JP3118371U - ハンガーセット - Google Patents
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Abstract
【課題】脱衣する順番に円滑、容易に掛けることが可能であるとともに、身に付ける順番に、円滑に取り外して着衣することが可能で、未使用時にハンガー自体を保持・保管することが可能なハンガーセットの提供。
【解決手段】複数のハンガーが衣類の種類別の形状に対応した形状を有し、複数のハンガー懸架部22が、未使用時には平坦の状態となるように、さらに、複数のハンガー懸架部22のうち、フレーム部21の上方側に配設されたもの程、使用時における懸架部位Xが使用者により近接して突出するように配設されてなり、脱衣順に、対応する形状の複数のハンガーにそれぞれ掛けた後に、衣類を掛けたハンガーのそれぞれを、ハンガー懸架部22に、その下方側に配設されたものから順番に円滑に懸架することが可能であるとともに、ハンガー懸架部22の、上方側に配設されたものから順番にハンガー1を円滑に脱離させて着衣・収納する。
【選択図】図1
【解決手段】複数のハンガーが衣類の種類別の形状に対応した形状を有し、複数のハンガー懸架部22が、未使用時には平坦の状態となるように、さらに、複数のハンガー懸架部22のうち、フレーム部21の上方側に配設されたもの程、使用時における懸架部位Xが使用者により近接して突出するように配設されてなり、脱衣順に、対応する形状の複数のハンガーにそれぞれ掛けた後に、衣類を掛けたハンガーのそれぞれを、ハンガー懸架部22に、その下方側に配設されたものから順番に円滑に懸架することが可能であるとともに、ハンガー懸架部22の、上方側に配設されたものから順番にハンガー1を円滑に脱離させて着衣・収納する。
【選択図】図1
Description
本考案は、ハンガーセットに関する。さらに詳しくは、衣類の脱衣時(例えば、帰宅直後における外出着から普段着に着替える時、及び家を出る時における普段着から外出着に着替える時)等に、衣類を脱衣する順番に、皺や型崩れを発生させることなく、円滑かつ容易に掛けることが可能であるとともに、衣類を身に付ける順番に、外れたりズリ落ちたりさせることなく、円滑に取り外して着衣することが可能で、さらに、未使用時にハンガー自体を保持・保管することが可能なハンガーセットに関する。
従来から汎用されているハンガーは、吊り下げ部、上着掛け用等の湾曲部及びズボン掛け用等の横桟部を有する単一形状のものであり、上着、ズボン、シャツ、ネクタイ等の衣類の種類が異なる場合であっても、通常はこのような単一形状のハンガーに脱いだ衣類を掛けざるを得なかった。この場合、例えば、ズボンを脱いで横桟部に掛ける場合、きちんと折り目を揃えて、ハンガーに掛けようとすると、ズボンを掛ける横桟部が先に脱いだ上着の内側に隠れてしまい、一旦、上着をずらしたり、上着を外してからズボンだけを横桟部に掛けなければならず、非常に面倒な作業にならざるを得ないとともに、皺や型崩れを発生させることがあった。また、シャツ等は、先に脱いだ上着又はズボンの上に掛けることになるが、すでに掛けてある大きなサイズの上着等の上に小さなサイズのシャツ等を掛けることは極めて困難であり、皺や型崩れを発生させることがあるとともに、掛けた後の見映えも悪くならざるを得なかった。このように、従来から汎用されているハンガーは、脱ぐ順番に衣類を掛けるのには非常に不便なものであった。また、脱衣して掛けておいた外出着を再度身に付ける場合、サイズの小さなシャツを無理やりサイズの大きな上着から引き剥がさなければならないのとともに、ハンガーが個々の異なった衣類の形状に対応したものではないため、外れたりズリ落ちたりして、取り外しが面倒で厄介なことにならざるを得なかった。また、衣類を脱ぐ時には上着、ズボン等のポケットから小物類を出す場合が多いが、通常、これらの専用の置き場はなく、便宜上、手近の食器棚、机、箪笥の上等の空きスペースに置くしかないことから、キチンと整理することができず紛失したり、再度身に付ける際に置き忘れの原因となる等、極めて不都合であった。さらに、単一形状のハンガーを複数個用いる必要があるとともに、ハンガーの保持・保管場所も一定せず、紛失してしまうことが多かった。
