JPH0737223Y2 - 車両用ノブスイッチ - Google Patents

車両用ノブスイッチ

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JPH0737223Y2
JPH0737223Y2 JP7479089U JP7479089U JPH0737223Y2 JP H0737223 Y2 JPH0737223 Y2 JP H0737223Y2 JP 7479089 U JP7479089 U JP 7479089U JP 7479089 U JP7479089 U JP 7479089U JP H0737223 Y2 JPH0737223 Y2 JP H0737223Y2
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switch
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knob
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強 松本
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のステアリングコラムに設けた集中スイ
ッチを操作するレバーの先端に配設したノブスイッチに
関し、特に、中空の支持杆の同心上にロータリスイッチ
と押釦スイッチを支持し、各スイッチに接続するリード
線を支持杆内に挿通した、ノブスイッチの改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の技術としては、例えば実開昭56−98636
号公報に係る技術などがある。これは、ロータリスイッ
チ用固定接点取付台板と押釦スイッチ用スイッチ基板に
それぞれ配設した固定接点と、中空の支持杆で構成する
操作レバー内に挿通したリード線とを、接続した構成で
ある。しかし、この技術においては、リード線を各基板
毎に接続する必要があり、接続作業が面倒である。
このような問題点を解決した技術には、実開昭57−1361
36号公報に係る技術がある。これは、ロータリスイッチ
の固定接点と押釦スイッチの固定接点を単一の基盤に配
設し、その基盤上だけで各固定接点とリード線を接続す
る構成である。また、基盤の同一面の中央にロータリス
イッチの固定接点を配設し、その周囲に押釦スイッチの
2つの固定接点板を対向して立設した構成である。そし
て、押釦スイッチ用プッシュノブに嵌装した略コ字状の
可動接片が、前記固定接点板と摺接導通するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の技術においては、押釦スイッ
チの可動接片が固定接点板との接触圧を必要とするため
に、必然的に略コ字状の形状を有することになり、ノブ
全体の大形化を招来することとなった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記問題点に鑑み考案したものであり、中空
の支持杆の同心上にロータリスイッチと押釦スイッチを
支持し、各スイッチに接続するリード線を前記支持杆内
に挿通した車両用ノブスイッチにおいて、 支持杆の一端にスイッチ基盤を配設し、 前記スイッチ基盤の先端面に、押釦スイッチの固定接点
を配設し、 前記スイッチ基盤において、前記先端の周囲に段差面を
形成し、 前記段差面にはロータリスイッチの固定接点を配設し、 前記各固定接点は前記スイッチ基盤と一体成形し、 前記スイッチ基盤の裏面には前記各固定接点の端子を突
出し、 前記各端子はリード線と接続し、 前記各スイッチの可動接点が、前記スイッチ基盤と対向
して配設し、車両用ノブスイッチを構成することによ
り、上記問題点を解消するものである。
〔作用〕
上記した構成によれば、ロータリスイッチと押釦スイッ
チの各固定接点が単一のスイッチ基盤に配設され、その
基盤の裏面だけで各固定接点とリード線を接続し、か
つ、前記押釦スイッチをタッチ式の構成にできる。
即ち、スイッチ基盤の中央にタッチ式押釦スイッチの固
定接点、その周囲にロータリスイッチの固定接点を配設
構成したことにより、リード線の接続が簡単で、かつ、
小形のノブスイッチを提供できる。
〔実施例〕
