JPS6210416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210416Y2 JPS6210416Y2 JP1980104470U JP10447080U JPS6210416Y2 JP S6210416 Y2 JPS6210416 Y2 JP S6210416Y2 JP 1980104470 U JP1980104470 U JP 1980104470U JP 10447080 U JP10447080 U JP 10447080U JP S6210416 Y2 JPS6210416 Y2 JP S6210416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- stopped
- relay
- oil level
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 19
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 13
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジン停止時のオイルパン内の潤滑
油面が設定レベル以下の時エンジンの始動を停止
させる始動停止装置を備えたエンジンにおいて、
前記始動停止装置の誤動作を防止する非常停止制
御装置に関する。
油面が設定レベル以下の時エンジンの始動を停止
させる始動停止装置を備えたエンジンにおいて、
前記始動停止装置の誤動作を防止する非常停止制
御装置に関する。
潤滑油不足によるエンジンの焼き付きを防止す
るため、前記始動停止装置を備えたものがある
が、かかるエンジンにおいては何らかの原因によ
りエンジンが停止した場合、該停止直後しばらく
の間はシリンダブロツク内に給油された潤滑油が
オイルパンに戻りきらないため、該オイルパン内
の潤滑油面は前記設定レベル以下となつておりこ
れを検出して始動停止装置が作動してしまい潤滑
油量は充分であるのにエンジンを迅速に再始動で
きないという不都合を生じていた。
るため、前記始動停止装置を備えたものがある
が、かかるエンジンにおいては何らかの原因によ
りエンジンが停止した場合、該停止直後しばらく
の間はシリンダブロツク内に給油された潤滑油が
オイルパンに戻りきらないため、該オイルパン内
の潤滑油面は前記設定レベル以下となつておりこ
れを検出して始動停止装置が作動してしまい潤滑
油量は充分であるのにエンジンを迅速に再始動で
きないという不都合を生じていた。
本考案はかかる従来の実情に鑑み為されたもの
で、エンジンの停止後しばらくの間は始動停止装
置の作動を停止させる遅延装置を設け、該遅延装
置をジエネレータの発生電圧がOFFレベル
（LOWレベル）になつたときから作動開始させる
ようにし、もつて始動停止装置の誤動作を防止
し、エンジン停止直後迅速に再始動が行なえるよ
うにしたエンジンの非常停止制御装置を提供する
ものである。
で、エンジンの停止後しばらくの間は始動停止装
置の作動を停止させる遅延装置を設け、該遅延装
置をジエネレータの発生電圧がOFFレベル
（LOWレベル）になつたときから作動開始させる
ようにし、もつて始動停止装置の誤動作を防止
し、エンジン停止直後迅速に再始動が行なえるよ
うにしたエンジンの非常停止制御装置を提供する
ものである。
以下に本考案を図示した実施例に基づき説明す
る。一実施例を示す第１図及び第２図において、
エンジンオイルパン内には、潤滑油面を検出し該
油面がエンジン停止時における設定レベル以下の
ときに閉成する常開の油面検出スイツチ１が配設
してある。該油面検出スイツチ１は、リレー２の
常閉の接点２ｂ、リレー３のコイル３ａ及びスタ
ータスイツチ４を直列に介してバツテリ５に接続
される。前記リレー２のコイル２ａはタイマ６の
出力端子に接続される。該タイマ６はバツテリ５
を定圧電源として作動し、その入力端子はジエネ
レータ７にコイル８ａを接続した接点８ｂ及びス
タータスイツチ４を介してバツテリ５に接続さ
れ、該入力端子への入力電圧がOFFとなつた後
出力端子から所定時間出力電圧を発生するように
なつている。
る。一実施例を示す第１図及び第２図において、
エンジンオイルパン内には、潤滑油面を検出し該
油面がエンジン停止時における設定レベル以下の
ときに閉成する常開の油面検出スイツチ１が配設
してある。該油面検出スイツチ１は、リレー２の
常閉の接点２ｂ、リレー３のコイル３ａ及びスタ
ータスイツチ４を直列に介してバツテリ５に接続
される。前記リレー２のコイル２ａはタイマ６の
出力端子に接続される。該タイマ６はバツテリ５
を定圧電源として作動し、その入力端子はジエネ
レータ７にコイル８ａを接続した接点８ｂ及びス
タータスイツチ４を介してバツテリ５に接続さ
れ、該入力端子への入力電圧がOFFとなつた後
出力端子から所定時間出力電圧を発生するように
なつている。
一方、スタータ９がリレー３の常閉の接点３ｂ
及びスタータスイツチ４を介してバツテリ５に接
続されている。
及びスタータスイツチ４を介してバツテリ５に接
続されている。
かかる構成の非常停止制御装置において、エン
