JP3025132U - 物品固定具 - Google Patents

物品固定具

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JP3025132U
JP3025132U JP1995012433U JP1243395U JP3025132U JP 3025132 U JP3025132 U JP 3025132U JP 1995012433 U JP1995012433 U JP 1995012433U JP 1243395 U JP1243395 U JP 1243395U JP 3025132 U JP3025132 U JP 3025132U
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JP1995012433U
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Inventor
芳一 田窪
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株式会社田窪工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付対象物に挿嵌した物品固定具の上下両接
触面積を広くして圧着させ、摩擦力を増大して物品の取
付固定を強力にできる物品固定具となすこと。 【構成】 取付対象物の端縁部に挿嵌できる開口を形成
したコの字形曲板と、該曲板の下片部が上下摺動自在に
没入遊嵌する空洞を内設した箱状体の一側部に物品取付
座を延設した外嵌体と、前記曲板の下片と箱状体の下壁
とに貫挿螺設する締付螺杆とで構成した物品固定具。 【効果】 取付対象物に対して各種の小物整理具を強固
に圧着取り付けができて取り付け物品の安全を確保す
る。利用範囲の広範な物品取付具を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、物品の取付対象物に対して開口部を挿嵌して螺杆で締め付け固定 する物品固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来利用されているこの種の物品固定具は、例えば図16に図示したように、 取付対象物の前縁部に挿嵌する開口を形成した側面コの字形の曲板Aの下片A1 の下側から締付け螺杆Bを螺挿し、該螺杆の先端部に設けた円形の当板Cを取付 対象物の下面に向かって締め付けることで圧着固定させるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来利用の物品固定具においては、取付対象物の下面に対して接触する螺 杆先端の当板の面積が小であるので摩擦抵抗が小で、圧着力が充分でなく圧着部 においてぐらつき動揺が起こり易く物品の固定が不安定となり、固定具の下方に 長い物品を垂設した場合には、挺子の作用で締付部が捩れたり、緩んだりする惧 れがある。 そこで本考案においては、取付対象物の下面への締め付け接触面積を広くし摩 擦抵抗を増して圧着力を増大し、物品の取り付け固定を強力にして安定性を維持 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
取付対象物の端縁部に挿嵌して螺杆で締付け固定するものであって、取付対象 物の外側から端縁部に挿嵌できる開口を形成した曲板と、該曲板の下片部が上下 摺動自在に没入遊嵌する空洞を内設した箱状体の一側部に物品取付座を延設した 外嵌体と、前記曲板の下片と箱状体の下壁とに貫挿螺設する締付螺杆とで構成し た物品固定具であって、前記箱状体の一側部に延設した物品取付座には小物掛止 具の基端部を挿着することにより取り付けるものであり、また、締付螺杆の下方 部に小物掛止具や布掛け具の基部を回転自在に軸支する軸部と軸受部とを延設し たりするものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1及び図2に本考案に係る物品固定具の一実施形態を斜視図で図示してあり 、固定具1は、図2に分解して図示したように、取付対象物の端縁部に挿嵌でき る開口イを形成したコの字形の曲板2と、該曲板2の折曲げ下片2aが上下摺動 自在に没入遊嵌できる空洞ロを内設した箱状体3の前側部に半円状の膨出部3a を突設し、該膨出部の下側に小物掛止具4の基部を嵌入して軸支する後面開口を 有する固定座部3bを延設した外嵌体5と、前記曲板2の下片2aと箱状体3の 底壁3cとに貫通螺設するとともに、その下端部に前記小物掛止具4の基部軸支 用の軸部6aを延設した締付螺杆6とで構成したものであって、前記各構成部材 を図1に示したように組み合わせ結合したものを、曲板の開口イにより吊戸棚の 底板、天袋の底板又は他の棚板等の前縁部に挿嵌し、締付螺杆6の摘み6bを摘 まんで捻回することにより箱状体を上方へ締め上げてその周縁上面を底板下面に 締め付けて圧着固定するよう構成してある。(図13を参照。)
