JPH0736834Y2 - 作業車の異常検出構造 - Google Patents

作業車の異常検出構造

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JPH0736834Y2
JPH0736834Y2 JP1990002985U JP298590U JPH0736834Y2 JP H0736834 Y2 JPH0736834 Y2 JP H0736834Y2 JP 1990002985 U JP1990002985 U JP 1990002985U JP 298590 U JP298590 U JP 298590U JP H0736834 Y2 JPH0736834 Y2 JP H0736834Y2
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JP
Japan
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lamp
sensor switch
lamps
lubricating oil
closed
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秀彦 小原
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建設車両や農用トラクタ等の作業車における
異常検出構造に関する。
〔従来の技術〕
作業車の1つであるバックホウにおいては、例えば第2
図に示すような異常検出構造を備えているものがある。
つまり、エンジン始動用のキースイッチ(1)に対して
各部の異常報知用のランプ(2),(3),(4),
(5)を並列状に接続すると共に、潤滑油供給系のラン
プ(2)に潤滑油圧が設定値以上の正常状態になると、
開路操作されてランプ(2)を消燈させる常閉型のセン
サースイッチ(10)が接続されている(潤滑油圧が低下
した場合には、センサースイッチ(10)が閉路操作され
てランプ(2)が点燈する)。
そして、潤滑油供給系のランプ(2)以外のランプ
(3),(4),(5)には、異常検出時に閉路操作さ
れてランプ(3),(4),(5)を点燈させるセンサ
ースイッチ(7),(8),(9)が接続されている。
さらに、ランプ(3),(4),(5)には、充電系の
電圧が設定値以下の異常状態になると閉路操作される常
開型のセンサースイッチ(11)が並列状に接続されてい
る。
これにより、エンジンを始動させるべくキースイッチ
(1)を入り操作した場合、充電系の電圧は設定値に達
していないので、センサースイッチ(11)が閉路操作さ
れてランプ(3),(4),(5)が点燈する。これに
より、エンジンの始動時にランプ(3),(4),
(5)を点燈可能な状態にして、ランプ(3),
(4),(5)自身の故障を見るのであり、このときに
点燈しないランプがあればそのランプ自身が故障と判断
できる。又、エンジンの始動時には潤滑油圧も設定値以
下なので、センサースイッチ(10)が閉路操作されてラ
ンプ(2)も点燈可能な状態となる。
そして、エンジンの始動後において各部に異常が生じて
センサースイッチが閉路操作されると、バッテリー(1
3)の電力により何れかのランプが点燈して、異常の箇
所が操縦者に報知されるのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第2図の構成では、エンジンの始動時に充電系のセンサ
ースイッチ(11)が閉路操作されていることを利用し
て、他のランプ(3),(4),(5)を点燈させラン
プ(3),(4),(5)自身の故障を見るようにして
いるので、エンジンの始動後に充電系に異常が生じてセ
ンサースイッチ(11)が閉路操作されると、潤滑油供給
系のランプ(2)以外の全てのランプ(3),(4),
(5)が点燈してしまい、操縦者がどこに異常が生じた
のか理解できないような状態となる。
そこで、充電系の異常報知用のランプを設けこのランプ
にセンサースイッチ(11)を接続して、センサースイッ
チ(11)と他のランプ(3),(4),(5)との接続
をなくす構造も考えられるが、このようにするとエンジ
ンの始動時にランプ(3),(4),(5)を点燈させ
る手段及びセンサースイッチ(異常検出用とは別のも
の)等が必要になるので、構造の簡素化という面で改良
の余地が生じてくる。
ここで本考案は充電系の異常報知用のランプを設ける場
合において、エンジンの始動時に他のランプを点燈させ
る構造を比較的構造簡単に構成することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、作業車の異常検出構造を次のように構
成することにある。つまり、エンジン始動用のキースイ
ッチに各部の異常報知用のランプを並列状に接続し、前
記ランプのうち、潤滑油供給系以外のランプに、異常検
出時に閉路されてランプを点燈させる常開型のセンサー
スイッチを接続すると共に、潤滑油供給系のランプに潤
滑油圧が設定値を越えると開路操作されてランプを消燈
させる常閉型のセンサースイッチを接続して、前記潤滑
油供給系のセンサースイッチが閉路状態の場合に、潤滑
油供給系以外の各ランプを充電系のセンサースイッチに
短絡させるリレーを設けてあることにあり、その作用及
び効果は次のとおりである。
〔作用〕
第1図はエンジンの始動前の状態を示しており、キース
イッチ(1)を入り操作してスターターを回し始めた場
合、充電系の電圧は設定値以下である為に充電系のセン
サースイッチ(11)は閉路操作されている。そして、潤
滑油圧も設定値以下である為に、潤滑油供給系のセンサ
ースイッチ(10)も閉路操作されている。
従って、潤滑油供給系のセンサースイッチ(10)によ
り、リレー(12)が閉路操作されて、全てのランプ
(2),(3),(4),(5),(6)が点燈する。
つまり、キースイッチ(1)を入り操作した際に全ての
ランプ(2)…を点燈可能な状態にして、ランプ(2)
…自身の故障を見るのであり、このときに点燈しないラ
ンプ(2)…があればそのランプ(2)…自身が故障と
判断できる。
そして、エンジンが始動して潤滑油圧が設定値以上の正
