JPH0736776A - 線形フィルタ処理した複合信号の発生装置及び発生方法 - Google Patents

線形フィルタ処理した複合信号の発生装置及び発生方法

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JPH0736776A
JPH0736776A JP5183075A JP18307593A JPH0736776A JP H0736776 A JPH0736776 A JP H0736776A JP 5183075 A JP5183075 A JP 5183075A JP 18307593 A JP18307593 A JP 18307593A JP H0736776 A JPH0736776 A JP H0736776A
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signal
signals
composite signal
memory means
memory
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JP5183075A
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Hiroyuki Tomita
弘之 富田
Koichi Saito
孝一 斉藤
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READER DENSHI KK
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    • G06F7/06Arrangements for sorting, selecting, merging, or comparing data on individual record carriers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアル配列された複数グループの信号から
なる複合信号を、線形フィルタ処理してメモリに予め記
憶し、それを読み出すようにした複合信号発生装置にお
いて、記憶容量を節約する。 【構成】 信号はグループ毎に線形フィルタ処理されて
メモリ11、12に予め記憶される。グループ内の複数パ
ターンの1つを選択するために、パターン選択回路21
から上位アドレス信号ADDU1が発生され、カウンタ3
から下位アドレス信号ADDLが順次発生されると、メ
モリ11からy1(n)が読み出され加算器5を介して出
力される。グループの切り替え時に選択回路22からも
信号ADDU 2が発生されメモリ12からも信号y2(n)
が出力され、加算器からy1(n)+y2(n)が出力さ
れる。所定時間後、回路21が非アクティブとなりy
2(n)のみが加算器から出力される。2つのメモリか
ら常に同時に信号を読み出して、それをゲート手段を介
して加算器に供給するようにしてもよい。線形処理であ
るので、グループ毎に処理し加算する事が可能であり、
記憶容量が節約できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線形フィルタ処理した
複合信号(すなわち、複数のグループに分割でき、かつ
該グループ毎にシリアル配列された信号)の発生装置及
び方法に関し、複合信号を線形フィルタ処理してメモリ
に予め記憶しておき、信号発生時に該メモリから読み出
して出力するようにした、複合信号発生装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複合信号は、予め線形フィルタで
処理されてROM等のメモリに記憶され、信号送信時に
該メモリから適宜読み出されて出力される。このような
従来の信号発生装置について、図10を参照して説明す
る。図10において、1はメモリ、2はパターン選択回
路、3はカウンタ、4はクロック発生回路である。そし
て従来例においては、複数のグループを含む1ブロック
の複合信号を、グループ分けせずに一体として線形フィ
ルタ処理し、それをメモリ1に記憶している。信号の各
グループは複数の種類即ちパターンで構成されており、
信号の発生時に、パターン選択回路2により信号のパタ
ーンに応じてメモリ1のアドレスの上位ビットをアドレ
ス指定し、さらにクロック発生回路4からのクロックを
カウントするカウンタ3の出力によって、メモリ1のア
ドレスの下位ビットを順次アドレス指定し、それによっ
て、フィルタ処理したデータをメモリ1から順次読み出
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例にお
いて、1ブロックの信号が、例えば2つのグループで構
成され、各グループがI1及びI2パターンのものを含ん
でいるとすると、それぞれを組み合わせた信号を記憶す
る必要があるので、メモリ1はI1×I2のデータサンプ
ルを記憶する容量が必要となる。これについて詳細に説
明すると、図11(a)に示すように、n=0〜N1
1においてx1(n)となり、n=N1〜N1+N2−1に
おいてx2(n)となるような入力信号x(n)=x
1(n)+x2(n)を、線形フィルタで処理するものと
する。このときの出力信号y(n)は、図11(b)の
ようになる。なお説明を簡単にするために、線形フィル
タをMタップの直線位相有限長インパルス応答(FI
R)デジタルフィルタと仮定し、群遅延をtとした。こ
のフィルタ処理した出力信号y(n)をメモリに記憶す
