JPH046292Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046292Y2 JPH046292Y2 JP6729285U JP6729285U JPH046292Y2 JP H046292 Y2 JPH046292 Y2 JP H046292Y2 JP 6729285 U JP6729285 U JP 6729285U JP 6729285 U JP6729285 U JP 6729285U JP H046292 Y2 JPH046292 Y2 JP H046292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- handset
- telephone
- hook
- hooks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は卓上形電話機を壁に取付ける電話機の
壁取付構造に関するものである。
壁取付構造に関するものである。
電話機は置台等に載置されて使用される卓上形
と、壁に懸架されて使用される壁掛形とに大別さ
れる。このうちの卓上形電話機は、本体上にハン
ドセツトを載置する構造であるため、ハンドセツ
トを保持する特別な構造を必要としないが、壁掛
形電話機はハンドセツトが本体に対して保持され
ないので、本体を壁側に保持させると同時にハン
ドセツトを別の保持部材で本体側に保持させる必
要がある。この保持構造としては、例えば電話機
本体側にはその受話口嵌合凹部の壁面にくさび状
の凸部を一体形成し、またハンドセツト側には、
その受話口の周壁に凹部を設けてこれら凸部と凹
部との係合によつてハンドセツトを保持させると
いう構造が従来から知られている。
と、壁に懸架されて使用される壁掛形とに大別さ
れる。このうちの卓上形電話機は、本体上にハン
ドセツトを載置する構造であるため、ハンドセツ
トを保持する特別な構造を必要としないが、壁掛
形電話機はハンドセツトが本体に対して保持され
ないので、本体を壁側に保持させると同時にハン
ドセツトを別の保持部材で本体側に保持させる必
要がある。この保持構造としては、例えば電話機
本体側にはその受話口嵌合凹部の壁面にくさび状
の凸部を一体形成し、またハンドセツト側には、
その受話口の周壁に凹部を設けてこれら凸部と凹
部との係合によつてハンドセツトを保持させると
いう構造が従来から知られている。
ところで、卓上形電話機と壁掛形電話機とが兼
用できれば使用者も便利であり、また製造上も有
利であるが、従来は上記のように卓上形電話機を
そのまま壁掛形として使用することは、ハンドセ
ツトの保持上不可能であり、また上記凸部と凹部
とを設けた壁掛形電話機をそのまま卓上形に転用
すると、ハンドセツトを取上げる際に引掛かり、
ハンドセツトを落し通話が切断されて相手に迷惑
をかけることにもなり、これまた到底実用になら
ない。そこで従来は止むを得ず卓上形と壁掛形と
ではまつたく仕様を異にしたものをそれぞれ別個
にデザイン、設計していた。しかしながら近年、
通話回路部品等の電子化や各種部品の小形化等に
より電話機の小形化、軽量化が進み、また電話機
が単なる通話手段としてだけではなく、室内イン
テリアとしても位置づけられていることにより、
色合いの異なるものや種々の付加機能を備えたも
のなど、多数の種類のものが用意されるようにな
つてきたので、卓上仕様のものと、壁掛仕様のも
のとの共用化が計られればそのメリツトがきわめ
て大きい。
用できれば使用者も便利であり、また製造上も有
利であるが、従来は上記のように卓上形電話機を
そのまま壁掛形として使用することは、ハンドセ
ツトの保持上不可能であり、また上記凸部と凹部
とを設けた壁掛形電話機をそのまま卓上形に転用
すると、ハンドセツトを取上げる際に引掛かり、
ハンドセツトを落し通話が切断されて相手に迷惑
をかけることにもなり、これまた到底実用になら
ない。そこで従来は止むを得ず卓上形と壁掛形と
ではまつたく仕様を異にしたものをそれぞれ別個
にデザイン、設計していた。しかしながら近年、
通話回路部品等の電子化や各種部品の小形化等に
より電話機の小形化、軽量化が進み、また電話機
が単なる通話手段としてだけではなく、室内イン
テリアとしても位置づけられていることにより、
色合いの異なるものや種々の付加機能を備えたも
のなど、多数の種類のものが用意されるようにな
つてきたので、卓上仕様のものと、壁掛仕様のも
のとの共用化が計られればそのメリツトがきわめ
て大きい。
壁に固定したブラケツトに複数個のフツクを突
設し、電話機側には、各フツクと係合する孔を本
体底板に設け、１個のフツクの突出部と係合する
凹部をハンドセツトに設ける。
設し、電話機側には、各フツクと係合する孔を本
体底板に設け、１個のフツクの突出部と係合する
凹部をハンドセツトに設ける。
