JPH06349010A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH06349010A
JPH06349010A JP14032193A JP14032193A JPH06349010A JP H06349010 A JPH06349010 A JP H06349010A JP 14032193 A JP14032193 A JP 14032193A JP 14032193 A JP14032193 A JP 14032193A JP H06349010 A JPH06349010 A JP H06349010A
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Shigeru Yamazaki
茂 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】短波長記録におけるピークシフト、並びに記録
データのDC変動による記録磁化パターンの非線形歪み
をなくし、良好なエラーレート特性を得ることができる
磁気記録再生装置を提供すること。 【構成】データ記録時に記録データ列から所定長以下の
ランレングスデータの記録電流を制御するための所定長
ランレングスデータ制御回路を備え、前記所定長以下の
ランレングスデータの記録電流値を他のランレングスデ
ータよりも大きくして記録するようにした。 【効果】ディジタル信号記録における最悪パターンでも
理想的な残留磁化パターンを形成できるため、再生時に
良好なエラーレートを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を磁気
記録媒体に記録、あるいは再生する装置に係り、特に高
密度短波長記録を行うに好適な磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の磁気記録再生装置は、VTR,D
AT(Digital Audio Tape Recorder)などを始めとして
高密度記録化が進んでいるが、今後開発される家庭用の
ディジタルVTRにおいてはさらに狭トラック化,短波
長記録化が必要とされている。しかし、記録波長が短く
なると磁気記録特有のピークシフトを発生し、たとえば
ランレングス大のデータにはさまれたランレングス小の
データが最悪パターンとなって再生時にデータエラーを
生じやすいという問題がある。
【0003】この問題を解決するために、再生時にピー
クシフトの少ない波形に等化する方法、あるいはたとえ
ば特開昭58−218014号公報記載のように、記録
するパルス波形の立上りおよび立ち下がりを強調するな
どの記録等化方法などが一般的に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ピークシフトは使用す
る磁気ヘッドのギャップ長や記録媒体、変調方式に依存
する。特に低域スペクトルの多い、例えばNRZ変調、
8−12変調などでは、その発生確率が高い。これは、
上記の変調方式では最小ランレングスdと最大ランレン
グスの比が大きく、記録データ列が最悪パターンとなり
やすいためである。
【0005】ここでピークシフトが孤立波の重ね合わせ
で説明できるならば、再生系の等化回路で補正できるは
ずであるが、実際の伝送系では等化残が大きい。これは
記録時におけるテープ・ヘッド系の非線形が原因である
ことを意味し、再生系回路だけでは完全な補正ができな
いという問題となる。また言い換えれば記録信号の直流
成分の変動によって磁気テープ上の磁化パターンが歪み
を受けるため、特にデータ検出を積分で行なう場合に影
響を受けやすく伝送系のエラーレートを悪化させてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では前記の目的を
達成するために、まず第一の方法ではデータ記録時に記
録データ列から所定長以下のランレングスデータの記録
電流を制御するための所定長ランレングスデータ制御回
路を備え、前記所定長以下のランレングスデータの記録
電流値を他のランレングスデータよりも大きくして記録
するようにした。
【0007】また第2の方法ではデータ記録時に記録デ
ータ列から第一の所定長以下のランレングスデータの記
録電流を制御するための所定長ランレングスデータ制御
回路を備え、前記第一の所定長以下のランレングスデー
タよりも長い第2の所定長以上のランレングスデータの
前後に位置する第1の所定長以下のランレングスデータ
の記録電流値を他のランレングスデータよりも大きくし
て記録するようにした。
