外れ
てしまう。
かかる観点から上記の比較検討例をみると、鋼
板壁3をはさんで吊り杆4の端部と止めキヤツプ
6とが軸方向に位置ズレなく一体化されていない
ところに問題があることが判る。
また、吊り杆4これ自体が止めキヤツプ6と共
に回りがちであり、これが吊り杆4に衣装をハン
ガーで掛けたときに衣装が揺れ動いたり、止めキ
ヤツプ6を含む各部に損傷を与える要因になつて
いた。
更に、第2図に示すごとく一方の鋼板壁3の外
面に、吊り杆4の内部に一端側から入れ子式にス
ライド嵌合されて内外方向に出退可能な補助吊り
杆21を備えることがある。この場合に、引き出
し途中でも補助吊り杆21のガタ止めを図り、か
つ該吊り杆21を引き出し限界で位置規制をすべ
きであるところ、この点も従来では不十分であつ
て徒に構造が複雑化する傾向にあつた。
本考案は、かかる従来の不具合を解消するため
に提案されたものであり、止めキヤツプの外方へ
の抜け止めはもちろんのこと、吊り杆と止めキヤ
ツプとの軸方向のガタつきを無くして吊り杆が通
孔から外れ落ちるのを確実に防止し、かつその構
造を可及的に簡略化することを目的とする。
本考案の他の目的は、止めキヤツプおよび吊り
杆の回転を防止し、以て吊り杆へのハンガーなど
の掛け止めを容易にするとともに、各部の変形を
も防止して吊り杆の支持構造を耐久性に富むもの
としたワードローブを得るにある。
本考案の更に他の目的は、鋼板壁の外面に前述
の補助吊り杆を備えたワードローブにおいて、補
助吊り杆のスライド時のガタつき防止および引き
出し限界の規制が構造簡単にして確実に図れるも
のとするにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本考案は、第1図に示すごとくワード
ローブ本体1の対向する鋼板壁3,3に明けた通
孔5,凹部に、鋼板壁3,3の外面側から装着さ
れる止めキヤツプ6a,6bを介して吊り杆4の
両端部がそれぞれ連結支持されたワードローブに
おいて、各止めキヤツプ6a,6bが鋼板壁3の
通孔5まわりの外面に突き当てられるキヤツプ本
体10と、このキヤツプ本体10から内向きに連
設され、前記通孔5を介して吊り杆4の端部に嵌
合する突部11とを有し、少なくとも一方の止め
キヤツプ6bの突部11と吊り杆4の端部との嵌
合面間に、径方向から凹凸係合する手段を備えた
ものである。ここで前記突部11は吊り杆4の端
部に外嵌する形態および内嵌する形態の両者を含
む。
前記止めキヤツプ6bは鋼板壁3に回り止め手
段を介して回り止め状に装着し、かつ止めキヤツ
プ6bの突部11と吊り杆4とは凹凸係合手段を
介して回り止め状に係合することが、止めキヤツ
プ6bおよび吊り杆4の回り止めを図るうえで効
果的である。
また、前記凹凸係合手段としては、キヤツプ本
体10から吊り杆4の端部に外嵌する突部11を
環状に連設し、該突部11の周壁の一部にスリツ
ト15,15を入れて該スリツト15,15間に
弾性片16を片持ち状に形成し、該弾性片16の
内面に設けた係合突起17が吊り杆4の端部に設
けた係合あな19に嵌係合する形態にすることが
好ましい。この場合の係合あな19は貫通孔でも
よいし、凹み穴でもよい。
更に、前記吊り杆4を中空に形成し、鋼板壁3
の外方にあつて該吊り杆4内にスライド嵌合する
補助吊り杆21を備えたワードローブにおいて
は、前記弾性片16に設けた係合突起17が吊り
杆4に設けた貫通状の係合あな19を介して補助
吊り杆21の外面に弾性接当し、補助吊り杆21
の基端側に設けた係合凹部22に前記係合突起1
7が係合可能であるようにすることができる。