常状態になると、そのセンサースイッチ(10)が開路操
作されてリレー(12)が開路操作されると共に、充電系
の電圧が設定値以上の正常状態になると、そのセンサー
スイッチ(11)が開路操作される。これにより、全ての
ランプ(2),(3),(4),(5),(6)が消燈
する。
そして、エンジンの始動後において各部に異常が生じて
センサースイッチが閉路操作されると、バッテリー(1
3)の電力により何れかのランプが点燈して、異常の箇
所が操縦者に報知されるのである。
〔考案の効果〕
以上のように、充電系の異常報知用のランプ及びセンサ
ースイッチを設けた場合、他のランプと充電系のセンサ
ースイッチをリレーを介して接続することによって、エ
ンジンの始動時に充電系のセンサースイッチにより他の
ランプを点燈させることができるようになった。これに
より、エンジンの始動時に他のランプを点燈させる為の
専用のセンサースイッチ(異常検出用とは別のもの)が
不要になって、構造の簡素化を図ることができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は作業車の1つであるバックホウにおいて、異常
検出用の電気回路を示している。つまり、エンジン(図
外)始動用のスターター(図外)用のキースイッチ
(1)に対して、潤滑油供給系の異常報知用のランプ
(2)、燃料系の異常報知用のランプ(3)、ラジエタ
ー(図外)系の異常報知用のランプ(4)、吸気用のエ
アクリーナ(図外)系の異常報知用のランプ(5)、充
電系の異常報知用のランプ(6)が並列状に接続されて
いる。
そして、燃料系のランプ(3)には燃料量が設定値以下
になると閉路操作される常開型のセンサースイッチ
(7)、ラジエター系のランプ(4)にはラジエターの
冷却水量が設定値以下になると閉路操作される常開型の
センサースイッチ(8)、エアクリーナ系のランプ
(5)にはエアクリーナに目詰まりが生ずると閉路操作
される常開型のセンサースイッチ(9)が各々直列に接
続されている。
そして、潤滑油供給系のランプ(2)に対しては、潤滑
油圧が設定値を越えた正常状態になると開路操作される
常閉型のセンサースイッチ(10)が直列に接続されてい
る。又、充電系のランプ(6)には電圧が設定値以下の
異常状態になると閉路操作される常開型のセンサースイ
ッチ(11)が直列に接続されている。さらに、ランプ
(3),(4),(5)とセンサースイッチ(7),
(8),(9)の間が、リレー(12)を介して充電系の
センサースイッチ(11)に並列状に接続されている。
第1図はエンジンの始動前の状態を示しており、キース
イッチ(1)を入り操作してスターターを回し始めた場
合、充電系の電圧は設定値以下である為に充電系のセン
サースイッチ(11)は閉路操作されている。そして、潤
滑油圧も設定値以下である為に、潤滑油供給系のセンサ
ースイッチ(10)も閉路操作されている。
従って、潤滑油供給系のセンサースイッチ(10)によ
り、リレー(12)が閉路操作されて、全てのランプ
(2),(3),(4),(5),(6)が点燈する。
つまり、キースイッチ(1)を入り操作した際に全ての
ランプ(2)…を点燈可能な状態にして、ランプ(2)
…自身の故障を見るのであり、このときに点燈しないラ
ンプ(2)…があればそのランプ(2)…自身が故障と
判断できる。
そして、エンジンが始動して潤滑油圧が設定値以上の正
常状態になると、そのセンサースイッチ(10)が開路操
作されてリレー(12)が開路操作されると共に、充電系
の電圧が設定値以上の正常状態になると、そのセンサー
スイッチ(11)が開路操作される。これにより、全ての
ランプ(2),(3),(4),(5),(6)が消燈
する。
そして、エンジンが始動してキースイッチ(1)を切り
操作した後は、バッテリー(13)からの電力によりラン
プ(2)…が点燈する。つまり、燃料量が設定値以下に
なったり、ラジエターの冷却水量が設定値以下になった
り、エアクリーナに目詰まりが生じたり、充電系の電圧
が設定値以下になったり、潤滑油圧が設定値以下になっ
たりすると、そのセンサースイッチ(7)…が閉路操作
されてランプ(2)…が点燈して、操縦者に異常の生じ
た箇所を知らせるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車の異常検出構造の実施例を示
し、第1図は本考案における電気回路図、第2図は従来
の電気回路図である。 (1)……キースイッチ、(2),(3),(4),
(5),(6)……ランプ、(7),(8),(9),
(10),(11)……センサースイッチ、(12)……リレ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン始動用のキースイッチ(1)に各
    部の異常報知用のランプ(2)…を並列状に接続し、前
    記ランプ(2)…のうち、潤滑油供給系以外のランプ
    (3)…に、異常検出時に閉路されてランプ(3)…を
    点燈させる常開型のセンサースイッチ(7)…を接続す
    ると共に、潤滑油供給系のランプ(2)に潤滑油圧が設
    定値を越えると開路操作されてランプ(2)を消燈させ
    る常閉型のセンサースイッチ(10)を接続して、前記潤
    滑油供給系のセンサースイッチ(10)が閉路状態の場合
    に、潤滑油供給系以外の各ランプ(3)…を充電系のセ
    ンサースイッチ(11)に短絡させるリレー(12)を設け
    てある作業車の異常検出構造。
JP1990002985U 1990-01-16 1990-01-16 作業車の異常検出構造 Expired - Lifetime JPH0736834Y2 (ja)

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JPH0394338U JPH0394338U (ja) 1991-09-26
JPH0736834Y2 true JPH0736834Y2 (ja) 1995-08-23

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