JPH0517265Y2 - - Google Patents

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JPH0517265Y2
JPH0517265Y2 JP1987050307U JP5030787U JPH0517265Y2 JP H0517265 Y2 JPH0517265 Y2 JP H0517265Y2 JP 1987050307 U JP1987050307 U JP 1987050307U JP 5030787 U JP5030787 U JP 5030787U JP H0517265 Y2 JPH0517265 Y2 JP H0517265Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は録音再生機能付カードに係り、複雑な
ロツク機構を設けることなく誤録音を防止できる
ようにしたものである。
(考案の背景) 主シートに発音ICやスピーカ部、電源電池等
を配設し、副シートを開くとスイツチ部が操作さ
れて発音ICが駆動し、スピーカ部から音がでる
ようにしたメロデイーカードが知られている。し
かしながらこの種従来のメロデイーカードは、発
音ICに予め入力されたメロデイーの再生機能は
有するが録音機能は有しないため、発信者は相手
に伝えたい好みの台詞やメロデイーを自分自身で
自由に録音できない難点があつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、再生機能だけでなく録音機能も有し、発信者
が相手に伝えたい台詞やメロデイーを自分自身で
自由に録音することができるカードを提供するこ
とを目的とする。
(考案の概要) 本考案は、従来のメロデイーICにかえて、
RAM等の固体メモリを利用した録音再生機能部
を主シートに配設するようにしている。また副シ
ートの開閉により録音再生機能部の再生機能を制
御する再生用スイツチ部の他に、該副シートの開
放により操作可能となる録音用スイツチ部を設け
ている。このように構成することにより、副シー
トを開いて発信者が相手に伝えたい台詞やメロデ
イーを自分自身で自由に録音できるようにし、ま
た録音した後には、副シートを開けば録音された
音声が再生されるようしている。そして録音用ス
イツチ部は、副シートを開かないと操作出来ない
構造とすることで、副シートを開くことの出来る
者(贈り手及び受け取り手)以外の者が誤つて録
音することのない様にしたものである。
(実施例 1) 以下、この考案に係る録音再生機能付カードの
実施例を説明する。
第1図において、1は上下2枚のシート1a,
1bを重ね合わせて成る主シート、2は該主シー
ト1上に開閉自在に被蓋される副シートである。
主シート1上には、贈る相手にふさわしいメツセ
ージが記入されており、副シート2が閉じた状態
では、故意に開かない限り閉じた状態を維持して
いる。3はシート1a,1bの間に配設された配
線基板であつて、該基板3にはRAM(ランダム
アクセスメモリ)とRAM内に音声データを符号
化して格納したり、また符号化された音声データ
をRAMから呼び出したりする変換器、および増
幅部等から成る録音再生機能部4と電源電池5が
配設されている。録音再生機能部4はRAMの大
きさにより録音時間が変化するが、10秒〜20秒程
度録音する能力があれば十分である。7は薄板状
スピーカ部、8は音声入力部としての録音用マイ
クロホンである。
9は副シート2の開閉に連動して録音再生機能
部4の再生機能を制御する再生用スイツチ部であ
り、本実施例ではCdSのような受光素子から成つ
ているが、開閉に連動するメカスイツチを用いて
も良い。CdSを使う場合、シート1bは若干の透
光性を有する。10は録音再生機能部4の録音機
能を制御する録音用スイツチ部であつて(第2図
も併せて参照)、シート1bに開設された孔部6
から露呈している。このスイツチ部10は、例え
ば押圧式スイツチやスライド式スイツチのような
メカスイツチから成り、副シート2を開放すると
手動的に操作可能となる。この録音用スイツチ部
10は、誤操作されにくい様にシート1の略中央
部に設けられている。また副シート2を閉じた状
態で、該副シート2の上から誤操作されないよう
に、該スイツチ部10は円筒状スペーサ11の内
部に配設されており、また副シート2の裏面には
誤操作防止用のための硬質材から成るカバーシー
ト12が装着されている。このカバーシート12
は特に必要とするものではなく、ない場合でも十
分に誤操作を防止でき、また録音用スイツチ部が
スライド式のものであれば、副シートを閉じるだ
けで確実に誤操作を防止できる。
このカードは上記のような構成から成り、この
カードを購入すると、贈り手はまず第一に副シー
ト2を開けることになるが、この時は何も録音さ
れておらず、贈り手は副シート2を開けた状態で
操作可能な録音用スイツチ部10を操作し、マイ
クロホン8に向つて受け取り手に対するメツセー
ジを録音することができる。なお、工場出荷時に
「毎度御買上げ…」等のメツセージをモニタ用と
してあらかじめ録音しておくことも可能である。
もちろんこのメツセージは次の録音により完全に
消去される。主シート1上には受け取り手にふさ
わしい文字や絵柄が書かれており、直筆でメツセ
ージを書くことも出来る。
この様にして受け取り手に対するメツセージの
手書きや録音が終了すると、副シート2を閉じ
る。副シート2を閉じると手書きや録音されたメ
ツセージが受け取り手以外の者が容易に知ること
の出来ない様に、封筒に入れるなどして受け取り
手に渡す。この場合、相手方に発送する前に再生
してみて、正しく録音されているかどうか確認す
るとよい。またこれを受け取つた相手方が副シー
ト2を開くと、再生用スイツチ部9は所定ルクス
以上受光して録音再生機能部4が駆動し、スピー
カ部7から音声が再生される。このように副シー
ト2を開かないと録音用スイツチ部10の操作が
できないようにしておけば、相手方は副シート2
を開いたときに少くとも一回は再生音を聞けるこ
ととなり、相手方が一度も聞くことなしに誤つて
新たな録音をしてしまうことはない。さらには、
副シート2を閉じた状態で封筒などに入れて相手
に渡すものであるので、例えば郵送等で相手に送
る場合であつても発信者と受け取る相手以外の第
3者がカードを開くことは出来ないので、郵送途