る場合、サンプル数S1は、
【数1】 S1=(N1+N2)+(M−1) (1) となり、したがってこのサンプル数S1のデータが記憶
できるメモリ容量が必要となる。ここで(M−1)は、
図11(b)に示すように、フィルタ処理したことによ
り新たに発生したデータである。
【0004】そして、入力信号中のx1(n)、x
2(n)がそれぞれI1、I2パターン存在する場合、こ
れらを組み合わせた場合の数は、I1×I2となり、した
がってフィルタ処理した出力信号y(n)をすべてメモ
リに記憶するためには、
【数2】 S1=I12{(N1+N2)−(M−1)} (2) のサンプル数のデータを記憶する必要があり、I1×I2
倍のメモリ容量が必要となる。そして、I1、I2の値が
大きくなるほど、サンプル数はこれらの積に比例するの
で、必要なメモリ容量は極めて大きくなり、したがって
従来例においては、極めて大きな記憶容量のメモリを必
要としていた。本発明はこのような従来例の問題点を解
決して、記憶容量がそれほど大きくないメモリでも使用
可能な、線形フィルタ処理した複合信号の発生装置及び
方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、信号のグループ毎に線形フィル
タ処理してあらかじめ別々のメモリ手段に記憶してお
き、信号発生時にメモリ手段から信号を読み出すと共
に、信号発生が第1のグループから第2のグループに切
り替わる時に所定の期間、第1及び第2のグループの信
号を加算して出力することを特徴としている。そして本
発明の一実施例によれば、それぞれのメモリからの読み
出しタイミングを制御することによって、第1のグルー
プの信号を発生するときには、該グループに対応する第
1のメモリ手段から信号を読み出し、信号の発生が第1
のグループから第2のグループに切り替えられる時に
は、第1及び第2のグループに対応する第1及び第2の
メモリ手段の双方から信号を所定期間読み出し、かつこ
れら2つの信号を加算し、その後第2のメモリ手段から
の信号を読み出して、出力できるようにしている。本発
明の別の実施例においては、それぞれのメモリ手段の所
定のアドレスにゼロ信号も記憶しておくことにより、信
号の発生期間中、複数のメモリ手段から常に同時に信号
を読み出し、かつ加算して出力できるようにしている。
【0006】また本発明のさらに別の実施例において
は、信号の発生期間中、複数のメモリ手段から常に同時
に信号を読み出し、第1のグループの信号を発生すると
きには、該グループに対応する第1のメモリ手段からの
信号を選択して出力し、信号の発生が第1のグループか
ら第2のグループに切り替えられる切り替え時には、第
1及び第2のグループに対応する第1及び第2のメモリ
手段の双方からの信号を所定の期間選択しかつ加算して
出力し、その後第2のメモリ手段からの信号を選択して
出力するように、メモリ手段の後段で制御できるように
している。本発明の他の実施例においては、複数のグル
ープ内の少なくとも1つが複数のパターンを含んでいる
場合に、メモリ手段の上位アドレスを指定することによ
ってパターンを選択できるようにしている。また複数の
パターンに対応してメモリ手段を複数のメモリで構成す
ることもでき、この場合、該複数のメモリから読み出さ
れた信号を、メモリの後段で択一的に選択できるように
している。本発明のさらに他の実施例においては、加算
動作が信号の切り替え時の所定期間のみ実行されるよう
制御できるようにしている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の複合信号発生装置
の構成を示しており、図において、11及び12はそれぞ
れ線形フィルタ処理された信号を記憶するメモリ、21
及び22はそれぞれ信号の種類に応じてメモリ11及び1
2の上位アドレスビットを選択するためのパターン選択
回路であり、上位アドレス発生手段を構成する。3はメ
モリ11及び12の下位アドレスビットを順次発生するた
めのカウンタ、4はカウンタ3にクロックを供給するク
ロック発生回路であり、カウンタ3と共に下位アドレス
発生手段を構成する。5は加算器である。
【0008】上記した本発明の実施例の動作を説明する
前に、本発明の原理について図2〜図4を参照して説明
する。なお、以下の説明から明らかとなるように、フィ
ルタ処理によって線形性が保たれれば本発明は成立する
ので、アナログフィルタ、IIRフィルタ、FIRフィ
ルタ等の任意の線形フィルタによる処理が、本発明に適
用可能である。線形フィルタの入力信号x(n)が、2
つの信号x1(n)、x2(n)の和で表されるものとす
る。すなわち
【数3】 x(n)=x1(n)+x2(n) (3) これら2つの信号x1(n)とx2(n)とは特定の期間
にのみ存在するので、図2の(a)、(b)のように分
けることができる。これらの信号をMタップの線形フィ
ルタで別々に処理すると、図2(c)、(d)に示すよ
うに、出力信号y1(n)、y2(n)が得られる。
【0009】一般に、Mタップのフィルタの係数を、h
(0)〜h(M−1)とすると、フィルタ処理後の出力
信号y(n)は、
【数4】 で表され、式(4)から明らかなように定係数線形差分
方程式となる。このようにフィルタ処理をしても線形性
が保たれるという性質があるので、入力信号x(n)が
2つの信号x1(n)、x2(n)の加算で表されるとす
れば、出力信号y(n)も、信号x1(n)、x2(n)
をそれぞれフィルタ処理して得られた信号y1(n)、
2(n)の加算で表されることになる。すなわち
