JP2506987Y2 - 録音再生機能付カ―ド - Google Patents

録音再生機能付カ―ド

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JP2506987Y2
JP2506987Y2 JP1994005984U JP598494U JP2506987Y2 JP 2506987 Y2 JP2506987 Y2 JP 2506987Y2 JP 1994005984 U JP1994005984 U JP 1994005984U JP 598494 U JP598494 U JP 598494U JP 2506987 Y2 JP2506987 Y2 JP 2506987Y2
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JP
Japan
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recording
sheet
card
section
sub
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JP1994005984U
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JPH0737669U (ja
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正育 入佐
広幸 桑畑
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は録音再生機能付カードに
係り、複雑なロック機構を設けることなく誤録音を防止
できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】主シートに発音ICやスピーカ部、電源
電池等を配設し、副シートを開くとスイッチ部が操作さ
れて発音ICが駆動し、スピーカ部から音がでるように
したメロディーカードが知られている。そしてこの種従
来のメロディーカードの中には再生機能だけでなく、自
ら録音機能を有し、発信者が好みの台詞や音を自由に録
音出来るものもある。
【0003】ところでメロディーカードに録音機能を設
けた場合、誤録音を防止しなければならずそのための手
段として実開昭60−47051号公報にみられるよう
にカードの扉をとじた状態で録音を出来なくしたり、一
旦録音すれば録音部を丸ごと切り離すなどして録音を永
久的に不能にする等の構成が考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、誤録音防止の効果が不完全であったり、逆に再
録音が全く不可能となる等の欠点があった。もちろん通
常のスイッチに適用されるような機械式のロック機構を
カード内の録音スイッチに対し適用することも考えられ
るが、ロック機構を設けると小型、溥型化が阻害され、
さらには録音スイッチやロック機構が全体の意匠を著し
く制約するものとなり、またこの種のカードの場合、製
品の購入者のみが取り扱うものでなく、製品について何
ら予備知識のない受け取り手も取り扱うものであるの
で、ロック機構があってもロック解除機構とともに自由
に扱える状態であれば、不用意にロック解除し、誤録音
をする可能性があり、完全ではなかった。
【0005】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、カードとしての意匠性を何らそこなうことな
く、極めて確実な誤録音防止が実現出来、しかも必要に
応じて簡単に再録音が可能な録音再生機能付カードを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来のメロデ
ィーICにかえて、RAM等の固体メモリを利用した録
音再生機能部を主シートに配設するようにしている。ま
た副シートの開閉により録音再生機能部の再生機能を制
御する再生用スイッチ部の他に、該副シートの開放によ
り操作可能となる録音用スイッチ部を設けている。さら
には録音用スイッチ部の上部にシート状の被覆部材を貼
着自在としている。
【0007】
【作用】このように構成することにより、副シートを開
いて発信者が相手に伝えたいせりふやメロディーを自分
自身で自由に録音できるようにし、また録音した後に
は、副シートを開けば録音された音声が再生されるよう
にしている。そして録音用スイッチ部の上部にシート状
の被覆部材を貼着自在としているので、贈り手側である
購入者が録音用スイッチ部を操作し、録音を完了させ、
シート状の被覆部材をその上部に貼着すれば受け取り手
は録音用スイッチ部に直接触れることが出来ず、さらに
は被覆部材がシート状であるのでカード上に異和感が少
なく一般的な受け取り手にとっては録音用スイッチ部の
存在すらわからないので誤録音が確実に防止出来る。
【0008】
【実施例】以下、この考案に係わる録音再生機能付カー