【0008】第3の方法ではデータ記録時にヘッドの高
周波効率を考慮し、ヘッドのインダクタンス周波数特性
と逆の周波数特性を記録電流に与え、高周波領域の記録
電流を低周波領域に対して増すように記録するようにし
た。
【0009】
【作用】第1の方法では、前記所定長以下のランレング
スデータの記録電流値を他のランレングスデータよりも
大きくして記録することによって、長波長パターンの記
録磁界の広がりによって形成された短波長パターン記録
領域の、例えばN方向の強い残留磁化をS側に反転させ
ることができ、理想的な残留磁化パターンを磁気テープ
上に残すことができる。
【0010】また第2の方法では、検出された短波長パ
ターンの前後データのランレングスを監視し、ランレン
グスの長いデータの前後に存在する短波長パターンのみ
の記録電流振幅値を増すように制御することによって、
長波長パターンの記録磁界の広がりによって形成された
短波長パターン記録領域の、例えばN方向の強い残留磁
化をS側に反転させることができ、理想的な残留磁化パ
ターンを磁気テープ上に残すことができるとともに、連
続する短波長信号の出力レベルを低下させることがな
い。
【0011】第3の方法では、ヘッドの高周波効率の補
正によって、理想的な定磁界記録が行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明による磁気記録再生装置の実施
例を図に従って説明する。
【0013】図1は本発明の磁気記録再生装置の一実施
例を示すブロック図である。図1において、1は変調信
号入力端子、2はランレングス検出回路、3は係数回
路、4は同期化回路、5は加算回路、6は記録アンプ、
7は記録ヘッド、8は磁気テープ、9は再生ヘッド、1
0は再生アンプ、11は等化回路、12はPLL回路、
13はデータ識別回路、14は変調信号出力端子であ
る。
【0014】まず記録時には、変調信号入力端子1から
記録されるデータ変調信号が入力すると、ランレングス
検出回路2によってランレングス長が所定値以下のデー
タ位置が検出される。次に同期化回路4によって所定時
間遅延したデータ変調信号と、検出されたデータ位置に
対応した所定ランレングスデータパルスを加算回路5で
加算し、この加算出力を記録信号とする。この記録信号
は所定ランレングスデータの振幅値が他のランレングス
データに比較して強められており、振幅値は係数回路3
によって制御される。次に記録アンプ6,記録ヘッド7
を介して磁気テープ8に記録される。
【0015】再生時には、磁気テープ8に記録されたデ
ータ列が再生ヘッド9で読み出され、再生アンプ10で
増幅、等化回路11で磁気伝送系の符号間干渉を取り除
かれた後に、PLL回路12でクロック再生を行ない、
データ識別回路13で元のディジタルデータに変換して
変調信号出力端子14に出力する。
【0016】図2は図1で示した本発明の磁気記録再生
装置による記録電流波形、及び再生波形を示す図であ
る。図2において(1)が記録電流波形、(2)が磁気
テープ上の残留磁化パターン、(3)が再生波形であ
る。伝送系の条件は、最小ランレングスTの波長が0.
25μmで、記録信号は1T×6回+6Tから構成され
る固定パターンである。図2(1)の記録電流波形は、
図1におけるランレングス検出回路2の検出値を1Tと
して得られるもので、1Tに相当する部分が6Tに対し
て振幅値が大きくなっている。(2)は磁気テープ8と
してメタルテープを用いた場合のシミュレーション結果
であり、磁気テープ8上の長手方向残留磁化パターンを
示している。(3)は再生ヘッド9の出力波形であり、
これは(2)で示した残留磁化パターンの時間微分波形
に等しい。
【0017】図3は従来の定電流記録における記録電流
波形、および再生波形を示す図である。伝送系条件,記
録データパターンは図2と同様であり、(1)は記録電
流波形、(2)は磁気テープ上の残留磁化パターン、
(3)は再生波形である。
【0018】図3に示した従来方法と図2に示した本発
明による実施例との相違点は、それぞれ(2)に示した
磁化パターンにおいて、ランレングス6Tにはさまれた
Tパターンの繰返し部(図中A部またはB部)の磁化の
傾きにある。図3における従来技術ではランレングス6
Tデータに影響を受け、NからSへ(A部)、あるいは
SからN方向(B部)に大きく磁化が傾いている。その
ため再生波形が(3)に示したようにTパターンの繰返
し部で直流を有している。さらにこの再生波形を積分検
出すると(2)の磁化パターン波形と一致するから、た
とえ短波長領域を等化回路11で等化したとしてもこの
低周波成分が積分で強調され、再生波形がうねってアイ