【数5】 y(n)=y1(n)+y2(n) (5)
【0010】またこの加算において、y1(n)、y
2(n)が0(ゼロ)である期間が存在し、この場合に
は加算せずに0でない信号のみを出力すればよいから、
図2(e)に示すように信号x1(n)とx2(n)の切
り替わり時に所定の期間のみ加算すれば、図2(f)で
示したように、従来例と同一の出力信号y(n)が得ら
れる。これを式で表すと、
【数6】
【数7】
【数8】
【0011】式(6)及び(8)に示すように、n<N
1の期間及びN1+M−1≦nの期間は、一方の出力信号
が0であるため他方の出力信号のみをそのまま出力し、
そして式(7)に示すように、N1≦n<N1+M−1の
期間にのみ加算処理を行っている。この時のデータ量を
計算すると、信号y1(n)に関してはN1+M−1のサ
ンプル数となり、信号y2(n)に関してはN2+M−1
のサンプル数となる。したがって全体としてのサンプル
数S2は、
【数9】 S2=(N1+M−1)+(N2+M−1) (9) となる。入力信号x1(n)、x2(n)が、従来例の場
合と同様に、I1、I2パターンある場合は、
【数10】 S2=I1(N1+M−1)+I2(N2+M−1) (10) となり、このようなサンプル数S2のデータを記憶でき
る容量のメモリを用いればよいことになる。
【0012】したがって、従来は式(2)に示されるサ
ンプル数S1のデータをメモリに記憶する必要があった
のに対して、本発明によれば式(10)に示されるサン
プル数S2のデータを記憶すればよいので、メモリ容量
が少なくて済み、そして入力信号x1(n)、x2(n)
のパターンが多くなるほど、すなわちI1、I2の値が大
きければ大きいほど、メモリ容量の大きな節約が可能と
なる。なおこのとき、I1、I2のいずれかが1に等しい
場合でも、同様な効果を奏することができることは明ら
かである。上記においては、入力信号x(n)を2つの
信号x1(n)、x2(n)にグループ分けできるものに
ついて説明したが、2つだけではなくそれ以上、例えば
信号x1(n)、x2(n)、・・・、xm(n)にグル
ープ分けできるものについても、同様に実施できる。こ
の場合のサンプル数S2は、
【数11】 となる。一方、従来例のように分割しないでメモリに記
憶した場合のサンプル数S1は、
【数12】 となるので、入力信号のグループ数mが多くなった場合
には、さらにメモリの節約が可能となる。
【0013】比較のために例えば、 N1=N2=N3=・・・=Nm=N I1=I2=I3=・・・=Im=I N>>M とした場合は、次のようになる。
【数13】 S1=(I12・・・Im){N1+N2+・・・+Nm)+(M−1)} =(Im){(mN)+(M−1)} ≒mImN (13)
【数14】 S2=I1(N1+M−1)+I2(N2+M−1)+・・・Im(Nm+M−1) =I11+I22+・・・+Imm ≒mIN (14) このときのS2/S1を計算すると、
【数15】 S2/S1=(mIN)/(mImN)=1/Im-1 (15) となる。すなわち、入力信号のグループ数がmで、その
各々のパターンがIであるとき、従来例に比べてメモリ
容量がI/Im-1 で済むことになる。
【0014】以上、信号が1次元的にグループ分けでき
るものについて説明したが、2次元的に分けられるもの
においても同様に扱えるものであり、以下、それに関し
て説明する。図3(a)に示すように、 n1=0〜(N11−1)、n2=0〜(N21−1)におい
てx(n1,n2)=x1(n1,n2) n1=N11〜(N11+N12−1)、n2=N2d〜(N2d
22−1)においてx(n1,n2)=x2(n1,n2) で表される入力信号x(n1,n2)を、グループ分けせ
ずにM1×M2タップのFIRフイルタでフイルタ処理す
るものとする。このときの出力信号y(n1,n2)は、
図3(b)のようになる。このフイルタ処理した信号を
メモリに記憶する場合、従来例におけるサンプル数S1
は、
【数16】 S1=(N11+M1−1)(N21+M2−1) +(N12+M1−1)(N22+M2−1)−α (16) となり、これに対応したデータを記憶できるメモリ容量
が必要となる。ここで、αは後述する加算期間である。
【0015】また、入力信号x1(n1,n2)、x2(n
1,n2)がそれぞれ、I1パターン、I2パターン存在す
る場合に、フイルタ処理した出力信号y(n1,n2)を
すべてメモリに記憶するためには、従来例においては、
【数17】 S1=I12{(N11+M1−1)(N21+M2−1) +(N12+M1−1)(N22+M2−1)−α} (17) のデータを記憶できるメモリ容量が必要となる。さら
に、入力信号x1(n1,n2)、x2(n1,n2)だけで
なく、x1(n1,n2)、x2(n1,n2)、・・・・、
m(n1,n2)のように入力信号のグループ数が増え
た場合には、従来例においては、
【数18】 となる。
【0016】一方本発明においては、図3(a)の入力
信号x(n1,n2)において、該入力信号を構成する信
号x1(n1,n2)およびx2(n1,n2)は、特定の期
間のみ存在するので、図3(c)のようにそれぞれの信
号に分けることができる。そして、これらの信号を別々
にM1×M2タップのフイルタで処理すると、図3(c)
のような出力信号y1(n1,n2)、y2(n1,n2)が
得られる。いま、M1×M2タップのフイルタの係数がh
(i,j)[ただしi=0、1、2、・・・、(M1