【0006】 前記小物掛止具4は、上下平行状に配列した上下両横線材4a,4a’の基端 部を押圧して水平面状に扁平部4b,4b’を形成し、該両扁平部の基端間に小 円筒体4cを嵌入固定し、同部に上下連通状の軸孔ハを設け、該小円筒体付き基 端部を前記外嵌体5の固定座3bの開口内に嵌入し、下方から軸孔ハへ締付螺杆 6を挿通して回動自在に軸支するとともに、箱状体3の空洞ロに没入した曲板2 の下片2aの螺孔ニへ螺挿することにより、外嵌体5の下側へ一体的に連設する 。 なお、前記両横線材4a,4a’の一側面に直交して複数のフック7…を等間 隔で固着してあり、各フックへ小物を掛止して吊り下げるよう構成するもので、 図3に前記小物掛止具4の全体を図示してある。
【0007】
【他の実施例】 以下、前記実施の形態とは取り付け物品が異なる実施例三例につき各図に従っ て順次に説明する。 図4は、前記実施例の小物掛止具4に代えてラップホルダー8を同様な固定具 1’に取り付けた例を示す斜視図であって、ラップホルダー8は、五辺形状の曲 線材を周枠8aとしてその両上端部の前向き両折曲片8b,8bを図6に鎖線で 示すように、箱状体3の後部に延設した固定座部3bの後面から挿着することに より取り付けてあり、図5に示すように曲板2と箱状体3とを互に嵌合し、締付 螺杆6により結合する。前記周枠8aの上部に曲線材のラップ置き棚8cを固着 し、下部に曲線材のラップ挾み8dを固着してあり、上部のラップ置き棚8c上 には箱入りのアルミホイル等を載置し、下部のラップ挾み8dの左右両前端部8 e,8e間に巻物状にした筒状のラップを架け渡してその両端軸部を挟持させて 使用するものである。
【0008】 図7及び図8は前記図1から図3に図示した小物掛止具4の吊戸棚の底板Pへ の取り付け状態とその手順を縦断面図で示したものであり、先ず図7に示すよう に曲板2の開口部を吊戸棚の底板Pの前縁部に挿嵌する。この時は曲板2が箱状 体3の空洞ロから上方へ上がった位置にあって開口入口部が広いので底板Pの厚 さとの余裕があるから底板への挿入が容易である。次に図8に示すように締付螺 杆6の摘み6bを摘まんで螺杆を右回転に捻回すると、曲板2の下部が箱状体3 の空洞内に没入し、曲板2の上片2bの先端部が底板Pの上面に当接すると共に 、箱状体3の周縁上面が底板Pの下面に当接し、締付螺杆6の緊締により上下当 接面において圧接状態となって固定具1が底板Pに圧着することにより小物掛止 具4が底板下側に向かって固定する。符号Fは前面方向を示し、Dは吊戸棚の扉 を示す。
【0009】 図9及び図10は、前記図4から図6に図示したラップホルダー8の吊戸棚の 底板Pへの取り付け状態とその手順を縦断面図で示したものであって、図9の状 態から図10の状態へと締め付け固定するものであって、その取り付け手順と操 作は前述の場合に準ずるものであるからその説明を省略する。
【0010】 図11及び図12は更に他の実施例における布掛け具9を示した斜視図であっ て、両図は固定具1の曲板2の向きを箱状体3に対して互に反対向きに嵌合した 二様の状態を示してあり、両者の嵌合方向に互換性を持たせたもので、この布掛 け具9は、三本の竿体9a…の各基端部9bを夫夫四角形状に絞り変形させた各 基端部を上下に重合し、該重合部に軸孔を連通状に設け、該軸孔に締付螺杆6を 挿通するよう固定座部3bの開口内に挿入し、締付螺杆6を回転軸として回動自 在に軸支してある。そして曲板2により吊戸棚等の底板Pに挿嵌固定するもので あって、図13にその挿嵌状態を斜視図で示してある。
【0011】 図13には、吊戸棚の下部のみを概略的に図示して、その底板Pに布掛け具9 を取り付けた状態が示されてあり、底板Pの上側に扉Dを蝶番Qにより左右両開 き式に取り付けてあり、取手Rを持って扉Dを開閉操作するものであって、この 図の場合は特に底板Pの前縁部前端面にはエッジ(縁材)Sが前縁に沿って貼付 されてあり、そのエッジの上下両縁部が底板Pの上下両面から僅かに突出して貼 付されてある。 それであるから、そのエッジの上下両突出縁が収まるべき凹部が必要であり、 曲板2の上片2bの曲がり角部寄りに高段部2cと、箱状体3の周縁上の前後両 端部に夫夫切欠凹部3dとが夫夫凹設されてある。 前記各凹部の状態は、図1及び図2に戻って曲板2と箱状体3の細部を視れば その凹部の状態が明示されてある。 従って、前記各凹部が形成されているから、曲板2の上片先端部と箱状体3の 上縁部全周とが底板Pの上下両面に対して密着して圧着する。 図14に前記布掛け具9の取り付け状態における縦断面図を拡大図示してある 。
