JPH0737733U - ウインドガラスの位置決め装置 - Google Patents

ウインドガラスの位置決め装置

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JPH0737733U
JPH0737733U JP7340193U JP7340193U JPH0737733U JP H0737733 U JPH0737733 U JP H0737733U JP 7340193 U JP7340193 U JP 7340193U JP 7340193 U JP7340193 U JP 7340193U JP H0737733 U JPH0737733 U JP H0737733U
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JP
Japan
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window glass
positioning device
receiving
main body
vertical wall
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JP7340193U
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English (en)
Inventor
光司 荒川
敏広 満岡
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のウィンドガラスを所定位置に接着固
定するために使用するウィンドガラスの位置決め装置を
提供する。 【構成】 合成樹脂材により成形するもので、グロメッ
ト部10とガラス受部20との2部品よりなる。上記グ
ロメット部10は本体11と、その本体11の上面に載
置された縦壁13を備え、上記縦壁13には一の側面を
傾斜状として複数の突起14を、他の一面には本体11
と平行に伸びた抜け防止ストッパー15が形成されてい
る。また、ガラス受部20は、ヒンジ23を介してスラ
イド部21と固定片24とを連設し、上記スライド部2
1には突起14を受入れるための複数の受孔が形成され
ている。そして、上記突起と受孔を自由に嵌合させるこ
とによって、ウィンドガラスを上下に移動して間隔部の
間隔を決定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車車体の窓枠に取付けられるウィンドガラスの取付けに際し、 上記ウィンドガラスが所定位置に確実に固定できるようにするためのウィンドガ ラスの位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体は、各部分を薄い鋼板をプレス加工し、所定のデザインをもつ形 状に加工して製造される。このとき、図7に示されるように、車体に備え、ウィ ンドガラスGを固定する窓枠も同様にプレス加工し形成されるが、窓枠のあるル ーフパネルRとボディパネルBとの間は全体が曲線状となっている。 しかも図7のAーA線で示される図8の断面図のように、上記窓枠で開口部K となっている周縁のフランジ部Fは、段差をもっているため寸法的に正確に加工 しにくい。しかも段差のあるフランジ部Fの周縁にはウィンドガラスGを接着剤 SをダムラバーDにより外周にはみ出ないように管理しながら、かつルーフパネ ルRの面とも合致するように取付けなければならない。
【0003】 しかし、この接着時に上記接着剤Sが固化するまでに或る程度の時間が必要な ため、この時間中にウィンドガラスGの自身の重みと、図8のように取付け位置 が傾斜状となっているため、下の方へずり下がることになる。 しかもウィンドガラスG自身にも寸法誤差が生じるため、上記ウィンドガラス Gと、その周縁とで生じる間隔部Hにもそれぞれの車体による間隔差が生じる。 そして上記間隔部Hには装飾体としてモールMが装着されるが、上記間隔差によ りモールMの取付けに不具合が生じることになる。
【0004】 そこで、接着中、上記ウィンドガラスGの下面Gaの部分を位置決め装置によ り固定しておけば、ウィンドガラスGがずり落ちないため、間隔部Hの寸法はす べて一定寸法で維持できることになる。