1)、j=0、・・・、(M2−1)]とすると、出力
信号y(n1,n2)は一般的に、
【数19】 で表され、2次元であっても定係数線形差分方程式とな
る。したがって、1次元の場合と同様に、図3(c)の
1(n1,n2)とy2(n1,n2)を加算して得られた
図3(d)の信号は、図3の(b)のy(n1,n2)と
同じになる。また加算期間は、図3(d)の太線内で示
されるy1(n1,n2)とy2(n1,n2)が共に存在す
る期間となり、この期間は、式(17)のαに相当す
る。
【0017】このときのサンプル数S2は、
【数20】 S2=(N11+M1−1)(N21+M2−1) +(N12+M1−1)(N22+M2−1) (20) となる。そして入力信号x1(n1,n2)、x2(n1
2)がそれぞれ、I1パターン、I2パターンである場
合には、
【数21】 S2=I1(N11+M1−1)(N21+M2−1) +I2(N12+M1−1)(N22+M2−1) (21) となる。さらに、入力信号x1(n1,n2)、x
2(n1,n2)、・・・・、xm(n1,n2)のように入
力信号のグループ数を増やした場合には、
【数22】 となる。
【0018】例えば、 N11=N12=N13=・・・=N1m=N121=N22=N23=・・・=N2m=N21=I2=I3=・・・=Im=I M1≪N1、M2≪N2、α≪N12 として、従来例と本発明とにおけるサンプル数S1、S2
を比較すると、次のようになる。
【数23】 S1=(I12・・・Im) {(N11+M1−1)(N21+M2−1) +(N12+M1−1)(N22+M2−1) ・ ・ ・ +(N1m+M1−1)(N2m+M2−1)−α} =(Im){(mN12)−α} ≒mIm12 (23)
【数24】 S2=I1(N11+M1−1)(N21+M2−1) +I2(N12+M1−1)(N22+M2−1) ・ ・ ・ +Im(N1m+M1−1)(N2m+M2−1) ≒mIN12 (24)
【0019】したがってS2/S1を計算すると、
【数25】 S2/S1=(mIN12)/(mIm12) =1/Im-1 (25) となる。すなわち、入力信号のグループ数がmで、各々
Iパターンであるとき、従来例の場合の1/Im-1にメ
モリ容量を節約できる。このように、2次元の場合にも
1次元と同様にメモリ容量の節約が可能になり、同様に
して、あらゆる次元においても本発明を適用すればメモ
リ容量の節約が可能となることは明らかである。
【0020】またさらに、いままでは入力信号がx
1(n)からx2(n)にいきなり切り替わる場合を想定
したが、この切り替わる間に所定時間以内のインターバ
ルDが存在する場合にも本発明を適用できる。すなわ
ち、フイルタのタップ数をMとしたとき、図4(a)に
示すようにD≧M−1のときには、図4(b)に示すよ
うに出力信号においてもy1(n)とy2(n)との間に
境目が生じるため、入力信号x1(n)とx2(n)を各
々フイルタ処理した信号y1(n)およびy2(n)を単
にメモリに記憶し、それを切り替え出力するだけでよ
い。しかしながら、図4(c)に示すようにD<M−1
のとき、すなわちインターバルDが短い場合には、出力
信号には境目が生じないため、切り替えによる方式は適
用できない。このような場合に本発明の加算方式を用い
れば、グループ分けしないでフィルタ処理した場合と同
様な出力y(n)が、図4(g)に示すように得られ、
しかも少ないメモリ容量で信号を記憶できることにな
る。また本発明によれば、あらゆる次元においても同様
に、入力信号の隣接するグループ間に所定時間以内のイ
ンターバルが存在する場合にメモリ容量が低減できるこ
とは明らかである。
【0021】以上の説明から明らかなように、任意次元
の複合信号をグループ毎に線形フィルタ処理してメモリ
に記憶しておき、第1のグループから第2のグループへ
の信号の切り替わり時に所定期間、第1及び第2のメモ
リからの信号を加算するようにすれば、従来例と同様な
線形フィルタ処理された複合信号を発生できると共に、
従来例と比べてメモリの容量が節約できるものである。
また、隣接するグループ間のインターバルが所定時間以
内であれば、本発明を適用してメモリ容量が低減できる
ことは明らかである。
【0022】図1の実施例に戻って詳細に説明する。発
生すべき信号のグループに応じてパターン選択回路
1、22のいずれか、例えば信号y1(n)に対応する
パターン選択回路21がアクテイブ状態になり、メモリ
1の上位アドレスビット(すなわち領域)を指定する
ためにパターン選択信号ADDU1が出力される。その
後、カウンタ3がクロック発生回路4からのクロックの
カウントを開始し、該カウンタの出力ADDLをメモリ
1及びメモリ12に供給する。このような状態では、メ
モリ11のみから信号y1(n)が順次読み出され、メモ
リ12からの信号は0であり、したがって、加算器5か
らはメモリ11からの信号y1(n)が出力y(n)とし
て出力される。グループの切り替わり時点になると、パ
ターン選択回路22もアクティブ状態となってメモリ12
の上位アドレスを指定するパターン選択信号ADDU2
出力され、メモリ12からも同様に信号y2(n)が順次
読み出される。そしてそれぞれのメモリから読み出され
たデータが加算器5で加算されて出力される。その後、
M(フィルタのタップ数)−1に比例する所定時間後
(図2(e)参照)にパターン選択回路21が非アクテ
イブ状態となり、メモリ12からの信号y2(n)のみ
が、出力y(n)として加算器5から出力される。上記
