JPH0736802U - ベッド装置 - Google Patents
ベッド装置Info
- Publication number
- JPH0736802U JPH0736802U JP7377693U JP7377693U JPH0736802U JP H0736802 U JPH0736802 U JP H0736802U JP 7377693 U JP7377693 U JP 7377693U JP 7377693 U JP7377693 U JP 7377693U JP H0736802 U JPH0736802 U JP H0736802U
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- Japan
- Prior art keywords
- floor plate
- plate
- side plates
- pair
- floor
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 側板と床板を安価に製造できるようにしたベ
ッド装置を提供することにある。 【構成】 平行に離間対向した一対の側板の長手方向一
端側にヘッドボ−ドを他端側にフットボ−ドをそれぞれ
着脱自在に取着し、上記側板間に床板を架設してなるベ
ッド装置において、上記一対の側板の内面には上端に開
放した複数の挿入溝が対応して形成され、対応する複数
の挿入溝には上記床板を支持するための支持桟の両端部
が着脱自在に挿入支持され、上記床板は平板状に形成さ
れていることを特徴とする。
ッド装置を提供することにある。 【構成】 平行に離間対向した一対の側板の長手方向一
端側にヘッドボ−ドを他端側にフットボ−ドをそれぞれ
着脱自在に取着し、上記側板間に床板を架設してなるベ
ッド装置において、上記一対の側板の内面には上端に開
放した複数の挿入溝が対応して形成され、対応する複数
の挿入溝には上記床板を支持するための支持桟の両端部
が着脱自在に挿入支持され、上記床板は平板状に形成さ
れていることを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は安価に製造できるようにしたベッド装置に関する。
【0002】
一般に、ベッド装置は図6に示すような構成に形成されている。即ち、このベ ッド装置20は、平行に離間対向し断面形状が長方形の一対の側体21と、この 一対の側板21の長手方向一端側に着脱自在に取着されたヘッドボ−ド22と、 他端側に着脱自在に取着されたフットボ−ド23と、上記一対の側板21の内面 に側板21のほぼ全長にわたって設けられた受け桟24上に幅方向両端部を係合 させて架設された2つの床板25とで構成されている。上記ヘッドボ−ド22と フットボ−ド23は、幅方向両端部の外面側からボルト26が挿入され、これら ボルト26の内面側に突出した部分が、上記側板21の長手方向両端部に取着さ れた連結具27の一辺に形成された鈎溝状の係合部27aに係合され、この連結 具27の裏面にあるナット(図示しない)に螺合されて取着されている。そして 図示しないが上記床板25上にマットレスが載置されて使用される。
【0003】 ところで上記構成のベッド装置では、利用者の荷重を側板21の受け桟24が 受けるので、この受け桟24自体に十分な強度が要求され、又、側板21との取 り付けにも十分な強度が要求されている。したがって、受け桟24はかなり大き な部材が用いられるとともに側板21との取り付けにおいても、接着剤とねじの 併用により行なわれている。それ故、受け桟という余分な部材を必要とし、その 組み立にも手間が掛かり価格を上昇させてしまうという課題がある。。
【0004】 同様に上記床板25にも利用者を支持するために十分な強度が要求されている 。そのため、この床板25は、縦部材25aを複数本並列しその両端部に横部材 25bを接着剤と釘等を用いて取着して枠状に組み立て、その上面に板部材25 cを接着剤で取着して形成されている。それ故、この床板25も多数の部材を必 要とするとともにこれらの部材を接着剤や釘を用いて組み立てるのに多くの手間 が掛かり、価格を上昇させてしまうという課題がある。
【0005】
このように、従来のベッド装置では、床板を支持するために側板に強度的に十 分な受け桟を強固に取着しなければならず、そのために価格上昇させてしまうと いうことがあり、さらに、床板を十分な強度を持たせるために、多数の部材を用 い、それらを組み立てる作業に手間が掛かり、価格を上昇させてしまうという課 題がある。
【0006】 この考案は上記事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、側板 に床板を支持するための受け桟を必要とせす、さらに、床板の組み立て作業を要 しないようにして、安価に製造することができるようにしたベッド装置を提供す ることにある。
【0007】
上記目的を達成するためにこの考案は、平行に離間対向した一対の側板の長手 方向一端側にヘッドボ−ドを他端側にフットボ−ドをそれぞれ着脱自在に取着し 、上記側板間に床板を架設してなるベッド装置において、上記一対の側板の内面 には上端に開放した複数の挿入溝が対応して形成され、対応する複数の挿入溝に は上記床板を支持するための支持桟の両端部が着脱自在に挿入支持され、上記床 板は平板状に形成されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、側板に受け桟のような余分な部材を用いず、側板自体で荷 重を受けるようにしているので側板を安価に製造できる。さらに、床板を支持す るための支持桟を組み立てたり、床板を取着したりする作業がないので安価に製 造することができる。
【0009】
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。図1乃至図4はこの考案の 一実施例を示し、図1に示すベッド装置1は平行に離間対向した一対の側板2を 備えている。この側板2は、縦方向が略15cm、横方向が略2cmの長方形の 断面形状をなし、長さが略2mに形成されている。各側板2の長手方向両端部に はそれぞれL字状の連結具3の一辺がねじ止め固定されている。各連結具3の他 辺には一対の鈎溝状の係合部3aが上下方向に形成されている。
【0010】 上記一対の側板2の長手方向一端には、上記連結具3の他辺に平板状のヘッド ボ−ド4が着脱自在に取着され、他端には同じく連結具3の他辺に平板状のフッ トボ−ド5が着脱自在に取着されている。つまり、上記ヘッドボ−ド4およびフ ットボ−ド5の幅方向両端部の外面側からはボルト6aが挿通され、これらボル ト6aの内面側に突出した部分には上記連結具3の他辺に形成された係合部3a を係合させた後、ナット6bを螺合することで、ヘッドボ−ド4およびフットボ −ド5が着脱自在に取着されている。