【0005】 ここで、従来例によるウィンドガラスの位置決め装置としては、例えば実開昭 60−121916号に開示のものがある。本例によれば、パネル板に固定する ベースブロックと、このベースブロックにウィンドガラスの板厚直交方向にスラ イド自在に嵌装され、かつベースブロックにラチェット機構でロック可能にした 可動保持具とでなるものである。 そして、上記ベースブロックをウィンドガラスの下面の直下位置になるように パネル板に固定したのち、可動保持具をベースブロックに取り付け、その先端が 上記ウィンドガラス下面に直接当接するようにしてラチェット機構で動かすこと により、上記ウィンドガラスを所定位置に保持しようとするものである。
【0006】 また、他の例として、実開平1−91620号によれば、第1スペーサ要素を ウィンドガラス直下の取付孔に取付け、第2スペーサ要素を上記第1スペーサ要 素に組み合せ、上記スペーサ要素の備えるカム作用手段を、ラチェット機構であ るラチェット爪とラチェット歯を噛み合わせることにより、一方向だけの回転作 用により、上記ウィンドガラスの位置決めをしようとするものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した実開昭60−121916号に示す方法では、ベース ブロックに嵌装された可動保持具の上下動によるが、上記ベースブロックにはラ チェット機構のラチェット爪が備えられ、また上記可動保持具にはラチェット歯 が備えられており、この構成によれば常に上記可動保持具を下方向に動かすこと により、上記ラチェット機構を働かせてウィンドガラスの停止位置を決めるよう になっている。従って、この構成によれば、上記可動保持具は下方向なら下方向 のみといったように、一方向のみしか作動できない。
【0008】 このことは、前者、即ち下方向に作動をとるときは、ウィンドガラスとルーフ パネルとの間隔部が狭い間隔の場合から位置決めを行なう必要があり、ウィンド ガラスとルーフパネルとの間隔部が広い間隔の場合から位置決めを行なうことが できず、始めから一方向にしか作動できないという欠点があった。
【0009】 また、上記した実開平1−91620号によるときは、第1スペーサ要素を所 定の取付孔に装着し、これに第2スペーサ要素を嵌着し、上記第1スペーサ要素 の備えるラチェット爪と、第2スペーサ要素の備えるラチェット歯とを噛み合せ ることにより、第2スペーサ要素に形成されたカム作用手段を回転させ、上記ウ ィンドガラスを所定位置に位置決めするようになっている。
【0010】 そして、このとき、治具によって上記カム作用手段を回転させるのであるが、 ラチェット機構は一方向のみの回転作動しかできないようになっている。
【0011】 このように一方向にしか作動できないため、ウィンドガラスとルーフパネルと の間隔部が狭い間隔の場合から位置決めを行なうか、或いは、ウィンドガラスと ルーフパネルとの間隔部が広い間隔の場合から位置決めを行うかの、いずれか一 方の方法を始めから決めて行なう必要があるという欠点があった。
【0012】 したがって、本考案の目的は、ウィンドガラスの位置決めを行なうに際して、 上記ウィンドガラスとルーフパネルとの間隔部が、たとえ広い間隔のときでも、 或いは狭い間隔のときでも、ウィンドガラスの上下のいずれの方向に対しても位 置決めが可能なウィンドガラスの位置決め装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のウィンドガラスの位置決め装置は、車体開 口部の窓枠周縁に段差を付けて形成されたフランジ部に、ウィンドガラスを接着 剤によって所定位置に接着固定するためのウィンドガラスの位置決め装置におい て、上記位置決め装置は、パネル取付け孔に係止されるグロメット部と、ガラス 受部の2部品よりなり、上記グロメット部は、パネル面に当接する本体と、その 本体には前面に複数の突起を、後面に抜け防止ストッパーを備えた縦壁と、その 本体の下面より垂下し、出没自在な係止体を備えた脚体とを形成し、上記ガラス 受部は、ヒンジを介して両側に連接するスライド部と固定片よりなり、前記スラ イド部は、上記突起を受入れる複数の受孔を形成していることを特徴とする。
【0014】 本考案において、上記グロメット部としては、上記本体の表面より脚体にわた り螺子孔が形成されていることが好ましい。
【0015】 本考案において、上記スライド部は、複数の受孔を形成し、その受孔の挿入深 さはいずれも同一の挿入深さを備えていることが好ましい。
【0016】 また、本考案において、上記縦壁に形成された複数の突起の形状は、いずれも 同じくし、かつ上記いずれの受孔にも突起が嵌合できるように形成されているこ とが好ましい。
【0017】 他の好ましい態様としては、上記縦壁は、突起の形成されている面が傾斜して 形成してあり、上記スライド部の受孔と嵌合しながら移動でき、かつ固定片は抜 け防止ストッパーで保持されていることが好ましい。
