JPH073715Y2 - ハンガの取付構造 - Google Patents

ハンガの取付構造

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JPH073715Y2
JPH073715Y2 JP12764388U JP12764388U JPH073715Y2 JP H073715 Y2 JPH073715 Y2 JP H073715Y2 JP 12764388 U JP12764388 U JP 12764388U JP 12764388 U JP12764388 U JP 12764388U JP H073715 Y2 JPH073715 Y2 JP H073715Y2
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JP
Japan
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hanger
cradle
wall
engagement
hole
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JP12764388U
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JPH0247857U (ja
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彰 杉山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、送受器を電話機本体に保持するためのハンガ
の取付構造に関するものである。
(従来の技術) 電話機は通常机の上に載置して用いられるが、使用状況
により壁面に固定して使う場合もある。このような要求
に応えるには、壁面に固定して使用する際にハンドセッ
トが落下しないように、これを保持するハンガが必要で
ある。
このようなハンガの取付構造としては、従来第4図およ
び第5図に示すようなものが知られている。これらの図
において、符号11は筐体を示す。この筐体11は、上面壁
12と、クレードル13とを有している。上面壁12のクレー
ドル近傍には、クレードル側から順に第1の凹部14、第
2の凹部15が設けられている。この第1の凹部14、第2
の凹部15は、上面壁12から筐体11内部に向って形成され
ており、その側壁にはそれぞれ第1の係止部16、第2の
係止部17が設けられている。また、クレードル13の側壁
18には第1の凹部14の第1の係止部16に至る孔19が設け
られている。
一方、第1の凹部14にはハンガ20が装着されている。こ
のハンガ20は、ハンガ本体21と、挿入突部22が略T字状
に形成され、その挿入突部22は第1の凹部14に挿入され
ている。この挿入突部22の側面には、係止突部23が形成
されており、第1の係止部16に係止されてハンガ20が抜
け落ちないようになっている。なお、図中符号24はハン
ガに係合された送受器を示し、符号25は上面壁12に設け
られたスピーカ用音通孔、符号26はスピーカ、符号27は
プリント配線基板を示す。
このような構成において、電話機を壁掛け状態で使用す
るには、第4図に示すようにハンガの挿入突部22を第1
の凹部14に挿入し、その係止突部23を第1の係止部16に
係合させてハンガ20を装着する。そして、ハンガ本体21
の上端に送受器に設けられた係合凹部28を係合させて送
受器24を保持する。なお、このハンガ20を外す場合は、
孔19から細棒を挿入して係止突部23を押して係止を解除
し、ハンガ20を外す。
また、電話機を卓上で使用するには、ハンガの挿入突部
22を第2の凹部15を挿入し、係止突部23を第2係止部17
に係止させてハンガ20を装着する。この場合、ハンガ本
体21上端はクレードル13内へ突出することはなく卓上状
態として使用できる。なお、ハンガ20を取り外す場合
は、ハンガ20を外方へ強く引っ張ることにより係止突部
23を第2の係止部17から外して、ハンガを取り出す。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記従来のハンガの取付構造にあっては、上
面壁に第1の凹部14、第2の凹部15を必要とする。この
ため、卓上使用時でハンガ20を必要としないときにも、
美観上これらの凹部を隠すため、ハンガを装着しておか
なければならない。したがって、卓上でしか使用しない
ユーザーもハンガを必要とし、その分製品価格が高くな
るという問題点があった。
