JPH0737095Y2 - 加熱器 - Google Patents

加熱器

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JPH0737095Y2
JPH0737095Y2 JP15134189U JP15134189U JPH0737095Y2 JP H0737095 Y2 JPH0737095 Y2 JP H0737095Y2 JP 15134189 U JP15134189 U JP 15134189U JP 15134189 U JP15134189 U JP 15134189U JP H0737095 Y2 JPH0737095 Y2 JP H0737095Y2
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JP
Japan
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ceramic heater
heater
fan
heat
ceramic
Prior art date
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JP15134189U
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English (en)
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JPH0392393U (ja
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裕道 中村
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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  • Resistance Heating (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘアドライヤ、ファンヒータ等のようにケー
シング内に熱源を有し、この熱源の熱を内蔵したファン
の送風により吹出口から外部に放出する加熱器に係り、
特に、熱源としてセラミックヒータを使用した加熱器に
関する。
〔従来の技術〕
前述したヘアドライヤは、従来から熱源として発熱抵抗
体たるニクロム線を使用しているが、このニクロム線は
通電により赤熱状態となるものであり、寿命が短かかっ
た。
一方、近年、発熱抵抗体たるセラミック製の板体の少な
くとも一面に、導体でかつ熱伝導率の良好なアルミニウ
ム製のコルゲートフィンを接着し、セラミック製の板体
に通電することによりこの板体を発熱し、この熱をコル
ゲートフィンに伝達したうえで送風により熱交換して回
収するようにしたセラミックヒータが開発されている。
このセラミックヒータは、セラミックが十分な耐久性を
備えていることで寿命を長くできるという利点を有して
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述したセラミックヒータの利点に着目して、近年、ヘ
アドライヤやファンヒータにこのセラミックヒータを組
み込むことが考察されているが、セラミックヒータの発
熱温度は、その材質にもよるが、前述した用途において
は、一般に約200℃と低温であるため、ファンにより室
内の空気を吸引しても、セラミックヒータの発熱により
空気中に含まれているほこり等を燃焼することができな
い。このため、ほこり等がセラミックヒータのコルゲー
トフィンに付着して目詰まりを生じるおそれがある。ま
た、ヘアドライヤのような案内構造のケージングにおい
ては、セラミックヒータに付着したほこり等の除去が容
易でない。
本考案は、このような点に鑑み、コルゲートフィンを使
用し、しかもほこり等による目詰まりの生じない加熱器
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本考案に係る加熱器は、吹
出口を有するケーシング内に熱源とファンとを設け、熱
源の熱をファンの送風により吹出口から外部に放出する
ようにした加熱器において、前記熱源をセラミックヒー
タとし、送風方向においてこのセラミックヒータの上流
側にほこりを燃焼させることのできる発熱体を配設した
ことを特徴としている。また、この発熱抵抗体をセラミ
ックヒータと別個にON・OFF制御することができる。
〔作用〕
前述した構成からなる本考案によれば、耐久性のあるセ
ラミックヒータを熱源としているので、寿命を長くでき
るし、また、発熱体により空気中のほこり等を燃焼する
ことができるので目詰まりのおそれもない。なお、発熱
体のON・OFF制御をセラミックヒータと別個にすること
により発熱体を必要なときのみONとすることができるの
で、発熱体の寿命も長くまた、無駄な電気を使用せずに
すますことができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本考案に係る加熱器の一例としてのヘアドライ
ヤの概略を示すものであり、ヘアドライヤ1のケーシン
グ2は基端部に把手3を有し、全体としてほぼL字状に
形成されている。また、前記ケーシング2の側壁には吸
気口4が形成されており、ケーシング2の円筒形先端部
の先端には吹出口5が形成されている。
前記吸気口4に対向する部位の前記ケーシング2内に
は、吸気口4から吸引した空気を吹出口5から外部に放
出するファン6が配設されており、このファン6と吹出
口5との間のケーシング2内にはセラミックヒータ7が
配設されている。このセラミックヒータ7は、第2図に
詳示するように、セラミックからなる円筒形の発熱抵抗
体8を有しており、この発熱抵抗体8の外周面のほぼ全
域には、導体でしかも熱伝導率の良好なアルミニウムあ
るいはアルミニウム合金からなるコルゲートフィン9が
ろう付け等の手段により接合されている。また、このコ
ルゲートフィン9の外周面には、同じくアルミニウムあ
るはアルミニウム合金からなる補強環10が接合されてお
り、さらに、前記発熱抵抗体8の内周面には、同じくア
ルミニウムあるいはアルミニウム合金等からなる基環11
が前記ろう付け等の手段により発熱抵抗体8に接合され
ている。そして、前記補強環10および基環11には図示し
ない導線が接続されており、この導線に通電することに
より発熱抵抗体8が発熱されるようになっている。ま
た、このセラミックヒータ7ならびに前記ファン6用の
モータ(図示せず)をON・OFF制御するための第1スイ
ッチ12が前記ケーシング2に取付けられている。
一方、送風方向において前記セラミックヒータ7の上流
側となるセラミックヒータ7とファン6との間には、セ
ラミックヒータ7に隣接するようにしてほこり等を燃焼
しうる発熱体たるニクロム線13が配設されている。この
ニクロム線13は、前記コルゲートフィン9に対向するよ
うに円環状に形成されており、このニクロム線13への通
電は、前記セラミックヒータ7への通電と独立して別個
に行なわれるようになっている。また、このニクロム線
13をON・OFF制御するための第2スイッチ14が前記ケー
シング2に取付けられている。
つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用について
説明する。
使用時には、第1スイッチ12を操作してファン6用のモ
ータを駆動するとともに、セラミックヒータ7の補強環
10および基環11間に通電する。すると、セラミックヒー
タ7の発熱抵抗体8に電流が流れるので、この発熱抵抗
体8から発熱が行なわれ、この熱がコルゲートフィン9
に伝達される。一方、前記ファン6は、その駆動により
吸気口4から空気を吸引してセラミックヒータ7の方向
に流通させる。すると、この空気流は、吹出口5までの
途中でセラミックヒータ7のコルゲートフィン9を通過
する際にコルゲートフィン9との間で熱交換を行なって
温められ、吹出口5から温風として外部に放出される。
一方、ほこりの多い場所での使用の際とか、ある程度セ
ラミックヒータ7のコルゲートフィン9に目詰まりが生
じたと判断したら、第2スイッチ14を操作してニクロム
線13に通電する。すると、ニクロム線13が赤熱状態とな
り、ニクロム線13を通過する空気中のほこり等やセラミ
ックヒータ7のコルゲートフィン9に付着しているほこ
り等を燃焼するので、コルゲートフィン9の目詰まりは
解消されるし、また、コルゲートフィン9への目詰まり
が生じるおそれもない。
このように本実施例によれば、耐久性のあるセラミック
ヒータ7を熱源としているので、寿命を長くすることが
できるし、必要に応じてニクロム線13に通電することに
よりセラミックヒータ7のコルゲートフィン9における
ほこり等による目詰まりを解消することができる。な
お、発熱体として比較的寿命の短かいニクロム線13を使
用してはいるが、このニクロム線13へは必要に応じて適
宜通電できるので、常に通電させる必要がなく、したが
って、ニクロム線13がヘアドライヤ1の寿命に悪影響を
与えることもない。
なお、本考案は、前述した実施例に限定されるものでは
なく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、
加熱器はヘアドライヤに限定されるものではなく、ファ
ンヒータのような暖房器にも適用できるし、また、発熱
体もニクロム線以外のものであってもよい。さらに、セ
ラミックヒータの形状も種々に変更することができ、例
えば平板状のセラミック基板を複数枚設け各基板にコル
ゲートフィンを接合した複合構造としてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、発熱体によりほこ
り等を燃焼してセラミックヒータへの目詰りを防止する
ことができるので、セラミックヒータの有効利用をはか
って長寿命を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すヘアドライヤの概略側面
図、第2図は第1図のセラミックヒータの正面図であ
る。 1……ヘアドライヤ、2……ケーシング、4……吸気
口、5……吹出口、6……ファン、7……セラミックヒ
ータ、8……発熱抵抗体、9……コルゲートフィン、12
……第1スイッチ、13……ニクロム線、14……第2スイ
ッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出口を有するケーシング内に熱源とファ
    ンとを設け、熱源の熱をファンの送風により吹出口から
    外部に放出するようにした加熱器において、前記熱源を
    セラミックヒータとし、送風方向においてこのセラミッ
    クヒータの上流側にほこりを燃焼させることのできる発
    熱体を配設したことを特徴とする加熱器。
  2. 【請求項2】前記発熱体を前記セラミックヒータと別個
    にON・OFF制御するようにしたことを特徴とする請求項
    第1項記載の加熱器。
JP15134189U 1989-12-29 1989-12-29 加熱器 Expired - Lifetime JPH0737095Y2 (ja)

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JP15134189U JPH0737095Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 加熱器

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JP15134189U JPH0737095Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 加熱器

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Publication Number Publication Date
JPH0392393U JPH0392393U (ja) 1991-09-19
JPH0737095Y2 true JPH0737095Y2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=31697646

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JP15134189U Expired - Lifetime JPH0737095Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 加熱器

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JP (1) JPH0737095Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047605A (ja) * 2017-05-10 2020-03-26 ダイソン テクノロジー リミテッド 金属フィンをセラミックヒータ要素に取付ける方法
US11589661B2 (en) 2017-01-12 2023-02-28 Dyson Technology Limited Hand held appliance

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11589661B2 (en) 2017-01-12 2023-02-28 Dyson Technology Limited Hand held appliance
US11712098B2 (en) 2017-01-12 2023-08-01 Dyson Technology Limited Hand held appliance
JP2020047605A (ja) * 2017-05-10 2020-03-26 ダイソン テクノロジー リミテッド 金属フィンをセラミックヒータ要素に取付ける方法
US11168924B2 (en) 2017-05-10 2021-11-09 Dyson Technology Limited Heater

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Publication number Publication date
JPH0392393U (ja) 1991-09-19

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