【0018】
【作用】
本考案のウィンドガラスの位置決め装置を用いて、ウィンドガラスの位置決め を行なうには、まず、ボディパネルに穿設された所定の取付孔に本考案の位置決 め装置を装着する。この位置決め装置には、グロメット部が形成されており、上 記グロメット部には本体と、出没自在になる係止体を備えた脚体があり、この脚 体を上記取付孔に装着すれば、上記係止体の抜け防止部分によりパネル板の孔面 でしっかりと固定される。そして、本体は上記パネル面に当接する。
【0019】 また、上記本体には、縦壁がその前面に本体の一部を残して形成されており、 別体になるガラス受部のスライド部が、上記縦壁にそって本体の上を滑りながら 縦壁に形成された突起を、スライド部に形成された受孔に挿入することにより位 置決めを行なう。このとき、上記縦壁は一方に傾斜しているので、スライド部を 傾斜方向に移動して位置調節を行なうことができる。
【0020】 また、上記ガラス受部は、ヒンジを介して一方にスライド部を他方に固定片を 備えており、上記スライド部には所定間隔で受孔が、また固定片は、縦壁の一方 に本体と平行に、かつ固定片の厚さと等しい間隔で抜け防止ストッパーが形成さ れている。そして、上記固定片は、抜け防止ストッパーの間隔部を自由にスライ ドするように構成されている。
【0021】 また、ウィンドガラスの位置決めを行なうときには、いずれかの受孔に突起を 嵌合するわけであるが、たとえ上記ウィンドガラスとルーフパネルとの間隔部の 間隔が広い場合であっても、また狭い場合であっても、上記受孔と突起との嵌合 位置を左右にかえるためにスライド部を縦壁の傾斜に沿って左右に移動すれば、 上記ウィンドガラスを上方向、あるいは下方向に自由に変化させることができ、 これによってウィンドガラスの取付け位置を決めることができる。
【0022】 また、スライド部の外表面は曲面形状となっているため、ウィンドガラスとの 当接による抵抗がほとんどないので、スライド部をスムーズに左右位置に移動し て突起との嵌合位置をかえ、またはウィンドガラスの上下移動を行なうことがで きる。また、上記スライド部を移動させるときには、先端にある切欠き部に治具 を当てて分離するようにすることにより、スライド部の移動を簡単に行なうこと ができる。
【0023】
【実施例】
図1には、本考案になるウィンドガラスの位置決め装置の実施例の斜視図が示 され、図2には図1のA−A線による断面図が示されている。そして、このウィ ンドガラスの位置決め装置1は、比較的軟質の合成樹脂により一体成形して作ら れる。
【0024】 図1及び図2に示されるように、このウィンドガラスの位置決め装置1はグロ メット部10とガラス受部20とによってなる。上記グロメット部10は、本体 11と脚体16とよりなり、上記本体11は、平板状で本例においては角形とな り、下面はパネル板に密着できるように平らな面をもっている。そして、脚体1 6は、上記本体11の下面より垂直に垂下し、パネルの取付孔の形状に合せた形 状、本例においては断面角形状として形成されている。 更に、この脚体16にはその相対した2面に、本体11に向って傾斜して伸び た係止体17が出没自在となるように形成されている。そして、この係止体17 の先端には上記パネルの取付孔の周縁に係止する抜け止め部分17aが形成され ている。
【0025】 また、本体11の前面の中央部には突出した縦壁13が設けられている。この 縦壁13には、一方の側面に複数で同一大きさの突起14が所定間隔をもって設 けられている。そして、他の一つの側面には、本体11に平行で、かつガラス受 部20のもつ固定片24の肉厚と同じ厚さの間隔空間を形成する抜け防止ストッ パー15が突出して形成されている。そして、上記突起14の設けられた側面は 一方に向って傾斜して形成されている。
【0026】 なお、このグロメット部10には、上記本体11の表面から脚体16の中心に 向って螺子孔18が設けられており、この螺子孔18に螺子が螺子込まれたとき には、その螺子周辺が拡大し、パネル板への固定を強固にすることもでき、また は螺子自身を脚体16に食い付かせて、本体11上に、他のパネル板を保持する ときの固定を更に強固にすることもできるようになっている。
【0027】 ガラス受部20は、外表面21aを曲線体としたスライド部21と開閉自在と なるヒンジ23を介して連続する固定片24よりなっている。上記スライド部2 1には、その内側面を縦壁13と向い合い、上記複数の突起14が嵌合できるよ うに、同じく複数の受孔22を所定間隔をもって設けている。なお、上記受孔2 2は突起14よりも幾分大きく形成されている。 また、ヒンジを介して連続する固定片24は、細長い平板状で、上記抜け防止 ストッパー15と本体11との間隔空間を左右に移動する構成となっている。