パターンを大きく劣化させることになる。
【0019】これに対して図2に示した本発明の実施例
によれば、1Tパターンの記録電流を強めることによっ
て、6Tパターンの記録磁界の広がりによって形成され
た1Tパターン繰返し領域の、例えばN方向の強残留磁
化をS側に反転させることができ(A部1番目の1Tパ
ターン)、理想的な残留磁化パターンを磁気テープ8上
に残すことができる。
【0020】ここで本発明の原理について補足する。磁
気記録系において磁気テープを有効に磁化させるための
記録ヘッドの発生磁界はギャップ長gよりも広がってい
る。一般的に媒体を磁化させる(媒体の厚み方向)ため
に必要な磁界(媒体の保持力以上)を発生する距離は記
録ヘッドギャップ中心からg/2〜gである。従って記
録極性変換時点では、次に記録する記録媒体部分が既に
磁化されていることになる。この残留磁化は記録データ
の波長が長いほど強く、また媒体深部に及んでいる。図
2の例では6Tを記録し終わった時点がこれに相当し、
次に記録する1Tパターン部では記録波長が短いため、
この残留磁化を完全に消去できず、結果的に長波長成分
の磁化が残り、記録すべき短波長成分も有効に磁化でき
ないのである。そこで長波長データの前後に位置する1
Tパターンの記録電流値を増して消去を促進させるので
ある。
【0021】以上説明したようにこの現象はヘッドのギ
ャップ長,データ長及び記録波長に大きく依存するた
め、記録電流を強めるデータランレングス長には最適値
が存在する。前述したように、影響を受けやすいビット
波長がg以下のデータを強調すれば良い。一般的には記
録ヘッドのギャップ長は最短記録波長の1/2程度に選
ぶことが多いので、最短ビット長1Tの信号のみを強調
する。
【0022】以上は最小ランレングスd=1の、たとえ
ばNRZ変調について述べたが、d=2の、たとえば8
−12変調であっても最小ランレングス2Tを強調すれ
ば良い。しかしこの場合は、最短記録波長がたとえば
0.5μmであってもビット波長は0.125μmとな
るから、補正はより難しくなる。また、以上は最小ラン
レングスデータのみの記録電流制御について示したが、
もちろん第2番目,第3番目,…に短いランレングスデ
ータの電流値を増しても良い。しかし、長めのランレン
グスデータを強めても効果は少なく、データ記録波長
(1データの波長換算値)が0.25μm以下程度のデ
ータについて制御を行なうのが最も効果的である。
【0023】図2で示した記録電流の具体的な数値につ
いては、前記した条件のもとで且つ記録ヘッドのギャッ
プ長を0.23μmとすると、1Tパターンの電流値を
最短記録波長(1Tの繰返し…λ=0.5μm、ビット
波長0.25μm))の最適記録電流(O.R.C)+
1.5〜3.0dB、2Tパターン以上の信号はO.
R.C+0〜1.0dBが良い。つまり、2T以上のパ
ターンに対し、1Tパターンの記録電流値を1.5〜
2.0dB増すように制御すれば良いことが、シミュレ
ーション及び実験的に確かめられた。これに対し図3の
従来技術では、一般的にO.R.C+1.0dB程度の
定電流記録を採用することが多い。
【0024】以上、本発明によれば最悪パターンのデー
タ列に対しても理想的な磁化パターンを磁気テープ8上
に形成することができる。この時、再生波形の位相歪が
完全に補正できない場合には、再生アンプ10、または
等化回路11の後に従来用いられているLC型(インダ
クタンス,コンデンサ)などの位相等化回路を接続すれ
ばよい。
【0025】図4に本発明による磁気記録再生装置の他
の実施例を示す。図4において図1と同一回路部品は同
一番号で示し、15はランレングス監視回路である。
【0026】図1の回路動作と異なるのは、図1の回路
ではすべての1Tパターン信号の振幅値を増すように動
作させるが、図4の回路ではランレングス監視回路15
によって、検出された1Tパターンの前後データのラン
レングスを監視し、ランレングスの長いデータの前後に
存在する1Tパターンのみの振幅値を増すように制御さ
れる点である。
【0027】図5に図4の磁気記録再生回路による記録
電流波形,残留磁化パターン,再生波形を示す。図5の
変調データは図2,図3のものと同一である。図5にお
ける記録電流は6Tパターンの前後にある1Tパターン
のみの振幅値を増した例について示した。図5を見ても
わかるように6Tパターンではさまれた1Tパターン繰
返し部での磁化パターンの傾斜が図2の実施例と同様に
存在せず、理想的に磁化されていることがわかる。
【0028】本実施例の特徴は、図2に示した実施例で
は1Tパターンの繰返し部すべての記録電流値がO.