このような不都合を解消するために、「本体部材と吊り下げ部材と複数個の衣紋掛掛合部材とよりなるものであり、これらは合成樹脂成形品よりなり、本体部材は扁平な板乃至閉ループ枠よりなり、この上端にはフック乃至リングよりなる吊り下げ部材が結合してあり、この本体部材の表裏両面には、各衣紋掛掛合部材が少なくとも上下二段それぞれの上端において、水平軸周りに回動自在に枢着してあり、本体部材と衣紋掛掛合部材との枢軸部は、本体部材に水平方向の枢軸が一体に設けてあって、各段ごとに表裏の衣紋掛掛合部材は共通の枢軸によって本体部材と枢軸してあるとともに、各衣紋掛掛合部材は、それぞれ本体部材に対し垂下させてあり、これら上下の衣紋掛掛合部材の掛合部は上段のもの程下段のものゝ掛合部より前記本体部材の表面または裏面から離反させて形成してある衣紋掛整理用ハンガー」が開示されている(特許文献1参照)。
実公平6−41496号公報
しかしながら、特許文献1に開示された衣紋掛整理用ハンガーは、「通常の上着、ズボンまたはスカートを一着掛合できる衣紋掛を数個単一の整理用ハンガーに、掛合離反できるようにするとともに上下多段に掛合でき場所を取らず、しかも各段の衣紋掛の取外しが容易で、かつ、整理用ハンガーの表裏両面が利用できる」という利点を有するものの、脱衣・着衣する衣類の脱着順序、個々の衣類の異なった形状、小物類の取り扱い、及びハンガーの保持・保管等についての考慮がなされておらず、脱着時の簡便さ、円滑さ等の面で必ずしも十分に満足し得るものではないという問題があった。
本考案は、上記問題を解決するためになされたものであり、衣類・小物類の脱衣・脱着時(例えば、帰宅直後における外出着から普段着に着替える時、及び家を出る時における普段着から外出着に着替える時)等に、衣類、小物類等を脱衣・脱着する順番に、皺や型崩れを発生させたり紛失・損傷させることなく、円滑かつ容易に掛けたり収納することが可能であるとともに、衣類、小物類等を身に付ける順番に、外れたりズリ落ちたりさせることなく、円滑に取り外して着衣したりポケットに収納することが可能で、さらに、未使用時にハンガー自体を保持・保管することが可能なハンガーセットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案によれば、以下のハンガーセットが提供される。
[1]使用者が脱いだ衣類を掛ける複数のハンガーと、フレーム部及び前記フレーム部に配設された複数のハンガー懸架部を有する懸架本体とを備えたハンガーセットであって、複数の前記ハンガーが、それぞれ前記衣類の種類別の形状に対応した形状を有し、前記ハンガー懸架部が、未使用時には前記フレーム部内に鉛直方向に整列して平坦の状態となるように、また使用時には使用者に向かって突出した状態となるように、前記フレーム部内を水平軸周りに回動・固定可能に枢着され、さらに、複数の前記ハンガー懸架部のうち、前記フレーム部の上方側に配設されたもの程、使用時における懸架部位が使用者により近接して突出するように配設されてなり、使用者が脱いだ衣類を、脱衣順に、対応する形状の複数の前記ハンガーにそれぞれ掛けた後に、衣類を掛けた前記ハンガーのそれぞれを、前記ハンガー懸架部に、その下方側に配設されたものから順番に円滑に懸架することが可能であるとともに、前記ハンガー懸架部の、上方側に配設されたものから順番に前記ハンガーを円滑に脱離させて着衣・収納することが可能であることを特徴とするハンガーセット。
[2]未使用時に、複数の前記ハンガーを整列させた状態で保持することが可能なハンガー保持体をさらに備えた前記[1]に記載のハンガーセット。
[3]前記懸架本体が、その上端側に、水平方向に回転自在な吊り下げ部を有する前記[1]又は[2]に記載のハンガーセット。
[4]前記懸架本体の前記フレーム部が、上下に縦長の長方形状の枠体であり、かつ前記ハンガー懸架部が、長方形状の板状体である前記[1]〜[3]のいずれかに記載のハンガーセット。
[5]前記ハンガー懸架部が、使用者側に突出した先端側に懸架用溝を有し、かつ前記ハンガーが、上端側に前記懸架用溝と着脱自在な突起を有する前記[1]〜[4]のいずれかに記載のハンガーセット。