【0028】 なお、スライド部21の自由端には切欠き部25が設けられている。この切り 欠き部25はウィンドガラスの上下移動のときに上記突起14との嵌合を解くと き、治具で上記スライド部21を分離するための空間である。
【0029】 図3は位置決め装置1の使用個所の説明図である。即ち、車体の一部断面図で あって、図中、Rはルーフパネル、Bはボデイパネル、Gはウィンドガラス、K は窓枠、Mはモール、そして接着剤をSで示してある。
【0030】 ここで、ルーフパネルR及びボディパネルBはプレス加工によって成形され、 同時に窓部分が切断され、窓枠Kが段差をもって設けられる。窓枠Kにはウィン ドガラスGが上記ウィンドガラスGの周縁に取り付けられた接着剤Sにより、上 記窓枠Kに押圧して固定されるが、このとき、プレス加工時の加工誤差や、ウィ ンドガラスGの成形上の寸法誤差により、モールMを装着するための上記ウィン ドガラスGとルーフパネルRとの間隔部に寸法誤差が発生する。 然も、ガラスGの接着剤Sは直ちに固化しないため、またウィンドガラスG自 身も傾斜して接着されているため、初期の間、自己の重さで下方にずりおちるよ うになる。
【0031】 そこで、上記ウィンドガラスGの下面位置に位置決め装置1をとり付け、モー ルMの装着される段差のある間隔を一定間隔に保持するため、ウィンドガラスG の位置決めをして、その位置で固定すればよい。
【0032】 図4乃至図6は、ウィンドガラスの位置決め装置1を使用して取付けるときの 説明図を示している。図4はウィンドガラスGの下面に固定された位置決め装置 1であって、突起14が、スライド部21のもつ受孔22に嵌合されているとこ ろを示している。 この場合においては、ウィンドガラスGとルーフパネルRとで形成される間隔 部の間隔が、モールMを装着するときに丁度よい寸法となっていることを示して いる。なお、突起14と受孔22との嵌合を解くときには、図示のように切欠き 部25に治具Jを当ててスライド部21を上の方に分離すれば、嵌合状態を解い て移動させることができる。
【0033】 図5は、スライド部21を右方向に移動して突起14との嵌合状態を左の方に 合せた状態を示している。これによって、上記スライド部21はガラスの方に盛 り上がったように高くなるので、ウィンドガラスGを上に移動することができる 。この場合においては、ウィンドガラスGとルーフパネルRとで形成される間隔 部の間隔が広いために、モールMを装着するときに上記モールMが浮いたように なり、完全に間隔部を埋めることができないために、スライド部21を上に上げ ることにより上記間隔部の位置調節をすることを示している。
【0034】 図6は、スライド部を左方向に移動して突起14との嵌合状態を右の方に合せ た状態を示している。これによって、上記スライド部21は低い位置となるので 、ウィンドガラスGを下に下げることになる。この場合においては、ウィンドガ ラスGとルーフパネルRとで形成される間隔部の間隔が狭いために、モールMを 装着するときに上記モールMが装着しにくいか、或いは装着されても変形した状 態になりやすい。 そこで、ウィンドガラスGを下に下げる必要があり、スライド部21を下に下 げるように左方向に移動して突起14と嵌合させれば、スライド部21は高さが 低くなり、従って、間隔部が広くなり所定寸法になることを示している。なお、 この場合も、治具Jを切欠き部25に当てて使用すれば、スライド部21の移動 は簡単にできる。
【0035】 そして、上記したスライド部21の左右への移動は上記スライド部21の表面 21aが曲線状となっているため、ガラス下面と当接移動しても、抵抗が小さい ので容易にウィンドガラスGの高さ調節をすることができる。
【0036】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のウィンドガラスの位置決め装置によれば、本体 に形成された縦壁の突起を、スライド部に形成された受孔に挿入して嵌合を自由 に選択することができ、これによって、上記ウィンドガラスの取付け位置を上下 方向に調節できるので、ウィンドガラスとルーフパネルとによりできる間隔部を 容易に一定の間隔に保持できる。