本考案に係る車両用ノブスイッチの好適な一実施例を、
添付図面に基づき詳述する。
1は中空の支持杆であり、車両のステアリングコラムに
設けた集中スイッチ(図示せず)を操作する。支持杆1
の一端には、同心上に基体2、第1ロータリノブ3で操
作するロータリ形式の可変抵抗器4、固定盤5、第2ロ
ータリノブ6で操作するロータリスイッチ7、押釦8で
操作する押釦スイッチ9が順次設けられている。
固定盤5は、支持杆1の先端に係合突部5aの嵌合によ
り、固着している。その後方には基体2が、係合突部2a
の嵌合により支持杆1に固着している。基体2と固定盤
5間には、可変抵抗器4を配設している。
可変抵抗器4は、基体2に嵌装した抵抗基盤10と、固定
盤5の支持部5bに回転自在に軸支された第1ロータリノ
ブ3と、該第1ロータリノブ3に嵌着され該抵抗基盤10
に摺接する摺動接片11で構成する。抵抗基盤10には、第
4図で示すように印刷抵抗10a,10bが配置され、その端
子が該抵抗基盤10の裏面においてリード線12と接続され
ている。リード線12は支持杆1に形成したスリット1aを
通り、該支持杆1内に挿通されている。第1ロータリノ
ブ3の収納部3aには、第2図及び第5図で示すように圧
縮バネ13で固定盤5側に付勢されたボール14が挿装して
いる。固定盤5には、収納部3aの回動範囲を規定する2
つのストッパ5cを突設している。固定盤5において、2
つのストッパ5c間に節度板5dを形成している。節度板5d
には所定間隔で節度溝(図示せず)を形成し、ボール14
とで節度機構を構成する。
ロータリスイッチ7は、係合突部15aの嵌合で固定盤5
に固着したスイッチ基盤15と、第2ロータリノブ6と、
該第2ロータリノブ6に嵌着した可動接片16で構成す
る。スイッチ基盤15は、その先端面15bに対し全周囲に
段差面15cを形成し、かつ、各面15bと15c間には軸支部1
5dを形成している。この軸支部15dには、第2ロータリ
ノブ6を回転自在に軸支している。スイッチ基盤15に
は、導電性板材で構成する各固定接点17〜21を一体成形
により固着し、裏面15eから端子Sとして突出してい
る。各端子Sにはリード線22を接続し、支持杆1内に挿
通している。即ち、スイッチ基盤15において、先端面15
bには押釦スイッチ9の固定接点17と18を突出配設し、
段差面15cにはロータリスイッチ7の固定接点17及び19
〜21を配設している。尚、固定接点17は、第1図で示す
ようにロータリスイッチ7の固定接点と共用し、アーム
側と接続している。而して、圧縮バネ23で付勢された可
動接片16は段差面15cに配設した各固定接点17及び19〜2
1と摺接導通することにより、スイッチ切換えする。ス
イッチ基盤15の先端近傍には、節度板23を回転不能に嵌
装し、軸心方向移動を防止するためにストップリング24
を嵌着している。
而して、第2ロータリノブ6はスイッチ基盤15に対し軸
心方向への移動を阻止される。節度板23には複数の貫通
した節度孔23aを形成しており、第2ロータリノブ6か
ら圧縮バネ25で付勢されたボール26とで、該第2ロータ
リノブ6の節度機構を構成する。
押釦スイッチ9は、第2ロータリノブ6の先端に係合突
部8aを嵌合し抜け止めされた押釦8と、該押釦8の裏面
中央に一体形成された支持部8bに支持された可動接片27
と、前記2つの固定端子17,18で構成する。可動接片27
は第1図及び第7図で示すように、支持部8bに軸心方向
移動自在に支持されると共に、該支持部8bの先端に形成
された係止突起8cで抜け止めされ、かつ、圧縮バネ28で
固定接点17、18側に付勢されている。また、可動接片27
は外周方向に3つのバネ受座27aを延出している。バネ
受座27aとストップリング24間には圧縮バネ29を介在す
ることにより、可動接片27を固定接点17,18から離開さ
せると共に、押釦8を外方に付勢している。押釦8の裏
面には第1図及び第7図で示すように、係合突部8aと略
同円周上に、4つの突柱8dが立設している。各突柱8d
は、可動接片27における各バネ受座27a間に入り込んで
いる。押釦8の係止突起8cは可動接片27をスナップフィ
ットで嵌着するために極めて小形であり、該押釦8を乱
雑に操作した場合などには、切断することがある。その
