JPH0737669U - 録音再生機能付カード - Google Patents

録音再生機能付カード

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JPH0737669U
JPH0737669U JP598494U JP598494U JPH0737669U JP H0737669 U JPH0737669 U JP H0737669U JP 598494 U JP598494 U JP 598494U JP 598494 U JP598494 U JP 598494U JP H0737669 U JPH0737669 U JP H0737669U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑なロック機構を設けることなる該録音を
防止すること 【構成】 主シート1に録音機能再生部4とスピーカ部
7とマイクロホン8と電源電池5と録音用スイッチ部1
0を配設する。録音用スイッチ部10は副シートの開放
状態で操作可能とするとともに上部にシート状の被覆部
材を貼着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は録音再生機能付カードに係り、複雑なロック機構を設けることなく誤 録音を防止できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
主シートに発音ICやスピーカ部、電源電池等を配設し、副シートを開くとス イッチ部が操作されて発音ICが駆動し、スピーカ部から音がでるようにしたメ ロディーカードが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこの種従来のメロディーカードは、発音ICに予め入力されたメ ロディーの再生機能は有するが録音機能は有しないため、発信者は相手に伝えた い好みの台詞やメロディーを自分自身で自由に録音できない難点があった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、再生機能だけでなく録音機 能も有し、発信者が相手に伝えたい台詞やメロディーを自分自身で自由に録音す ることができるカードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来のメロディーICにかえて、RAM等の固体メモリを利用した 録音再生機能部を主シートに配設するようにしている。また副シートの開閉によ り録音再生機能部の再生機能を制御する再生用スイッチ部の他に、該副シートの 開放により操作可能となる録音用スイッチ部を設けている。
【0006】
【作用】
このように構成することにより、副シートを開いて発信者が相手に伝えたいせ りふやメロディーを自分自身で自由に録音できるようにし、また録音した後には 、副シートを開けば録音された音声が再生されるようにしている。そして録音用 スイッチ部は、副シートを開かないと操作出来ない構造とすることで、副シート を開くことの出来る者(贈り手及び受け取り手)以外の音が誤って録音すること のない様にしたものである。
【0007】
【実施例】
以下、この考案に係わる録音再生機能付カードの実施例を説明する。 第1図において、1は上下2枚のシート1a,1bを重ね合わせて成る主シー ト、2は該主シート1上に開閉自在に被蓋される副シートである。主シート1上 には、贈る相手にふさわしいメッセージが記入されており、副シート2が閉じた 状態では、故意に開かない限り閉じた状態を維持している。3はシート1a,1 bの間に配設された配線基板であって、該基板3にはRAM(ランダムアクセス メモリ)とRAM内に音声データを符号化して格納したり、また符号化された音 声データをRAMから呼び出したりする変換器、および増幅部等から成る録音再 生機能部4と電源電池5が配設されている。録音再生機能部4はRAMの大きさ により録音時間が変化するが、10秒〜20秒程度録音する能力があれば十分で ある。7は薄板状スピーカ部、8は音声入力部としての録音用マイクロホンであ る。
【0008】 9は副シート2の開閉に連動して録音再生機能部4の再生機能を制御する再生 用スイッチ部であり、本実施例ではCdSのような受光素子から成っているが、 開閉に連動するメカスイッチを用いても良い。CdSを使う場合、シート1bは 若干の透光性を有する。10は録音再生機能部4の録音機能を制御する録音用ス イッチ部であって(第2図も併せて参照)、シート1bに開設された孔部6から 露呈している。このスイッチ部10は、例えば押圧式スイッチやスライド式スイ ッチのようなメカスイッチから成り、副シート2を開放すると手動的に操作可能 となる。この録音用スイッチ部10は、誤操作されにくい様にシート1の略中央 部に設けられている。また副シート2を閉じた状態で、該副シート2の上から誤 操作されないように、該スイッチ部10は円筒状スペーサ11の内部に配設され ており、また副シート2の裏面には誤操作防止用のための硬質材から成るカバー シート12が装着されている。このカバーシート12は特に必要とするものでは なく、ない場合でも十分に誤操作を防止でき、また録音用スイッチ部がスライド 式のものであれば、副シートを閉じるだけで確実に誤操作を防止できる。