【0037】 しかも、上記スライド部を左右に移動するだけで、上記間隔部が広い場合であ っても、または狭い場合であっても、ウィンドガラスを上下に移動して自由に一 定間隔に調節ができるので能率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のウィンドガラスの位置決め装置の実施
例を示す斜視図である。
【図2】本考案のウィンドガラスの位置決め装置の断面
図である。
【図3】ウィンドガラスの位置決め装置の使用位置を説
明する断面図である。
【図4】ウィンドガラスの位置決め装置の使用状態を示
す説明図である。
【図5】ウィンドガラスの位置決め装置の使用状態を示
す説明図である。
【図6】ウィンドガラスの位置決め装置の使用状態を示
す説明図である。
【図7】車体のウィンドガラス周縁の説明図である。
【図8】車体のウィンドガラス周縁を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ウィンドガラスの位置決め装置 10 グロメット部 11 本体 13 縦壁 14 突起 15 抜け防止ストッパー 16 脚体 20 ガラス受部 21 スライド部 22 受孔 24 固定片 R ルーフパネル B ボディパネル G ウィンドガラス

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体開口部の窓枠周縁に段差を付けて形
    成されたフランジ部に、ウィンドガラスを接着剤によっ
    て所定位置に接着固定するためのウィンドガラスの位置
    決め装置において、上記位置決め装置は、パネル取付け
    孔に係止されるグロメット部と、ガラス受部との2部品
    よりなり、上記グロメット部は、パネル面に当接する本
    体と、その本体には前面に複数の突起を、後面に抜け防
    止ストッパーを備えた縦壁と、その本体の下面より垂下
    し、出没自在な係止体を備えた脚体とを形成し、上記ガ
    ラス受部は、ヒンジを介して両側に連接するスライド部
    と固定片とよりなり、前記スライド部は、上記突起を受
    入れる複数の受孔を形成したことを特徴とするウィンド
    ガラスの位置決め装置。
  2. 【請求項2】 上記グロメット部は、上記本体の表面よ
    り脚体にわたり螺子孔が形成されている請求項1記載の
    ウィンドガラスの位置決め装置。
  3. 【請求項3】 上記スライド部は、複数の受孔を形成
    し、その受孔の挿入深さはいずれも同一の挿入深さを備
    えている請求項1もしくは請求項2記載のウィンドガラ
    スの位置決め装置。
  4. 【請求項4】 上記縦壁に形成された複数の突起の形状
    は、いずれも同じくし、かつ上記いずれの受孔にも突起
    が嵌合できるように形成されている請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のウィンドガラスの位置決め装置。
  5. 【請求項5】 上記縦壁は、突起の形成されている面が
    傾斜して形成してあり、上記スライド部の受孔と嵌合し
    ながら移動でき、かつ固定片は抜け防止ストッパーで保
    持されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    ウィンドガラスの位置決め装置。
JP7340193U 1993-12-22 1993-12-22 ウインドガラスの位置決め装置 Pending JPH0737733U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100525A2 (ja) * 2008-11-10 2010-09-10 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー フロントガラスの取付位置の位置決め及び調整用クリップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100525A2 (ja) * 2008-11-10 2010-09-10 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー フロントガラスの取付位置の位置決め及び調整用クリップ
WO2010100525A3 (ja) * 2008-11-10 2011-01-27 ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー フロントガラスの取付位置の位置決め及び調整用クリップ

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