JP2557474Y2 - 室内掛止具 - Google Patents

室内掛止具

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JP2557474Y2
JP2557474Y2 JP1993050551U JP5055193U JP2557474Y2 JP 2557474 Y2 JP2557474 Y2 JP 2557474Y2 JP 1993050551 U JP1993050551 U JP 1993050551U JP 5055193 U JP5055193 U JP 5055193U JP 2557474 Y2 JP2557474 Y2 JP 2557474Y2
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Japan
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locking member
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split groove
screw
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JP1993050551U
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JPH0713275U (ja
Inventor
安太郎 山縣
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安太郎 山縣
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家屋の室内等において
鴨居等に取り付けて使用するものであって、衣服を掛け
るハンガーやカレンダーなどを掛けるために、主として
木材などで製作された掛止具に関するものであり、さら
に詳しくは、鴨居等の縦幅寸法の如何にかかわらず簡易
に掛止することができるようにした室内掛止具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内等において鴨居などに衣服を
掛けるハンガーやカレンダー等を掛ける場合は、L形釘
や湾曲状の釘などを鴨居などに直接にねじ込み、その釘
にハンガーなどを掛けるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように鴨居に直
接に釘をねじ込むと、家屋の一部を傷つけることになり
よくなかった。また釘の位置を変えるために取り外して
他に移動すると、鴨居に釘の穴が開いて見苦しくなる欠
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような従
来の欠点を解消するために考案されたものであって、木
材等により構成された掛止具を用い、該掛止具の上下移
動可能および上下逆転可能に設けた係止部材と、掛止釘
を設けた掛止棒とによって、縦幅寸法の異なる鴨居等に
も自在に挾んで固定することができ、且つ掛止棒に設け
た掛止釘にハンガーやカレンダー及びその他のものを掛
止することができるようにするとともに、取り外して他
の位置へ容易に変更することができるようにしたもので
ある。
【0005】
【作用】本考案の室内掛止具を、例えば室の鴨居に取り
付ける場合は、まず本体1の裏面を鴨居に当接し、前方
へ突出している掛止棒8を手で水平位置に押し上げ、掛
止棒の先端を鴨居の下面に当て、さらに蝶ねじ7を緩め
て、係止部材4を鴨居に当接する適宜な位置まで押し下
げ、その下面を鴨居の上面に押し当てながら蝶ねじ7を
締め、掛止棒8と係止部材4とで鴨居を強く挾んで掛止
具の本体1を固定する。そこで掛止棒8下面の掛止釘1
3にカレンダーや衣服用のハンガーなどを掛止する。な
お係止部材4の締着位置は取付ける鴨居の縦幅寸法に応
じて決定されるが、鴨居の縦幅が非常に長い場合には、
係止部材4を回動して、その上下を逆にするようにすれ
ば縦幅寸法の長い鴨居にも適応することができる。
【0006】
【実施例】図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
縦長状の長方形立方体の本体1のほぼ上半分には、上部
割り溝2が上端より下方へ設けてある。また本体1の下
部にも同様に下部割り溝3が下端から上方の上部割り溝
2の下部より若干離れた位置まで設けてある。また本体
とは別体に設けた長方形立方体の係止部材4の上部寄り
の位置に螺軸5が挿着してあり、該係止部材4を本体1
の裏面に当接し、その螺軸5が上部割り溝2より前方へ
突出するようにし、その突出した螺軸5にワッシャー6
を嵌挿し、螺ねじ7を螺着し、蝶ねじ7をゆるめると、
係止部材4は割り溝内を上下に移動可能となるようにな
っている。その結果、係止部材4は鴨居等の縦幅寸法に
応じて上部割り溝2における適宜な位置で締着固定が可
能となっている。
【0007】さらに別体に設けた角棒状の掛止棒8の下
面には、スプリング係止用の支持環11および複数個の
掛止釘13が取り付けてあり、また先端の上面にはスト
ッパーピン14が設けてあり、さらにまた後部寄りの側
面には螺軸挿通用の孔15が貫設してある。該掛止棒8
は、本体1の下部割り溝3内の上部に挿通し、本体1の
側面より挿通した螺軸9が掛止棒8の孔15を通って螺
着してあり、掛止棒8は螺軸9を支点として揺動可能と
なっている。また本体1の下部に挿通して螺着した螺軸
10にスプリング12の一端を係止し、該スプリング1
2の他端を掛止棒8の支持環11に係止し、該スプリン
グ12によって掛止棒8の前部を下方へ付勢するととも
に、その後端部を上方へ付勢している。