また、第1の凹部14、第2の凹部15にそれぞれアンダー
カットとなる第1の係止部16、第2の係止部17を必要と
する。このため、射出成形用金型の構造が複雑となり、
コストが高くつくという問題点があった。
さらに、第1の凹部14、第2の凹部15が上面壁12から筐
体11内部に向って形成されているため、筐体内部の実装
スペースを制限し、プリント配線基板の面積がその分狭
くなるという問題点があった。
本考案は、上記問題点を解決し、卓上状態で使用する場
合にはハンガを必要とせず、また金型構造を簡単にする
ことができるとともに筐体内の実装スペースを有効に使
用しうるハンガの取付構造を提供することを目的とす
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するためになされたものであ
って、上面壁と、この上面壁に設けられたクレードル
と、前記上面壁の上面のクレードル近傍に設けられた係
合溝と、前記クレードルの側壁の前記上面壁の近傍に設
けられたクレードル内から筐体内へ貫通する貫通孔とを
有する筐体を備え、上面壁のクレードル側の端部から上
面壁の上面側に沿って係合溝まで延在するハンガ本体
と、このハンガ本体の係合溝側の端部から、前記係合溝
内へ突出して形成された係合突起と、前記ハンガ本体の
クレードル側の端部から前記貫通孔を貫通し、前記上面
壁の下面に沿って延在する挿入腕部と、前記ハンガ本体
のクレードル側の端部からクレードルの中心方向に向っ
て突出して形成された送受器係合部とを有するハンガを
備えた構成とされている。
(作用) 本考案にあっては、上面壁に係合溝を設け、クレードル
の側壁に貫通孔を設け、これに対して、ハンガの挿入腕
部を貫通孔に挿入し、ハンガ本体の係合突起を係合溝に
係合させて、ハンガ本体と腕部とで上面壁を挟み込んで
ハンガを装着するように構成されているから、係合溝が
美観を損なうことはほとんどなく、貫通孔もクレードル
側壁に設けられているのでほとんど目立たない、したが
って、卓上使用時にこれらの係合溝、貫通孔を隠す必要
がなく、そのためハンガを必要としない。その結果、卓
上使用しかしないユーザーはハンガを購入する必要がな
く、その分電話機の価格を下げることができる。
また、上面壁の上面に係合溝を設け、クレードルの側壁
に貫通孔を形成するだけでハンガの取付構造を構成する
ことができるから、筐体の金型を簡単な構造にすること
ができ、したがってコストを削減することができる。
さらに、上面壁の裏側に突出する部分がないため、筐体
内の実装スペースを広くとることができ、プリント配線
基板を広く配設することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について、第1図ないし第3図
を参照して説明する。なお、これらの図において、従来
例と同一構成の部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
第3図は、本考案を適用した電話機を示す図である。こ
の図において、筐体11のにはクレードル13が設けられて
いる。クレードル13の縁部にはハンガ31が装着され、こ
のハンガ31には送受器24が保持されている。
第1図および第2図は、上記電話器のハンガの取付構造
を示す図である。この図において、上面壁12のスピーカ
用音通孔25とクレードル13との間には係合溝32が設けら
れている。この係合溝32は、スピーカ用音通孔25と平行
に形成されており、外観上はスピーカ用音通孔25と区別
がつかないようになっている。また、クレードル13の側
壁18の上面壁12の近傍には、クレードル13内から筐体11
内へ貫通する貫通孔33が形成されている。
一方、上面壁12とクレードル13の側壁18とのコーナー部
には、ハンガ31が装着されている。このハンガ31は、上
面壁12のクレードル13側の端部から上面壁12の上面に沿
って係合溝32まで延在して形成されたハンガ本体34を有
している。このハンガ本体34の係合溝32側の端部には、
係合溝32内に突出して係合する係合突起35が形成されて
いる。ハンガ本体34のクレードル13側の端部には、この
端部から貫通孔33を貫通し、上面壁12の下面に沿って係
合溝32の裏側の位置まで延在する挿入腕部36が形成され
ている。そして、この挿入腕部36とハンガ本体34は、上
面壁12を挟み込むとともに係合突起35を係合溝32に係合
させて保持されている。ハンガ本体34のクレードル13側
の端部には、クレードルの中心方向へ突出した送受器係
合部37が形成されている。
