JPH073722Y2 - ト−ン信号送出/検出装置 - Google Patents

ト−ン信号送出/検出装置

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JPH073722Y2
JPH073722Y2 JP17408586U JP17408586U JPH073722Y2 JP H073722 Y2 JPH073722 Y2 JP H073722Y2 JP 17408586 U JP17408586 U JP 17408586U JP 17408586 U JP17408586 U JP 17408586U JP H073722 Y2 JPH073722 Y2 JP H073722Y2
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JP
Japan
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signal
tone
tone signal
circuit
counter
Prior art date
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JP17408586U
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猛 受川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、ファクシミリ装置等に好適なトーン信号の送
出と検出とを行なうトーン信号送出/検出装置に関す
る。
[従来技術] 例えば、プッシュホン回線に接続されて自動発信を行な
うファクシミリ装置では、ダイヤル信号を送出したり、
回線状態のチェックあるいは相手ファクシミリ装置の手
順信号を検出するためにトーン信号の送出と検出とを行
なう回路が配設されている。
第5図は従来のこのような回路のブロック構成を示して
おり、MF信号発生回路1は、プッシュホン回線において
ダイヤル信号となるMF信号を発生するもので、クロック
信号発生回路2より出力されるクロック信号を分周し、
2つの周波数信号を出力する。これらの周波数信号はそ
れぞれフィルタ3L,3Hを通り、さらにハイブリッド回路
4を介して回線に出力される。
一方、回線から受信する局交換機からの“ダイヤル可”
を示す発信音や相手ファクシミリ装置からの種々の手順
信号などのトーン信号は、ハイブリッド回路4を介して
フィルタおよび2値化回路5に入力される。この回路に
おいてノイズが除去され2値化されたトーン信号はトー
ン検出回路でその周波数が計数される。MPU(マイクロ
プロセッサユニット)7は、MF信号発生回路1で発生さ
せる周波数を制御する一方、トーン検出回路6で計数さ
れた周波数を読み取るものである。
ところで、通常、トーン信号の送出と検出とは同時に行
なう必要がないため、MF信号発生回路1とトーン検出回
路6とはいずれか一方を動作させることになる。ところ
が、このような回路は両者ともカウンタ回路などを用い
て構成しているにもかかわらず、このように二重に配設
しているので、無駄であると共にコストが高くなるとい
う問題があった。
[目的] 本考案は、上記の問題を解決し、部品点数が少なくコス
トの低下したトーン信号送出/検出装置を提供すること
を目的とする。
[構成] このため本考案は、MF信号を発生させるためのカウンタ
と、受信したトーン信号の周波数を計数するためのカウ
ンタを共用するように構成したものである。
以下、本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るファクシミリ装置にお
けるトーン信号送出/検出装置のブロック構成図であ
る。図において、第5図と同一符号は同一ブロックを示
し、図中、第5図と異なる点はMF信号発生回路1とトー
ン検出回路6との代わりに、その両機能を備えた信号発
生検出回路8を配設した点である。
信号発生検出回路8はMPU7の制御により低群周波数信号
と高群周波数信号fとを矩形波で出力する。低群
周波数信号fと高群周波数信号fとは、それぞれフ
ィルタ3Lと3Hを通り高調波成分が除去され、ハイブリッ
ド回路4で合成されてMF信号として回線に送出される。
この送出される信号は、局交換機に対する選択信号いわ
ゆるダイヤル信号である。
一方、このダイヤル信号を送出する前に回線からの400H
zの発信音を確認したり、ファクシミリ通信を行なう場
合には、1650Hzや1850HzのGI信号,GFR信号などを検出し
たりする。このようなトーン信号は、ハイブリッド回路
4よりフィルタおよび2値化回路5に入力される。この
フィルタはバンドパスフィルタであり、ろ過帯域がMPU
により図示せぬ制御ラインを介して適宜制御されるもの
で、検出する帯域のトーン信号のみをろ過してノイズ成
分を除去する。2値化回路は、そのフィルタを通過した
トーン信号を矩形波に変換して受信トーン信号fRを出力
する。信号発生検出回路8は、この受信トーン信号fR
周波数を計数し、計数値はMPUにより読み取られる。
第2図は信号発生検出回路8のブロック構成を示してい
る。図において、クロック信号抽出回路9は受信トーン
信号fRの1周期の間クロック信号CKを出力するものであ
り、切換回路10a,10bはMPU7により図示せぬ制御ライン
を介して制御され、MF信号の送出動作とトーン信号の検
出動作とを切換えるものである。カウンタ11a,11bは6
〜7ビット程度のカウンタであり、デコーダ回路12a,12
bはMPU7によりバスバッファ13を介して動作条件がセッ
トされ、所定の低群周波数信号fと高群周波数信号f
を出力するものである。
この構成で、プッシュホン回線にダイヤル信号であるMF
信号を送出する場合、MPU7は切換回路10a,10bをa側に
切換える一方、デコーダ回路12aには分周値NH、デコー
ダ回路12bには分周値NLをセットする。
カウンタ11a,11bは、第3図(a)に示すようなクロッ
ク信号CKを入力して、クロック入力数に応じた計数値を
出力する。デコーダ回路12aはカウンタ11aの出力が分周
値NHになるとリセット信号RHを出力する。カウンタ11a
はリセット信号RHが入力されるとリセットし、再び0か
ら計数を開始する。これにより、第3図(b),(c)
に示すようにカウンタ11aは0〜NHまでの計数を繰り返
すと共に、リセット信号RHが一定周期で出力される。こ
のとき、デコーダ回路12aは同図(d)に示すようにリ