【0009】 このカードは上記のような構成から成り、このカードを購入すると、贈り手は まず第一に副シート2を開けることになるが、この時は何も録音されておらず、 贈り手は副シート2を開けた状態で操作可能な録音用スイッチ部10を操作し、 マイクロホン8に向って受け取り手に対するメッセージを録音することができる 。なお、工場出荷時に「毎度御買上げ・・・」等のメッセージをモニタ用として あらかじめ録音しておくことも可能である。もちろんこのメッセージは次の録音 により完全に消去される。主シート1上には受け取り手にふさわしい文字や絵柄 が書かれており、直筆でメッセージを書くことも出来る。
【0010】 この様にして受け取り手に対するメッセージの手書きや録音が終了すると、副 シート2を閉じる。副シート2を閉じると手書きや録音されたメッセージが受け 取り手以外の者が容易に知ることの出来ない様に、封筒に入れるなどして受け取 り手に渡す。この場合、相手方に発送する前に再生してみて、正しく録音されて いるかどうか確認するとよい。またこれを受け取った相手方が副シート2を開く と、再生用スイッチ部9は所定ルクス以上受光して録音再生機能部4が駆動し、 スピーカ部7から音声が再生される。このように副シート2を開かないと録音用 スイッチ部10の操作ができないようにしておけば、相手方は副シート2を開い たときに少くとも一回は再生音を聞けることとなり、相手方が一度も聞くことな しに誤って新たな録音をしてしまうことはない。さらには、副シート2を閉じた 状態で封筒などに入れて相手に渡すものであるので、例えば郵送等で相手に送る 場合であっても発信者と受け取る相手以外の第3者がカードを開くことは出来な いので、郵送途中で誤って録音ボタンが操作されて雑音が録音されることはない 。
【0011】 この考案に係るカードは、以上のように副シートを開けることにより録音用ス イッチ部を操作可能とするもので、受け取り手側も再生メッセージを開いた後、 必要があれば録音用スイッチ部を操作して新たな録音が出来るものであり、相互 にメッセージの交換を行なえる。もちろん受け取り手側が新たな録音をすること で贈り手側のメッセージが消されるのを嫌う場合は、録音用スイッチ部を操作し なければよく、メッセージを半永久的に残したければ録音用スイッチ部10上面 にシート状シールを貼着するなどして誤録音を防止してもよい。このことは贈り 手側が送る前に行なってもよい。
【0012】 第3図において、15は固定端子15aとばね力を有する可変端子15bとか ら成る再生用スイッチ部、16はメンプレンスイッチから成る録音用スイッチ部 である。スイッチ部15は副シート2の開閉に連動して作動するが、スイッチ部 16は再生用スイッチ部15がオン状態にあるとき、すなわち副シート2が開放 された状態のときのみに、受け付けられる様に回路上構成しており、かくするこ とにより何らロック手段を講じなくても副シート2を閉じた状態でいかなる外力 が加わっても誤録音が防止できる。
【0013】 第4図aにおいて、主シート1の両側部には第1の副シート2と第2の副シー ト17が開閉自在に設けられている。第1の副シート2を開かない限り第2の副 シート17は開くことはできず、この第2の副シート17を開くと、スライド式 の録音用スイッチ部18が操作可能となる。
【0014】 録音機能部4、スピーカ7、マイクロホン8等は上述の実施例と同様であり、 主シート1を構成するシート1a,1bの間に配設されている。シート1bには 録音用スイッチ部18を露呈させるための開口部19が開設されている。この実 施例のようにカードは2つ折り以上されるものでもよく、この場合、たとえば贈 り手側が受け取り手を含む他人による録音をさせたくなければ(自分のメッセー ジのみ半永久的に残したい場合)、シール20などにより第2の副シート17と 主シート1を接着させ、録音用スイッチ部18を操作出来ない様にできる。
【0015】 第5図a,bにおいて、21は封筒状の主シート、22は該主シート21の内 部に出し入れ自在に収納される副シート、23は各素子4〜9ヲ保護するカバー シートである。主シート21の上面には副シート22に書かれた宛先などを露呈 させるための窓部24が、またカバーシート23には録音用スイッチ部10を操 作できるように露呈させるための開口部25は開設されており、副シート22を 主シート21から取り出し、スイッチ部10を操作することにより録音すること ができ、また録音された音声は副シート22を取り出すことにより再生される。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係わるカードは、主シート1に録音機能と再生機 能を具有する録音再生機能部4を配設し、かつ副シート2の開閉により上記録音 再生機能部4の再生を制御する再生用スイッチ部9と、該副シート2の開放によ り操作可能となる録音用スイッチ部10とを設けて成るので、発信者は相手に伝 えたい好みの台詞やメロディーを自由に録音することができる。殊に録音用スイ ッチ部10を副シート2を開いた状態で操作可能とすることにより、該カードを 受け取った相手方は副シート2を開いた際に少くとも一回は録音された音声を聞 くことができるので、仮りに相手方がカードを開いた後に誤操作を行なっても、 メッセージをまったく伝えられないということはなく、また該カードを封筒等に 入れて郵送等により送る場合は、特に封筒による開閉防止効果があるので録音用 スイッチ部10が誤操作されて誤って郵送中の雑音等が録音されるのを確実に防 止できる。