ドの実施例を説明する。図1において、1は上下2枚の
シート1a,1bを重ね合わせて成る主シート、2は該
主シート1上に開閉自在に被蓋される副シートである。
主シート1上には、贈る相手にふさわしいメッセージが
記入されており、副シート2が閉じた状態では、故意に
開かない限り閉じた状態を維持している。3はシート1
a,1bの間に配設された配線基板であって、該基板3
にはRAM(ランダムアクセスメモリ)とRAM内に音
声データを符号化して格納したり、また符号化された音
声データをRAMから呼び出したりする変換器、および
増幅部等から成る録音再生機能部4と電源電池5が配設
されている。録音再生機能部4はRAMの大きさにより
録音時間が変化するが、10秒〜20秒程度録音する能
力があれば十分である。7は薄板状スピーカ部、8は音
声入力部としての録音用マイクロホンである。
【0009】9は副シート2の開閉に連動して録音再生
機能部4の再生機能を制御する再生用スイッチ部であ
り、本実施例ではCdSのような受光素子から成ってい
るが、開閉に連動するメカスイッチを用いても良い。C
dSを使う場合、シート1bは若干の透光性を有する。
10は録音再生機能部4の録音機能を制御する録音用ス
イッチ部であって(図2も併せて参照)、シート1bに
開設された孔部6から露呈している。このスイッチ部1
0は、例えば押圧式スイッチやスライド式スイッチのよ
うなメカスイッチから成り、副シート2を開放すると手
動的に操作可能となる。この録音用スイッチ部10は、
誤操作されにくい様にシート1の略中央部に設けられて
いる。録音用スイッチ部10の上面には被覆部材として
のシート状シールSが貼着自在となっており、一旦シー
ルSを貼着すれば副シート2を開いた状態でも録音用ス
イッチ部10の操作をガードして直ちに操作出来ない様
にしている。
【0010】特に録音用スイッチ部10をスライド式の
ものとすればシート状シールSをたわみにくに部材とし
なくても確実に誤操作を防止できる。また副シート2を
閉じた状態で、該副シート2の上から誤操作されないよ
うに、該スイッチ部10は円筒状スペーサ11の内部に
配設されており、また副シート2の裏面には誤操作防止
用のための硬質材から成るカバーシート12が装着され
ている。このカバーシート12は特に必要とするもので
はなく、ない場合でも十分に誤操作を防止でき、また録
音用スイッチ部がスライド式のものであれば、副シート
を閉じるだけで確実に誤操作を防止できる。
【0011】このカードは上記のような構成から成り、
このカードを購入すると、贈り手はまず第一に副シート
2を開けることになるが、この時は何も録音されておら
ず、贈り手は副シート2を開け、シート状シールSの貼
着されていない録音用スイッチ部10を操作し、マイク
ロホン8に向って受け取り手に対するメッセージを録音
することができる。なお、工場出荷時に「毎度御買上げ
・・・」等のメッセージをモニタ用としてあらかじめ録
音しておくことも可能である。もちろんこのメッセージ
は次の録音により完全に消去される。主シート1上には
受け取り手にふさわしい文字や絵柄が書かれており、直
筆でメッセージを書くことも出来る。
【0012】この様にして受け取り手に対するメッセー
ジの手書きや録音が終了すると、相手側に誤録音をさせ
ないようにするためには被覆部材としてのシート状シー
ルSを貼着する。副シート2を閉じると手書きや録音さ
れたメッセージが受け取り手以外の者が容易に知ること
の出来ない様に、封筒に入れるなどして受け取り手に渡
す。この場合、相手方に発送する前に再生してみて、正
しく録音されているかどうか確認するとよい。またこれ
を受け取った相手方が副シート2を開くと、再生用スイ
ッチ部9は所定ルクス以上受光して録音再生機能部4が
駆動し、スピーカ部7から音声が再生される。この時録
音用スイッチ部10の上部にシート状シールSが貼着さ
れている場合、シート状シールSが録音用スイッチ部1
0の物理的ガード作用と、隠蔽作用をあわせもつので受
け取り手は、録音用スイッチ部10を直接触れないばか
りかその存在そのものを認識しておらず、誤操作の可能
性は極めてすくない。またこのシート状シールSは録音
用スイッチ部10の上部に貼着自在なので受け取り手が
意図的にはがすことも可能で必要に応じて受け取り手が
再録音を行うことも可能である。
【0013】この考案に係るカードは、以上のように録
音用スイッチ部の上部にシート状の被覆部材であるシー
ルSを貼着自在としているので録音用スイッチ部のガー
ド作用と隠蔽作用を合わせもつことで確実な該録音防止
が行なえ、しかもシート状であるので厚みがかさばらず
カードとしての意匠性を阻害しない。さらには貼着自在
であるから、受け取り手側も再生メッセージを開いた
後、必要があれば録音用スイッチ部を操作して新たな録
音が出来るものであり、相互にメッセージの交換を行な
うことも可能である。
【0014】図3(a)において、主シート1の両側部
には第1の副シート2と本考案の被覆部材に相当する第
2の副シートSが開閉自在に設けられている。この第2