ジン始動前、オイルパン内の潤滑油面が設定レベ
ルを超えているときには油面検出スイツチ１が開
成されておりスタータスイツチ４を閉じてもリレ
ー３のコイル３ａは通電されないため接点３ｂは
閉成されている。従つてスタータ９が通電されて
起動しエンジンが始動する。
ジン始動前、オイルパン内の潤滑油面が設定レベ
ルを超えているときには油面検出スイツチ１が開
成されておりスタータスイツチ４を閉じてもリレ
ー３のコイル３ａは通電されないため接点３ｂは
閉成されている。従つてスタータ９が通電されて
起動しエンジンが始動する。
一方、所定時間以上停止されたエンジンにおい
てオイルパン内の潤滑油面が設定レベル以下のと
きには油面検出スイツチ１が閉成される。又、タ
イマ６からの出力電圧は０となつているためリレ
ー２の接点２ｂは閉成されている。従つて前記ス
イツチ１及び接点２ｂを介してリレー３のコイル
３ａが通電され接点３ｂが開かれるため、スター
タスイツチ４を閉成してもスタータ９は通電され
ず起動しないのでエンジンの始動を停止できる。
てオイルパン内の潤滑油面が設定レベル以下のと
きには油面検出スイツチ１が閉成される。又、タ
イマ６からの出力電圧は０となつているためリレ
ー２の接点２ｂは閉成されている。従つて前記ス
イツチ１及び接点２ｂを介してリレー３のコイル
３ａが通電され接点３ｂが開かれるため、スター
タスイツチ４を閉成してもスタータ９は通電され
ず起動しないのでエンジンの始動を停止できる。
これに対し、エンジンが始動後何らかの原因で
停止した直後はジエネレータ７からの出力電圧が
０となつてリレー８の接点８ｂが開成されタイマ
６への入力電圧が断たれる。このためタイマ６内
部のコンデンサ等に蓄積された電流の放電により
前記した如く出力端子から所定時間ｔ例えば10分
程度電圧が出力され続け、これに対応して通電さ
れるリレー２の接点２ｂが前記所定時間ｔだけ開
成状態に保持される。従つてこの間にエンジン停
止の原因が解消された場合には例え、オイルパン
内の潤滑油面がエンジン停止時の設定レベルまで
回復されず油面検出スイツチ１が閉成されていて
も、接点２ｂが開成されているからリレー３の接
点３ｂは閉成に保持されスタータスイツチ４の閉
成によりスタータ９が通電されて起動しエンジン
を始動できるのである。
停止した直後はジエネレータ７からの出力電圧が
０となつてリレー８の接点８ｂが開成されタイマ
６への入力電圧が断たれる。このためタイマ６内
部のコンデンサ等に蓄積された電流の放電により
前記した如く出力端子から所定時間ｔ例えば10分
程度電圧が出力され続け、これに対応して通電さ
れるリレー２の接点２ｂが前記所定時間ｔだけ開
成状態に保持される。従つてこの間にエンジン停
止の原因が解消された場合には例え、オイルパン
内の潤滑油面がエンジン停止時の設定レベルまで
回復されず油面検出スイツチ１が閉成されていて
も、接点２ｂが開成されているからリレー３の接
点３ｂは閉成に保持されスタータスイツチ４の閉
成によりスタータ９が通電されて起動しエンジン
を始動できるのである。
エンジン始動後ジエネレータ７から電圧が出力
されると接点８ｂが閉成してタイマ６に電荷がチ
ヤージされる。一方、該タイマ６からの出力電圧
は前記所定時間経過後に停止し、リレー２の接点
２ｂは閉状態に戻され、エンジン停止後の油面検
出に備えられる。
されると接点８ｂが閉成してタイマ６に電荷がチ
ヤージされる。一方、該タイマ６からの出力電圧
は前記所定時間経過後に停止し、リレー２の接点
２ｂは閉状態に戻され、エンジン停止後の油面検
出に備えられる。
かかる実施例回路における各機器のON，OFF
状態を第３図に示す。
状態を第３図に示す。
第４図は本考案の応用例を示したもので第１図
の実施例回路において油面検出スイツチ１と並列
に水温検出スイツチ１０を接続したものである。
即ち、冷却水温度がエンジンのオーバヒートを招
き易くなる所定温度以上に達した時等は潤滑油面
に拘わりなくエンジンを停止させる必要がある。
このため前記冷却水温度の所定温度以上で閉成す
る常開の水温スイツチ１０を設け、該スイツチ１
０の閉成時にはスタータスイツチ４閉成時リレー
３を通電させ接点３ｂを開成に保持してスタータ
９の起動即ちエンジンの始動を無条件で停止する
ようにしたものである。
の実施例回路において油面検出スイツチ１と並列
に水温検出スイツチ１０を接続したものである。
即ち、冷却水温度がエンジンのオーバヒートを招
き易くなる所定温度以上に達した時等は潤滑油面
に拘わりなくエンジンを停止させる必要がある。
このため前記冷却水温度の所定温度以上で閉成す
る常開の水温スイツチ１０を設け、該スイツチ１
０の閉成時にはスタータスイツチ４閉成時リレー
３を通電させ接点３ｂを開成に保持してスタータ
９の起動即ちエンジンの始動を無条件で停止する
ようにしたものである。
この他の条件でエンジンを停止する必要がある
場合は該条件の検出によつて閉成するスイツチを
前記水温スイツチ１０と同様リレー３のコイル３
ａに接続すればよい。
場合は該条件の検出によつて閉成するスイツチを
前記水温スイツチ１０と同様リレー３のコイル３
ａに接続すればよい。
尚、以上の実施例ではエンジンの始動を停止す