【提出日】平成6年5月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は録音再生機能付カードに係り、複雑なロック機構を設けることなく 誤録音を防止できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
主シートに発音ICやスピーカ部、電源電池等を配設し、副シートを開くと スイッチ部が操作されて発音ICが駆動し、スピーカ部から音がでるようにし たメロディーカードが知られている。そしてこの種従来のメロディーカードの 中には再生機能だけでなく、自ら録音機能を有し、発信者が好みの台詞や音を 自由に録音出来るものもある。
【0003】 ところでメロディーカードに録音機能を設けた場合、誤録音を防止しなけれ ばならずそのための手段として実開昭60−47051号公報にみられるよう にカードの扉をとじた状態で録音を出来なくしたり、一旦録音すれば録音部を 丸ごと切り離すなどして録音を永久的に不能にする等の構成が考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の構成では、誤録音防止の効果が不完全であったり、逆に 再録音が全く不可能となる等の欠点があった。もちろん通常のスイッチに適用 されるような機械式のロック機構をカード内の録音スイッチに対し適用するこ とも考えられるが、ロック機構を設けると小型、溥型化が阻害され、さらには 録音スイッチやロック機構が全体の意匠を著しく制約するものとなり、またこ の種のカードの場合、製品の購入者のみが取り扱うものでなく、製品について 何ら予備知識のない受け取り手も取り扱うものであるので、ロック機構があっ てもロック解除機構とともに自由に扱える状態であれば、不用意にロック解除 し、誤録音をする可能性があり、完全ではなかった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、カードとしての意匠性を 何らそこなうことなく、極めて確実な誤録音防止が実現出来、しかも必要に応 じて簡単に再録音が可能な録音再生機能付カードを提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来のメロディーICにかえて、RAM等の固体メモリを利用し た録音再生機能部を主シートに配設するようにしている。また副シートの開閉 により録音再生機能部の再生機能を制御する再生用スイッチ部の他に、該副シ ートの開放により操作可能となる録音用スイッチ部を設けている。さらには録 音用スイッチ部の上部にシート状の被覆部材を貼着自在としている。
【0007】
【作用】
このように構成することにより、副シートを開いて発信者が相手に伝えたい せりふやメロディーを自分自身で自由に録音できるようにし、また録音した後 には、副シートを開けば録音された音声が再生されるようにしている。そして 録音用スイッチ部の上部にシート状の被覆部材を貼着自在としているので、贈 り手側である購入者が録音用スイッチ部を操作し、録音を完了させ、シート状 の被覆部材をその上部に貼着すれば受け取り手は録音用スイッチ部に直接触れ ることが出来ず、さらには被覆部材がシート状であるのでカード上に異和感が 少なく一般的な受け取り手にとっては録音用スイッチ部の存在すらわからない ので誤録音が確実に防止出来る。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係わる録音再生機能付カードの実施例を説明する。 図1において、1は上下2枚のシート1a,1bを重ね合わせて成る主シー ト、2は該主シート1上に開閉自在に被蓋される副シートである。主シート1 上には、贈る相手にふさわしいメッセージが記入されており、副シート2が閉 じた状態では、故意に開かない限り閉じた状態を維持している。3はシート1 a,1bの間に配設された配線基板であって、該基板3にはRAM(ランダム アクセスメモリ)とRAM内に音声データを符号化して格納したり、また符号 化された音声データをRAMから呼び出したりする変換器、および増幅部等か ら成る録音再生機能部4と電源電池5が配設されている。録音再生機能部4は RAMの大きさにより録音時間が変化するが、10秒〜20秒程度録音する能 力があれば十分である。7は薄板状スピーカ部、8は音声入力部としての録音 用マイクロホンである。
