JPH0737213A - フロッピーディスク装置の読み出し回路 - Google Patents
フロッピーディスク装置の読み出し回路Info
- Publication number
- JPH0737213A JPH0737213A JP18111993A JP18111993A JPH0737213A JP H0737213 A JPH0737213 A JP H0737213A JP 18111993 A JP18111993 A JP 18111993A JP 18111993 A JP18111993 A JP 18111993A JP H0737213 A JPH0737213 A JP H0737213A
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- JP
- Japan
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- low
- pass filter
- waveform
- read
- amplifier
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 広範囲な周波数帯域の記録/再生を必要とす
る単一磁気ヘッドからなるディスク装置において、低周
波記録の場合でも分解能を低下させることなく、誤パル
スの発生を防止してエラーレイトを保証することができ
る読み出し回路を提供する。 【構成】 記録媒体上に記録されている磁気情報を磁気
ヘッド10により変換して読み出した電圧信号を増幅す
る増幅器11と、この増幅した電圧信号の低周波領域を
通過させるローパスフィルタ13との間にバンドブース
ト器12を接続する。バンドブースト器12で5次高調
波成分を増幅してローパスフィルタ13へ送出すること
により、3次高調波成分を減衰することなく、ドループ
を低下させることができる。
る単一磁気ヘッドからなるディスク装置において、低周
波記録の場合でも分解能を低下させることなく、誤パル
スの発生を防止してエラーレイトを保証することができ
る読み出し回路を提供する。 【構成】 記録媒体上に記録されている磁気情報を磁気
ヘッド10により変換して読み出した電圧信号を増幅す
る増幅器11と、この増幅した電圧信号の低周波領域を
通過させるローパスフィルタ13との間にバンドブース
ト器12を接続する。バンドブースト器12で5次高調
波成分を増幅してローパスフィルタ13へ送出すること
により、3次高調波成分を減衰することなく、ドループ
を低下させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク装
置の読み出し回路、特に、サドルを除去する構成の改良
に関する。
置の読み出し回路、特に、サドルを除去する構成の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロッピーディスク装置の読み出
し回路として、図4のブロック図で示すような構成が知
られている。
し回路として、図4のブロック図で示すような構成が知
られている。
【0003】図4において、40は記録媒体上に記録さ
れた磁気情報を電圧信号として読み出す磁気ヘッド、4
1は読み出された電圧信号を増幅する増幅器、42は増
幅された電圧信号の低周波領域を通過させるローパスフ
ィルタ、43はローパスフィルタ42の出力信号を微分
する微分器、44は微分出力信号のゼロクロスポイント
を検出して方形波出力信号に変換するコンパレータ、4
5はコンパレータ44の出力信号を一定時間遮断するタ
イムドメインフィルタ、46はタイムドメインフィルタ
45の出力からパルス信号を整形するパルス整形器であ
る。
れた磁気情報を電圧信号として読み出す磁気ヘッド、4
1は読み出された電圧信号を増幅する増幅器、42は増
幅された電圧信号の低周波領域を通過させるローパスフ
ィルタ、43はローパスフィルタ42の出力信号を微分
する微分器、44は微分出力信号のゼロクロスポイント
を検出して方形波出力信号に変換するコンパレータ、4
5はコンパレータ44の出力信号を一定時間遮断するタ
イムドメインフィルタ、46はタイムドメインフィルタ
45の出力からパルス信号を整形するパルス整形器であ
る。
【0004】以上の構成において、以下、図5に示す各
部の出力信号波形図を参照しながらその動作について説
明する。
部の出力信号波形図を参照しながらその動作について説
明する。
【0005】磁気ヘッド40で記録媒体から読み出され
た電圧信号は、増幅器41によって増幅され、ローパス
フィルタ42によって高周波領域がカットされ、波形5
5aとなる。波形55aは微分器43によって微分波形
55bとなる。この微分波形55bは、コンパレータ4
4に送出され、方形波55cとなる。方形波55cは、
タイムドメインフィルタ45を介し、パルス整形器46
に送出され、パルス信号55dとなる。
た電圧信号は、増幅器41によって増幅され、ローパス
フィルタ42によって高周波領域がカットされ、波形5
5aとなる。波形55aは微分器43によって微分波形
55bとなる。この微分波形55bは、コンパレータ4
4に送出され、方形波55cとなる。方形波55cは、
タイムドメインフィルタ45を介し、パルス整形器46
に送出され、パルス信号55dとなる。
【0006】ここで、例えば、広範囲な周波数帯域の記
録/再生を必要とする単一磁気ヘッドからなるフロッピ