〔作用〕
左右の各止めキヤツプ6a,6bは、そのキヤ
ツプ本体10が各鋼板壁3の通孔5まわりの外面
に突き当てられ、この状態で内向き突部11が通
孔5を介して吊り杆4の各端部に嵌合する。そし
て、少なくとも一方の止めキヤツプ6bの突部1
1と、これが嵌合する吊り杆4の端部とは、両者
の嵌合面間で径方向から凹凸係合しており、従つ
て鋼板壁3をはさんで吊り杆4と止めキヤツプ6
bとが軸方向にガタつきなく一体化される。
止めキヤツプ6bの環状突部11に形成した弾
性片16は、径方向に弾性変形することで該突部
11の吊り杆4への嵌合の容易化を図る。そし
て、該突部11を吊り杆4に完全に嵌合したと
き、弾性片16の弾性復元力でこれに設けた係合
突起17が吊り杆4側の係合あな19に常に嵌係
合した状態を保つ。
また、前記弾性片16に設けた係合突起17が
吊り杆4側に設けた貫通状の係合あな19に嵌係
合し、かつ鋼板壁3に止めキヤツプ6bが回り止
め手段を介して装着してあれば、吊り杆4これ自
体の回り止めも図れる。
更に、止めキヤツプ6bの環状突部11が吊り
杆4の端部に外嵌し、該吊り杆4内にスライド嵌
合する補助吊り杆21の外面に前記係合突起17
が係合あな19を介して弾性接当していれば、補
助吊り杆21を任意のスライド位置でガタつくこ
となく止めることができる。この補助吊り杆21
を引き出し限界までスライドさせたときは、該係
合突起17が補助吊り杆21側の係合凹部22に
係合して節度的に抜け止め機能を果たす。
〔考案の効果〕
かかる本考案によれば、次の効果を奏する。
請求項(1)のワードローブにおいて、止めキヤツ
プ6bの突部11とこれに嵌合する吊り杆4の端
部とが、鋼板壁3をはさんで凹凸係合手段を介し
て軸方向にガタつくことなく一体に連結されるの
で、止めキヤツプ6bが鋼板壁3の外方に抜け外
れたり、吊り杆4が鋼板壁3から外れ落ちたりす
ることを確実に防止できる。
請求項(2)のワードローブにおいては、鋼板壁3
に止めキヤツプ6bを、該キヤツプ6bに吊り杆
4の端部をそれぞれ回り止め状に連結したので、
吊り杆4の回り止め(振れ止め)を図れ、吊り杆
4にハンガーで衣装を吊り掛けた際にも衣装が前
後に揺れ動くことがなくて使い勝手がよく、しか
も止めキヤツプ6bを含めて各部にガタつきによ
る損傷が生じ難い。
請求項(3)のワードローブにおいては、止めキヤ
ツプ6bの環状突部11に弾性片16を形成し、
この弾性片16に係合突起17を設けてあるの
で、該突部11を吊り杆4の端部に嵌合する際に
は弾性片16が径方向に弾性変形して係合突起1
7が吊り杆4の嵌合面に突つ掛かることがなく、
この嵌合作業が円滑に行える。しかも、両者を完
全に嵌合したときは弾性片16の弾性復元力で係
合突起17が吊り杆4側の係合あな19に常に嵌
係合する状態を維持できる。
請求項(4)のワードローブにおいては、前記弾性
片16に設けた係合突起17が中空の吊り杆4に
設けた貫通状の係合あな19に径方向の外方から
係入し、鋼板壁3の外方に引き出し可能であつて
吊り杆4内にスライド嵌合する補助吊り杆21の
外面に該係合突起17が弾性接当するものとした
ので、補助吊り杆21に適度のスライド抵抗を付
与して補助吊り杆21を任意のスライド位置でガ
タつきなく止めておける。そして、補助吊り杆2
1を引き出し限界までスライドさせたときは、係
合突起17が補助吊り杆21の基端側に設けた係
合凹部22に係合し、これで補助吊り杆21の引
き出し限界を節度的に規制するので、補助吊り杆
21を誤つて抜き外すこともない。にもかかわら
