JPH0749881Y2 - 卓上・壁掛け兼用電話機 - Google Patents

卓上・壁掛け兼用電話機

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JPH0749881Y2
JPH0749881Y2 JP1989107980U JP10798089U JPH0749881Y2 JP H0749881 Y2 JPH0749881 Y2 JP H0749881Y2 JP 1989107980 U JP1989107980 U JP 1989107980U JP 10798089 U JP10798089 U JP 10798089U JP H0749881 Y2 JPH0749881 Y2 JP H0749881Y2
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JP
Japan
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hanger
base plate
wall
hanger member
telephone
Prior art date
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JP1989107980U
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JPH0346262U (ja
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彰 杉山
克美 糸山
孝市郎 須田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、卓上用と壁掛け用とに兼用して使用
できる卓上・壁掛け兼用電話機に関する。
(従来の技術) 既に提案されているこの種の卓上・壁掛け兼用電話機
は、第5図及び第6図に示されるように構成されてい
る。
即ち、第5図及び第6図において、例えば、卓上・壁掛
け兼用の電話機における下ケースと一体をなすケース本
体1には、周知の基盤やスイッチを実装したプリント基
板が順に内蔵されており、このケース本体1の上面中央
部には、周知の複数の数字釦群による操作釦2及び操作
板3や液晶表示板の開閉化粧カバー4が設けられてい
る。又、上記ケース本体1の一側部には、送話口載置台
5とフック釦6aを備えた受話口載置台6とで構成される
ハンドセット受台7が設けられており、このハンドセッ
ト受台7には、受話口8と送話口(図示されず)備えた
ハンドセット9が着脱自在に載置されている。
さらに、第5図及び第6図に示されるように、このハン
ドセット9の受話口8の傍ら顎部には、係合凹部9aが形
成されており、この係合凹部9aは、電話機の壁掛け使用
時、後述するハンガー部材11を係止するようになってい
る。さらに又、上記受話口載置台6の傍らの上記ケース
本体1と一体をなす上記ハンドセット受台7には、上下
一対のハンガー取付孔10a、10bが並べて穿設されてお
り、この各ハンガー取付孔10a、10bには、ハンガー部材
11が選択的に着脱自在に挿着されるようになっている。
即ち、このハンガー部材11は略四角形をなす係止部11a
を上記各ハンガー取付孔10a、10bへ選択的に係合するよ
うに形成し、この係止部11aの中程にこれに直交した支
軸11bを設け、この支軸1bの自由端部に係止爪11c及び開
脚習性のスリット11dを形成したものである。
従って、上述した卓上・壁掛け兼用電話機に組込まれる
上記ハンガー部材11は、電話機を壁掛用として使用する
とき、予め、上記係止部材11の支軸11bを上記ハンガー
取付孔10aに挿着し、上記係止爪11cで妄りに外方へ抜け
出ないようにしておく。
これによって、電話機を壁掛用として使用するとき、上
記係止部11aは上記係合凹部9aへ係合し壁掛用として使
用できる。
他方、電話機を卓上用として使用するとき、上記ハンガ
ー部材11を上記ハンガー取付孔10aから引抜き、これを
他のハンガー取付孔10bへ挿着し、上記係止爪11cで妄り
に外方へ抜け出ないようにして紛失を防止している。
これによって、上記ハンガー部材11は、電話機を卓上用
として使用するとき、上記ハンドセット9の上記受話口
8の顎部に対して邪魔にならないように収納されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した卓上・壁掛け兼用電話機は、ハ
ンガー部材11が、電話機を構成する他の部材から独立し
た別個の部材であるため、部品点数が増加して加工コス
トが増大し、さらに、量産による省力化を図れないとい
う問題があった。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、部品点数を少なくした簡単な構成で卓上使用と壁掛
け使用とを切り換えることができ、加工コストの低減と
量産による省力化を図ることが可能であり、また、ハン
ガー部材を紛失する恐れがなく、さらに、電話機の外観
デザイン上の美観が損なわれることがない卓上・壁掛け
兼用電話機を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段とその作用) 上記目的を達成するために、本考案による卓上・壁掛け
兼用電話機は、ケース本体と、このケース本体の裏側に
着脱自在に設けられたテーパー付のベース板と、前記ケ
ース本体の受話口載置台の傍らに穿設されたハンガー取
付孔と、前記ベース板の内側にこのベース板と一体かつ
分離可能に成形され、前記ハンガー取付孔に挿着可能な
ハンガー部材と、ハンドセットの受話口の顎部に形成さ
れ、前記ハンガー部材と収納可能な収納部と、前記ベー
ス板の内側に形成され、前記ハンガー部材を収納可能な
収納部とを備えたことを特徴とする。
そして、このような構成を備えた本考案においては、電
話機の使用開始の当初から卓上式で使用する場合には、
ハンガー部材はベース板と一体なのでハンガー部材を紛
失する恐れはない。また、卓上使用から壁掛け使用に切
り換える際には、まずケース本体からベース板を外し、
次にハンガー部材をベース板から分離する。そして、分
離されたハンガー部材をハンガー取付孔に取り付け、最
後にケース本体から外したベース板を角度180°反転し
て再びケース本体に取り付ける。一方、壁掛け使用から
卓上使用に切り換える際には、まずケース本体からベー
ス板を外し、次にハンガー部材をハンガー取付孔から取
り外す。そして、取り外されたハンガー部材を収納部に