セット信号RHがオンするごとに反転する高群周波数信号
を出力する。
また、デコーダ回路12bは上記と同様に同図(e),
(f)に示すように、カウンタ11bの出力が分周値NL
なるごとにリセット信号RLを出力すると共に、同図
(g)に示すように低群周波数信号fを出力する。
従って、分周値NH,NLを適宜設定すれば、任意周波数の
低群周波数信号fLと高群周波数信号fとを出力するこ
とができる。
プッシュホン回線でダイヤル信号となるMF信号は、低群
周波数697Hz,770Hz,852Hzおよび941Hzのうちの1周波
と、高群周波数1209Hz,1336Hz,1477Hzおよび1633Hzのう
ちの1周波との組み合わせにより、ダイヤル番号が示さ
れる。従って、例えば上記において高群周波数信号f
を1209Hzにするように分周値NHをセットし、低群周波数
信号fLを967Hzにするように分周値NLをセットすれば、
ダイヤル番号「1」を示す信号が作成される。この高群
周波数信号fHおよび低群周波数信号fLは矩形波なので、
フィルタ3H,3Lを通り高調波成分が除去され、ハイブリ
ッド回路4を経て、所定のMF信号として、回線に送出さ
れる。
一方、回線からのトーン信号を検出する場合、MPUは切
換回路10a,10bをb側に切換える。回線から入力するト
ーン信号は、フィルタおよび2値化回路5で2値化され
て、第4図(a)に示すように受信トーン信号fRとし
て、クロック信号抽出回路9に入力される。クロック信
号抽出回路9では、一定の時点で受信トーン信号fRの1
周期を同図(b)に示すように検知する。そして、同図
(c),(d)に示すように検知した1周期分のクロッ
ク信号を検出信号Dとして出力する。
カウンタ11aは、この検出信号Dを切換回路10aを介して
入力し、この検出信号Dのパルスの数を計数する。この
場合、カウンタ11aは、パルス数がカウンタ11aの容量を
越えるとき、カウンタ11aがフルカウントになるごと
に、キャリィ信号cを出力する一方、再び0から計数を
繰り返す。このキャリィ信号cは切換器10bを介してカ
ウンタ11bに入力される。カウンタ11bはそのキャリィ信
号cが入力される回数を計数する。従って、カウンタ11
aと11bとを連結し、計数容量を大きくして検出信号Dの
パルス数を計数することになる。
カウンタ11a,11bが出力する計数値は、バスバッファ13
を介して、MPU7により読み取られ、受信したトーン信号
の周波数が判定される。
回線から受信するトーン信号としては、局交換機から送
出されるものと、相手ファクシミリ装置から送出される
ものがある。前者の例としては、400Hzで連続した信号
である「発信音」や400Hzで0.5秒づつ断続する「話中
音」などがあり、また後者の例としては1650Hzの「GI
1」信号や1850Hzの「GI2」信号をはじめ周波数と共に送
出時間が決められた多数のトーン信号がある。
MPU7は、前記のように受信したトーン信号の周波数を検
知する一方、受信時間や受信間隔なども他の手段で検知
し、上記各種のトーン信号の種別を判定する。
以上のように、本実施例ではMF信号を発生させるための
カウンタと受信したトーン信号の周波数を計数するカウ
ンタを共用するように回路を構成したので、部品点数が
少なくなり、製品のコストが低下する。また、トーン信
号を計数するとき2つのカウンタを連結するので、容量
を大きくでき、計数精度を向上させることができる。
[効果] 以上のように本考案によれば、MF信号を発生させるカウ
ンタと、受信したトーン信号の周波数を計数するカウン
タとを共用するので、部品点数が減少し、製品コストを
低下させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るトーン信号送出/検出
装置のブロック構成図、第2図は信号発生検出回路のブ
ロック構成図、第3図はMF信号送出時のタイムチャー
ト、第4図はトーン信号検出時のタイムチャート、第5
図は従来のトーン信号送出/検出装置のブロック構成図
である。 1……MF信号発生回路、2……クロック信号発生回路、
3L,3H……フィルタ、4……ハンブリッド回路、5……
フィルタおよび2値化回路、6……トーン検出回路、7
……MPU、8……信号発生検出回路、9……クロック信
号抽出回路、10a,10b……切換回路、11a,11b……カウン
タ、12a,12b……デコーダ回路、13……バスバッファ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力するトーン信号の所定周期間だけ連続
    して入力するクロック信号を抽出して出力するクロック
    信号抽出回路と、トーン信号送出時には上記連続して入
    力するクロック信号を出力する一方、トーン信号検出時
    には上記クロック信号抽出回路から出力されるクロック
    信号を出力する第1の切換回路と、トーン信号送出時の
    み上記連続して入力するクロック信号を出力する第2の
    切換回路と、これら第1,第2の切換回路から出力される
    クロック信号を各計数する第1,第2のカウンタと、トー
    ン信号送出時に上記第1,第2のカウンタの計数値を各監
    視し各所定値に達する毎に上記第1,第2のカウンタをリ
    セットすると共に、それら所定値に対応する第1,第2の
    周波数信号を出力する第1,第2のデコーダ回路と、トー
    ン信号検出時上記第1,第2のカウンタの計数値を監視し
    上記入力するトーン信号の周波数を判定する判定手段と
    を備えていることを特徴とするトーン信号送出/検出装
    置。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
    て、上記第2の切換回路は、トーン信号検出時上記第1
    のカウンタのキャリィ信号を出力する構成にしたことを
    特徴とするトーン信号送出/検出装置。
JP17408586U 1986-11-14 1986-11-14 ト−ン信号送出/検出装置 Expired - Lifetime JPH073722Y2 (ja)

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JPS6381448U JPS6381448U (ja) 1988-05-28
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