【0012】 図15は、なお更に他の実施例における俎板掛け具10の形態を示した斜視図 であって、この俎板掛け具10は、横長いコの字形の曲杆10aの上杆10b端 部を固定具1の箱状体3の取付座部3bの後端部に挿着したものを左右一対並設 して各固定具により吊戸棚の底板又は他の棚板に取り付け、両下杆10c,10 c上に俎板を載置しておくよう使用するものであるが、他の器物をも曲杆を利用 して掛け吊しておくにも利用でき、各種の小物掛止具としても利用できる。 その取り付け手段は、前記各実施例のものに準ずるものであるから説明を省略 する。
【0013】 前述した各実施例の外にも各種の小物整理具を固定具の固定座部に挿着又は軸 着して固定具により任意の取付対象物へ挿嵌取り付けできるものであって、本考 案における固定具の利用範囲は広範である。
【0014】
【考案の効果】 取付対象物の上面には曲板の上片が密着し、下面には箱状体の上縁部全周面 が広く密接して上下両面を締付螺杆で螺締するので上下両面における接触面積 が広く摩擦抵抗が大であるから圧着力が強固であって、物品の取り付けが確実 であり物品取付部が衝撃により動揺し、捻じれたり緩んだりしなく取付物品が 安全である。 箱状体の一側部に物品取り付け用の座部又は軸受部を構成してあるから、各 種の小物整理具を一体的に取り付け、固定具により簡便に任意対象物に取り付 け固定して使用に供せられる。 曲板と箱状体との相互の嵌合方向に互換性を持たせてあるからその方向を逆 向きに変更することにより、小物整理具等の取り付け方向を使用の都合に従っ て変更することが可能である。 固定具の曲板上片と箱状体の周縁上面部に夫夫凹部を形成してあるから、取 付対象物の前縁部にエッジ等の上下突出部がある場合においても固定具が密着 する。 固定具により任意の取付対象物に対して種々の物品を取り付け固定できるか ら本考案の利用範囲が広範で汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る物品固定具に小物掛止具を取り
付けた状態の要部を示す斜視図
【図2】 図1における各部材を分離して示した分解斜
視図
【図3】 図1に図示したものの全体を示す斜視図
【図4】 本考案に係る物品固定具にラップホルダーを
取り付けた状態を示す斜視図
【図5】 図4の要部を示す拡大斜視図
【図6】 図5における各部材を分解して示す分解斜視
【図7】 図1から図3に示した小物掛止具の取り付け
最初の状態を示す縦断面図
【図8】 図1から図3に示した小物掛止具取り付け時
の締め付け状態を示す縦断面図
【図9】 図4から図6に示したラップホルダーの取り
付け最初の状態を示す縦断面図
【図10】図4から図6に示したラップホルダーの取り
付け時の締め付け状態を示す縦断面図
【図11】更に他の実施例における布掛け具を示した斜
視図
【図12】図11の布掛け具の取り付け方向を逆向き変
更した斜視図
【図13】図12に示した布掛け具を吊戸棚に取り付け
た状態を示す斜視図
【図14】図13の取付部における拡大縦断面図
【図15】なお更に他の実施例における俎板掛け具を示
す斜視図
【図16】従来利用の公知の物品固定具を示す斜視図
【符号の説明】
A…曲板 A1…曲板の下片 B…螺杆 C…当板 D…扉 1…固定具 2…曲板 2a…曲板の下片 2b…曲板の上片 2c…高段部 3…箱状体 3a…膨出部 3b…固定座部 3c…底壁 3d…切欠凹部 4…小物掛止具 5…外嵌体 6…取付螺杆 6a…軸部 6b…摘み 7…フック 8…ラップホルダー 9…布掛け具 9a…竿体 10…俎板掛け具 F…前面 P…底板 Q…蝶番 R…取手 S…エッジ(縁材) イ…開口 ロ…空洞 ハ…軸孔 ニ…螺孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付対象物の端縁部に挿嵌固定するもの
    であって、取付対象物の外側から端縁部に挿嵌できる開
    口を形成した曲板と、該曲板の下片部が上下摺動自在に
    没入遊嵌する空洞を内設した箱状体の一側部に物品取付
    座を延設した外嵌体と、前記曲板の下片と箱状体下壁と
    に貫挿螺設する締付螺杆とで構成した物品固定具。
  2. 【請求項2】 箱状体の一側部に小物掛止具の基端部を
    挿着する固定座を延設した請求項1記載の物品固定具。
  3. 【請求項3】 締付螺杆の下方延長部に小物掛止具の基
    部を軸支する回転軸部を設けた請求項1記載の物品固定
    具。
  4. 【請求項4】 物品取付座の下部へ小物掛止具の基部を
    遊嵌させる開口部と軸受部とを連設した請求項1又は3
    記載の物品固定具。
  5. 【請求項5】 曲板の上片部に高低段差による凹部を設
    け、箱状体の周縁上の前後部に切欠凹部を形成した請求
    項1ないし4のいずれかに記載の物品固定具。
  6. 【請求項6】 曲板と箱状体との嵌合方向に互換性をも
    たせて任意嵌合可能に形成した請求項1ないし5のいず
    れかに記載の物品の固定具。
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