[6]複数の前記ハンガーとして、それぞれ、小物類用、上着用、ネクタイ用、ズボン用及びシャツ用に対応するものを含み、これらを脱衣、脱着順に、前記懸架本体のハンガー懸架部に、その下方側に配設されたものから順番に上方側に向かって円滑に懸架することが可能な前記[1]〜[5]のいずれかに記載のハンガーセット。
[7]前記ハンガー保持体が、上端側に、水平方向に回転自在な吊り下げ部を有するとともに、水平方向に整列した、前記ハンガーの突起と着脱自在なハンガー保持用溝を有する前記[1]〜[6]のいずれかに記載のハンガーセット。
本考案によって、衣類・小物類の脱衣・脱着時(例えば、帰宅直後における外出着から普段着に着替える時、及び家を出る時における普段着から外出着に着替える時)等に、衣類、小物類等を脱衣・脱着する順番に、皺や型崩れを発生させたり紛失・損傷させることなく、円滑かつ容易に掛けたり収納することが可能であるとともに、衣類、小物類等を身に付ける順番に、外れたりズリ落ちたりさせることなく、円滑に取り外して着衣したりポケットに収納することが可能で、さらに、未使用時にハンガー自体を保持・保管することが可能なハンガーセットが提供される。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本考案のハンガーセットに用いられる懸架本体の一の実施の形態を模式的に示す斜視図であり、図1(a)は、未使用時、複数のハンガー懸架部がフレーム部内に鉛直方向に整列して平坦の状態となった場合、図1(b)は、使用時、複数のハンガー懸架部が使用者に向かって突出した状態となった場合をそれぞれ示す。図2〜図6は、それぞれ本考案のハンガーセットに用いられる複数のハンガーの一の実施の形態を模式的に示す正面図及び斜視図である。図7は、本考案のハンガーセットに衣類、小物類を掛け、収納した状態を模式的に示す説明図である。
図1〜7に示すように、本考案のハンガーセットは、使用者が脱いだ衣類5(図7には、上着5a、シャツ5d、小物類5eを示す)を掛ける複数のハンガー1(図2には、上着用ハンガー1a、ネクタイ用ハンガー1b、ズボン用ハンガー1c、シャツ用ハンガー1d、小物類用ハンガー1eをそれぞれ示す)と、フレーム部21及びフレーム部21に配設された複数のハンガー懸架部22(図1には、第1のハンガー懸架部22a、第2のハンガー懸架部22b、第3のハンガー懸架部22c、第4のハンガー懸架部22d、第5のハンガー懸架部22eを示す)を有する懸架本体2とを備えたハンガーセットであって、複数のハンガー1(1a、1b、1c、1d、1e)が、それぞれ衣類5の種類別の形状に対応した形状を有し、複数のハンガー懸架部22(22a、22b、22c、22d、22e)が、未使用時にはフレーム部21内に鉛直方向に整列して平坦の状態となるように、また使用時には使用者に向かって突出した状態となるように、フレーム部21内を水平軸Y周りに回動・固定可能に枢着され、さらに、複数のハンガー懸架部22のうち、フレーム部21の上方側に配設されたもの程、使用時における懸架部位Xが使用者により近接して突出するように配設されてなり、使用者が脱いだ衣類5を、脱衣順に、対応する形状の複数のハンガー1(例えば、小物類用ハンガー1e、上着用ハンガー1a、ネクタイ用ハンガー1b、ズボン用ハンガー1c、シャツ用ハンガー1dの順番)にそれぞれ掛けた後に、衣類5を掛けたハンガー1のそれぞれを、ハンガー懸架部22に、その下方側に配設されたものから順番に(22e、22d、22c、22b、22aの順番に)円滑に懸架することが可能であるとともに、ハンガー懸架部22の、上方側に配設されたものから順番に(22a、22b、22c、22d、22eの順番に)前記ハンガーを円滑に脱離させて着衣・収納することが可能であることを特徴とするものである。
ここで、複数のハンガー1は、図2に示すように、それぞれ衣類の種類別の形状に対応した形状を有することが好ましいが、図2に示す形状に限定されるものではなく、適宜最適な形状に変更することができる。また、複数のハンガー懸架部22は、フレーム部21内を水平軸Y周りに回動・固定可能に枢着されるが、その枢着機構・手段には特に制限はなく、汎用されているものを適宜用いることができる。また、ハンガー1の材質としては特に制限はないが、例えば、木材、プラスチック、金属・合金等の汎用されているものを適宜用いることができる。中でも、木材が、環境負荷の減少の面から好ましい。さらに、懸架本体2におけるフレーム部21、ハンガー懸架部22及び吊り下げ部23の材質も同様である。