ーディスク装置において、低周波数記録が行われた場
合、図6に示すようにサドルSをもつ波形66aがロー
パスフィルタ42に出力される。これにより、微分器4
3から出力される微分波形66bには、前期ローパスフ
ィルタ42の出力66aのサドルSがドループDとなっ
て現われる。この微分波形66bがコンパレータ44に
送出されると、前記のドループD部がゼロクロスと検出
され、方形波66cとなって現われる。本来、この方形
波66cは、タイムドメインフィルタ45によって除去
されるべきであるが、波形の短期変動を考慮し、記録波
長×0.6程度がタイムドメインフィルタ45の設定値
であることは公知であり、設定値以内の時間taのドル
ープDについてはこれを除去することができるが、設定
値以上の時間tbを有するドループDが発生した場合、
その除去は不可能であり、パルス整形器46のパルス出
力66dとなって、誤った信号が出力されることにな
る。
録/再生を必要とする単一磁気ヘッドからなるフロッピ
ーディスク装置において、低周波数記録が行われた場
合、図6に示すようにサドルSをもつ波形66aがロー
パスフィルタ42に出力される。これにより、微分器4
3から出力される微分波形66bには、前期ローパスフ
ィルタ42の出力66aのサドルSがドループDとなっ
て現われる。この微分波形66bがコンパレータ44に
送出されると、前記のドループD部がゼロクロスと検出
され、方形波66cとなって現われる。本来、この方形
波66cは、タイムドメインフィルタ45によって除去
されるべきであるが、波形の短期変動を考慮し、記録波
長×0.6程度がタイムドメインフィルタ45の設定値
であることは公知であり、設定値以内の時間taのドル
ープDについてはこれを除去することができるが、設定
値以上の時間tbを有するドループDが発生した場合、
その除去は不可能であり、パルス整形器46のパルス出
力66dとなって、誤った信号が出力されることにな
る。
【0007】これに対し、従来のフロッピーディスク装
置の読み出し回路は、ローパスフィルタ42の低周波領
域を極端に下げて高周波領域を大幅にカットすることに
より対応している。
置の読み出し回路は、ローパスフィルタ42の低周波領
域を極端に下げて高周波領域を大幅にカットすることに
より対応している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のフロッピーディスク装置の読み出し回路において
は、長い時間継続するドループの発生を防止するため、
ローパスフィルタ42の低周波領域を極端に下げる必要
があり、その結果、ローパスフィルタ42の出力信号の
高調波成分が減衰する。この高調波成分は波形を孤立化
させる効果を持ち、ドループを増加させるものの、波形
の分解能を高めるという特徴も有しているが、この高調
波成分が減衰することにより、分解能が低下し、ピーク
シフトなどのビットシフトが増加するという弊害が生じ
る。
来のフロッピーディスク装置の読み出し回路において
は、長い時間継続するドループの発生を防止するため、
ローパスフィルタ42の低周波領域を極端に下げる必要
があり、その結果、ローパスフィルタ42の出力信号の
高調波成分が減衰する。この高調波成分は波形を孤立化
させる効果を持ち、ドループを増加させるものの、波形
の分解能を高めるという特徴も有しているが、この高調
波成分が減衰することにより、分解能が低下し、ピーク
シフトなどのビットシフトが増加するという弊害が生じ
る。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、低周波記録の場合であっても、分解能を
低下させることなく、ドループを低く抑えることがで
き、したがって、エラーレイトを保証することができる
ようにしたフロッピーディスク装置の読み出し回路を提
供することを目的とするものである。
るものであり、低周波記録の場合であっても、分解能を
低下させることなく、ドループを低く抑えることがで
き、したがって、エラーレイトを保証することができる
ようにしたフロッピーディスク装置の読み出し回路を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、広範囲な周波数帯域の記録/
再生を必要とする単一磁気ヘッドからなるフロッピーデ
ィスク装置の読み出し回路において、記録媒体上に記録
された磁気情報を磁気ヘッドにより変換して読み出し、
増幅器により増幅した電圧信号のうち、5次高調波成分
を増幅し、ローパスフィルタへ送出するバンドブースト
器を備えたものである。
の本発明の技術的手段は、広範囲な周波数帯域の記録/
再生を必要とする単一磁気ヘッドからなるフロッピーデ
ィスク装置の読み出し回路において、記録媒体上に記録
された磁気情報を磁気ヘッドにより変換して読み出し、
増幅器により増幅した電圧信号のうち、5次高調波成分
を増幅し、ローパスフィルタへ送出するバンドブースト
器を備えたものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば、磁気ヘッドで読
み出しされ、増幅器で増幅された電圧信号のうち、5次
高調波成分をバンドブースト器により増幅してローパス
フィルタへ送出することにより、3次高調波成分を減衰
することなく、ドループを低下させることができ、波形
の分解能を低下させることがない。
み出しされ、増幅器で増幅された電圧信号のうち、5次
高調波成分をバンドブースト器により増幅してローパス