場合に該可動接片27は周方向に位置ずれをしようとする
が、各バネ受座27aが突柱8dに遮られる。而して、可動
接片27は位置ずれがなく、固定接点17,18との接触不良
が防止される。
次に、上記構成についての作用を説明する。
可変抵抗器4は、第1ロータリノブ3を回動すると、摺
動接片11が抵抗基盤10上の印刷抵抗10a,10bと摺接し、
所定の抵抗値を出力する。
また、ロータリスイッチ7は、第2ロータリノブ6を回
動すると、可動接片16がスイッチ基盤15の段差面15c上
の各固定接点17及び19〜21と摺接し、所定のスイッチ信
号を出力する。
更に、押釦スイッチ9は、押釦8を圧縮バネ29の付勢力
に抗して押圧すると、可動接片27が固定接点17,18と当
接し、オン信号を出力する。
このようにして構成された車両用ノブスイッチは、例え
ば、可変抵抗器4がワイパー間欠作動時の間欠時間を設
定するボリューム、ロータリスイッチ7がワイパを高速
作動,低速作動,又は間欠作動させるために切換えるワ
イパスイッチとして利用し、又押釦スイッチがウオッシ
ャスイッチとして使用することができる。
尚、上記実施例において、可変抵抗器4を他のロータリ
スイッチとして構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、スイッチ基盤の中
央にタッチ式押釦スイッチの固定接点、その周囲の段差
面にロータリスイッチの固定接点を配設構成したことに
より、リード線の接続が簡単で、かつ小形のノブスイッ
チを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案に係る車両用ノブスイッチ
の一実施例を示し、第1図は組立状態を示す断面図、第
2図は第1図における矢視A−A線方向の断面図、第3
図は第1図の構成の外形図、第4図は第1図における矢
視B−B線方向の断面図、第5図は第1図における矢視
C−C線方向の断面図、第6図は第1図における矢視D
−D線方向の断面図、第7図は第1図における矢視E−
E線方向の断面図である。 1……支持杆、2……基体、3……第1ロータリノブ、
4……可変抵抗器、5……固定盤、6……第2ロータリ
ノブ、7……ロータリスイッチ、8……押釦、9……押
釦スイッチ、10……抵抗基盤、11……摺動接片、12,22
……リード線、15……スイッチ基盤、15b……先端面、1
5c……段差面、15d……軸支部、16……可動接片、17〜2
1……固定接点、27……可動接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空の支持杆の同心上にロータリスイッチ
    と押釦スイッチを支持し、各スイッチに接続するリード
    線を前記支持杆内に挿通した車両用ノブスイッチにおい
    て、 支持杆の一端にスイッチ基盤を配設し、 前記スイッチ基盤の先端面に、押釦スイッチの固定接点
    を配設し、 前記スイッチ基盤において、前記先端の周囲に段差面を
    形成し、 前記段差面にはロータリスイッチの固定接点を配設し、 前記各固定接点は前記スイッチ基盤と一体成形し、 前記スイツチ基盤の裏面には前記各固定接点の端子を突
    出し、 前記各端子はリード線と接続し、 前記各スイッチの可動接点が、前記スイッチ基盤と対向
    して配設したことを特徴とする車両用ノブスイッチ。
JP7479089U 1989-06-26 1989-06-26 車両用ノブスイッチ Expired - Fee Related JPH0737223Y2 (ja)

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KR100342837B1 (ko) * 1999-08-31 2002-07-02 이철환 자동차용 자동 등화스위치
KR20030069385A (ko) * 2002-02-20 2003-08-27 현대자동차주식회사 자동차의 멀티펑션 스위치용 자동 라이팅 스위치 단자구조
JP4490299B2 (ja) * 2005-02-01 2010-06-23 株式会社東海理化電機製作所 レバースイッチ装置

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