JP2558673Y2 - 吊り具 - Google Patents

吊り具

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JP2558673Y2
JP2558673Y2 JP1993046113U JP4611393U JP2558673Y2 JP 2558673 Y2 JP2558673 Y2 JP 2558673Y2 JP 1993046113 U JP1993046113 U JP 1993046113U JP 4611393 U JP4611393 U JP 4611393U JP 2558673 Y2 JP2558673 Y2 JP 2558673Y2
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JP
Japan
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accessory
hanging
small
projection
hook
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Application number
JP1993046113U
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English (en)
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JPH0714982U (ja
Inventor
宗一 赤石
Original Assignee
赤石工業株式会社
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Publication date
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、S字状等をした吊り具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように従来のハンガー30の
中には、物干し竿等に引っ掛けるフック部31の下端部
に、ネクタイやベルト等の小物を引っ掛けるための係合
片32が取り付けられたようなものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】例えば、上記ハンガー
30に背広を掛け、且つ係合片32にネクタイを掛けた
ような場合には、ネクタイが背広の中に隠された状態と
なるので、後になってネクタイを選びだすのに面倒にな
ると共に、背広又はネクタイのいずれを取り出すにも互
いに干渉し、取り出し難いという欠点があった。また、
係合片32からネクタイが滑り落ちることがよくあっ
た。
【0004】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、ハンガーに背広等の衣服を掛け、この衣服にネ
クタイ等の小物を添えるように保持させる場合に、衣服
と小物とが互いに干渉することなく各別に引っ掛け及び
取り外しが行えるようにし、また小物の保持を確実とす
ることができる吊り具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本考
案は、円弧状の上フック部2と円弧状の下フック部3と
を、互いに前後反対向きとなるように、同一平面上にS
字状に有する吊り具において、 下フック部3の端部に、
水平方向へ延出させて形成した小物掛け突起4が、前記
上フック部2及び下フック部3と同一平面上の前方のみ
に設けられていることを特徴としている。
【0006】また、前記小物掛け突起4の基部側上部
に、ヒンジ部5を介して小物押さえ具6が小物掛け突起
4に対して上側から近接する倒伏姿勢と、小物掛け突起
4から上方に離間する起立姿勢とに揺動自在となるよう
に設けられ、小物掛け突起4と小物押さえ具6との間
に、小物押さえ具6を倒伏姿勢を保持する係合機構が設
けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本考案によれば、上フック部を物干し竿等へ引
っ掛け、下フック部にハンガーを吊るすようにして用い
る吊り具であって、その下フック部に小物掛け突起が設
けられているので、この小物掛け突起に掛けたネクタイ
等の小物と、ハンガーに掛けた背広等の衣服とが前後に
位置ずれするようになり、相互に干渉することがない。
【0008】前記小物掛け突起に小物を掛けた後、小物
押さえ具を伏せた状態にし上記小物掛け突起に係合させ
ることで、小物を挟持保持できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本考案に係る吊り具1を示す側面図であり、
図2はその主要部(後述する小物掛け突起4)を斜め下
方から見た状態を示す部分斜視図である。また図3は上
記吊り具1の使用状況を示す斜視図である。
【0010】これら図1〜図3に示すように吊り具1は
径大な上フック部2と、この上フック部2より径小で且
つ前後反対向きとなる下フック部3とを有して成るもの
であって、下フック部3に対して、その突端部を水平方
向へ延出させて形成した小物掛け突起4が設けられてい
る。上記小物掛け突起4の突出長さは、ネクタイの長手
方向中央部あたりの幅寸法を吸収し得る程度の寸法に形
成されている。この小物掛け突起4の基部側上部には、
薄肉に形成されたヒンジ部5を介して小物押さえ具6が
揺動自在に設けられている。小物掛け突起4の突端部に
係合リブ7が設けられ、小物押さえ具6の突端部に上記
係合リブ7と係脱自在となる係合フック8が設けられて
いるので、小物押さえ具6を伏せた状態にすれば、係合
リブ7と係合フック8との係合により小物押さえ具6の
倒伏姿勢が保持されるようになる。小物掛け突起4の突
端部にはまた、その側方へ突出した後、上方へクランク
状に折れ曲がる操作片9が設けられている。この操作片
9は、小物押さえ具6が倒伏姿勢とされたときに、その
突端部よりも僅かに上方側に位置するようになってお
り、係合フック8と係合リブ7との係合を解いて小物押
さえ具6を上方へ揺動させる場合の、指掛けとするもの
である。
【0011】上記小物押さえ具6の下面には、ネクタイ
等の小物を押圧するための滑り止め片10が突設されて
いる。この滑り止め片10は、小物掛け突起4側に設け
てもよい。この実施例では、上フック部2、下フック部
3、小物掛け突起4、ヒンジ部5、小物押さえ具6の全
てが、ABS樹脂等によって一体成形されたものとし
た。しかしこれに限らず、複数部品の固着又は組付け等
によって全体を構成させるようにしてもよい。また上フ
ック部2と下フック部3とは、双方が同じ向き(数字の
「3」のような形体)となるものや、平面方向に直角関
係を成すようにねじられたもの等、種々の態様が可能で
ある。
【0012】このような吊り具1において、図3に示す
ように上フック部2を物干し竿15等へ引っ掛け、下フ
ック部3にハンガー16を吊るすことにより、ハンガー
16やこれに掛けられた衣服17等の荷重を受けて、小
物掛け突起4が水平状態又はそれより若干上向きに傾斜
した状態に保持されるようになり、ネクタイ、ベルト、
マフラー、帽子等の小物18が掛けやすく、また脱落し
難い状態になる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、上述の構成を具備するもので
あって、下フック部にネクタイ等の小物を掛けることが
できる小物掛け突起を有しているため、上フック部を物
干し竿等に引っ掛けると共に、下フック部にハンガーを
吊るすようにして用いることで、上記ネクタイ等の小物
と、ハンガーに掛けた背広等の衣服とが前後に位置ずれ
するようになり、相互干渉することがなくなる。そのた
め、後になってのネクタイ選び等が容易となることは勿
論、衣服を掛けたり取り出したりすることと、小物を掛
けたり取り出したりすることとを各別に行うことが至極
容易となる。
【0014】しかも、前記小物掛け突起4が、下フック
部3の端部から水平方向へ延出されて前側にのみ突出し
ているため、小物掛け突起4の全体をネクタイ等の小物
を掛けるために有効かつ便利に使用することができる。
さらに、水平方向へ延出させて形成した小物掛け突起4
が上フック部2及び下フック部3よりも後方側に突出し
ないため、下フック部3に吊るすハンガー16をクロー
ゼットやタンスその他の収納ケースの後壁に極力接近さ
せて平行に配置でき、ハンガー16に吊るす衣服を収納
ケースの後壁に接近させてコンパクトに収納することが
可能であり、吊 り具をハンガー16と共に便利に使用す
ることができる。
【0015】また、前記小物掛け突起4の基部側上部
に、ヒンジ部5を介して小物押さえ具6が小物掛け突起
4に対して上側から近接する倒伏姿勢と、小物掛け突起
4から上方に離間する起立姿勢とに揺動自在となるよう
に設けられ、小物掛け突起4と小物押さえ具6との間
に、小物押さえ具6を倒伏姿勢を保持する係合機構が設
けられているので、小物掛け突起4に掛けたネクタイ等
の小物を、小物押さえ具6の揺動操作によって、簡単か
つしっかりと挟持でき、小物が滑り落ちるようなことが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吊り具を示す側面図である。
【図2】小物掛け突起を斜め下方より示す斜視図であ
る。
【図3】吊り具の使用状況を示す斜視図である。
【図4】従来のフック具付きハンガーを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吊り具 2 上フック部 3 下フック部 4 小物掛け突起 6 小物押さえ具