【0008】上記のように構成された室内掛止具を室内
の鴨居などに取り付ける場合は、前記の「作用」の項で
述べたように、本体1の裏面を鴨居に当接し、前方へ突
出している掛止棒8を手で水平位置まで押し上げて掛止
棒の後部先端上面を鴨居の下面に当て、さらに蝶ねじ7
を緩めて係止部材4を鴨居の上面に当接する適宜な位置
まで押し下げ、その下面を鴨居に押し当てながら蝶ねじ
7を締め、掛止棒8と係止部材4とで鴨居を強く挾んで
掛止具を固定する。そこで掛止棒8下面の掛止釘13に
カレンダーや衣服用のハンガーなどを掛止することがで
きる。またスダレやカーテンなどを掛ける場合は、2個
の掛止具をほぼスダレやカーテンの長さだけ離して鴨居
に固定し、左右の掛止棒8の掛止釘13にスダレやカー
テンの左右の端部を掛けることができる。さらにまた鴨
居の縦幅寸法が長い場合には、蝶ねじ7を緩め係止部材
4を上へ上げて使用するが、さらに幅の長いものに取り
付ける場合は、係止部材4を回動して上下を逆にすれ
ば、幅の長いものでも挾んで取り付けることができる。
さらにまた都会の住宅などにおける鴨居の幅の短かいも
の専用に使用する場合は、本体1の上部を短かく形成
し、さらに係止部材4の長さも短かくしてもよい。
【0009】本考案の室内掛止具は、螺軸などの金属以
外のものを檜材などの本材で製作するようにすれば、日
本家屋の室内の鴨居などは全て木材で製作されているの
で、室内の雰囲気に適合して好適である。しかもその檜
材なども製材の際に出る廃材を利用すれば、資源節約と
なって好都合である。また本実施例では主として鴨居に
取り付ける例を示したが、これはテーブルや本棚等の家
具などに取り付けて使用することも可能で、多方面にわ
たって用途の広い掛止具として利用することができる。
【0010】
【考案の効果】本考案の室内掛止具は、係止部材と掛止
棒とで鴨居などを挾んで取り付けるようになっており、
釘を打ちつけたり、螺軸をねじ込んだりしないので、鴨
居などを傷つけることがなく、また鴨居などに釘の孔や
螺軸の孔などが残らない利点がある。さらに室内掛止具
の取付場所を変更する場合も、鴨居等の縦幅寸法に応じ
て上部割り溝における係止部材の締着位置を適宜に変更
したり、または係止部材の上下を逆にすることにより、
どのような長さのものにも取付けることができるという
特長がある。さらにまた掛止具を檜材などで製作すれ
ば、室内の雰囲気に適合して好適であるとともに、檜材
などの廃材を利用して製作すれば資源節約となってさら
に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の室内掛止具の斜視図である。
【図2】本考案の室内掛止具の一部省略分解斜視図であ
る。
【図3】本考案の室内掛止具の使用状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・本体 2・・・上部割り溝 3・・・下部割り溝 4・・・係止部材 5・・・螺軸 6・・・ワッシャー 7・・・蝶ねじ 8・・・掛止棒 9・・・螺軸 10・・・螺軸 11・・・支持環 12・・・スプリング 13・・・掛止釘 14・・・ストッパーピン 15・・・孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦長状の長方形立方体の本体(1)のほ
    ぼ上半分に上部割り溝(2)を上端より設け、さらに本
    体下部にも同様に下部割り溝(3)を下端より設け、別
    体に設けた係止部材(4)の上部寄り位置に螺着した螺
    軸(5)にはワッシャー(6)を嵌合し、さらに蝶ねじ
    (7)を螺着し、且つ該螺軸(5)を本体(1)の上部
    割り溝(2)内に挿入して、係止部材(4)を上下移動
    自在に締着固定するとともに、該係止部材(4)の上下
    を逆転して上下移動自在に締着固定を可能とし、さらに
    別体に設けた棒状の掛止棒(8)を下部割り溝(3)内
    に挿入し、本体(1)の側方より挿通した螺軸(9)を
    該掛止棒(8)の後部寄り位置に設けた孔(15)に挿
    通するとともに、該掛止棒(8)の下面には適宜数の掛
    止釘(13)を固着して構成したことを特徴とする室内
    掛止具。
JP1993050551U 1993-08-09 1993-08-09 室内掛止具 Expired - Lifetime JP2557474Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713275U JPH0713275U (ja) 1995-03-07
JP2557474Y2 true JP2557474Y2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=12862159

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52101301A (en) * 1976-02-20 1977-08-25 Masatoshi Nagao Boiler water supply safety device
JPS56112011A (en) * 1980-02-12 1981-09-04 Japan Atomic Energy Res Inst Composite superconductor

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Publication number Publication date
JPH0713275U (ja) 1995-03-07

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