の副シートSを開くと、スライド式の録音用スイッチ部
18が操作可能となる。この第2の副シートSは使い方
により録音スイッチ部18を有す主シート1の上部に貼
着自在となっている。
【0015】録音機能部4、スピーカ7、マイクロホン
8等は上述の実施例と同様であり、主シート1を構成す
るシート1a,1bの間に配設されている。シート1b
には録音用スイッチ部18を露呈させるための開口部1
9が開設されている。この実施例のように被覆部材であ
る第2の副シートSは、録音用スイッチ部18のみを被
覆するものに限らず、主シート1全体を被覆してもよ
く、この場合もたとえば贈り手側が受け取り手を含む他
人による録音をさせたくなければ(自分のメッセージの
み半永久的に残したい場合)、シール20などにより第
2の副シートSと主シート1を接着させ、録音用スイッ
チ部18を操作出来ない様にできる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係わるカー
ドは、主シート1に録音再生機能部4とスピーカ部7と
マイクロホン8と電源電池5と録音用スイッチ部10を
配設するとともに、副シート2の開閉に連動して上記録
音再生機能部4の再生を制御する再生用スイッチ部9を
設けてなる録音再生機能付カードにおいて、上記録音用
スイッチ部10の上部にシート状の被覆部材Sを貼着自
在としたので、発信者は相手に伝えたい好みの台詞やメ
ロディーを自由に録音することができる。殊に録音用ス
イッチ部10の上部に被覆部材Sを貼着自在としている
のでこの被覆部材Sが録音用スイッチ部10のガード作
用と隠蔽作用の効果を奏し録音再生機能付カードについ
て何ら情報をもたない受け取り手であっても誤操作する
ことなく極めてスムーズにメッセージの再生という主目
的を達成出来る。もちろん録音用スイッチ部10の誤操
作を防止していながらカードの意匠性や薄型化には何ら
弊害が生じず、極めて都合が良い。さらには被覆部材S
は貼着自在なので必要に応じて再録音を許容しており、
贈り手の録音やり直しも自由でありメッセージの交換用
にも対応出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る録音再生機能付カードの
斜視図
【図2】本考案の実施例に係る録音再生機能付カードの
断面図
【図3】(a)は本考案の他の実施例に係る録音再生機
能付カードの斜視図 (b)は本考案の他の実施例に係る録音再生機能付カー
ドの断面図
【符号の説明】
1 主シート 2 副シート 4 録音再機能部 6 電源電池 7 スピーカ部 8 音声入力部 9 再生用スイッチ部 10 録音用スイッチ部 15 再生用スイッチ部 16 録音用スイッチ部 17 副シート 18 録音用スイッチ部 21 主シート 22 副シート S 被覆部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主シート1に録音再生機能部4とスピー
    カ部7とマイクロホン8と電源電池5と録音用スイッチ
    部10を配設するとともに、副シート2の開閉に連動し
    て上記録音再生機能部4の再生を制御する再生用スイッ
    チ部9を設けてなる録音再生機能付カードにおいて、上
    記録音用スイッチ部10の上部にシート状の被覆部材
    を貼着自在としたことを特徴とする録音再生機能付カー
    ド。
JP1994005984U 1994-04-28 1994-04-28 録音再生機能付カ―ド Expired - Lifetime JP2506987Y2 (ja)

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JP1994005984U JP2506987Y2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 録音再生機能付カ―ド

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JP1994005984U JP2506987Y2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 録音再生機能付カ―ド

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JPH0737669U JPH0737669U (ja) 1995-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4500292B2 (ja) * 2006-09-12 2010-07-14 トッパン・フォームズ株式会社 音声メッセージ伝達シート
JP4496193B2 (ja) * 2006-10-10 2010-07-07 トッパン・フォームズ株式会社 音声メッセージ伝達媒体

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