このように構成することによって、本実施の形態のハンガーセットの1セットを用いるだけで、衣類・小物類の脱衣・脱着時(例えば、帰宅直後における外出着から普段着に着替える時、及び家を出る時における普段着から外出着に着替える時)等に、衣類、小物類等を脱衣・脱着する順番に、皺や型崩れを発生させたり紛失・損傷させることなく、円滑かつ容易に掛けたり収納することが可能であるとともに、衣類、小物類等を身に付ける順番に、外れたりズリ落ちたりさせることなく、円滑に取り外して着衣したりポケットに収納することが可能となる。また、脱衣・脱着する順番が異なる場合であっても、先に脱衣・脱着したものから順番に対応する形状のハンガーに掛けて、ハンガー懸架部に、その下方側に配設されたものから順番に円滑に懸架することが可能であり、脱衣・脱着の順序を問わず円滑な作業を実現することができる。
図8に示すように、本実施の形態においては、未使用時に、複数のハンガー1(1a、1b、1c、1d、1e)を整列させた状態で保持することが可能なハンガー保持体3をさらに備えたものであることが好ましい。
このように構成することによって、未使用時にハンガーを簡易に保持・保管することが可能となる。
ハンガー保持体3は、その上端側に、水平方向に回転自在な吊り下げ部31を有するとともに、水平方向に整列した、後述するハンガー1の突起11と着脱自在なハンガー保持用溝32を有するものであることが好ましい。なお、吊り下げ部31を水平方向に回転自在なものとする手段としては、特に制限はなく、汎用されているものを用いることができる。なお、ハンガー保持用溝32の構成としては、後述するハンガー懸架部の懸架用溝22fと同様とすることができる。
このように構成することによって、ハンガー保持体3自体を容易に、鴨居、壁フック、箪笥のハンガー・バー等に吊り下げることが可能となり、ハンガーの保持・保管を容易化、確実化することが可能となる。
本実施の形態においては、懸架本体2は、その上端側に、水平方向に回転自在な吊り下げ部23を有することが好ましい。この場合も、吊り下げ部32を水平方向に回転自在なものとする手段としては、特に制限はなく、汎用されているものを用いることができる。
このように構成することによって、懸架本体2自体を容易に、鴨居、壁フック、箪笥のハンガー・バー等に吊り下げることが可能となる。
また、懸架本体2のフレーム部21は、上下に縦長の長方形状の枠体であり、かつハンガー懸架部22は、長方形状の板状体であることが好ましい。
このように構成することによって、ハンガー懸架部22が、未使用時にはフレーム部21内に鉛直方向に整列して平坦の状態となるように、また、使用時には使用者に向かって突出した状態となるようにすることが可能となる。
ハンガー懸架部22は、使用者側に突出した先端側に懸架用溝22fを有し、かつハンガー1が、上端側に懸架用溝22fと着脱自在な突起11を有することが好ましい。この場合、図2(a)に示すように、例えば、突起11は、球状体11aと棒状部11bとから構成するとともに、懸架用溝22fは、例えば、図9に示すように、突出した前面部側にスリット22gを有するとともに、半球状の凹部22hを有するようにすることが好ましい。
このように構成することによって、突起11の棒状部11bをスリット22gに水平方向に挿入してから下方に引き下げることで、球状体11aを半球状の凹部22hに簡易に係止させることができ、ハンガー1のそれぞれを、ハンガー懸架部22に円滑に懸架することが可能となる。
なお、図7に示すように、懸架本体2のフレーム部21の上下の長さが十分に長くなるように構成して、ハンガー懸架部22の最下端部に、小物類用ハンガー1eが懸架されるように構成してもよい。このように構成することによって、小物類用ハンガー1eの上に、後から丈の長い衣類5a、5dが被覆された場合であっても、どのような小物類5eが保存されているか目視によって確認することができる。