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状の上フック部(2)と円弧状の下
    フック部(3)とを、互いに前後反対向きとなるよう
    に、同一平面上にS字状に有する吊り具において、 下フック部(3)の端部に、水平方向へ延出させて形成
    した小物掛け突起(4)が、前記上フック部(2)及び
    下フック部(3)と同一平面上の前方のみに設けられて
    いる ことを特徴とする吊り具。
  2. 【請求項2】 前記小物掛け突起(4)の基部側上部
    に、ヒンジ部(5)を介して小物押さえ具(6)が小物
    掛け突起(4)に対して上側から近接する倒伏姿勢と、
    小物掛け突起(4)から上方に離間する起立姿勢とに揺
    動自在となるように設けられ、小物掛け突起(4)と小
    物押さえ具(6)との間に、小物押さえ具(6)を倒伏
    姿勢を保持する係合機構が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の吊り具。
JP1993046113U 1993-08-24 1993-08-24 吊り具 Expired - Lifetime JP2558673Y2 (ja)

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JPH0714982U JPH0714982U (ja) 1995-03-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183039A (en) * 1974-11-28 1976-07-21 Watanabe Tetsukosho Kk Suritsutaarain niokeru koirujunbisochi
JPS5644042A (en) * 1979-09-18 1981-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Catalyst composition

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JPH0714982U (ja) 1995-03-14

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