フィルタへ送出することにより、3次高調波成分を減衰
することなく、ドループを低下させることができ、波形
の分解能を低下させることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例におけるフロッピ
ーディスク装置の読み出し回路を示すブロック図であ
る。
ーディスク装置の読み出し回路を示すブロック図であ
る。
【0014】図1において、10は記録媒体上に記録さ
れた磁気情報を電圧信号に変換して読み出す磁気ヘッ
ド、11は読み出された電圧信号を増幅する増幅器、1
2は増幅器11で増幅された信号のうち、5次高調波成
分(図7参照)を増幅するバンドブースト器、13はこ
の増幅された電圧信号の低周波領域を通過させるローパ
スフィルタ、14はローパスフィルタ13の出力信号を
微分する微分器、15は微分出力信号のゼロクロスポイ
ントを検出してA/D変換するコンパレータ、16はコ
ンパレータ15の出力信号を一定時間遮断するタイムド
メインフィルタ、17はタイムドメインフィルタ16の
出力信号を整形してパルス信号を出力するパルス整形器
である。
れた磁気情報を電圧信号に変換して読み出す磁気ヘッ
ド、11は読み出された電圧信号を増幅する増幅器、1
2は増幅器11で増幅された信号のうち、5次高調波成
分(図7参照)を増幅するバンドブースト器、13はこ
の増幅された電圧信号の低周波領域を通過させるローパ
スフィルタ、14はローパスフィルタ13の出力信号を
微分する微分器、15は微分出力信号のゼロクロスポイ
ントを検出してA/D変換するコンパレータ、16はコ
ンパレータ15の出力信号を一定時間遮断するタイムド
メインフィルタ、17はタイムドメインフィルタ16の
出力信号を整形してパルス信号を出力するパルス整形器
である。
【0015】図2は前記バンドブースト器12の内部構
成を示すブロック図である。図2において、21は増幅
器11からの出力の低周波領域を通過させるローパスフ
ィルタ、22は増幅器21から出力された信号の高周波
領域を通過させるハイパスフィルタ、23はハイパスフ
ィルタ22の出力信号を増幅させる増幅器、24はロー
パスフィルタ21の出力と増幅器23の出力の合成波の
低周波領域を通過させるローパスフィルタである。この
バンドブースト器12により増幅器11から出力される
電圧信号のうち、5次高調波成分の増幅が行われ、この
出力信号が次段のローパスフィルタ13へ送出される。
成を示すブロック図である。図2において、21は増幅
器11からの出力の低周波領域を通過させるローパスフ
ィルタ、22は増幅器21から出力された信号の高周波
領域を通過させるハイパスフィルタ、23はハイパスフ
ィルタ22の出力信号を増幅させる増幅器、24はロー
パスフィルタ21の出力と増幅器23の出力の合成波の
低周波領域を通過させるローパスフィルタである。この
バンドブースト器12により増幅器11から出力される
電圧信号のうち、5次高調波成分の増幅が行われ、この
出力信号が次段のローパスフィルタ13へ送出される。
【0016】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。なお、この動作説明においては、前記従
来例と同様の構成部についてはその説明を省略する。
いて説明する。なお、この動作説明においては、前記従
来例と同様の構成部についてはその説明を省略する。
【0017】図3は前記従来例のローパスフィルタ42
を低周波領域に設定する方式Aと、本発明実施例のバン
ドブースト方式Bとの出力信号の相違について示す波形
説明図である。
を低周波領域に設定する方式Aと、本発明実施例のバン
ドブースト方式Bとの出力信号の相違について示す波形
説明図である。
【0018】前記従来例の方式Aにおいて、増幅器41
の出力信号311は、ローパスフィルタ42へ送出さ
れ、ローパスフィルタ42によって高調波成分を大幅に
カットされる。このローパスフィルタ42の出力波形3
12は、半値幅W1が大きくなる。これは、下記(数
1)のディスク波形の関数式からも明らかである。
の出力信号311は、ローパスフィルタ42へ送出さ
れ、ローパスフィルタ42によって高調波成分を大幅に
カットされる。このローパスフィルタ42の出力波形3
12は、半値幅W1が大きくなる。これは、下記(数
1)のディスク波形の関数式からも明らかである。
【0019】
【数1】但し、Vcosはローパスフィルタ出力、V1fは基
本波、V3f、V5f、V7fはそれぞれ3次、5次、7次の高
調波、Tは記録波長、tは時間的変位である。
本波、V3f、V5f、V7fはそれぞれ3次、5次、7次の高
調波、Tは記録波長、tは時間的変位である。
【0020】更に、ローパスフィルタ42の出力信号3
12は、微分器43へ送出され、微分出力313とな
る。高調波成分を大幅にカットされた微分出力313の
ドループマージンD1は大きくなる。これは、下記(数
2)の微分波形の関数式からも明かである。
12は、微分器43へ送出され、微分出力313とな
る。高調波成分を大幅にカットされた微分出力313の
ドループマージンD1は大きくなる。これは、下記(数
2)の微分波形の関数式からも明かである。
【0021】
【数2】但し、Dsinは微分出力、Dlfは基本波、D3f、D5
f、D7fはそれぞれ3次、5次、7次の高調波、Tは記録
波長、tは時間的変位であるが、この場合、T/4とお
く。
f、D7fはそれぞれ3次、5次、7次の高調波、Tは記録