べき状態を検出した時に該検出信号によつて直後
スタータへの通電回路を断つてエンジンを停止す
る構成としたが、前記検出信号によりブザー、ラ
ンプ等で警報を発してエンジンを停止させる構成
としてもよい。
べき状態を検出した時に該検出信号によつて直後
スタータへの通電回路を断つてエンジンを停止す
る構成としたが、前記検出信号によりブザー、ラ
ンプ等で警報を発してエンジンを停止させる構成
としてもよい。
以上説明したように、本考案によればオイルパ
ン内の潤滑油面を検出してエンジンの始動を停止
させる始動停止装置を備えたエンジンにおいて、
エンジン停止後しばらくの間は始動停止装置の作
動を中止するように構成したからエンジン停止直
後潤滑油面が設定レベル以下に低下していても、
エンジンの再始動を迅速に行なうことができ実用
性を大幅に高めることができるのである。
ン内の潤滑油面を検出してエンジンの始動を停止
させる始動停止装置を備えたエンジンにおいて、
エンジン停止後しばらくの間は始動停止装置の作
動を中止するように構成したからエンジン停止直
後潤滑油面が設定レベル以下に低下していても、
エンジンの再始動を迅速に行なうことができ実用
性を大幅に高めることができるのである。
第１図は本考案の一実施例を示す回路図、第２
図は同上実施例のオイルパン内の状態を示す図、
第３図は同上実施例における各機器のON，OFF
状態を示す図、第４図は本考案の他の実施例を示
す回路図である。 １……油面検出スイツチ、２……リレー、３…
…リレー、４……スタータスイツチ、５……バツ
テリ、６……タイマ、７……ジエネレータ、８…
…リレー、９……スタータ。
図は同上実施例のオイルパン内の状態を示す図、
第３図は同上実施例における各機器のON，OFF
状態を示す図、第４図は本考案の他の実施例を示
す回路図である。 １……油面検出スイツチ、２……リレー、３…
…リレー、４……スタータスイツチ、５……バツ
テリ、６……タイマ、７……ジエネレータ、８…
…リレー、９……スタータ。
Claims (1)
- エンジン停止時のオイルパン内の潤滑油面が設
定レベル以下のときこれを検出してエンジンの始
動を直接又は警報を発して停止させる始動停止装
置を備えたエンジンにおいて、始動後エンジンが
停止したとき前記始動停止装置の作動をエンジン
停止後所定時間遅らせる遅延装置を設け、その停
止したことをエンジンによつて駆動されるジエネ
レータの発生電圧がOFFレベルになつたことに
より検出して前記遅延装置に入力させ当該遅延装
置を作動開始させるようにしたことを特徴とする
エンジンの非常停止制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980104470U JPS6210416Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980104470U JPS6210416Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5728107U JPS5728107U (ja) | 1982-02-15 |
| JPS6210416Y2 true JPS6210416Y2 (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=29465852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980104470U Expired JPS6210416Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6210416Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4610514B2 (ja) * | 2006-04-20 | 2011-01-12 | ヤンマー株式会社 | エンジン |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411758B2 (ja) * | 1972-04-18 | 1979-05-17 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912236Y2 (ja) * | 1977-06-23 | 1984-04-13 | イツ子 高嶋 | 鉛筆のホルダ−、消ゴムケ−ス、キヤツプを兼ねそなえた文房具 |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP1980104470U patent/JPS6210416Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411758B2 (ja) * | 1972-04-18 | 1979-05-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5728107U (ja) | 1982-02-15 |
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