【0009】 9は副シート2の開閉に連動して録音再生機能部4の再生機能を制御する再 生用スイッチ部であり、本実施例ではCdSのような受光素子から成っている が、開閉に連動するメカスイッチを用いても良い。CdSを使う場合、シート 1bは若干の透光性を有する。10は録音再生機能部4の録音機能を制御する 録音用スイッチ部であって(図2も併せて参照)、シート1bに開設された孔 部6から露呈している。このスイッチ部10は、例えば押圧式スイッチやスラ イド式スイッチのようなメカスイッチから成り、副シート2を開放すると手動 的に操作可能となる。この録音用スイッチ部10は、誤操作されにくい様にシ ート1の略中央部に設けられている。録音用スイッチ部10の上面には被覆部 材としてのシート状シールSが貼着自在となっており、一旦シールSを貼着す れば副シート2を開いた状態でも録音用スイッチ部10の操作をガードして直 ちに操作出来ない様にしている。
【0010】 特に録音用スイッチ部10をスライド式のものとすればシート状シールSを たわみにくに部材としなくても確実に誤操作を防止できる。また副シート2を 閉じた状態で、該副シート2の上から誤操作されないように、該スイッチ部1 0は円筒状スペーサ11の内部に配設されており、また副シート2の裏面には 誤操作防止用のための硬質材から成るカバーシート12が装着されている。こ のカバーシート12は特に必要とするものではなく、ない場合でも十分に誤操 作を防止でき、また録音用スイッチ部がスライド式のものであれば、副シート を閉じるだけで確実に誤操作を防止できる。
【0011】 このカードは上記のような構成から成り、このカードを購入すると、贈り手 はまず第一に副シート2を開けることになるが、この時は何も録音されておら ず、贈り手は副シート2を開け、シート状シールSの貼着されていない録音用 スイッチ部10を操作し、マイクロホン8に向って受け取り手に対するメッセ ージを録音することができる。なお、工場出荷時に「毎度御買上げ・・・」等 のメッセージをモニタ用としてあらかじめ録音しておくことも可能である。も ちろんこのメッセージは次の録音により完全に消去される。主シート1上には 受け取り手にふさわしい文字や絵柄が書かれており、直筆でメッセージを書く ことも出来る。
【0012】 この様にして受け取り手に対するメッセージの手書きや録音が終了すると、 相手側に誤録音をさせないようにするためには被覆部材としてのシート状シー ルSを貼着する。副シート2を閉じると手書きや録音されたメッセージが受け 取り手以外の者が容易に知ることの出来ない様に、封筒に入れるなどして受け 取り手に渡す。この場合、相手方に発送する前に再生してみて、正しく録音さ れているかどうか確認するとよい。またこれを受け取った相手方が副シート2 を開くと、再生用スイッチ部9は所定ルクス以上受光して録音再生機能部4が 駆動し、スピーカ部7から音声が再生される。この時録音用スイッチ部10の 上部にシート状シールSが貼着されている場合、シート状シールSが録音用ス イッチ部10の物理的ガード作用と、隠蔽作用をあわせもつので受け取り手は 、録音用スイッチ部10を直接触れないばかりかその存在そのものを認識して おらず、誤操作の可能性は極めてすくない。またこのシート状シールSは録音 用スイッチ部10の上部に貼着自在なので受け取り手が意図的にはがすことも 可能で必要に応じて受け取り手が再録音を行うことも可能である。
【0013】 この考案に係るカードは、以上のように録音用スイッチ部の上部にシート状 の被覆部材であるシールSを貼着自在としているので録音用スイッチ部のガー ド作用と隠蔽作用を合わせもつことで確実な該録音防止が行なえ、しかもシー ト状であるので厚みがかさばらずカードとしての意匠性を阻害しない。さらに は貼着自在であるから、受け取り手側も再生メッセージを開いた後、必要があ れば録音用スイッチ部を操作して新たな録音が出来るものであり、相互にメッ セージの交換を行なうことも可能である。
【0014】 図3(a)において、主シート1の両側部には第1の副シート2と本考案の 被覆部材に相当する第2の副シートSが開閉自在に設けられている。この第2 の副シートSを開くと、スライド式の録音用スイッチ部18が操作可能となる 。この第2の副シートSは使い方により録音スイッチ部18を有す主シート1 の上部に貼着自在となっている。