動作のタイミングは、制御回路(不図示)によって制御
される。
【0023】なお上記実施例においては、カウンタ3の
出力をメモリ11、12に共通に供給しているが、カウン
タを別々に設け、パターン選択回路21、22のアクティ
ブ状態と同期させてカウント開始するよう制御してもよ
い。この場合、メモリ内での信号の記憶アドレスが、上
記のものと相違することは当然である。また上記実施例
の動作においては、加算器5に所定のタイミングで信号
1(n)、y2(n)が供給されるように、メモリ
1、12の読み出しタイミングを制御する場合について
説明している。このように読み出しタイミングを制御す
る代わりに、例えば図2(c)、(d)に示されるアド
レス関係で、0レベルである部分(ゼロ信号)を含めて
信号y1(n)、y2(n)をメモリ11、12に記憶し、
これらメモリから同一タイミングで同時に信号を読み出
すようにしてもよい。また、カウンタ3の出力ADDL
に所定の定数を減算(又は加算)する回路を、いずれか
一方のメモリの前段に挿入すれば、それぞれの信号y1
(n)、y2(n)(ゼロレベルでない部分)を同一開
始アドレス(例えばアドレス0)から記憶できる。なお
この場合、ゼロ信号もメモリに記憶する必要があるの
で、グループ分けせずに線形フィルタ処理した複合信号
を記憶できるメモリ容量を少なくとも必要とし、上述し
た場合に比べてメモリ容量の節約効果が少ないが、グル
ープ内のパターンの数が3以上の場合には、従来例に比
べてメモリ容量の節約が実現でき、メモリからの読み出
し制御が簡単になる。上記したいずれの場合において
も、カウンタ3をリングカウンタで構成して、複合信号
が反復的に発生されるようにしてもよい。また、グルー
プ数が3以上の場合は、それに合わせてパターン選択回
路及びメモリの数を適宜増加し、加算回路をそれに応じ
たものとすることは当然である。
【0024】本発明の別の実施例を図5及び図6を参照
して説明する。図5において、図1の実施例と同様な構
成要素には同一の参照記号を付している。この実施例が
図1の実施例と相違する点は、マスク回路6をメモリ1
1、12と加算器5との間に挿入し、さらにカウンタ3を
リングカウンタとすると共に常時アクティブ状態にして
いることである。この実施例においては、リングカウン
タであるカウンタ3が常時カウント出力を発生している
ので、パターン選択回路21、22からのパターン選択信
号により上位アドレスが指定されると、メモリからマス
ク回路6に対して図6(a)、(b)に示される信号y
1’(n)、y2’(n)が繰り返し出力される。マスク
回路6は、ゲート回路611、612、及びマスク解除信
号発生回路62で構成され、該回路62はカウンタ3の
出力を検出して、ゲート回路611、612にマスク解除
信号m1、m2を出力するものである。すなわち、2つの
メモリの読み出しにおいて、アドレス0が一致する時点
が、所定の周期すなわち信号y1’(n)及びy2
(n)の繰り返し周期T1、T2の最小公倍数で繰り返し
現れるので、マスク解除信号発生回路62において、そ
の時点0を検出し、その時点0からT1期間、ゲート回
路611をオン状態とするマスク解除信号m1を発生し
(図6(c))、一方、時点0から所定時間T2+t経
過後に、ゲート回路612をオン状態とするマスク解除
信号m2をT2期間出力する。なお、t=(M−1)/2
である。ゲート回路611、612はオン状態のときに信
号y1’(n)、y2’(n)を加算器5に対して通過さ
せ(図6(e)、(f)参照)、加算器5においては加
算を実行して、図6(g)に示すような出力y(n)を
出力する。
【0025】上記した実施例においては、1つのメモリ
に1グループ内の複数の信号パターンをすべて記憶して
おき、該メモリの上位アドレスビットをパターン選択回
路により指定するよう構成しているが、そのようにする
代わりに、1つのメモリに1つの信号パターンを記憶
し、それらを読み出した後に選択的に加算器に導くよう
にしてもよい。すなわち、図7に示すように、グループ
1内の複数の信号パターンに対応するメモリ111
12、113、、、、からの出力y11(n)、y
12(n)、y13(n)、、、及びグループ2内の複数の
信号パターンに対応するメモリ121、122、123、、、
からの出力y21(n)、y22(n)、y23(n)、、、
を、パターン選択信号PS1、PS2に基づいて選択ゲー
ト71、72によって選択し、加算器5に導くようにして
もよい。なお、例えばグループ1に関してのみ、1つの
信号パターンに1つのメモリを対応させ、グループ2に
関しては1つのグループに1つのメモリを対応させても
よい。
【0026】上記の図1、図5及び図7に示した実施例
の説明においては、(a)複数のメモリからの信号の読
み出しタイミングを制御して、該読み出された信号を加
算器に供給する方式(図1)、(b)メモリに信号をゼ
ロ信号を含めて記憶しておくことによって、複数のメモ
リから信号を常時読み出して加算器に供給する方式(図
1)、(c)複数のメモリから信号を反復的に常時読み
出し、該読み出された信号をメモリの後段に設けられた
ゲート手段(マスク回路6、選択ゲート71、72)によ
り選択的に加算器に供給する方式(図5、図7)につい
て説明したが、これらの方式を混在させてもよい。例え
ば、方式(a)と(c)とを組み合わせて、メモリ11
に関しては読み出しタイミングを制御して該メモリから
の信号を加算器5に直接供給し、一方、メモリ12に関
しては該メモリの後段にゲート手段を設けて、メモリ1