ず、補助吊り杆21は基端側からキヤツプ本体1
0に設けた出退口13を介して吊り杆4の内部に
嵌合するだけで組みつけることができ、組み付け
作業性もよい。
〔第1実施例〕 第1図ないし第4図は本考案に係るワードロー
ブの第1実施例を示す。
第2図において、本案ワードローブは縦長角箱
状の鋼板製ワードローブ本体1に、これの開口前
面を開閉するドア2を付設し、ワードローブ本体
1内の上部に左右の鋼板壁3,3間にわたつて衣
装吊り掛け用の吊り杆4が水平姿勢で架設されて
いる。
第1図および第3図において、図の吊り杆4は
中空の金属丸パイプからなり、左右の各鋼板壁
3,3に円形の通孔5,5を明け、該通孔5,5
に吊り杆4の両端部を左右一組の止めキヤツプ6
a,6bを介してそれぞれ抜け止め状に受け止め
支持する基本構造となつている。
第4図において、各通孔5は開口周縁の左右対
向位置に切欠き7,7を形成してあり、各通孔5
の下縁部からは受けフランジ9を内向きに折り曲
げ形成してある。因みに、鋼板壁3の厚みは0.2
〜1.5mm、受けフランジ9の内向き突出長は2.0〜
3.0mmに設定した。
第1図および第3図において、左右の各止めキ
ヤツプ6a,6bは、通孔5の孔径よりも大径の
円盤状のキヤツプ本体10と、このキヤツプ本体
10の内面から内向きに連設された円環状の突部
11とを有するプラスチツク成形品であり、該突
部11の外周面の対向位置に係止爪12,12が
一体に形成されている。前記突部11の外径寸法
は通孔5の孔径に略一致しており、該通孔5に鋼
板壁3の外面側から嵌入でき、突部11の内向き
突出長は前記受けフランジ9のそれよりも遥かに
大きい。
但し、図上右側の止めキヤツプ6bに関して
は、第1図および第3図に示すごとくキヤツプ本
体10の中央に出退口13を貫通状に形成し、環
状突部11の対向位置に、それぞれ2条のスリツ
ト15,15を入れ、このスリツト15,15間
に径方向に弾性変形可能な弾性片16を片持ち状
に形成し、各弾性片16の連出端近くの内面に係
合突起17をそれぞれ形成してある。更に、この
係合突起17に対応させて、吊り杆4の右端近く
の対向位置に貫通状の係合あな19を設けてあ
る。
左右の鋼板壁3,3間に吊り杆4を架設するに
際しては、吊り杆4の左右両端を両鋼板壁3,3
の通項5,5にそれぞれ臨ませ、各鋼板壁3,3
の外方から左右の各止めキヤツプ6a,6bの突
部11,11を通孔5,5に嵌入する。それには
各突部11の係止爪12,12を対応する各通孔
5の切欠き7,7に位置合わせして、該突部11
を通孔5に嵌め込む。
かくして、キヤツプ本体10の突部11より外
周の内面を通孔5まわりの外面に突き当て、突部
11を吊り杆4の左右の各端部に外嵌する。この
とき右側の止めキヤツプ6bの環状突部11にお
いては、弾性片16が径方向の外方に弾性変形し
て係合突起17が吊り杆4の右端部に突つ掛かる
ことなく円滑に嵌合し得る。この止めキヤツプ6
bを完全に嵌合すると、係合突起17が吊り杆4
側の係合あな19に落ち込み係合し、これで鋼板
壁3をはさんで止めキヤツプ6bと吊り杆4とが
軸方向にガタつきなく一体的に連結される。
実際には右側の止めキヤツプ6bから先に嵌合
装着し、第4図に示すごとく該止めキヤツプ6b
を吊り杆4と共に係止爪12が受けフランジ9の
側端縁に当たるまで一方向に回し、これで鋼板壁
3に対する回り止めを図る。次に、左側の止めキ
ヤツプ6aを嵌合装着し、該止めキヤツプ6aを
同じくその係止爪12が受けフランジ9に当たる
まで回して回り止めを図る。
つまり、係止爪12は各鋼板壁3に対する各止
