JPH0352453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352453Y2 JPH0352453Y2 JP1985188848U JP18884885U JPH0352453Y2 JP H0352453 Y2 JPH0352453 Y2 JP H0352453Y2 JP 1985188848 U JP1985188848 U JP 1985188848U JP 18884885 U JP18884885 U JP 18884885U JP H0352453 Y2 JPH0352453 Y2 JP H0352453Y2
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- Japan
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- pieces
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- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Display Racks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は掛物、主として曼陀羅(以下掛物類と
いう)を掛けるのに用いる吊金具に関する。
いう)を掛けるのに用いる吊金具に関する。
[従来技術とその問題点]
従来、軸物風の曼陀羅は、吊紐の一部に係着し
た綴じ紐をループ状に結び、このループ部分を、
仏壇の背板中央上部に固着した吊金具に掛けて安
置している。しかし、上記吊金具は金属製の帯状
板を略J字形に屈曲したもので、この屈曲部分が
小さく、しかも吊金具の取付位置の空間が狭いた
め、綴じ紐のループ部分を吊金具の屈曲部分に掛
けるのが極めて困難であつた。そこで、上記吊金
具を大にすることも考えられるが、吊金具が露出
しているため、体裁が悪いばかりか、仏壇の荘厳
性を損う。
た綴じ紐をループ状に結び、このループ部分を、
仏壇の背板中央上部に固着した吊金具に掛けて安
置している。しかし、上記吊金具は金属製の帯状
板を略J字形に屈曲したもので、この屈曲部分が
小さく、しかも吊金具の取付位置の空間が狭いた
め、綴じ紐のループ部分を吊金具の屈曲部分に掛
けるのが極めて困難であつた。そこで、上記吊金
具を大にすることも考えられるが、吊金具が露出
しているため、体裁が悪いばかりか、仏壇の荘厳
性を損う。
また、一般の掛物類の吊金具は、略L字形又は
実開昭59−134458号公報に示される如くJ字形に
成形したもので、屈曲部分に掛物類の吊紐を掛け
るようにしている。しかし、上記吊金具は吊紐を
屈曲部分に単に掛けるだけなので、風等で掛物類
が斜めに傾くことがあるばかりか、吊金具の屈曲
部分が露出しているため、体裁が悪い欠点があ
る。
実開昭59−134458号公報に示される如くJ字形に
成形したもので、屈曲部分に掛物類の吊紐を掛け
るようにしている。しかし、上記吊金具は吊紐を
屈曲部分に単に掛けるだけなので、風等で掛物類
が斜めに傾くことがあるばかりか、吊金具の屈曲
部分が露出しているため、体裁が悪い欠点があ
る。
本考案は、上記問題点を解決し、簡単かつ確実
に掛けることができ、しかも極めて体裁のよい掛
物類の吊金具を提供することを目的とする。
に掛けることができ、しかも極めて体裁のよい掛
物類の吊金具を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本考案は上記目的を達成するためになしたもの
で上板と背板並びに背板の下端両側に一体に設け
た対をなす掛止片とにより略コ字形に屈曲形成し
た本体と、この本体の外側に嵌着するコ字形断面
の覆具とからなり、本体の両掛止片間に吊紐を互
いにかけ渡すようにして掛けると共に両掛止片間
には綴じ紐を垂下する切欠き部を形成し、覆具は
上記本体の背板を除いた外表面を覆うようにこの
本体よりやや大なる略同一形状とし、覆具の側板
は上記掛止片上に掛ける吊紐を押圧して垂下を許
容するように覆具の上板より少し短くし、かつ上
板と対向する掛止片間の中央を綴じ紐の垂下を許
容するよう切り欠いたことを要旨とする。
で上板と背板並びに背板の下端両側に一体に設け