波長、tは時間的変位であるが、この場合、T/4とお
く。
【0022】一方、本発明実施例のバンドブースト方式
Bにおいて、増幅器11の出力信号は、バンドブースト
器12に送出され、バンドブースト器12によって5次
高調波成分が増幅される。この出力信号はローパスフィ
ルタ13へ送出される。このローパスフィルタ13の出
力信号314の半値幅W2は小さくなる。これは前記
(数1)のディスク波形の関数式からも明らかである。
Bにおいて、増幅器11の出力信号は、バンドブースト
器12に送出され、バンドブースト器12によって5次
高調波成分が増幅される。この出力信号はローパスフィ
ルタ13へ送出される。このローパスフィルタ13の出
力信号314の半値幅W2は小さくなる。これは前記
(数1)のディスク波形の関数式からも明らかである。
【0023】更に、ローパスフィルタ13の出力信号3
14は、微分器14へ送出され、微分出力信号315と
なる。5次高調波成分を増幅された微分波形315のド
ループマージンD2は大きくなる。
14は、微分器14へ送出され、微分出力信号315と
なる。5次高調波成分を増幅された微分波形315のド
ループマージンD2は大きくなる。
【0024】図8は半値幅が大きくなることにより発生
する障害について示すものである。反転磁界パターン8
11は記録媒体上に書き込まれたEE(01110)連
続パターンの磁化状態であり、磁気ヘッド40および増
幅器41により電磁変換および増幅された電圧信号は、
ローパスフィルタ42によって高調波成分が大幅カット
され、半値幅の大きくなった連続波形813となる。8
12は孤立反転(01)の磁化状態であり、前記と同様
に磁気ヘッド40、増幅器41、ローパスフィルタ42
を経て半値幅の大きくなった孤立波形814となる。こ
の孤立波形814のピークポイントは、812の孤立反
転の磁化反転と一致している。しかし、連続波形813
のピークポイントは、EE連続パターンの磁化反転に対
し、△tのずれを生じている。これは連続波形813が
孤立波814(破線波形)の連続による重畳波形である
ため、残留振幅e2が隣接する波形に影響を与えたもの
である(この現像をピークシフトと呼ぶ。)。
する障害について示すものである。反転磁界パターン8
11は記録媒体上に書き込まれたEE(01110)連
続パターンの磁化状態であり、磁気ヘッド40および増
幅器41により電磁変換および増幅された電圧信号は、
ローパスフィルタ42によって高調波成分が大幅カット
され、半値幅の大きくなった連続波形813となる。8
12は孤立反転(01)の磁化状態であり、前記と同様
に磁気ヘッド40、増幅器41、ローパスフィルタ42
を経て半値幅の大きくなった孤立波形814となる。こ
の孤立波形814のピークポイントは、812の孤立反
転の磁化反転と一致している。しかし、連続波形813
のピークポイントは、EE連続パターンの磁化反転に対
し、△tのずれを生じている。これは連続波形813が
孤立波814(破線波形)の連続による重畳波形である
ため、残留振幅e2が隣接する波形に影響を与えたもの
である(この現像をピークシフトと呼ぶ。)。
【0025】下記(数3)のピークシフト算出式からも
半値幅の影響度合いを求めることができる。
半値幅の影響度合いを求めることができる。
【0026】
【数3】また、この残留振幅e2の影響により、連続波
形813の重畳振幅e1のレベルの低下がみられる(こ
の信号レベルの低下により雑音の影響を受け発生するピ
ークシフトをジッターと呼ぶ。)。この残留振幅e2
は、半値幅に比例して増加するため、安易に半値幅を大
きくすることは、ピークシフト並びにジッターを悪化さ
せることになり、最善の策とはいえない。
形813の重畳振幅e1のレベルの低下がみられる(こ
の信号レベルの低下により雑音の影響を受け発生するピ
ークシフトをジッターと呼ぶ。)。この残留振幅e2
は、半値幅に比例して増加するため、安易に半値幅を大
きくすることは、ピークシフト並びにジッターを悪化さ
せることになり、最善の策とはいえない。
【0027】上記のように本実施例によれば、バンドブ
ースト器12により5次高調波成分を増幅してローパス
フィルタ13へ送出することにより、3次高調波成分を
減衰することなく、ドループを低下させることができ、
波形の分解能を低下させないようにすることができる。
ースト器12により5次高調波成分を増幅してローパス
フィルタ13へ送出することにより、3次高調波成分を
減衰することなく、ドループを低下させることができ、
波形の分解能を低下させないようにすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気ヘッドで読み出され、増幅器で増幅された電圧信号の
うち、5次高調波成分をバンドブースト器により増幅し
てローパスフィルタへ送出するようにしているので、再
生波形の分解能を低下させることなく、ドループマージ
ンを確保することができ、低周波記録の場合であっても
エラーレイトを保証することができる。
気ヘッドで読み出され、増幅器で増幅された電圧信号の
うち、5次高調波成分をバンドブースト器により増幅し
てローパスフィルタへ送出するようにしているので、再
生波形の分解能を低下させることなく、ドループマージ
ンを確保することができ、低周波記録の場合であっても
エラーレイトを保証することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるフロッピーディスク
装置の読み出し回路を示すブロック図
装置の読み出し回路を示すブロック図
【図2】同読み出し回路のバンドブースト器を示すブロ
ック図
ック図
【図3】同読み出し回路と従来例の読み出し回路との動
作を比較するための信号波形図
作を比較するための信号波形図
【図4】従来のフロッピーディスク装置の読み出し回路
を示すブロック図
を示すブロック図
【図5】同読み出し回路の各部の出力信号波形図
【図6】同読み出し回路の低周波数記録時における各部
の出力信号波形図
の出力信号波形図
【図7】基本波形、3次高調波、5次高調波、7次高調
波、、合成波形の説明図
波、、合成波形の説明図
【図8】従来の読み出し回路のローパスフィルタにおけ
る出力信号の半値幅が大きくなることにより発生する障
害の説明図
る出力信号の半値幅が大きくなることにより発生する障
害の説明図
10 磁気ヘッド 11 増幅器 12 バンドブースト器 13 ローパスフィルタ 14 微分器 15 コンパレータ 16 タイムドメインフィルタ 17 パルス整形器 21 ローパスフィルタ 22 ハイパスフィルタ 23 増幅器 24 ローパスフィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体上に記録された磁気情報を磁気
ヘッドにより変換して読み出し、増幅器により増幅した
電圧信号のうち、5次高調波成分を増幅し、ローパスフ
ィルタへ送出するバンドブース器を備えたことを特徴と
するフロッピーディスク装置の読み出し回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18111993A JPH0737213A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | フロッピーディスク装置の読み出し回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18111993A JPH0737213A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | フロッピーディスク装置の読み出し回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737213A true JPH0737213A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16095188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18111993A Pending JPH0737213A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | フロッピーディスク装置の読み出し回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737213A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2105440A2 (en) | 2008-03-26 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Actinic ray-sensitive or radiation-sensitive resin composition, pattern forming method using the same, polymerizable compound and polymer compound obtained by polymerizing the polymerizable compound |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18111993A patent/JPH0737213A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2105440A2 (en) | 2008-03-26 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Actinic ray-sensitive or radiation-sensitive resin composition, pattern forming method using the same, polymerizable compound and polymer compound obtained by polymerizing the polymerizable compound |
EP2468742A1 (en) | 2008-03-26 | 2012-06-27 | Fujifilm Corporation | Actinic ray-sensitive or radiation-sensitive resin composition, pattern forming method using the same, polymerizable compound and polymer compound obtained by polymerizing the polymerizable compound |
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