2から反復的に常時読み出される信号を所定のタイミン
グで選択的に加算器5に供給するようにしてもよい。ま
た、方式(a)と(b)との組み合わせ、方式(b)と
(c)との組み合わせ、方式(a)〜(c)のすべての
組み合わせ(グループ数が3以上の場合)が可能であ
り、いずれの組み合わせにおいても、メモリから加算器
に対して所望のタイミングで信号が供給されるよう、そ
れぞれの動作タイミングを考慮する必要があることは言
うまでもない。
【0027】本発明のさらに別の実施例を図8及び図9
を参照して説明する。この実施例においては、加算器6
の後段に、加算器5の入力端の信号y1(n)、y
2(n)、出力端の信号のいずれかを択一的に選択する
選択スイッチ8を設け、さらにカウンタ3の出力を検出
して制御信号を出力する選択スイッチ/加算器制御回路
9を設けている。そしてこれらの制御信号により、加算
器5及び選択スイッチ8の動作を制御して、加算器を加
算処理が必要な期間のみ動作させてその加算出力を出力
し、それ以外の期間は、信号y1(n)またはy2(n)
のいずれかを直接出力端に導くようにしている。
【0028】すなわちカウンタ3の計数値を回路9で検
出して、図9(c)、(d)、(f)に示されるような
制御信号C1、C2、C3を生成する。制御信号C1が
生成されている場合は、信号y1(n)を選択スイッチ
8を介して出力し、信号C2が生成されている場合は、
加算器5を動作させると共に選択スイッチ8を介して加
算器の出力を出力し、制御信号C3が生成されている場
合は、信号y2(n)を選択スイッチ8を介して出力す
る。このように制御することにより、図9(f)に示さ
れる出力を発生することができる。なお、隣接するグル
ープ間にインターバルが存在する場合について波形図を
示したが、インターバルが存在しない場合にも図8の構
成が適用可能であることは言うまでもない。また図8の
構成は、図1、図5、及び図7に示した実施例に適用可
能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、信号の
グループ毎に線形フィルタ処理してあらかじめ別々のメ
モリに記憶しておき、信号発生時にメモリから信号を読
み出すと共に、信号発生が第1のグループから第2のグ
ループに切り替わる時に所定の期間、第1及び第2のグ
ループの信号を加算して出力するように構成しているの
で、従来例に比べて線形フィルタ処理した複合信号を記
憶するためのメモリの容量を節約でき、そして本発明に
よれば、信号のグループ数、グループ内のパターン数が
多くなればなるほど、メモリ容量の節約効果が大きくな
る、という作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の動作原理を説明するための波形図であ
る。
【図3】本発明を2次元信号に適用する場合を説明する
ための説明図である。
【図4】複合信号のグループ間に短いインターバルが存
在する場合に、本発明を適用した場合の波形図である。
【図5】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図5に示した実施例の動作を説明するための波
形図である。
【図7】本発明のさらに別の実施例を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の他の実施例を説明するためのブロック
図である。
【図9】図8に示した実施例の動作を説明するための波
形図である。
【図10】従来例の構成を示すブロック図である。
【図11】従来例の動作を説明するための波形図であ
る。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のグループの信号が時間的にシリア
    ル配列された複合信号であって、隣接するグループとグ
    ループとのインターバルが所定時間以内である複合信号
    を、線形フィルタ処理した信号として発生する複合信号
    発生装置において、 複数のグループに対応してそれぞれ設けられ、グループ
    毎に線形フィルタ処理した信号を記憶している複数のメ
    モリ手段、 複数のメモリ手段から読み出された信号を加算して出力
    する加算手段、及び第1のグループの信号を発生すると
    きには該グループに対応する第1のメモリ手段に記憶さ
    れた信号を加算手段に供給し、信号の発生が第1のグル
    ープから第2のグループに切り替えられるグループ切り
    替え時に、第1及び第2のグループに対応する第1及び
    第2のメモリ手段の双方に記憶された信号を所定期間、
    加算手段に供給し、その後第2のメモリ手段に記憶され
    た信号を加算手段に供給するよう制御する制御手段を備
    えていることを特徴とする複合信号発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、制御手段は、それぞれのメモリ手段から信号を所定
    のタイミングで読み出すように、アドレスを発生するア
    ドレス発生手段で構成されていることを特徴とする複合
    信号発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、 複数のメモリ手段はそれぞれ、グループに分割せずに線
    形フィルタ処理した複合信号を記憶できる容量を有し、
    かつグループ毎に線形フィルタ処理した信号を記憶する
    と共にそれ以外のアドレスにはゼロ信号を記憶してお