た対をなす掛止片とにより略コ字形に屈曲形成し
た本体と、この本体の外側に嵌着するコ字形断面
の覆具とからなり、本体の両掛止片間に吊紐を互
いにかけ渡すようにして掛けると共に両掛止片間
には綴じ紐を垂下する切欠き部を形成し、覆具は
上記本体の背板を除いた外表面を覆うようにこの
本体よりやや大なる略同一形状とし、覆具の側板
は上記掛止片上に掛ける吊紐を押圧して垂下を許
容するように覆具の上板より少し短くし、かつ上
板と対向する掛止片間の中央を綴じ紐の垂下を許
容するよう切り欠いたことを要旨とする。
[作用]
本考案は前記の手段により、本体Aの背板2を
仏壇の背板・壁面等の所要位置に当接して固着し
た後、掛止片3,3に掛物類の吊紐を掛けると共
に、綴じ紐を切欠き部4から下方に垂らして、本
体Aに覆具Bを嵌着する。このため吊金具の本体
が覆具にて覆われ、外観をすっきりするとともに
吊紐が覆具にて固定され、安定するものである。
仏壇の背板・壁面等の所要位置に当接して固着し
た後、掛止片3,3に掛物類の吊紐を掛けると共
に、綴じ紐を切欠き部4から下方に垂らして、本
体Aに覆具Bを嵌着する。このため吊金具の本体
が覆具にて覆われ、外観をすっきりするとともに
吊紐が覆具にて固定され、安定するものである。
[実施例]
以下図面について本考案の実施例を説明する。
Aは金属板、樹脂等で以て略コ字形になした吊
金具の本体で、この本体Aは、上板1、背板2と
この背板2の下端両側に一体に突設した掛止片
3,3とから成り、上記掛止片3,3間に切欠き
部4を設けて成る。
金具の本体で、この本体Aは、上板1、背板2と
この背板2の下端両側に一体に突設した掛止片
3,3とから成り、上記掛止片3,3間に切欠き
部4を設けて成る。
上記本体Aは掛止片3,3の先端を若干上方に
湾曲するか、又は一部をV又はU字形に湾曲する
と、吊紐Saを掛けた際、掛止片3,3から吊紐
が外れるのを防止することができる。
湾曲するか、又は一部をV又はU字形に湾曲する
と、吊紐Saを掛けた際、掛止片3,3から吊紐
が外れるのを防止することができる。
5はねじ等を挿通して本体Aを取付けるための
取付孔であるが、この取付孔5は省略して背板2
の外面に接着剤を塗布して本体Aを所要位置に貼
着可能にすることもある。
取付孔であるが、この取付孔5は省略して背板2
の外面に接着剤を塗布して本体Aを所要位置に貼
着可能にすることもある。
Bは前記本体Aと同様の材質から成る覆具で、
この覆具Bは上板11、背板12、及び上板11
と上下に対向した掛止片13,13並びに上板1
1、掛止片13間に配設し、かつ上板11よりも
短かくした側板14,14とで以て本体Aより
や、大なる略コ字形に形成し、かつ2つの掛止片
13,13間に空間15を設けて本体Aに着脱自
在に嵌合し得るように成したものである。
この覆具Bは上板11、背板12、及び上板11
と上下に対向した掛止片13,13並びに上板1
1、掛止片13間に配設し、かつ上板11よりも
短かくした側板14,14とで以て本体Aより
や、大なる略コ字形に形成し、かつ2つの掛止片
13,13間に空間15を設けて本体Aに着脱自
在に嵌合し得るように成したものである。
上記覆具Bはその側部に設けた側板14,14
をその先端側を上板端縁より短かくし、この側板
14,14にて、本体Aに左右にずれることなく
嵌合し得るようになす。また、覆具Bと本体Aと
の嵌合をより一層確実にするため、覆具の上板1
1、掛止片13,13を内方に若干テーパをつけ
たり、本体Aの上板1、掛止片3,3の先端又は
一部を外方に湾曲する等適当に変形することもあ
る。
をその先端側を上板端縁より短かくし、この側板
14,14にて、本体Aに左右にずれることなく
嵌合し得るようになす。また、覆具Bと本体Aと
の嵌合をより一層確実にするため、覆具の上板1
1、掛止片13,13を内方に若干テーパをつけ
たり、本体Aの上板1、掛止片3,3の先端又は
一部を外方に湾曲する等適当に変形することもあ
る。
本考案に係る吊金具を用いるときは、本体Aを
仏壇・壁面等の所要位置に固着した後、掛止片
3,3に掛物類Sの吊紐Saを掛けると共に、綴
じ紐Sbを切欠き部4から下方に垂らして本体A
に覆具Bを嵌合するものである。
仏壇・壁面等の所要位置に固着した後、掛止片
3,3に掛物類Sの吊紐Saを掛けると共に、綴