中で誤つて録音ボタンが操作されて雑音が録音さ
れることはない。
この考案に係るカードは、以上のように副シー
トを開けることにより録音用スイツチ部を操作可
能とするもので、受け取り手側も再生メツセージ
を開いた後、必要があれば録音用スイツチ部を操
作して新たな録音が出来るものであり、相互にメ
ツセージの交換を行なえる。もちろん受け取り手
側が新たな録音をすることで贈り手側のメツセー
ジが消されるのを嫌う場合は、録音用スイツチ部
を操作しなければよく、メツセージを半永久的に
残したければ録音用スイツチ部10上面にシート
状シールを貼着するなどして誤録音を防止しても
よい。このことは贈り手側が送る前に行なつても
よい。
(実施例 2) 第3図において、15は固定端子15aとばね
力を有する可変端子15bとから成る再生用スイ
ツチ部、16はメンブレンスイツチから成る録音
用スイツチ部である。スイツチ部15は副シート
2の開閉に連動して作動するが、スイツチ部16
は再生用スイツチ部15がオン状態にあるとき、
すなわち副シート2が開放された状態のときのみ
に、受け付けられる様に回路上構成しており、か
くすることにより何らロツク手段を講じなくても
副シート2を閉じた状態でいかなる外力が加わつ
ても誤録音が防止できる。
(実施例 3) 第4図aにおいて、主シート1の両側部には第
1の副シート2と第2の副シート17が開閉自在
に設けられている。第1の副シート2を開かない
限り第2の副シート17は開くことはできず、こ
の第2の副シート17を開くと、スライド式の録
音用スイツチ部18が操作可能となる。
録音機能部4、スピーカ7、マイクロホン8等
は上述の実施例と同様であり、主シート1を構成
するシート1a,1bの間に配設されている。シ
ート1bには録音用スイツチ部18を露呈させる
ための開口部19が開設されている。この実施例
のようにカードは2つ折り以上されるものでもよ
く、この場合、たとえば贈り手側が受け取り手を
含む他人による録音をさせたくなければ(自分の
メツセージのみ半永久的に残したい場合)、シー
ル20などにより第2の副シート17と主シート
1を接着させ、録音用スイツチ部18を操作出来
ない様にできる。
(実施例 4) 第5図a,bにおいて、21は封筒状の主シー
ト、22は該主シート21の内部に出し入れ自在
に収納される副シート、23は各素子4〜9を保
護するカバーシートである。主シート21の上面
には副シート22に書かれた宛先などを露呈させ
るための窓部24が、またカバーシート23には
録音用スイツチ部10を操作できるように露呈さ
せるための開口部25は開設されており、副シー
ト22を主シート21から取り出し、スイツチ部
10を操作することにより録音することができ、
また録音された音声は副シート22を取り出すこ
とにより再生される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るカードは、主
シート1に録音機能と再生機能を具有する録音再
生機能部4を配設し、かつ副シート2の開閉によ
り上記録音再生機能部4の再生を制御する再生用
スイツチ部9と、該副シート2の開放により操作
可能となる録音用スイツチ部10とを設けて成る
ので、発信者は相手に伝えたい好みの台詞やメロ
デイーを自由に録音することができる。殊に録音
用スイツチ部10を副シート2を開いた状態で操
作可能とすることにより、該カードを受け取つた
相手方は副シート2を開いた際に少くとも一回は
録音された音声を聞くことができるので、仮りに
相手方がカードを開いた後に誤操作を行なつて
も、メツセージをまつたく伝えられないというこ
とはなく、また該カードを封筒等に入れて郵送等
により送る場合は、特に封筒による開閉防止効果
があるので録音用スイツチ部10が誤操作されて
誤つて郵送中の雑音等が録音されるのを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は録音再生機能付カードの斜視図、第2図は断
面図、第3図は第2実施例の斜視図、第4図a,
bは第3実施例の斜視図および断面図、第5図
a,bは第4実施例の斜視図および断面図であ
る。 1,21……主シート、2,17,22……副
シート、4……録音再生機能部、6……電源電
池、7……スピーカ部、8……音声入力部、9,
15……再生用スイツチ部、10,16,18…
…録音用スイツチ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主シート1に録音再生機能部4とスピーカ部7
    とマイクロホン8と電源電池5を配設するととも
    に、副シート2の開閉に連動して上記録音再生機
    能部4の再生を制御する再生用スイツチ部9と、
    該副シート2の開放により操作可能となる録音用
    スイツチ部10とを設けたことを特徴とする録音
    再生機能付カード。
JP1987050307U 1987-04-02 1987-04-02 Expired - Lifetime JPH0517265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987050307U JPH0517265Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987050307U JPH0517265Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS63178177U JPS63178177U (ja) 1988-11-17
JPH0517265Y2 true JPH0517265Y2 (ja) 1993-05-10

Family

ID=30873553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987050307U Expired - Lifetime JPH0517265Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6241097A (ja) * 1985-08-16 1987-02-23 大日本印刷株式会社 音を出力するカ−ド類

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