R.C+2.5〜3.0dBと通常記録に比べ増えるた
め、記録減磁によって1T繰返し部の再生レベルが低下
し伝送系S/Nを悪化させる可能性があるのに対し、図
5に示した実施例では強調するのは1波だけであるから
1TパターンのS/Nを悪化させることがないという点
である。ただし、通常のランダムデータ中には1Tパタ
ーンの長い連続は少なく、存在するのはPLL回路12
引込み用のプリアンブル程度であるので、両者の性能上
の差はほとんどないといえる。
【0029】以上長波長パターンとして6Tを選んだ場
合の実施例について説明したが、本発明はこれにとらわ
れることがなく、7T,8T,…のパターンに対して制
御を行なっても良い。しかし最も効果的であるのは、デ
ータ記録波長が1μm以上のデータに対して制御した場
合であり、本実施例では4T以上がこれに相当する。
【0030】以上の実施例は、記録波長に着目し、使用
するヘッドの周波数特性が平坦とした場合である。しか
し実際のヘッドはコア損失などに代表される高周波領域
の特性劣化があり、記録する信号周波数が高い場合に
は、これを考慮した記録電流の制御が必要となる。
【0031】図6にヘッドインダクタンス周波数特性の
一例を示す。低周波領域に対して、10MHzで2d
B、80MHzで8dB程度インダクタンスが低下して
いる。ヘッド効率の周波数特性は、ほぼインダクタンス
特性と一致するので、最高記録周波数が20MHzを超
えるような高周波記録を行う場合には、さらに低周波領
域の記録電流を下げなければならない。
【0032】図7に記録電流の周波数特性の一例を示
す。これは図6に示したヘッドインダクタンス周波数特
性の逆特性としたものである。
【0033】前述したようにディジタル信号の記録再生
は最高記録周波数記録時の最適記録電流(O.R.C)
による定電流記録が一般的である。例えば記録周波数8
0MHzで最適記録電流を測定すると、図6に示したよ
うにヘッド効率の低下により本来その波長の記録で必要
な記録電流よりも8dB増した値となる。従ってこの電
流値で定電流記録を行うと、例えば10MHz信号では
記録磁界が6dBも増すことになり、テープ上に正しい
磁化パターンを残すことができない。
【0034】本来の定電流記録(定磁界記録)を行うた
めには図7に示したようにヘッドの記録効率を考慮した
記録電流制御が必要である。図8は本発明の磁気記録再
生装置の一実施例を示す回路ブロック図である。図8に
おいて図1と同一回路部品は同一番号で示し、16は記
録電流制御回路である。変調信号入力端子1から入力し
たデータは記録電流制御回路16によってその記録電流
の高周波領域が強調され、記録アンプ6で磁気テープ8
に記録される。記録電流制御回路16の周波数特性は図
7に示したようにヘッドインダクタンス周波数特性の逆
特性とする。この特性を精度良く実現するためには、記
録電流制御回路16として3〜5タップのトランスバー
サルフィルタを用い、位相特性をフラットのまま高域強
調を行えば良く、また記録電流に対する磁気特性の変化
は比較的少ないからCRハイパスフィルタを用いても良
い。また図1に示した回路構成において、ランレングス
の長さによって記録電流値を変えてもよい。
【0035】なお、図1,図4及び図8に示した本発明
の実施例では記録アンプ6と記録ヘッド7、及び再生ヘ
ッド9と再生アンプ10は直結されているが、VTRな
どのようにロータリートランスを介して接続しても構わ
ず、またヘッドも記録再生兼用ヘッドでよいことはいう
までもない。
【0036】また実施例では積分検出について説明した
が、微分検出,パーシャルレスポンス検出にも適用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明の第1の磁気記録再生装置
では、ディジタル信号記録における最悪パターンでも理
想的な残留磁化パターンを形成できるため、再生時に良
好なエラーレートを得ることができる。また、第2の磁
気記録再生装置を使用することによってS/N劣化を最
小限に抑えることが可能になる。そしてこれらの効果
は、最短記録波長が短くなればなるほど大きくなる。第
3の磁気記録再生装置では、高周波記録においても理想
的な磁化パターンを記録媒体上に形成でき、ヘッドの特
性ばらつきなどによる互換再生時の問題を無くすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例による記録電流波形図であ
る。
【図3】従来技術による記録電流波形図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例による記録電流波形図であ
る。
【図6】従来ヘッドのインダクタンス周波数特性図であ
る。
【図7】本発明の記録電流制御の周波数特性図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…ランレングス検出回路、3…係数回路、4…同期化
回路、5…加算回路、6…記録アンプ、7…記録ヘッ
ド、8…磁気テープ、9…再生ヘッド、10…再生アン
プ、11…等化回路、12…PLL回路、13…データ
識別回路、16…記録電流制御回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号を磁気記録媒体上に記録再
    生する記録再生ヘッドと、 前記記録再生ヘッドにより再生された信号の符号間干渉
    を取り除く波形等化回路と、 前記波形等化回路の出力信号から伝送クロックを再生す
    るPLL回路と、 前記PLL回路の出力クロック信号によってデータ識別
    を行なうデータ識別回路とを備えた磁気記録再生装置に
    おいて、 データ記録時に、記録データ列中からランレングスが所
    定長以下のランレングスデータの記録電流を制御するた
    めの所定長ランレングスデータ制御回路を備え、前記所
    定長以下のランレングスデータの記録電流値を他のラン