じ紐Sbを切欠き部4から下方に垂らして本体A
に覆具Bを嵌合するものである。
[考案の効果]
本考案は上記の構成であるから、掛物類をどん
な場所にでも掛けることができると共に、対をな
す掛止片に吊紐を掛け、これを覆具の側板先端に
押圧して支持するから安定して保持することがで
き、吊紐の掛けた部分が露出しないため極めて体
裁がよく、更に吊紐が短くて吊紐と掛物類の上端
との間が狭いときでも綴じ紐を用いることなく簡
単に掛けることができ、特に仏壇に用いるときに
は極めて有効である等の利点を有するものであ
る。
な場所にでも掛けることができると共に、対をな
す掛止片に吊紐を掛け、これを覆具の側板先端に
押圧して支持するから安定して保持することがで
き、吊紐の掛けた部分が露出しないため極めて体
裁がよく、更に吊紐が短くて吊紐と掛物類の上端
との間が狭いときでも綴じ紐を用いることなく簡
単に掛けることができ、特に仏壇に用いるときに
は極めて有効である等の利点を有するものであ
る。
第1図は本考案に係る掛物類の吊金具を示し、
aは本体の斜視図、bは覆具の斜視図、第2図は
本体に掛物類を掛けた状態を示す正面図、第3図
は使用状態を示す要部拡大断面図である。 Aは本体、Bは覆具、1,11は上板、2,1
2は背板、3,13は掛止片、4は切欠き部、1
4は側板。
aは本体の斜視図、bは覆具の斜視図、第2図は
本体に掛物類を掛けた状態を示す正面図、第3図
は使用状態を示す要部拡大断面図である。 Aは本体、Bは覆具、1,11は上板、2,1
2は背板、3,13は掛止片、4は切欠き部、1
4は側板。
Claims (1)
- 上板と背板並びに背板の下端両側に一体に設け
た対をなす掛止片とにより略コ字形に屈曲形成し
た本体と、この本体の外側に嵌着するコ字形断面
の覆具とからなり、本体の両掛止片間に吊紐を互
いにかけ渡すようにして掛けると共に両掛止片間
には綴じ紐を垂下する切欠き部を形成し、覆具は
上記本体の背板を除いた外表面を覆うようにこの
本体よりやや大なる略同一形状とし、覆具の側板
は上記掛止片上に掛ける吊紐を押圧して垂下を許
容するように覆具の上板より少し短くし、かつ上
板と対向する掛止片間の中央を綴じ紐の垂下を許
容するよう切り欠いたことを特徴とする掛物類の
吊金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985188848U JPH0352453Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985188848U JPH0352453Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296199U JPS6296199U (ja) | 1987-06-19 |
JPH0352453Y2 true JPH0352453Y2 (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=31140594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985188848U Expired JPH0352453Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352453Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935437Y2 (ja) * | 1979-04-13 | 1984-09-29 | 恒太郎 伊藤 | カレンダ−等用吊持具 |
JPS59134458U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-08 | 荒川技研工業株式会社 | ハンガ−フツク |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP1985188848U patent/JPH0352453Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6296199U (ja) | 1987-06-19 |
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