【0015】 録音機能部4、スピーカ7、マイクロホン8等は上述の実施例と同様であり 、主シート1を構成するシート1a,1bの間に配設されている。シート1b には録音用スイッチ部18を露呈させるための開口部19が開設されている。 この実施例のように被覆部材である第2の副シートSは、録音用スイッチ部1 8のみを被覆するものに限らず、主シート1全体を被覆してもよく、この場合 もたとえば贈り手側が受け取り手を含む他人による録音をさせたくなければ( 自分のメッセージのみ半永久的に残したい場合)、シール20などにより第2 の副シートSと主シート1を接着させ、録音用スイッチ部18を操作出来ない 様にできる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係わるカードは、主シート1に録音再生機能部 4とスピーカ部7とマイクロホン8と電源電池5と録音用スイッチ部10を配 設するとともに、副シート2の開閉に連動して上記録音再生機能部4の再生を 制御する再生用スイッチ部9を設けてなる録音再生機能付カードにおいて、上 記録音用スイッチ部10の上部にシート状の被覆部材Sを貼着自在としたので 、発信者は相手に伝えたい好みの台詞やメロディーを自由に録音することがで きる。殊に録音用スイッチ部10の上部に被覆部材Sを貼着自在としているの でこの被覆部材Sが録音用スイッチ部10のガード作用と隠蔽作用の効果を奏 し録音再生機能付カードについて何ら情報をもたない受け取り手であっても誤 操作することなく極めてスムーズにメッセージの再生という主目的を達成出来 る。もちろん録音用スイッチ部10の誤操作を防止していながらカードの意匠 性や薄型化には何ら弊害が生じず、極めて都合が良い。さらには被覆部材Sは 貼着自在なので必要に応じて再録音を許容しており、贈り手の録音やり直しも 自由でありメッセージの交換用にも対応出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る録音再生機能付カードの
斜視図
【図2】本考案の実施例に係る録音再生機能付カードの
断面図
【図3】本考案の他の実施例に係る録音再生機能付カー
ドの斜視図
【図4】(a)は本考案の他の実施例に係る録音再生機
能付カードの斜視図 (b)は本考案の他の実施例に係る録音再生機能付カー
ドの断面図
【図5】(a)は本考案の他の実施例に係る録音再生機
能付カードの斜視図 (b)は本考案の他の実施例に係る録音再生機能付カー
ドの断面図
【符号の説明】
1 主シート 2 副シート 4 録音再機能部 6 電源電池 7 スピーカ部 8 音声入力部 9 再生用スイッチ部 10 録音用スイッチ部 15 再生用スイッチ部 16 録音用スイッチ部 17 副シート 18 録音用スイッチ部 21 主シート 22 副シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 録音再生機能付カード
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る録音再生機能付カードの
斜視図
【図2】本考案の実施例に係る録音再生機能付カードの
断面図
【図3】(a)は本考案の他の実施例に係る録音再生機
能付カードの斜視図 (b)は本考案の他の実施例に係る録音再生機能付カー
ドの断面図
【符号の説明】 1 主シート 2 副シート 4 録音再機能部 6 電源電池 7 スピーカ部 8 音声入力部 9 再生用スイッチ部 10 録音用スイッチ部 15 再生用スイッチ部 16 録音用スイッチ部 17 副シート 18 録音用スイッチ部 21 主シート 22 副シート S 被覆部材
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/077 G10K 15/04 302 F 9381−5H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主シート1に録音再生機能部4とスピー
    カ部7とマイクロホン8と電源電池5と録音用スイッチ
    部10を配設するとともに、副シート2の開閉に連動し
    て上記録音再生機能部4の再生を制御する再生用スイッ
    チ部9を設けてなる録音再生機能付カードにおいて、上
    記録音用スイッチ部10の上部にシート状の被覆部材を
    貼着したことを特徴とする録音再生機能付カード。
JP598494U 1994-04-28 1994-04-28 録音再生機能付カ―ド Expired - Lifetime JP2506987Y2 (ja)

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JP598494U JP2506987Y2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 録音再生機能付カ―ド

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JP598494U JP2506987Y2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 録音再生機能付カ―ド

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070436A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Toppan Forms Co Ltd 音声メッセージ伝達シート
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