壁にブラケツトを固定してそのフツクに卓上形
電話機の本体底板に設けた係合孔を引掛けると本
体が支持され、１個のフツクが本体底板から突出
するので、ここへハンドセツトの凹部を引掛け
る。
電話機の本体底板に設けた係合孔を引掛けると本
体が支持され、１個のフツクが本体底板から突出
するので、ここへハンドセツトの凹部を引掛け
る。
第１図ないし第３図は本考案に係る電話機の壁
取付構造の実施例を示し、第１図はその分解斜視
図、第２図は電話機を壁に取付けたところを底面
係合孔とフツクとの係合部で示す断面図、第３図
は同じくハンドセツト凹部とフツクとの係合部で
示す断面図である。図において、実施例の電話機
１は通常の大きさの卓上形電話機であつて、その
本体２は、上面が前下がりの傾斜面になつていて
全体を側面視ほぼくさび形の箱状に形成されてお
り、そのケースはカバー３と底板４とに分割され
てねじ止めされている。カバー３の傾斜面にはプ
ツシユボタン５が設けられている。６はケース内
の回路との間をカールコード７で接続されたハン
ドセツトであつて、受話口８と送話口９とを備え
ており、前記カバー３には、受話口８を係合させ
る凹陥部３ａと、送話口９を係合させる凹陥部３
ｂとが形成されている。なお、図示しないが、凹
陥部３ａの底面からはハンドセツト６の自重によ
つて底面から引つ込むフツクボタンが突出してい
る。
取付構造の実施例を示し、第１図はその分解斜視
図、第２図は電話機を壁に取付けたところを底面
係合孔とフツクとの係合部で示す断面図、第３図
は同じくハンドセツト凹部とフツクとの係合部で
示す断面図である。図において、実施例の電話機
１は通常の大きさの卓上形電話機であつて、その
本体２は、上面が前下がりの傾斜面になつていて
全体を側面視ほぼくさび形の箱状に形成されてお
り、そのケースはカバー３と底板４とに分割され
てねじ止めされている。カバー３の傾斜面にはプ
ツシユボタン５が設けられている。６はケース内
の回路との間をカールコード７で接続されたハン
ドセツトであつて、受話口８と送話口９とを備え
ており、前記カバー３には、受話口８を係合させ
る凹陥部３ａと、送話口９を係合させる凹陥部３
ｂとが形成されている。なお、図示しないが、凹
陥部３ａの底面からはハンドセツト６の自重によ
つて底面から引つ込むフツクボタンが突出してい
る。
一方、壁１０には、長方形板状のブラケツト１
１が止ねじ１２によつて固定されており、このブ
ラケツト１１からは長方形状のフツク１３と、先
端部に折曲部を有するフツク１４とが一体形成に
より並列して突設されている。そして、電話機１
側にはこれらのフツク１３，１４とそれぞれ嵌合
される係合孔１５，１６と、ブラケツト１１と嵌
合する凹陥部１７とが底板４に設けられている。
係合孔１５は底部が閉塞されており、また係合孔
１６は、フツク１４の折曲部が凹陥部３ａへその
周縁部側から突出するように開口されている。ま
た、ハンドセツト６の受話口８の突出端部には、
係合孔１５から突出するフツク１４の引掛け部と
係合する凹部１８が形成されている。
１が止ねじ１２によつて固定されており、このブ
ラケツト１１からは長方形状のフツク１３と、先
端部に折曲部を有するフツク１４とが一体形成に
より並列して突設されている。そして、電話機１
側にはこれらのフツク１３，１４とそれぞれ嵌合
される係合孔１５，１６と、ブラケツト１１と嵌
合する凹陥部１７とが底板４に設けられている。
係合孔１５は底部が閉塞されており、また係合孔
１６は、フツク１４の折曲部が凹陥部３ａへその
周縁部側から突出するように開口されている。ま
た、ハンドセツト６の受話口８の突出端部には、
係合孔１５から突出するフツク１４の引掛け部と
係合する凹部１８が形成されている。
以上のように構成された電話機１は、これをそ
のまま置台上に載置して使用に供すれば卓上形電
話機となる。またこの電話機１は、ブラケツト１
１に懸架することによつて壁掛形電話機として使
用することができる。すなわち、壁１０にブラケ
ツト１１を止ねじ１２で固定し、電話機１を持つ
て底板４の係合孔１５，１６をフツク１３，１４
とそれぞれ嵌合させると、電話機全体が２箇所で
支持されるとともに、フツク１４の折曲部がカバ
ー３の凹陥部３ａへ周縁部側から上方へ向つて突
出するので、この突出部にハンドセツト６の凹部
１８を上方から係合させることにより、ハンドセ
ツト６は自重によりフツク１４に引掛かるので、
落下することなく確実に保持される。
のまま置台上に載置して使用に供すれば卓上形電
話機となる。またこの電話機１は、ブラケツト１
１に懸架することによつて壁掛形電話機として使
用することができる。すなわち、壁１０にブラケ
ツト１１を止ねじ１２で固定し、電話機１を持つ
て底板４の係合孔１５，１６をフツク１３，１４
とそれぞれ嵌合させると、電話機全体が２箇所で
支持されるとともに、フツク１４の折曲部がカバ