本実施の形態においては、複数のハンガー1として、それぞれ、小物類用ハンガー1e、上着用ハンガー1a、ネクタイ用ハンガー1b、ズボン用ハンガー1c及びシャツ用ハンガー1dに対応するものを含み、これらを脱衣、脱着順に、懸架本体2のハンガー懸架部22に、その下方側に配設されたものから順番に上方側に向かって円滑に懸架することが可能な構成とすることが好ましい。
このように、ハンガー1を衣類等の形状に対応した形状とすることによって、脱衣・脱着する際、順番に、円滑かつ容易に、また、着衣・収納する際に、ズリ落ち・型崩れを防止しつつ、順番に、円滑かつ容易に作業を行うことが可能となる。
以下、本考案のハンガーセットの使用法について説明する。まず、図1(a)に示すように、鉛直方向に整列させて平坦の状態としたハンガー懸架部22のそれぞれを、図2(b)に示すように、回転により上方に引き上げ、水平にする。なお、図示はしないが、ハンガー懸架部22の水平を保持するためバネ等の手段でハンガー懸架部22は固定される。脱衣した衣類を、脱衣順に、ハンガー保持体3から取り外したハンガー1(脱衣した衣類に対応した形状のもの)に掛けた後、ハンガー懸架部22に、その下方側に配設されたものから順番に(22e、22d、22c、22b、22aの順番に)衣類を掛けたハンガー1の突起11を、ハンガー懸架部22の懸架用溝22fに係合させることによってハンガー1を懸架する。このような、衣類を掛けたハンガー1の懸架本体2への懸架は、予め、懸架本体2を吊り下げ部23によって、鴨居等の所定箇所に吊り下げてから行うことが作業性の面から好ましい。上着(図7では符号5d)、ネクタイ、ズボン、シャツ(図7では符号5d)の順番に脱衣するのであれば、最下段の第5のハンガー懸架部22eには上着用ハンガー1a、下から二段目の第4のハンガー懸架部22dにはネクタイ用ハンガー1b、下から三段目の第3のハンガー懸架部22cにはズボン用ハンガー1c、下から四段目の第2のハンガー懸架部22bにはシャツ用ハンガー1dを掛けることになる。必要に応じ、小物類(図7では符号5e)を入れた小物類用ハンガー1eを一番初めに最下段の第5のハンガー懸架部22eに掛けて、その上方側に、順次、衣類を掛けた上述の他のハンガーを懸架してもよい。
着衣する場合は、上述の脱衣の場合とは反対に、ハンガー懸架部22の、上方側に配設されたものから順番に(22a、22b、22c、22d、22eの順番に)ハンガー1を円滑に脱離させて着衣・収納し、着衣・収納した衣類のハンガーはそれぞれハンガー保持体3に保持させる。全ての着衣・収納が完了した時点で、ハンガー懸架部22のそれぞれの先端を、回転により下方に引き下げ、鉛直方向に整列させて平坦の状態(取り扱い易い状態)として、吊り下げ部23によって、鴨居等の所定箇所に、ハンガー保持体3ともども吊り下げて保管する。
本考案のハンガーセットは、一般家庭で有効に利用されるとともに、脱衣・着衣をすることが行われる旅館等の各種宿泊施設、スポーツ施設等に関する分野で有効に利用される。
1: ハンガー
1a: 上着用ハンガー
1b: ネクタイ用ハンガー
1c: ズボン用ハンガー
1d: シャツ用ハンガー
1e: 小物類用ハンガー
2: 懸架本体
3: ハンガー保持体
5: 衣類
5a: 上着
5d: シャツ
5e: 小物類
11: 突起
11a:球状体
11b:棒状部
21: フレーム部
22: ハンガー懸架部
22a:第1のハンガー懸架部
22b:第2のハンガー懸架部
22c:第3のハンガー懸架部
22d:第4のハンガー懸架部
22e:第5のハンガー懸架部
22f:懸架用溝
22g:スリット
22h:凹部
23: 吊り下げ部
31: 吊り下げ
32: ハンガー保持用溝
X: 懸架部位
Y: 水平軸
1a: 上着用ハンガー
1b: ネクタイ用ハンガー
1c: ズボン用ハンガー
1d: シャツ用ハンガー
1e: 小物類用ハンガー
2: 懸架本体
3: ハンガー保持体
5: 衣類
5a: 上着
5d: シャツ
5e: 小物類
11: 突起
11a:球状体
11b:棒状部
21: フレーム部
22: ハンガー懸架部
22a:第1のハンガー懸架部
22b:第2のハンガー懸架部
22c:第3のハンガー懸架部
22d:第4のハンガー懸架部
22e:第5のハンガー懸架部
22f:懸架用溝
22g:スリット
22h:凹部
23: 吊り下げ部
31: 吊り下げ
32: ハンガー保持用溝
X: 懸架部位
Y: 水平軸