    り、 制御手段は、複数のメモリ手段から同時に、信号発生期
    間に渡って信号を読み出すように、アドレスを発生する
    アドレス発生手段で構成されていることを特徴とする複
    合信号発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の複合信号発生装
    置において、アドレス発生手段は、複数のメモリ手段か
    ら信号を反復的に読み出すように、アドレスを反復発生
    するよう構成されていることを特徴とする複合信号発生
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、制御手段は、 複数のメモリ手段から同時に信号を反復的に読み出すよ
    うに、アドレスを発生するアドレス発生手段、及び複数
    のメモリ手段から読み出されたそれぞれの信号の通過/
    遮断を制御するマスク手段を備えていることを特徴とす
    る複合信号発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、 複数のメモリ手段の内の少なくとも1つのメモリ手段
    は、グループに分割せずに線形フィルタ処理した複合信
    号を記憶できる容量を有し、かつグループ毎に線形フィ
    ルタ処理した信号を記憶すると共にそれ以外のアドレス
    にはゼロ信号を記憶しており、 制御手段は、ゼロ信号を記憶しているメモリ手段から、
    信号発生期間に渡って信号を読み出すようにアドレスを
    発生し、かつゼロ信号を記憶していないメモリ手段か
    ら、所定のタイミングで信号を読み出すようにアドレス
    を発生するアドレス発生手段で構成されていることを特
    徴とする複合信号発生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、 複数のメモリ手段の内の少なくとも1つのメモリ手段
    は、グループに分割せずに線形フィルタ処理した複合信
    号を記憶できる容量を有し、かつグループ毎に線形フィ
    ルタ処理した信号を記憶すると共にそれ以外のアドレス
    にはゼロ信号を記憶しており、 制御手段は、ゼロ信号を記憶していないメモリ手段か
    ら、信号を反復的に読み出すと共に、ゼロ信号を記憶し
    ているメモリ手段から、信号発生期間に渡って信号を読
    み出すようにアドレスを発生するアドレス発生手段、及
    び少なくともゼロ信号を記憶していないメモリ手段から
    読み出された信号の通過/遮断を制御するマスク手段で
    構成されていることを特徴とする複合信号発生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、制御手段は、 複数のメモリ手段の内の少なくとも1つから信号発生期
    間中、反復的に信号を読み出すようアドレスを発生する
    と共に、複数のメモリ手段の内の他のメモリ手段それぞ
    れから、信号を所定のタイミングで読み出すようにアド
    レスを発生するアドレス発生手段、及び信号が反復的に
    読み出されたメモリ手段からの信号の通過/遮断を制御
    するマスク手段で構成されていることを特徴とする複合
    信号発生装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の複合信号発生装置におい
    て、 複数のグループは、3以上のグループであり、 複数のメモリ手段の内の少なくとも1つのメモリ手段
    は、グループに分割せずに線形フィルタ処理した複合信
    号を記憶できる容量を有し、かつグループ毎に線形フィ
    ルタ処理した信号を記憶すると共にそれ以外のアドレス
    にはゼロ信号を記憶しており、 制御手段は、 ゼロ信号を記憶しているメモリから、信号発生期間に渡
    って信号を読み出すようにアドレスを発生し、ゼロ信号
    を記憶していないメモリ手段の内の少なくとも1つのメ
    モリ手段から、反復的に信号を読み出すようにアドレス
    を発生し、かつその他のメモリ手段から所定のタイミン
    グで信号を読み出すようにアドレスを発生するアドレス
    発生手段信号が反復的に読み出されたメモリからの信号
    の通過/遮断を制御するマスク手段で構成されているこ
    とを特徴とする複合信号発生装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれかに記載の複合信
    号発生装置において、複数のグループの内の少なくとも
    1つのグループが、複数の信号パターンを含んでおり、 制御手段は、信号パターンの1つを選択するパターン選
    択手段を備えていることを特徴とする複合信号発生装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の複合信号発生装置に
    おいて、パターン選択手段は、メモリ手段の上位アドレ
    スを指定する上位アドレス発生手段で構成されているこ
    とを特徴とする複合信号発生装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の複合信号発生装置に
    おいて、 複数の信号パターンを含んでいるグループに対応してい
    るメモリ手段は、該信号パターンに対応した複数のメモ
    リで構成されており、 パターン選択手段は、これらメモリと加算手段との間に
    設けられ、メモリの出力を択一的に選択する択一選択ゲ