ー３の凹陥部３ａへ周縁部側から上方へ向つて突
出するので、この突出部にハンドセツト６の凹部
１８を上方から係合させることにより、ハンドセ
ツト６は自重によりフツク１４に引掛かるので、
落下することなく確実に保持される。
なお、本実施例ではブラケツト１１から突設さ
れるフツクを２個設けた例を示したが、３個以上
設けて底板４の係合孔と嵌合させるようにしても
よい。
れるフツクを２個設けた例を示したが、３個以上
設けて底板４の係合孔と嵌合させるようにしても
よい。
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば電話機の壁取付構造において、壁に固定した
ブラケツトに複数個のフツクを突設し、電話機側
には各フツクと係合する孔を本体底板に設けて１
個のフツクの突出部と係合する凹部を設けたこと
により、通常仕様の卓上形電話機を持つて底板の
係合孔をフツクと係合させたのちハンドセツトの
凹部をフツクの突出部と係合させれば、電話機の
本体とハンドセツトとを壁側へ確実に保持させて
壁掛形電話機として使用することができるので、
使用者も便利であり、また電話機を統一した仕様
とすることができ製造上、在庫管理上有利であつ
て、ことに、多数の種類の電話機が用意されてい
る現在においてきわめて効果的である。
れば電話機の壁取付構造において、壁に固定した
ブラケツトに複数個のフツクを突設し、電話機側
には各フツクと係合する孔を本体底板に設けて１
個のフツクの突出部と係合する凹部を設けたこと
により、通常仕様の卓上形電話機を持つて底板の
係合孔をフツクと係合させたのちハンドセツトの
凹部をフツクの突出部と係合させれば、電話機の
本体とハンドセツトとを壁側へ確実に保持させて
壁掛形電話機として使用することができるので、
使用者も便利であり、また電話機を統一した仕様
とすることができ製造上、在庫管理上有利であつ
て、ことに、多数の種類の電話機が用意されてい
る現在においてきわめて効果的である。
第１図ないし第３図は本考案に係る電話機の壁
取付構造の実施例を示し、第１図はその分解斜視
図、第２図は電話機を壁に取付けたところを底面
係合孔とフツクとの係合部で示す断面図、第３図
は同じくハンドセツト凹部とフツクとの係合部で
示す断面図である。 １……電話機、２……本体、３……カバー、４
……底板、６……ハンドセツト、８……受話口、
１０……壁、１１……ブラケツト、１３，１４…
…フツク、１５，１６……係合孔、１８……凹
部。
取付構造の実施例を示し、第１図はその分解斜視
図、第２図は電話機を壁に取付けたところを底面
係合孔とフツクとの係合部で示す断面図、第３図
は同じくハンドセツト凹部とフツクとの係合部で
示す断面図である。 １……電話機、２……本体、３……カバー、４
……底板、６……ハンドセツト、８……受話口、
１０……壁、１１……ブラケツト、１３，１４…
…フツク、１５，１６……係合孔、１８……凹
部。
Claims (1)
- 壁にブラケツトを固定してこのブラケツトから
複数個のフツクを突設するとともに、電話機側に
はその底板に明けられて前記各フツクと嵌合する
係合孔と、ハンドセツトに形成されて前記複数個
のフツクのうちの１個の突出部と係合する凹部と
を設けたことを特徴とする電話機の壁取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6729285U JPH046292Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6729285U JPH046292Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61184353U JPS61184353U (ja) | 1986-11-17 |
| JPH046292Y2 true JPH046292Y2 (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=30600979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6729285U Expired JPH046292Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046292Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-07 JP JP6729285U patent/JPH046292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61184353U (ja) | 1986-11-17 |
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