このような構成において、電話機を壁掛け状態で使用す
るには、ハンガ本体34と挿入腕部36を開き、挿入腕部36
を貫通孔33へ挿入し、ハンガ本体34と挿入腕部36とによ
って上面壁12を挟み込む。そしてハンガ本体34の係合突
起35を係合溝32に係合してハンガ31を固定する。このよ
うにして装着されたハンガ31の送受器係合部37に送受器
24の係合凹部28を係合させて、送受器24を保持する。
次に、電話機を卓上で使用するには、ハンガ本体34の係
合突起35側を上面壁12から引き離し、係合突起35と係合
溝32との係合を解除してから挿入腕部36を貫通孔33から
引き抜いてハンガ31を取り外す。
このように、上記実施例にあっては、上面壁12にスピー
カ用音通孔25と外観上類似した係合溝32を設け、クレー
ドル13の側壁18に貫通孔33を設け、これに対して、ハン
ガ31の挿入腕部36を貫通孔33に挿入し、ハンガ本体34の
係合突起35を係合溝32に係合させてハンガ本体34と挿入
腕部36とで上面壁12を挟み込んでハンガ31を装着するよ
うに構成されているから、係合溝32が外観上美観を損う
ことはなく、貫通孔33もクレードル13の側壁18に設けら
れているのでほとんど目立たない。したがって卓上使用
時にこれらの係合溝32、貫通孔33を隠す必要がなく、そ
のためのハンガを必要としない。その結果、卓上使用し
か予定していないユーザーはハンガを購入する必要がな
く、その分電話機の価格を下げることができる。
また、上面壁12の上面に係合溝32を設け、クレードル13
の側壁18に貫通孔33を形成するだけでハンガの取付構造
を構成することができるから、筐体の金型を簡単な構造
にすることができ、したがってコストを削減することが
できる。
さらに、上面壁12の裏側に突出する部分がないため、筐
体11内の実装スペースを広くとることができ、プリント
配線基板27を広く配設することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案にあっては、係合溝および
貫通孔を隠すためのハンガを必要とせず、したがって、
卓上使用しか予定しないユーザーはハンガを購入する必
要がなく、その分低価格にすることができる。また、ハ
ンガ取付部分の金型構造を簡単にすることができ、コス
トを削減することができる。さらに、筐体内に実装スペ
ースを広くとることができ、プリント配線基板を広く配
設することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す図であっ
て、第1図はハンガの取付構造を示す第2図中I−I線
に沿う矢視断面図、第2図はハンガの取付構造を示す斜
視図、第3図はハンガの取付構造を有する電話機の斜視
図、第4図および第5図は従来のハンガの取付構造を示
す図であって、第4図は第5図中IV-IV線に沿う矢視断
面図、第5図はその斜視図である。 11……筐体、12……上面壁、13……クレードル、18……
側壁、31……ハンガ、32……係合溝、33……貫通孔、34
……ハンガ本体、35……係合突起、36……挿入腕部、37
……送受器係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面壁と、この上面壁に設けられたクレー
    ドルと、前記上面壁の上面のクレードル近傍に設けられ
    た係合溝と、前記クレードルの側壁の前記上面壁の近傍
    に設けられクレードル内から筐体内へ貫通する貫通孔と
    を有する筐体を備え、上面壁のクレードル側の端部から
    上面壁の上面側に沿って係合溝まで延在するハンガ本体
    と、このハンガ本体の係合溝側の端部から、前記係合溝
    内へ突出して形成された係合突起と、前記ハンガ本体の
    クレードル側の端部から前記貫通孔を貫通し、前記上面
    壁の下面に沿って延在する挿入腕部と、前記ハンガ本体
    のクレードル側の端部からクレードルの中心方向に向っ
    て突出して形成された送受器係合部とを有するハンガを
    備えたことを特徴とするハンガの取付構造。
JP12764388U 1988-09-29 1988-09-29 ハンガの取付構造 Expired - Lifetime JPH073715Y2 (ja)

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JPH0247857U JPH0247857U (ja) 1990-04-03
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