収納し、最後にケース本体から外したベース板を角度18
0°反転して再びケース本体に取り付ける。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。
第1図乃至第4図において、符号1は、卓上・壁掛け兼
用の電話機等のにおける下ケースと一体をなすケース本
体であって、このケース本体1には、周知の基盤やスイ
ッチを実装したプリント基板が順に内蔵されており、こ
のケース本体1の上面中央部には、周知の複数の数字釦
群による操作釦2及び操作板3や液晶表示板を覆うよう
に形成した開閉化粧カバー4が設けられている。又、上
記ケース本体1の一側部には、送話口載置台5とフック
釦6aを備えた受話口載置台6とで構成されるハンドセッ
ト受台7が設けられており、このハンドセット受台7に
は、受話口8と送話口(図示されず)を備えたハンドセ
ット9が着脱自在に載置されている。さらに、第4図に
示されるように上記受話口載置台6の傍らの上記ケース
本体1と一体をなすハンドセット受台7には、ハンガー
取付孔12が穿設されており、このハンガー取付孔12に
は、断面が略U字状をなすハンガー部13aを有するハン
ガー部材13が挿着されるようになっている。又、このハ
ンガー部材13のハンガー部13aは、電話機の壁掛け使用
時のみ、上記ハンドセット9の上記受話口8の顎部8aに
形成された係合凹部9aへ係合するようになっている。
一方、第1図及び第3図に示されるように、上記ケース
本体1の裏側には、テーパー付のベース板14が複数(図
では4個所)の止めねじ15で着脱自在に設けられてお
り、このベース板14の内側中程には、上下一対のだるま
孔(取付孔)16a、16bが壁掛け金具17a、17bで取付ける
ようにして穿設されている。又、上記ベース板14の内側
中程には、上記ハンガー部材13が取付けリブ13bで折曲
げて取外しできるようにして一体的に成形されており、
この取付けリブ13bの傍らには、一対の収納挟持部18が
使用済みの上記ハンガー部材13を挟持して収納するよう
に形成されている。
従って、今、電話機等を壁掛用として使用するとき、予
め、上記ケース本体1からテーパー付の上記ベース板14
を各止めねじ15を取外した後、このベース板14の内側中
程に成形された上記ハンガー部材13を取付けリブ13bを
折曲げて取外し、このハンガー部材13を上記ハンガー取
付孔12と上記ハンドセット受台7の一部とに挿着する。
このハンガー部材13は、電話機の壁掛け使用時のみ、上
記ハンドセット9の上記受話口8の顎部8aに形成された
係合凹部9aへ係合して使用する。
他方、上記ケース本体1から取外した上記ベース板14
は、ケース本体1を壁面に対して取付けるために、角度
180°反転して、再び、このベース板14を上記ケース本
体1へ各止めねじ15で固定する。
これによって、上記ケース本体1のベース板14は、壁面
に対して並行に取付けられるようになる。
他方、第1図に示されるように、電話機等を卓上用とし
て使用するとき、上記ハンガー部材13は取付けリブ13b
で折曲げて取外しできるように一体的に成形されている
から、上記ハンドセット10の上記受話口8の後部8aに邪
魔にならないようになっている。
又一方、テーパー付のベース板14は、電話機を卓上用と
して使用するとき、取外す必要はない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ハンガー取付孔に挿
着可能なハンガー部材をベース板の内側にベース板と一
体かつ分離可能に成形し、電話機を卓上使用から壁掛け
使用に切り換える際には、まずケース本体からベース板
を外してハンガー部材をベース板から分離し、分離され
たハンガー部材をハンガー取付孔に挿着するようにした
から、部品点数を少なくした簡単な構成で卓上使用と壁
掛け使用とを切り換えることができ、加工コストの低減
と量産による省力化を図ることが可能である。また、電
話機の使用開始の当初から卓上式で使用する場合には、
ハンガー部材はベース板と一体なのでハンガー部材を紛
失する恐れはない。さらに、ハンガー部材はベース板の
内側に形成されているので、電話機の外観デザイン上の
美観が損なわれることがない。また、ハンガー部材を収
納可能な収納部をベース板の内側に形成したので、壁掛
け使用から卓上使用へ変更する際にハンガー取付孔から
取り外されたハンガー部材はベース板の内側の収納部に
収納され、このため、ハンガー部材の紛失が防止される
ばかりでなく、電話機の外観デザイン上の美観が損なわ
れることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の卓上・壁掛け兼用電話機の斜面図、
第2図は、本考案の作用を説明するための図、第3図
は、本考案の卓上・壁掛け兼用電話機に使用されたベー
ス板の平面図、第4図は、本考案の要部を示す拡大断面
図、第5図は、既に提案されている卓上・壁掛け兼用電
話機の斜面図、第6図は、既に提案されている卓上・壁
掛け兼用電話機の要部を示す拡大断面図である。 1……ケース本体、2……押釦群、3……操作板、6…
…受話口載置台、7……ハンドセット受台、9……ハン
ドセット、12……ハンガー取付孔、13……ハンガー部
材、14……ベース板、16a、16b……だるま孔、18a、18b
……収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と、このケース本体の裏側に着
    脱自在に設けられたテーパー付のベース板と、前記ケー
    ス本体の受話口載置台の傍らに穿設されたハンガー取付
    孔と、前記ベース板の内側にこのベース板と一体かつ分
    離可能に成形され、前記ハンガー取付孔に挿着可能なハ
    ンガー部材と、ハンドセットの受話口の顎部に形成さ
    れ、前記ハンガー部材と係合可能な係合凹部と、前記ベ
    ース板の内側に形成され、前記ハンガー部材を収納可能
    な収納部とを備えたことを特徴とする卓上・壁掛け兼用
    電話機。
JP1989107980U 1989-09-14 1989-09-14 卓上・壁掛け兼用電話機 Expired - Lifetime JPH0749881Y2 (ja)

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JPH0346262U JPH0346262U (ja) 1991-04-30
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