    レングスデータよりも大きくして記録することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングスデータ制御回路が、 前記所定長以下のランレングスデータの位置を検出する
    所定長ランレングスデータ位置検出回路と、 前記所定長ランレングスデータ位置検出回路の出力信号
    の振幅を制御するための係数回路と、 前記ディジタル信号を所定時間遅らせるための同期化回
    路と、 前記係数回路の出力信号と、前記同期化回路の出力信号
    を加算する加算回路で構成したことを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】ディジタル信号を磁気記録媒体上に記録再
    生する記録再生ヘッドと、 前記記録再生ヘッドにより再生された信号の符号間干渉
    を取り除く波形等化回路と、 前記波形等化回路の出力信号から伝送クロックを再生す
    るPLL回路と、 前記PLL回路の出力クロック信号によってデータ識別
    を行なうデータ識別回路とを備えた磁気記録再生装置に
    おいて、 データ記録時に、記録データ列中からランレングスが第
    一の所定長以下のランレングスデータの記録電流を制御
    するための所定長ランレングスデータ制御回路を備え、
    前記第一の所定長以下のランレングスデータよりも長い
    第2の所定長以上のランレングスデータの前後に位置す
    る前記第1の所定長以下のランレングスデータの記録電
    流値を他のランレングスデータよりも大きくして記録す
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングスデータ制御回路が、 前記所定長以下のランレングスデータの位置を検出する
    所定長ランレングスデータ位置検出回路と、 前記所定長ランレングスデータ位置検出回路で検出され
    たデータの前後のデータランレングスを監視するランレ
    ングス監視回路と、 前記所定長ランレングスデータ位置検出回路の出力信号
    の振幅を制御するための係数回路と、 前記ディジタル信号を所定時間遅らせるための同期化回
    路と、 前記係数回路の出力信号と、前記同期化回路の出力信号
    を加算する加算回路で構成したことを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングスデータ制御回路が、前記ディジ
    タル信号の最小ランレグスデータに対して動作すること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングス制御回路が、前記ディジタル信
    号のうちランレングスデータ記録波長が0.25μm以
    下のランレングスデータに対して動作することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項3記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングスデータ制御回路が、前記ディジ
    タル信号の最小ランレグスデータに対して動作すること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項3記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングス制御回路が、前記ディジタル信
    号のうちランレングスデータ記録波長が0.25μm以
    下のランレングスデータに対して動作することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項3記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記所定長ランレングス制御回路が、少なくとも最小ラ
    ンレングスの4倍以上のランレングスデータの前後に位
    置する最小またはランレングスデータ記録波長0.25
    μm以下のランレングスデータに対して動作することを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】ディジタル信号を磁気記録媒体上に記録
    再生する記録再生ヘッドと、 前記記録再生ヘッドにより再生された信号の符号間干渉
    を取り除く波形等化回路と、 前記波形等化回路の出力信号から伝送クロックを再生す
    るPLL回路と、 前記PLL回路の出力クロック信号によってデータ識別
    を行なうデータ識別回路とを備えた磁気記録再生装置に
    おいて、 データ記録時に高周波領域の記録電流を増すための記録
    電流制御回路を備え、 前記記録電流制御回路の周波数特性を、前記記録再生ヘ
    ッドのヘッドインダクタンス周波数特性の逆特性にした
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP14032193A 1993-06-11 1993-06-11 磁気記録再生装置 Pending JPH06349010A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6198583B1 (en) 1997-09-04 2001-03-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic recording control system for disk storage drive

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6198583B1 (en) 1997-09-04 2001-03-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic recording control system for disk storage drive

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