Claims (7)
- 使用者が脱いだ衣類を掛ける複数のハンガーと、フレーム部及び前記フレーム部に配設された複数のハンガー懸架部を有する懸架本体とを備えたハンガーセットであって、
複数の前記ハンガーが、それぞれ前記衣類の種類別の形状に対応した形状を有し、
前記ハンガー懸架部が、未使用時には前記フレーム部内に鉛直方向に整列して平坦の状態となるように、また使用時には使用者に向かって突出した状態となるように、前記フレーム部内を水平軸周りに回動・固定可能に枢着され、さらに、複数の前記ハンガー懸架部のうち、前記フレーム部の上方側に配設されたもの程、使用時における懸架部位が使用者により近接して突出するように配設されてなり、
使用者が脱いだ衣類を、脱衣順に、対応する形状の複数の前記ハンガーにそれぞれ掛けた後に、衣類を掛けた前記ハンガーのそれぞれを、前記ハンガー懸架部に、その下方側に配設されたものから順番に円滑に懸架することが可能であるとともに、前記ハンガー懸架部の、上方側に配設されたものから順番に前記ハンガーを円滑に脱離させて着衣・収納することが可能であることを特徴とするハンガーセット。 - 未使用時に、複数の前記ハンガーを整列させた状態で保持することが可能なハンガー保持体をさらに備えた請求項1に記載のハンガーセット。
- 前記懸架本体が、その上端側に、水平方向に回転自在な吊り下げ部を有する請求項1又は2に記載のハンガーセット。
- 前記懸架本体の前記フレーム部が、上下に縦長の長方形状の枠体であり、かつ前記ハンガー懸架部が、長方形状の板状体である請求項1〜3のいずれかに記載のハンガーセット。
- 前記ハンガー懸架部が、使用者側に突出した先端側に懸架用溝を有し、かつ前記ハンガーが、上端側に前記懸架用溝と着脱自在な突起を有する請求項1〜4のいずれかに記載のハンガーセット。
- 複数の前記ハンガーとして、それぞれ、小物類用、上着用、ネクタイ用、ズボン用及びシャツ用に対応するものを含み、これらを脱衣、脱着順に、前記懸架本体のハンガー懸架部に、その下方側に配設されたものから順番に上方側に向かって円滑に懸架することが可能な請求項1〜5のいずれかに記載のハンガーセット。
- 前記ハンガー保持体が、上端側に、水平方向に回転自在な吊り下げ部を有するとともに、水平方向に整列した、前記ハンガーの突起と着脱自在なハンガー保持用溝を有する請求項1〜6のいずれかに記載のハンガーセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009281U JP3118371U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | ハンガーセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009281U JP3118371U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | ハンガーセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3118371U true JP3118371U (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=43468659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005009281U Expired - Fee Related JP3118371U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | ハンガーセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118371U (ja) |
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2005
- 2005-11-07 JP JP2005009281U patent/JP3118371U/ja not_active Expired - Fee Related
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