    ートで構成されていることを特徴とする複合信号発生装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12いずれかに記載の複合
    信号発生装置において、該複合信号発生装置はさらに、 加算手段のいずれかの入力端子、もしくは出力端子を選
    択的に複合信号発生装置の出力端子に接続するための出
    力選択手段、及び該出力選択手段及び加算手段の動作を
    制御する手段であって、グループの切り替え時にのみ、
    加算手段をアクティブ状態にすると共に加算手段の出力
    が出力選択手段を介して出力されるように制御する手段
    を備えていることを特徴とする複合信号発生装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13いずれかに記載の複合
    信号発生装置において、隣接するグループとグループと
    のインターバルが、ゼロである場合を含んでいることを
    特徴とする複合信号発生装置。
  15. 【請求項15】 複数のグループの信号が時間的にシリ
    アル配列された複合信号であって、隣接するグループと
    グループとのインターバルが所定時間以内である複合信
    号を、線形フィルタ処理した信号として発生する複合信
    号発生方法において、 グループ毎に線形フィルタ処理した信号をそれぞれ記憶
    した複数のメモリ手段から、第1のグループに対応する
    信号を読み出して出力端子から出力するステップ、 第1のグループから第2のグループへの切り替え時に、
    第1及び第2のグループに対応する信号の双方を所定期
    間メモリ手段から読み出し、かつ加算して出力端子から
    出力するステップ、及びその後、第2のグループに対応
    する信号を読み出して出力端子から出力するステップを
    含んでいることを特徴とする複合信号発生方法。
  16. 【請求項16】 複数のグループの信号が時間的にシリ
    アル配列された複合信号であって、隣接するグループと
    グループとのインターバルが所定時間以内である複合信
    号を、線形フィルタ処理した信号として発生する複合信
    号発生方法において、 複数のグループに対応してそれぞれ設けられ、それぞれ
    が、グループに分割せずに線形フィルタ処理した複合信
    号を記憶できる容量を有する複数のメモリ手段であっ
    て、グループ毎に線形フィルタ処理した信号を記憶する
    と共にそれ以外のアドレスにはゼロ信号を記憶した複数
    のメモリ手段から、信号発生期間に渡って同時に信号を
    読み出すステップ、及びこれらメモリ手段から読み出さ
    れた信号を加算して出力端子から出力するステップを備
    えていることを特徴とする複合信号発生方法。
  17. 【請求項17】 複数のグループの信号が時間的にシリ
    アル配列された複合信号であって、隣接するグループと
    グループとのインターバルが所定時間以内である複合信
    号を、線形フィルタ処理した信号として発生する複合信
    号発生方法において、 複数のグループに対応してそれぞれ設けられ、グループ
    毎に線形フィルタ処理した信号を記憶した複数のメモリ
    手段から、同時に信号を反復的に読み出すステップ、 第1のグループの信号を発生するときには、該グループ
    に対応する第1のメモリ手段からの信号を通過させ出力
    端子から出力するステップ、 信号の発生が第1のグループから第2のグループに切り
    替えられる時には、第1及び第2のグループに対応する
    第1及び第2のメモリ手段の双方からの信号を所定の期
    間通過させ、かつ加算して出力端子から出力するステッ
    プ、及びその後、第2のメモリ手段からの信号を出力端
    子から出力するステップを含んでいることを特徴とする
    複合信号発生方法。
  18. 【請求項18】 請求項15〜17いずれかに記載の複
    合信号発生方法において、 複数のグループの内の少なくとも1つのグループが、複
    数の信号パターンを含んでおり、 複合信号発生方法は、信号パターンの1つを選択するパ
    ターン選択ステップを含んでいることを特徴とする複合
    信号発生方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の複合信号発生方法に
    おいて、パターン選択ステップは、メモリ手段の上位ア
    ドレスを指定するステップであることを特徴とする複合
    信号発生方法。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の複合信号発生方法に
    おいて、 複数の信号パターンを含んでいるグループに対応してい
    るメモリ手段は、該信号パターンに対応した複数のメモ
    リで構成されており、 パターン選択ステップは、これらメモリの出力を択一的
    に選択する択一選択ステップであることを特徴とする複
    合信号発生方法。
  21. 【請求項21】 請求項15〜20いずれかに記載の複
    合信号発生方法において、隣接するグループとグループ
    とのインターバルが、ゼロである場合を含んでいること
    を特徴とする複合信号発生方法。
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