めキヤツプ6a,6bの回り止め手段を構成して
いるとともに、通孔5まわりの内面に接当作用す
ることで止めキヤツプ6a,6bの外方への抜け
止め手段をも構成している。尤も、左側の止めキ
ヤツプ6aでは係止爪12による抜け止め機能が
意義を有するものの、右側の止めキヤツプ6bで
は前記係合突起17と係合あな19との係合によ
る抜け止め機能が作用しているので、その係止爪
12による抜け止め機能は補助的なものである。
この装着状態において、キヤツプ本体10の外
周部内面が各鋼板壁3の通孔5まわりの外面に接
触して前記切欠き7を隠し、吊り杆4の左右端面
が環状突部11内においてキヤツプ本体10の内
底面で受け止められている。また、吊り杆4の左
右端部が各通孔5の下縁部および受けフランジ9
の上面に環状突部11を介して受け止め支持され
ている。そして、環状突部11は受けフランジ9
のフラツトな上面に受け止められ、通孔5のエツ
ジが立つた角周縁には直接に接触しないので、該
突部11が損傷を受けることもなく、受けフラン
ジ9に加わる衝撃荷重の緩和とガタ止め機能とを
長期にわたつて保証する。因みに、この受けフラ
ンジ9は通孔5の少なくとも下側に形成されてい
ればよく、通孔5の孔加工時に全周にわたつて環
状に形成されていてもよい。
なお、図示例のワードローブは第1図に示すご
とく右側鋼板壁3の外方に、吊り杆4の内部に入
れ子式にスライド嵌合されて内外方向に出退可能
な補助吊り杆21を備えている。そのために前記
出退口13まわりの内面で吊り杆4の端面を受け
止め、該出退口13を介して補助吊り杆21が前
記吊り杆4に外方へ引き出し可能にスライド嵌合
している。
この補助吊り杆21は、中空の丸パイプからな
り、基端側の外周に係合凹部22を周回上に形成
し、突出先端側にハンガー類の抜け止めと手掛け
用とを兼ねた飾りキヤツプ23を圧入嵌着してあ
る。
そして、係合突起17が前記係合あな19を介
して吊り杆4内に出退自在に臨んでおり、弾性片
16の弾性力で係合突起17が補助吊り杆21の
外面に弾性接当している。従つて、補助吊り杆2
1に適度のスライド抵抗を付与しており。該吊り
杆21を任意の引き出し位置でガタつくことなく
保持しておける。しかも、補助吊り杆21の引き
出し限界では係合突起17が前記係合凹部22に
嵌係合することで節度を付与するものとなつてい
る。なお、補助吊り杆21は基端側から出退口1
3を介して吊り杆4内に押し込み嵌合するだけで
組み付けることができる。
〔第2実施例〕 第5図および第6図は本考案の第2実施例を示
しており、この場合の各止めキヤツプ6a,6b
は、環状突部11がそれぞれ吊り杆4の各端部に
内嵌し、各突部11にスリツト15,15を設け
て弾性片16を同じように形成し、該弾性片16
の外面側に係合突起17を設ける。そして、該係
合突起17が径方向の内方から吊り杆4の両端近
くに設けた貫通状の係合あな19にそれぞれ嵌係
合するようにした。また、各鋼板壁3に対する各
止めキヤツプ6a,6bの回り止め手段として、
各止めキヤツプ6a,6bの環状突部11の外周
内面に図では4個の回り止め突起25を内向きに
突設し、該突起25が鋼板壁3に明けた各孔26
にそれぞれ嵌係止するものとした。この孔26は
前記通孔5につながるよう切欠き状に形成されて
いてもよく、該突起25および孔26が単一でも
よい。
尚、第5図において符号27は受けフランジ9
の上面に固着した、ゴム材などからなる緩衝材で
あり、この緩衝材27を介して吊り杆4の端部が
該フランジ9に受け止められている。
〔別実施態様例〕