【0011】 上記一対の側板2の上端部の内面側には側板2のほぼ全長に亘って段部7が形 成され、この段部7には縦に長い挿入溝8が長手方向に沿って所定間隔で形成さ れている。この挿入溝8は上記段部7の上面および側板2の内面に開放して形成 されている。
【0012】 上記一対の側板2の対応する一対の挿入溝8には支持桟9が両端部を挿入して 架設されている。この支持桟9は上記挿入溝8と断面の大きさが略等しい直方体 に形成され、厚い方を縦方向として挿入されている。これは上下方向に荷重が加 わるためである。そして一対の側板2間には、ベニヤ板などの薄い平板からなり 、ヘッドボ−ド4側に位置している支持桟9とフットボ−ド5側に位置している 支持桟9との間隔の略2分の1の長さに分割された2枚の床板10が、上記支持 桟9および段部7に下面を接合させて載置されている。
【0013】 上記段部7の深さは、上記床板10の厚さとほぼ同じかあるいは少し深く、ま た奥行きは側板2の厚さの略半分に形成されている。それによって、床板10が 側板2の上端面から突出することがないから外観的に良好である。
【0014】 そして上記床板10上には、図示しないがマットレスや布団などの寝具が載置 されて使用される。
【0015】 上記構成のベッド装置1によれば、側板2に形成した挿入溝8で支持桟9を支 持し、この支持桟9と側板2の段部7で床板10を支持するようにしている。即 ち、図6に示す従来例では床板25を支持するための受け桟24を用いているが 、この考案では、側板2自体で荷重を受けるようにしているので、受け桟24の ような床板を支持するための余分な部材を必要としない。したがって、受け桟2 4のような余分な部材およびその部材を取着するための手間がかからず、従来の ものに比べて側板2を安価に製造することができる。
【0016】 また、従来の床板25が縦部材25aと横部材25bとを接着剤や釘等を用い て枠状に組み立てその上面に板部材25cを取着しているのに対して、この考案 では、支持桟9を接着剤や釘等を用いて枠状に組み立てたり、その上面に床板1 0を接着剤や釘等を用いて取着する作業がないので、従来のものに比べてそれら を組み立てる手間がかからず、床板25の横部材25bに相当する部材を必要と しないので、安価に製造することができる。
【0017】 なおこの考案は上記一実施例に限定されるものではなく、図5に他の実施例を 示す。図5はこの実施例の側板2と支持桟9および床板10の取り付け状態を示 しており、側板2には段部が形成されておらず、挿入溝8だけが形成されている 。そして支持桟9はその縦方向の長さが挿入溝8の縦方向の長さよりも床板10 の厚さ分だけ小さく形成され、この支持桟9の上面に床板10が載置されている 。それによって床板10が側板2の上端面から突出することがない。
【0018】
以上述べたようにこの考案は、平行に離間対向した一対の側板の内面に上端に 開放した複数の挿入溝を形成し、対応する挿入溝に床板を支持するための支持桟 の両端部を挿入支持し、平板状の床板を側板間に架設するようにした。したがっ て、従来のものでは側板に床板を支持するための受け桟を取着してこの受け桟で 荷重を受けるようにしていたが、この考案では側板自体で荷重を受けるようにし て、受け桟のような余分な部材を用いず、その取着作業を省略したので側板を製 造するのに従来のものに比べて安価に製造できる。さらに、従来のものでは床板 を縦部材と横部材とを接着剤や釘等を用いて枠状に組み立て、その上面に板部材 を取着して形成しているのに対して、この考案では支持桟を組み立てたり、床板 を取着する作業を必要としないので、従来のものに比べて手間がかからず安価に 製造することができる。
【図1】この考案のベッド装置の一実施例の全体構造を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】同じく床板の大部分を破断した状態の平面図。
【図3】同じく側板の挿入溝が形成された部分の斜視
図。
図。
【図4】同じく側板に支持桟を挿入し床板を載置した状
態の断面図。
態の断面図。
【図5】この考案の他の実施例を示す側板に支持桟を挿
入し床板を載置した状態の断面図。
入し床板を載置した状態の断面図。
【図6】従来のベッド装置の全体構造を示す斜視図。
1 ベッド装置 2 側板 4 ヘッドボ−ド 5 フットボ−ド 8 挿入溝 9 支持桟 10 床板
Claims (1)
- 【請求項1】 平行に離間対向した一対の側板の長手方
向一端側にヘッドボ−ドを他端側にフットボ−ドをそれ
ぞれ着脱自在に取着し、上記側板間に床板を架設してな
るベッド装置において、上記一対の側板の内面には上端
に開放した複数の挿入溝が対応して形成され、対応する
複数の挿入溝には上記床板を支持するための支持桟の両
端部が着脱自在に挿入支持され、上記床板は平板状に形
成されてなることを特徴とするベッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7377693U JPH0736802U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ベッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7377693U JPH0736802U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ベッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736802U true JPH0736802U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=13527951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7377693U Pending JPH0736802U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ベッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736802U (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP7377693U patent/JPH0736802U/ja active Pending
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