吊り杆4は下面が平坦で上面が円形を呈する断
面かまぼこ形状でもよく、この場合は通孔5およ
び止めキヤツプ6a,6bの特に突部11の形状
をそれに合わせることにより、前記係止爪12の
類が無くても各鋼板壁3に対する止めキヤツプ6
a,6bおよび吊り杆4の回り止めを図れること
になる。
キヤツプ6a,6bの環状突起11が吊り杆4
の端部に外嵌する形態において、補助吊り杆21
を不要とする場合、吊り杆4を例えば中実の木棒
としてもよい。その場合の係合あな19は周回状
の凹み穴に形成しておけば、係合突起17を係合
あな19に簡単に係合できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るワードロー
ブの第1実施例を示しており、第1図は第4図の
−線に沿う縦断正面図、第2図は全体の外観
斜視図、第3図は構成部材の分解斜視図、第4図
は第1図における−線断面図である。第5図
および第6図は本考案に係るワードローブの第2
実施例を示しており、第5図は要部の縦断正面
図、第6図は構成部材の分解斜視図である。第7
図a,bはそれぞれ比較例を示す要部の縦断正面
図である。 1……ワードローブ本体、3……鋼板壁、4…
…吊り杆、5……通孔、6a,6b……止めキヤ
ツプ、9……受けフランジ、10……キヤツプ本
体、11……突部、13……出退口、15……ス
リツト、16……弾性片、17……係合突起、1
9……係合あな、21……補助吊り杆、22……
係合凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ワードローブ本体1の対向する鋼板壁3,3
    に明けた通孔5,5に、止めキヤツプ6a,6
    bを介して吊り杆4の両端部がそれぞれ連結支
    持されたワードローブにおいて、 各止めキヤツプ6a,6bは、鋼板壁3の通
    孔5まわりの外面に突き当てられるキヤツプ本
    体10と、このキヤツプ本体10から内向きに
    連設され、前記通孔5を介して吊り杆4の端部
    に嵌合する突部11とを有し、 少なくとも一方の止めキヤツプ6bの突部1
    1と吊り杆4の端部との嵌合面間に、径方向か
    ら凹凸係合する手段を備えているワードロー
    ブ。 (2) 止めキヤツプ6bが、鋼板壁3に回り止め手
    段を介して回り止め状に装着され、 止めキヤツプ6bの突部11と吊り杆4と
    が、凹凸係合手段を介して回り止め状に係合し
    ている請求項1記載のワードローブ。 (3) キヤツプ本体10から吊り杆4の端部に外嵌
    する突部11が環状に連設されており、 該突部11の周壁の一部にスリツト15,1
    5を入れ、該スリツト15,15間に弾性片1
    6を片持ち状に形成してあり、 該弾性片16の内面に設けた係合突起17
    が、吊り杆4の端部に設けた係合あな19に嵌
    係合するようにした請求項1又は2記載のワー
    ドローブ。 (4) キヤツプ本体10に、中空の吊り杆4内に鋼
    板壁3の外方から補助吊り杆21がスライド嵌
    合することを許す出退口13を設けてあり、 弾性片16に設けた係合特記17が、吊り杆
    4に設けた貫通状の係合あな19を介して補助
    吊り杆21の外面に弾性接当しており、 補助吊り杆21の基端側に設けた係合凹部2
    2に前記係合突起17が係合可能である請求項
    3記載のワードローブ。
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